【デトロイト=小雲規生】世界最大級の自動車見本市、北米国際自動車ショーが11日、ミシガン州デトロイトで開幕した。日米欧などの自動車各社が戦略車や試作車などを発表。米国の自動車市場は2015年に過去最高の販売台数を記録しており、各社は高級感や経済性をアピールして消費者への浸透を狙う。 ショーの開幕にあたって発表された、北米で発売された優れた新型モデルに贈られる16年の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」では、乗用車部門でホンダ・シビックが受賞した。日本車の受賞は08年以来8年ぶり。 ショーでは日本勢のトヨタ自動車が高級車ブランド「レクサス」で新型車を発表。ホンダはピックアップトラックの新型車、日産自動車はスカイラインの新型車をお披露目する。米国勢ではゼネラル・モーターズ(GM)がシボレーブランドの高級車を発表する。