例年ゴールデンウィーク明けは私にとって鬼門なのだが、今年は特にひどくて、金曜日に帰宅するや、疲れがどっと吹き出した。 ブログもほとんどまともに書けないありさまだが、予想通り辛坊治郎が読売テレビでやっている極右番組で、消費税増税キャンペーンをしつこくやっていたことを記しておく。番組では、視聴者から寄せられた意見で消費税増税容認が70%に昇ったとして鳩山政権を批判していたが、そりゃテレビ朝日その他ともども、あれほど一方向に偏った主張を垂れ流し続ければそうなるだろう。番組では梅田駅前で街の声を拾っていたが、マスコミによる刷り込みが奏功していることを痛感させられた。与党のブレーンにして、税調専門家委員会の委員長である福祉国家志向の財政学者がいくら岩波新書で自説を論じても、そんな本を読む読者などほんの一握りだ。いったい発行部数は何部くらいなのだろうか。一方、辛坊の極右番組の視聴率は数パーセントだろう