シャープがディスプレイ事業を「縮小」、黒字化最優先で再起を図る:23年度決算も大幅赤字(1/2 ページ) シャープの2023年度決算は、売上高が前年比8.9%減の2兆3219億円、営業損益が203億円、最終損益が1499億円と大幅赤字だった。ディスプレイデバイスの不振が影響したもので、同社は「今後は黒字化に向けて、デバイス事業を縮小する」と発表した。
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シャープがディスプレイ事業を「縮小」、黒字化最優先で再起を図る:23年度決算も大幅赤字(1/2 ページ) シャープの2023年度決算は、売上高が前年比8.9%減の2兆3219億円、営業損益が203億円、最終損益が1499億円と大幅赤字だった。ディスプレイデバイスの不振が影響したもので、同社は「今後は黒字化に向けて、デバイス事業を縮小する」と発表した。
船井電機が受託生産事業を拡大へ、車載向け直下型バックライトなどを披露:日本ものづくりワールド 2023 船井電機は、「日本ものづくりワールド 2023」内の「第1回 ものづくりODM/EMS展」において、グループ傘下の中国船井電機(広島県福山市)で受託生産を行っている車載向け直下型バックライトなどの製品を披露した。 船井電機は、「日本ものづくりワールド 2023」(2023年6月21~23日、東京ビッグサイト)内の「第1回 ものづくりODM/EMS展」において、グループ傘下の中国船井電機(広島県福山市)で受託生産を行っている車載向け直下型バックライトなどの製品を披露した。 船井電機と言えば「FUNAI」ブランドの液晶テレビや有機ELテレビなどで知られているが、実は約20年前から中国船井電機を中心に受託生産事業を展開している。「主力製品であるテレビの技術を基に液晶ディスプレイ関連の受託生産を
韓Seoul Semiconductor(ソウル半導体)は、1月5日から米国ラスベガスで開催される「CES 2022」にて、自動運転車用マイクロLEDディスプレイを含む3種類の最新LED技術を展示すると発表した。 その3種類の技術概要は以下の通り。 自動運転車の外部に装着可能で太陽光の下でも判読可能なマイクロディスプレイ技術「WICOP mc」 対向車や歩行者のまぶしさなどの不便さを最小化する人工知能搭載ヘッドランプ技術「WICOP ADB」 自動車の室内空間向け除菌ソリューション「Violeds」 同社によると、WICOP mcは自動運転車の車外に取り付けられたディスプレイに運転者と車の状況などをテキストで表示することで、周辺の自動車や自転車、歩行者と安全のための情報を表示する技術だという。従来の1000ニット(nits)未満の液晶や有機ELディスプレイの明るさでは、太陽光に直接露出する
産業技術総合研究所(産総研)と東亜電気工業は、入射角60度と広範囲で世界最高レベルの低反射特性を実現しながら、高い防雲機能も併せ持つ「ナノ構造体」を開発した。大面積で曲面の車載パネルや小型超広角レンズなどへの応用に期待する。 入射角60度で、従来比7分の1に反射を低減 産業技術総合研究所(産総研)製造技術研究部門表面機能デザイン研究グループの栗原一真研究グループ長と東亜電気工業は2020年11月、入射角60度と広範囲で世界最高レベルの低反射特性を実現しながら、高い防雲機能も併せ持つ「ナノ構造体」を開発したと発表した。大面積で曲面の車載パネルや小型超広角レンズなどへの応用に期待する。 自動車や家電製品にはさまざまなディスプレイパネルが用いられ、これらの中には高い視認性が必要となる用途もある。これを実現する反射防止技術の1つとして「モスアイ構造体」が注目され、既に液晶テレビなどで実用化されてい
見せてもらおうか、“真のホログラム”の性能とやらを:Looking Glassが企業向けに登場(1/3 ページ) Looking Glassの開発と製造、販売を手掛ける米Looking Glass Factoryは2019年5月28日(米国時間)、これまで開発者および3Dクリエイター向けに展開してきたLooking Glassのエンタープライズ向けとなる「Looking Glass Pro」を期間限定で先行販売すると発表した。 裸眼で3Dモデルを立体視 3D(3次元)モデルを裸眼で立体視できるホログラムディスプレイ「Looking Glass」のエンタープライズ向けが、ついに日本に上陸した。 Looking Glassの開発と製造、販売を手掛ける米Looking Glass Factoryは2019年5月28日(米国時間)、これまで開発者および3Dクリエイター向けに展開してきたLookin
