006年10月29日、北海道札幌でひらかれた「北海道はこれでいいのか!『道政・道警・裏金報道』を考える集い」のパネルディスカッションの模様をノーカットでお送りいたします。 パネラーは、《ざ・こもんず》ブロガーの田原総一朗氏、ジャーナリストの大谷昭宏氏、作家の宮崎学氏。 他、ジャーナリストの魚住昭氏、元道警釧路方面本部長の原田宏二氏、北海道大学大学院教授の山口二郎氏、司会は弁護士の市川守弘氏です。 さらに、会場から飛び入りで衆議院議員の鈴木宗男氏が発言しています。
ちょっとばかり世間が騒いでいるのに、肝心のこのコラムで触れていないというのも、いささかおかしい。そこで、いつもこのコラムを見て下さっているみなさんに、当事者からきちんと経緯を説明しておきたい。 8月半ばの東京新聞「こちら特報部」の紙面や、9月4日号の週刊誌「アエラ」がずい分、大きく取り上げてくれた。中でも「アエラ」の記事は私も存じ上げている河原理子さんのペンによるものだが、同業者ながら、おもしろく、それでいて、実にわかりやすくまとめてくれていると感心した。 〈警察批判本の訴訟に乱入〉〈オレたちを訴えろ〉の見出しで「北海道新聞が追及した道警裏金問題で、思わぬ場外乱闘。訴えられてもいないのに『被告』になることができる?どういうこと?」のリード。 この被告でもないのに「オレたちを訴えろ」と場外乱闘に持ち込んだ「オレたち」こそ、私と、私の友人というか変友、作家の宮崎学なのだ。 え、「どうい
新聞協会賞にも輝いた北海道新聞(道新)による道警不正支出問題報道。その取材記者らが執筆した本について、当時の道警幹部が「ねつ造だ」と訴えた。が、共著者で作家の宮崎学氏ら2人はなぜか訴えの対象外。そこで「補助参加」という形で被告側に割り込みを図った。彼らが「火中のクリ」を拾いに出た理由とは─。 被告席に立つ! 「不正支出」で元道警幹部が記者ら提訴 「補助参加」で訴訟に”乱入” マスコミと警察の問題点「全国に発信できる」 名誉を傷つけられたとして慰謝料を求め、5月末に出版社と道新、さらに同社の取材記者二人らを訴えたのは道警の元総務部長の佐々木友善氏(現在、独立行政法人自動車安全運転センター北海道事務所役員)。 一方、共著者でありながら被告から外されたため、今月初め、訴訟への補助参加を札幌地裁に申し出たのは宮崎氏とジャーナリストの大谷昭宏氏だ。 訴訟でやり玉に挙がったのは、両氏と道新記者2人が対
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年2月10日 [ジャーナリズム]北海道新聞は死んだか 熊本日日新聞(熊日)の日曜コラム「論壇」に月1回のペースで寄稿している。昨年12月にはこのブログの初回のテーマと同じ「ソニーを蝕むウイルス」を載せた。正月は特別紙面建てでお休みとなり、2月5日掲載の順番が回ってきた。熊日に遠慮して5日あけたから、もうここに載せてもいいだろう。 南と北で地域が違うとはいえ、同じ地方紙の報道への問いかけだから、掲載してくれた熊日の勇気に感謝する。見出しは「調査報道の復権を」だが、読めばおわかりの通り、北海道新聞または調査報道そのものに「死んだか」と問いかけるのがテーマである。 割愛した道新編集局長の名を復活させるなど、熊日版とはわずかな異同がある。これは「最後から二番目のバージョン」と言っていい。 ときどき、そのメダルを手にのせてみる。18Kだから少し重い
今朝(17日)の朝日新聞に「道新おわび 道警『法的措置も』記事削除応じぬ場合」というタイトルで、道警による謝罪要求がまだ続いていることが報じられていました(道内・16頁)。弱みを握られていったん屈服した道新側に対して、道警による恫喝がエスカレートしてきたようです。 「おわびと社内調査をまとめた同社の14日の記事について、道警は16日『納得のいくものではない』として問題の昨年の記事の削除と、社会調査記事の説明を求める文書を出した」 今回道警が不満とした道新14日朝刊のお詫び記事こそ、一読して不愉快きわまりない代物でした。私はこんなもののために道新を購読しているのではありません。権力の行使をモニタリングする、市民のための「情報の流通」を期待しているのに、何ということだろうか、と唖然とさせられました。(ついでに、道新がお詫び記事を掲載したことを報じる全国紙の伝え方にも、警察の権力に擦り寄ってる感
