米Facebookは、スマートフォン向けメッセージングアプリケーションを手がける米WhatsAppの買収を現地時間2014年10月6日に完了した。当初160億ドルだった買収額は約183億ドルに膨らみ、従業員引き止めのための制限付き株(RSU)も含めると総額218億ドルを超えた。 Facebookは2014年2月に、WhatsAppを買収することで両社が合意したことを発表した(関連記事:Facebook、メッセージングアプリ「WhatsApp」を約160億ドルで買収へ)。WhatsAppは、氏名、住所、電子メールアドレスといった個人情報を取得せず、広告を表示しないビジネスモデルが受け入れられ、2月時点の月間ユーザーは4億5000万人以上。米メディアの報道(Forbes)によると、現在の月間ユーザーは6億人を超える。 買収計画を公表した際、FacebookはWhatsAppを独立した事業として