2019年2月にSamsungが発表した本のように開閉可能な折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Fold」は、本体価格が1980ドル(約22万円)というかなり高価な端末です。2019年第2四半期にアメリカで発売される予定となっていますが、先行して端末をゲットしてレビューしているメディア関係者から「ゲットした当日にディスプレイが破損した」という報告が相次いでいます。 My Samsung Galaxy Fold screen broke after just a day - The Verge https://www.theverge.com/2019/4/17/18411510/samsung-galaxy-fold-broken-screen-debris-dust-hinge-flexible-bulge Galaxy Foldは開いた時には7.3インチ、閉じたときには4.6イン
2018年12月に国内で4K・8K放送がスタートし、本格的な高解像度のテレビ放送の時代が始まりました。2018年大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」は4K・8K放送も行われていたので、4K放送(50インチTV)と2Kの地上波放送(40インチTV)を同時視聴して見比べてみましたが、4K放送の映像の鮮明さには感動するものがありました。 筆者は、2020年代に、4K・8Kの高解像度映像技術とインタラクティブ性の融合で映像による技術革命が起こるのではないかと考えています。本稿では、筆者のこれまでの技術者としての経験を踏まえて、4K・8K映像という新しい技術の概要や、インタラクティブ性との融合によって製造業にもたらされるであろう2020年代の新たな世界について解説したいと思います。 1.映像技術の進化がもたらすスポーツのエンターテインメント性の変化 4Kテレビは、2013年1月に米国ラスベガスで開
スマートフォンメーカー各社は近年、暗証番号によるユーザー認証に合わせて、指紋認証や顔認証などの新たなユーザー認証方法を用いスマートフォンのセキュリティを高めている。同時に、長年使われてきたホームボタン(物理的なボタン)を廃止することでディスプレイ面積を拡張したり、デザイン性を高めたりするようになっている。 ホームボタンを廃止するだけでもスマートフォンの印象は大きく変わる。同時期に有機ELディスプレイ化も進み、ディスプレイ部が薄くなったことで、内部では2枚重ねの基板が登場(関連記事:わずか0.1mm単位の攻防が生んだiPhone X)したり、電池の厚みを若干増やして電池容量を拡大させ、動作時間を伸ばしたりしている。 一方でホームボタンを廃止しても、指紋認証ボタンを省略できず、Samsung Electronicsの「Galaxy Sシリーズ」(2018年モデルの「S9」など)では、本体背面の
パイクリスタルなど パイクリスタルとオルガノサーキットは2017年12月8日、有機半導体でLEDディスプレイのアクティブ駆動に成功したと発表した。科学技術振興機構(JST)の戦略的イノベーション創出推進プログラムの一環としてパイクリスタルが開発を進めてきたLEDディスプレイを駆動する有機半導体アクティブマトリクスを用いて駆動に成功した。 有機半導体は、印刷プロセスで製造できるため、従来の半導体に比べ、製造コストを大きく抑えられる他、屈曲性の高いフレキシブルな素材に形成できる利点がある。そうした利点を生かし、大面積フレキシブルディスプレイの駆動用途での応用が期待されている。ただこれまでの有機半導体は、電流密度などの半導体としての特性が足りず、大面積ディスプレイで必要なマイクロメートル級の加工寸法精度で大面積の回路形成を行うには高価な製造設備が必要になるなどの課題を抱え、応用を妨げる要因となっ
およそ1年前に本コラムでマイクロLEDディスプレーを取り上げた(第153回「意外に期待できる? マイクロLEDディスプレー」)が、ここ1年でその期待感は格段に高まったと感じている。アップルが次世代アップルウオッチに有機ELに代えてマイクロLEDディスプレーを搭載する計画ではないかとあちこちで繰り返し報じられていることが最大の理由だと思う。アップルの採用はまだ噂の域を出ないのだが、一方で現実に、事業化に向けて企業が動き始めた事例がいくつか出てきた。直近の企業の動きをまとめつつ、事業化への最大の課題とされる量産技術を探ってみる。 鴻海がグループで事業化へ シャープは2017年5月、マイクロLEDを開発するベンチャーeLux(米デラウェア州)に出資すると発表した。シャープは、保有するマイクロLED製造技術に関連する特許21件を現物出資するかたちで参画する。eLuxには、シャープのほか、鴻海グルー