すでに多くの方がエントリを立てていると思うが、北海道新聞がおわび 「道警の泳がせ捜査失敗」記事(アサヒ・コム)。 朝日はご丁寧に内部事情を説明している。 >同社は、03年11月に発覚した道警の裏金問題についてのキャンペーンで、04年度の日本新聞協会賞を受賞。今回の「泳がせ捜査」の記事は「裏金問題」とは直接関係ないが、担当したのは裏金問題を取材した当時の道警担当キャップとデスクだった。(引用終わり) 要は「裏金報道も十分な裏付けがなかったりしてね。新聞協会賞にそぐわないんでないの」ってことか。実際、道新が協会賞を返上したらどう書くのだろう。「泳がせ捜査」に関するおわび記事とは直接関係ない裏金問題についてのキャンペーンで…って? 北海道の全国紙・通信社記者は道新元社員の広告経費着服と「おわび」の関係を知っておきながら、そのことには一切触れずにニュースを発信した。理由は、道新の二の舞にならないた
Hiroshima Peace Site 広島平和記念資料館 日本弁護士連合会 弁護士会も頑張っています! イラクボディカウント イラクで日々、私たちと同じ罪のない民間人が死んでいく 05・12・20早稲田大学文学部でのビラ撒き不当逮捕を許さない 大学にきっちり謝罪させましょう!! News for the people 市民のためのニュースサイト 兵庫県弁護士九条の会 尊敬すべき先輩が参加している会です 弁護士梓澤和幸のページ 表現の自由、外国人の人権に取り組む先輩弁護士のHP 監獄人権センターHP 監獄の中で自由を奪われた人たちの人権に関心を寄せるすべての方々へ 憲法メディアフォーラム 憲法を巡るニュースを発信するサイト アリさんとジェインさんのHP 入管収容施設問題を考える アムネスティ・インターナショナル日本 GPPAC(ジーパック) 「紛争予防」を目的とした、世界的なNGOプロジ
北海道警の裏金問題を暴き、新聞協会賞を受賞していた北海道新聞社がどうやら道警と手打ちした模様です。北海道新聞のHPにお詫び記事が掲載されていましたので、引用しておきます。まずはこちらをご覧ください(長いのでお詫び記事を別エントリーにしました)。 この記事を読んで、まず一番に疑問に思うのは、公判において稲葉警部が『泳がせ捜査があった』と上申書を提出している点、元北海道警釧路方面本部長の原田宏二氏がこの問題に言及している(詳しくは「警察内部告発者・ホイッスルブロワー」をご覧ください)にもかかわらず、道警が主張する『事実無根である』との見解を受け入れ(受け入れたように見せかけ)、なぜお詫びを載せなければならないのかです。『泳がせ捜査がなかったという確証も得られませんでした』ともあります。よく記事を読み込んだ読者は首をひねるでしょう 通称稲葉事件(「北海道警察の冷たい夏 (講談社文庫)」も参考にな
道新が、例の件で本日(14日)付けでおわびを掲載した。 一面二段に「『泳がせ捜査』の記事でおわびします」との見出しで詫び、34面に「裏付け取材不足 『組織的捜査』確証得られず」 全国民を震撼させたあの稲葉事件に関わる記事。 WEB版おわび記事:(道新サイト) 訂正は見あたらないようだが、“不適切なものであったのとの結論に至った”との記述がある。 一方でWEB版によると、道警は「今回の記事内容によれば、当該記事の訂正も行われておらず、道民の誤解を解くものとは言えない」とコメントしたらしい。 問題となっている記事は「疑いがある」と報じたものらしく、断定したものではない。 警察は道新に「“誤解”を解け」などと講釈を垂れる前に自分の“信頼回復”に務めろってーの… 一面: 34面本文: 毎日関連記事 毎日の「処分は」との問いに対しては「検討する」とかわした。 ブログ「情報流通促進計画 by ヤメ記者
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