全日空(ANA)、日本航空(JAL)は2022年3月2日(水)、ロシア上空の飛行について、代替経路の検討に入ったと明らかにしました。ANA平子社長、JAL赤坂社長が両社とも同様に対応していると語っています。3月2日(水)現在、ANA、JALともにロシア上空を経由してヨーロッパ路線を運航しています。 現在、ANA・JALに加え、日本貨物航空(NCA)が、シベリア上空を飛行し、日本とヨーロッパを結ぶ路線を運航しています。コロナ禍で旅客が少ないものの、貨物需要に対応しており、人流・物流を支える重要な国際線です。日本のほか、韓国、中国、台湾の航空会社がロシア上空を飛行して東アジアとヨーロッパを結んでいます。ANA平子社長は、ウクライナ情勢は時々刻々と変化しており、安全第一を念頭に対応しているとコメントしています。 3月1日(水)にはアメリカのバイデン大統領が一般教書演説で、ロシア国籍機によるアメリ