23日午後、気象衛星「ひまわり」の画像を作成する地上のシステムに不具合が生じ、一時、気象会社などに画像が配信できなくなりましたが、気象庁は配信を再開し、不具合の原因を調べています。 23日午後0時半ごろ、気象衛星「ひまわり」で撮影している画像が一部の気象会社や放送局などに配信できなくなり、気象庁のホームページでも表示されなくなりました。 「ひまわり」の画像は、東京都内の気象庁の施設にあるシステムで30分ごとに作成され、民間事業者に配信されています。 気象庁によりますと、このシステムに不具合が生じていたということで、システムの一部を停止させたところ、正常に作動するようになったということです。 画像の配信は午後6時すぎにおよそ6時間ぶりに再開され、ホームページにも表示されています。 気象庁の内部では不具合があったシステムを経由せずに画像を作成できるため、予報などの業務に影響はなかったということ