アスカネットは2017年9月、空中に映像を結像する独自技術「AI(Aerial Imaging)-空中ディスプレイ」の核部品である「AIプレート」の量産化に向けた製造方法の確立にメドを付けたと発表した。 手作業の貼り合わせ工程を排除し、大幅コストダウンに期待 ようやく量産化のメドが付いた――。 アスカネットは2017年9月28日、空中に映像を結像する独自技術「AI(Aerial Imaging)-空中ディスプレイ」のコア部品である「AIプレート」の量産技術確立にメドを付けたと発表した。現状、AIプレートは、数センチ角の小さなガラス製プレートを手作業で貼り合わせて製造していたが、射出成形により10~20cm角の樹脂製AIプレートを実現する製法を開発したという。 「AI-空中ディスプレイ」は、反射物などがない空間に映像を結像するアスカネット独自の技術。仕組みは、液晶ディスプレイの画面など空中に
Google Glassの先を行く? バーチャル3D映像をタッチ操作できるメガネ型端末「i-Air Touch」:ディスプレイ技術 台湾の研究所が開発した「i-Air Touch」は、バーチャルな3Dディスプレイが前方に投影される眼鏡型端末だ。i-Air Touchの上部に取り付けたカメラは、指の動きをミリメートルの精度で追跡し、それによってバーチャルディスプレイをタッチで操作することもできるという。 台湾の新竹市に拠点を置くIndustrial Technology Research Institute(ITRI)が開発した「i-Air Touch」は、手の動きを追跡できる、ヘッドマウント型の端末だ。米国のメーカーが開発した3D写真ビューワ「ビューマスター」に、形状が似ている。i-Air Touchは、“技術のアカデミー賞”といわれる「R&D 100 Award 2013」を受賞した製品
「Google Glass」もまだ本格的に実用化されていないが、既にその先を見据えている人物がいる。IMECの研究者は、ディスプレイを内蔵したコンタクトレンズの研究を進めている。まずは、ディスプレイをモノクロに設定し、暗くすればサングラスのように機能するコンタクトレンズの開発に着手しているという。 「Google Glass」の次には、どんな製品が登場するのだろうか。ベルギーIMECの研究者で、Gent Universityの博士課程の学生でもあるJelle De Smet氏は、「ディスプレイ内蔵型コンタクトレンズだ」と言う。 同氏は4年前、工学部でディスプレイ技術を専攻して学んでいた当時、このアイデアを考えついたという。もちろん同氏自身も、コンタクトレンズを使っている。 De Smet氏は、この“ディスプレイ内蔵型コンタクトレンズ”の実現に向けて、研究プロジェクトの指揮を執っている。 現
非常に薄くて小さなLEDを作って、大きなディスプレイに組み立てる技術を、米イリノイ大学が開発した。透明に近い、柔軟なLEDディスプレイが可能になるという。 この新しいLEDは非常に微小で、これを多数並べることで照明やディスプレイシステムを作ることができる。このLEDはガラス、プラスチック、ゴムなどさまざまな基板にプリントできるため、無機LEDの明るさを持ちながら、有機ELのような柔軟性も実現できるという。またLED同士を離して配置しても十分な光を発するため、ほとんど透明なディスプレイを作れると研究者は話している。
サンコーは6月22日、液晶ディスプレイアーム「縦型レール式アーム」を発売した。価格は8980円。 縦型のレール部分にアーム部を装着して使用する。最大24インチの液晶ディスプレイを4枚まで取り付け可能。アーム部の長さは最長410ミリ、支柱の長さは800ミリで、耐荷重は4面で最大30キロ。 ワンタッチでアームをスライドでき、高さの調整が行えるほか、アームは簡単に取り外せる。支柱は縦、横、両方向の取り付けに対応する。 付属するアームは1本のみのため、オプションアームを1本1980円で用意している。また、2本~4本のアームが付属するセット商品も提供する予定。価格は1万800円(2面セット)~1万2800円(4面セット)。
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