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気球に関するiwamototukaのブックマーク (5)

  • ISAS | 大気球実験B10-01 終了 / トピックス

    2010年9月1日(日)4時48分に、気球を利用した超音速飛翔体の飛行実験を目的としたB10-01実験として、2010年度第二次気球実験の3号機を連携協力拠点 大樹航空宇宙実験場より放球しました。この気球は満膨張体積300,000m3の大型気球で、およそ毎分300mの速度で上昇しました。 気球は、放球2時間後に大樹航空宇宙実験場東方約40kmの太平洋上において高度37.6kmで水平浮遊状態に入りました。7時04分に指令電波により超音速飛翔体を切り離し、引き続き7時17分に制御機器部を気球から切り離しました。超音速飛翔体、制御機器部はそれぞれ大樹航空宇宙実験場東南東約40kmおよび70kmの着水予定海域に降下し、9時05分までに回収船によって回収されました。 実験では、気球を利用して将来のスペースプレーン技術を習得する研究の一環として、音速以上に機体を加速する実験システムの実証と、スペース

  • ISAS | 大気球実験B10-02 終了 / トピックス

    2010年8月22日(日)5時12分に、成層圏大気のクライオサンプリングを目的としたB10-02実験として、2010年度第二次気球実験の初号機を連携協力拠点 大樹航空宇宙実験場より放球しました。この気球は満膨張体積100,000m3の大型気球で、成層圏大気を採取しながら上昇しました。 気球は、放球2時間30分後に十勝港東方約75kmの太平洋上において高度34.5kmで水平浮遊状態に入りました。その後気球は約2時間30分の間、西方に飛翔し、10時08分に指令電波により観測器を気球から切り離しました。切り離した観測器は十勝港東南東約25kmの海上にパラシュートで緩降下し、11時11分までに回収船によって回収されました。 実験の目的は、液体ヘリウムを用いるクライオジェニック法で希薄な成層圏大気を固化して大量に採集するものであり、得られた試料空気は温室効果気体をはじめとしたさまざまな大気成分の濃

  • ISAS | 2010年度第二次気球実験の実施について / トピックス

    【実験期間】8月16日(月)~9月18日(土)(実験予備期間を含む) 【実験場所】大樹航空宇宙実験場(北海道広尾郡大樹町) 9月8日のBS10-06実験を持って第二次実験を全て終了しました。 B10-01 気球を利用した超音速飛翔体の飛行実験(その1) ジェットエンジンを用いた二段式スペースプレーンの開発を目指した研究の一ステップとして、スペースプレーンの実現に必要な主要技術を実証するための気球を利用した飛行実験システムを構築する。さらに、気球から供試体を落下させ、最大マッハ数2程度の超音速飛行状態において空気吸い込み式エンジンを着火、作動させ、水平尾翼のスケジュール操舵によって空気力を用いた機体の引き起こし動作を行って、水平滑空状態に移行することにより、ジェットエンジン技術の超音速(マッハ2)までの飛行実証を行う。 なお、実験は2010年度第一次気球実験で予定し、気象条件が不適のため実

  • JAXA|吉田哲也 大気球で新しいチャレンジ

    Q. JAXAが大気球による実験を行う目的は何でしょうか? 宇宙科学実験用の大気球は一般的に知られる熱気球とは違い、ヘリウムガスを使う無人気球で、旅客機の3~4倍の高度の成層圏に実験装置を運びます。宇宙科学では、宇宙や地球がどのようにしてできて、この先どうなっていくのか、どのようにして宇宙の最前線に行くのかなどを研究しています。こうした研究を進めるうえで、地上ではなく宇宙にでかけていくのには大きく分けて3つ理由があると思います。1つ目は、地上だと空気が邪魔をして、宇宙から来るものが見えないから。2つ目は、ある特定の場所での現象をその場で観測したいので。3つ目は、地上とは違って高度が高く、空気がない、空気が薄いという環境そのものを利用して実験をしたいからです。 大気球は浮力で浮かんでいますので、飛翔する場所は大気から逃れることができませんが、気球特有の利点を活かして使われています。宇宙や地球

  • ISAS | 2008年度第二次気球実験の実施について / トピックス

    B08-01 大気球実験システム実証試験(1) 大樹航空宇宙実験場における大気球放球の第1号機として、今後頻繁に使用することが見込まれる、重い機器を飛翔させる大重量物搭載型気球の代表的型式である満膨張体積100,000m3の大型気球を放球し、高度35km程度を飛翔させる。 大重量機器(今回は370kg)を搭載した気球の放球、管制、回収を実施し、大樹航空宇宙実験場における大気球実験システムの健全性を確認する。 【使用気球】満膨張体積:100,000m3 搭載機器:370kg) B08-02 大気球実験システム実証試験(2) 大樹航空宇宙実験場における大気球放球の第2号機として、今後頻繁に使用することが見込まれる、高い高度を飛翔させる高高度飛翔型気球の代表的型式である満膨張体積300,000m3の大型気球を放球し、高度40km以上を飛翔させる。 高高度(今回は42km程度)を飛翔する気球の放球

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