Microsoftは今春、技術企業買収としては史上最大となる案件の1つをまとめる寸前までいっていたという。 CNBCによると、世界最大のソフトウェア企業であるMicrosoftとサンフランシスコを拠点とするクラウドコンピューティング企業Salesforce.comとの協議は、Microsoftが550億ドルを提示したことで、重要局面を迎えていたという。しかし、Salesforceの最高経営責任者(CEO)のMarc Benioff氏が最大700億ドルを要求し、金額面で折り合いがつかなくなったことで、協議は不成立に終わったという。 Salesforceの市場評価額は現在、490億ドルだ。Microsoftは、950億ドル以上の現金および現金同等物を保有しており、Salesforceのような企業の買収に利用することが可能な状態になっていた。MicrosoftによるSalesforce買収のうわ