米大統領選、主要メディアがジョー・バイデンさんの当選確実を報じました。まだ開票は終わっていないし、トランプ陣営は郵便投票の不正について裁判を起こすとしているので、SNSプラットフォームもGoogleさんも、選挙関連のフェイクニュースや扇動投稿の対処に引き続き神経を尖らせていなければならなそうです。 IT大手にとっては、トランプさんよりはバイデンさん政権の方が楽になるでしょう。貴重な人材源である移民に関する政策と、ネット中立性問題について、民主党はトランプさんのやり方にずっと反対していたので。セクション230関連も、トランプさんほどには結論を急いでいません。 一番ほっとしているのはTwitterでしょう。トランプさんは大統領を退任してからもツイートを続けるでしょうが、影響は激減します。来年1月20日にトランプさんが大統領じゃなくなると、Twitterは特別扱いをやめるでしょうし。 ただし、独
Firefoxの“別人格での同時ログイン”機能「Containers Feature」、Nightlyでテスト開始 Mozillaは6月16日(現地時間)、Webブラウザ「Firefox」のNightlyビルドのバージョン50に、新機能「Containers Feature」を追加したと発表した。4つの分離したコンテナシステムにより、例えば同じサービスに異なるアカウントで同時にログインできる。 セキュリティエンジニアのタンヴィ・ヴァイアス氏は、「人は、日常生活では状況によって異なる人格を使い分ける。例えば自分の娘に対する態度と、オフィスでの態度は違う」が、「Webを使う場合はそれがうまくできない。オンラインショップで子供服を買うためのWebブラウジングと仕事中のWebブラウジングを分離するのは(1つのWebブラウザでは)難しい。Containers機能は、この問題を解決する。つまり、Fir
ウェブブラウザOperaをリリースしているノルウェー企業Opera Softwareは、中国企業のコンソーシアムによる買収提案を受け入れ、株式の売却を決定した。1株あたりの価格は71ノルウェークローネ(約928円)で、全株式が売却された場合、買収総額は約104億クローネ(約1360億円)となる。 コンソーシアムによる買収提案は2月にOpera Softwareの取締役会で承認され、株主に対して5月24日までにすべての発行済み株式を売却するように勧めていた。この期限までに、91.4パーセントの株式の売却が決まり、コンソーシアムによるOpera Softwareの買収は成立の見込みが立った。最終的には他の条件を確認したコンソーシアム側が公告を出すことになる。 Operaは1996年に公開されて以来、その先進性が欧州などで根強い人気を持ち、近年も広告ブロック、VPN対応、省電力機能などをいちはや
あなたのサイトはIEにどれくらい対応しているだろうか。IEなどの古い「レガシーブラウザー」にいつまでも対応し続けることは、決してユーザーのメリットにはならず、逆に多大なセキュリティリスクを背負わせてしまうことになる。 Webブラウジング環境を最新のモダンブラウザーに移行することで、ユーザーに対してより安全かつ快適、高機能なコンテンツを提供することが可能となり、同時にWeb開発者が抱えている作業負担やストレスも大幅に軽減することができる。 本記事では、なぜヤフーは古いIEのアップデートを促したのか、そのポリシーと方法もインタビューで明らかにする。 20年の歴史を経て、Webブラウザーは新世紀を迎えたマイクロソフトはWindows標準のWebブラウザーInternet Explorer(IE)のサポートポリシーを大きく変更した。新ポリシーが発動するのは2016年1月12日(米国時間)である。こ
「(ユーザーの選択の自由という点で)Microsoftが劇的に後退したことに非常に落胆した」──。Mozillaのクリス・ベアードCEOは7月30日(現地時間)、米Microsoftのサティア・ナデラCEO宛の公開書簡でこう嘆いた。 これは、Microsoftが29日にリリースした「Windows 10」で、デフォルトブラウザが同社の「Edge」に設定されていることを問題視したもの。Windows 7/8.1でFirefoxやChromeを使っていても、Windows 10にアップグレードするとデフォルトブラウザがEdgeになってしまうという。 Webブラウザの選択の自由に関しては、MicrosoftはかつてInternet Explorer(IE)をWindowsに同梱したことが独禁法違反とみなされ、欧州委員会からたびたび制裁を受けている。 Windows 10でFirefoxやChro
同氏が率いるノルウェーVivaldi.comは1月27日(現地時間)、VivaldiのWindows、Mac、Linux向けテクニカルプレビュー版を公式サイトで公開した。日本語化もされている。 テッツナー氏は1995年にOperaを創業し、2010年までCEOを務めた。2005年の「Opera 8」リリースの際には、「4日で100万ダウンロードを達成したら大西洋を泳いで横断する」と宣言してチャレンジ(未達)し、話題を呼んだ。取締役会および幹部との間で経営に関する意見の相違があるとして2011年に同社を退いた後も、Operaコミュニティーに留まっていた。 同氏は約1年前、Operaがコミュニティーサービス「My Opera」を閉鎖することを受け、代替サービスVivaldi.netを開設した(現在も稼働中)。今回同名のWebブラウザを公開したのは、「かつてわれわれが愛したOperaはその方向性
ウェブブラウザー 『Firefox』 を開発しているMozilla社から重大な発表がありました。同社のセキュリティーに関するブログ『Mozilla Security Blog』 (関連サイト)において、先月28日付けのエントリーで「セキュリティー強化のため、将来的にプラグインを廃止する」という記載がありました。 すでに現行バージョンでは、デフォルト設定でプラグイン無効となってており、ユーザーが有効・無効を選択する“click-to-play”機能が動作するようになっている。Mozilla側からは、「今後、ウェブサイト制作者はプラグインの利用を停止してもらいたい」と強くコメント。 しかし、Firefoxのプラグインはなくてはならない存在であることをMozillaも重々承知しており、人気プラグインなどは当面利用できるように“plugin whitelist”(Mozillaがセキュリティーが保
脆弱性はWebブラウザそのものに原因があるとは限らず、問題の大部分は、Adobe ShockwaveやOracle Javaなどのプラグインに起因していた。 多くのユーザーはWebブラウザを最新版に更新していても、プラグインの更新までは手が回らずに深刻な脆弱性を放置した状態になっている――。セキュリティ企業Qualysの調査でそんな実態が浮かび上がった。 同社はWebブラウザの状態をチェックするオンラインツール「Qualys BrowserCheck」を通じて、ユーザー140万人から収集したデータを集計した。 その結果、39%のマシンにリモートからのコード実行や個人情報の流出などにつながりかねない重大な脆弱性が見つかった。ブラウザ別にみると、Google Chromeの約40%、MozillaのFirefoxは35%、MicrosoftのInternet Explorer(IE)は41%に
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