7月14日、菅義偉官房長官は午前の会見で、天皇陛下が生前退位の意向を固められたとの報道に関して、「報道は承知しているが、政府としてコメントすることは控えたい」と述べた。写真は都内で昨年2月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 14日 ロイター] - 菅義偉官房長官は14日午前の会見で、天皇陛下が生前退位の意向を固められたとの報道に関して「報道は承知しているが、政府としてコメントすることは控えたい」と述べた。長官自身がこの件について報道の前に把握していたかとの質問には「まったく承知してない」と答えた。 宮内庁次長が報道を否定していることに関しては「宮内庁の次長がそういわれたとおりではないか」との見方も示した。また、皇族の減少という問題に関して、内閣官房に皇室典範改正準備室が設置されているが、そこで生前退位などについて検討することは「考えていない」と述べた。有識者会議で議