エンタープライズ向けクラウドストレージサービスを展開する米ボックス。グローバルで約3700万人以上、4万7000社で導入されており、米国ではプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やゼネラル・エレクトリック(GE)といった大手民間企業や米司法省、日本でも楽天やグリー、第一三共、早稲田大学など、導入が広がっている。NTTコミュニケーションズと提携し、VPN環境下でも利用できるようにするなど、着々と日本市場のエンタープライズ領域に歩を進めている(関連記事:米ボックス、クラウド移行に躊躇(ちゅうちょ)する日本企業に用意した「奥の手」)。来日した米ボックスの共同創業者兼CEO(最高経営責任者)のアーロン・レヴィ氏に話を聞いた。