建築物自体がアート、という美術館や博物館がありますよね。 フィンランドの美術館、「Serlachius Art Museum Gösta」は、現在の総面積に新しい展示スペースを3倍に拡張するため、2010年12月に国際デザインコンペを行いました。そして42カ国から579案の応募があったのだとか。 見事採用されたスペインの建築スタジオ「MX-SI」のデザインがこちら。 周りの自然や既存の建物にも調和しています。白を基調としたガラス張りのデザインは明るく美しく、採用されたのも納得です。 一方でこの作品以外にも、このコンペにエントリーしていたデザインが公開されています。 その中で、仕切りのない構造の作品が気になったのでご紹介します。 外側は、まさにアートなデザイン。 極力仕切りがなく、左右非対称なのが面白い。強度も気になりますが、こんな空間に行ってみたい。 天井のうねりや開放感、そして床に座って