米国家安全保障局(NSA)が定期的に米国製のルータやサーバを輸出前に入手し、情報収集用のバックドアツールを密かに追加していたことの証拠となる文書が、5月13日に出版された告発本「NO PLACE TO HIDE」で紹介された。 本書は、元CIA職員のウイリアム・スノーデン氏がNSAから持ち出した大量の極秘文書と、スノーデン氏との会話に基いて、元英Guardianの記者、グレン・グリーンウォルド氏が執筆したものだ。 第3章「Collect It All」には画像付きで2010年6月のNSAの幹部による関連報告書が掲載されている。これによると、NSAは入手したネット機器をTailored Access Operations/Access Operations(TAO)チームに送り、TAOチームがツールを埋め込んで梱包しなおして配送ルートに戻していた。 グリーンウォルド氏は本書で、NSAが米Ci
Facebookはこのたび、Cisco Systemsを「友達」に追加した。 両社は提携を結び、レストラン、ホテル、小売店舗、その他公共の場所を対象に、Facebookのネットワークと連携する統合Wi-Fiチェックイン体験を提供する。こうしたサービスを利用することで、小売店舗は顧客に関するさらに多くのデータを入手でき、よりターゲットを絞ったアドバイス、広告、または割引が可能になる。 この取り組みは、「Cisco Connected Mobile Experience(CMX)with Facebook Wi-Fi」という長い名称を持ち、複数のサービスとルータ機器の組み合わせで構成されているが、レストランチェーンBonefish Grillの2店舗を含む複数の企業でテストが現在進められている。 顧客は店舗に足を踏み入れると、Wi-Fiネットワークに接続することができ、ここから自動でFaceb
米シスコ(Cisco)は14日、「Cisco Visual Networking Index (VNI) Global Mobile Data Traffic Forecast for 2011 to 2016」の結果を発表した。これによると、2011年から2016年にかけての5年間で、世界のモバイルデータトラフィック量は18倍増加し、2016年には1ヵ月あたり10.8エクサバイト(年間130エクサバイト)に達すると推測されている。 130エクサバイトとは、例えば、DVD330億枚、MP3ファイル(音楽/オーディオ)4300兆本、SMSテキストメッセージであれば81京3,000兆通に相当する量。1エクサバイトは100万テラバイトに相当する。 こうした急速な拡大が見込まれる要因の1つはモバイルインターネットに接続されるデバイスの激増で、その数は2016年には世界人口(予測値73億人)を上回る
米Cisco Systemsは2月15日(現地時間)、自社ブログにて米MicrosoftによるSkype(ルクセンブルグ)買収を承認した欧州委員会(EC)に対し、この判断を不服として欧州連合の一般裁判所に提訴したことを明らかにした。買収後に計画されているMicrosoftのプラットフォームへのSkype統合は、動画通話の相互運用性を損なうと主張している。 Microsoftが人気VoIPサービスのSkypeを85億ドルで買収すると発表したのは、2011年5月のこと。取引は欧・米当局の承認を得た後となる同年10月に完了している。 今回CiscoはECの承認に対して、ビデオ通話の相互運用性の点から不服を申し立てた。「われわれは欧州委員会を尊重しているし、顧客、サプライヤー、パートナー、ライバルとしてのMicrosoftも尊重している」とし、「すぐに行動を起こさなかった」と説明している。 Cis
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