少量多品種生産に効く工程性改善の基準となる「工程時間(PT)」とは何か:現場改善を定量化する分析手法とは(10)(1/4 ページ) 工場の現場改善を定量化する科学的アプローチを可能にする手法を学習する本連載。第10回は、少量多品種生産が進む中でより注目を集めるようになっている「工程性」の改善の基準となる「工程時間(PT)」について説明します。 「工程時間分析(Process Time Analysis)」は、広義には「工程性工学」の範囲ですが、工程性工学は、主として製造プロセスの設計や最適化に関する工学分野をいいます。具体的には、製品やシステムを効率的かつ経済的に製造するための工程を計画、設計、評価、改善するための理論や技術を研究したり応用したりすることを指します。 この分野では、生産ラインの配置、機械設備の選定、作業手順の最適化、品質管理など、製造工程全体を考慮に入れて最適化を行うことが
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