米Microsoftは現地時間2016年5月25日、スマートフォン端末事業の合理化計画を発表した。最大1850人を削減する。 評価損およびリストラ関連費用は約9億5000万ドルにのぼる見込みで、これには早期退職手当の約2億ドルが含まれる。これらは2016会計年度第4四半期(2016年4~6月期)にMore Personal Computing部門で計上する。 Microsoftは2014年にフィンランドNokiaの携帯電話事業を54億4000万ユーロで買収した(関連記事:MicrosoftのNokia携帯電話事業買収は、4月25日完了の見込み)。しかし同事業は期待した成果を上げられず、激しい市場競争に苦戦している。2015年に同事業を中心とした最大7800人の削減と、同事業買収に関する約76億ドルの減損処理を実施した(関連記事:Microsoft、携帯電話部門を中心に最大7800人を削減へ
米Facebookは、同社のライブ動画機能「Live Video(ライブ動画)」を利用して世界中で行われているライブ動画中継のインタラクティブマップ「Facebook Live Map」を、現地時間2016年5月19日までに開設した。 Facebook Live Mapにアクセするには、直接「facebook.com/livemap」を開くか、Web版Facebookの画面左に並んでいるメニューから「Live Video」タブを選ぶ。 Facebook Live Mapでは、世界中で公開されているライブ動画のストリーミングが地図上に青いドットで示されている。ドットにカーソルを合わせると、ライブ動画のサムネイルプレビューと配信者のユーザー名、視聴者数などが表示される。どの地域からそのライブストリーミングにアクセスしているかも分かる。 ドットをクリックすると画面が移動し、ライブストリーミングを
Facebookのライブ動画機能「Facebook Live」では現在、スマートフォンで視聴可能な動画を1回に最大90分まで配信できる。しかしまもなく、制限なしにストリーミングできるようになりそうだ。 23日にTechCrunchが報じたところによると、新しいAPI「Continuous Live Video」がFacebookの配信パートナーに導入され、以降は90分の時間制限を超えて、自然やランドマーク、その他の光景を1日24時間ストリーミングし続けられるようになるという。「explore.org」はすでに野生動物のライブ動画でこの機能をテスト中だという。注意点としては、時間制限なしのストリーミング配信をFacebookは保存しないため、配信後も同じ動画を視聴することはできない。 Facebookはこの報道を認め、このような時間無制限のライブストリーミングについて、現在は小規模なテストを
サイバーエージェントは5月24日、ブランド広告企業のインターネットマーケティングを支援する専門組織「次世代ブランド戦略室」を設立したと発表した。 次世代ブランド戦略室では、従来のマス広告では実現しづらかったブランド広告効果を、インターネットマーケティング領域のテクノロジを用いることで可視化。スピーディーな効果検証の元、同社が強みとする広告運用力とクリエイティブ力を活かし、広告効果の最大化を図るとしている。 また、同社とテレビ朝日との合弁会社が提供するインターネットテレビ局「AbemaTV」の動画広告商品の販売にも注力する。インターネットマーケティングを基軸に、戦略立案から企画、メディアプランニング、クリエイティブ、広告運用に至るまで、サイバーエージェントの実績を活用。ブランド広告企業の課題解決と広告効果の向上をサポートするとしている。 国内のインターネット広告費は1.1兆円を超え、中でもス
KDDIは5月24日、日本放送協会(NHK)と共同で、KDDIの最大10Gbpsの超高速光回線を活用し、世界で初めて8K放送の多チャンネル伝送実験に成功したと発表した。 今回の実験では、KDDIの最大10Gbps光回線を活用して、NHK放送技術研究所から10チャンネル同時に送信した8K信号を、NHKが開発した受信機で安定的に受信した。これにより、将来的には8K放送で同時に複数番組(多チャンネル)が視聴できるほか、スポーツ番組など、さまざまな角度の映像を同時に表示するマルチビューサービスなどが実現可能になるとしている。 今後は、4K/8Kの衛星放送をケーブルテレビ回線や光回線網で同時再放送することを目指し、NHKやジュピターテレコム(J:COM)、日本デジタル配信と共同で4K/8K放送の伝送に対応した小型の評価用受信装置を試作。技術評価を進めていく。
コロプラの子会社である360Channelは5月26日、360度動画を配信するサービス「360Channel(サンロクマルチャンネル)」を開始した。 これは、360度全方位へ自由に視点を動かすことができるオリジナル動画を配信するサービス。特にヘッドマウントディスプレイ(HMD)型のVRシステムで視聴することにより、動画内に自分がいるかのような視聴体験を楽しむことができる。 サービス開始時に利用できるHMD型VRシステムは「Oculus Rift」と「Gear VR」のふたつ。それ以外のHMD型VRデバイスにも順次対応していくほか、専用サイトからPCやスマートフォンでも視聴は可能としている。サービスの利用料は無料。また無料のアカウント登録によって、気になるチャンネルや動画をお気に入りに登録することができるという。 サービス開始時に6つのカテゴリで20以上のコンテンツを用意。「バラエティ」には
Foursquareは米国時間5月25日、配車サービス企業のUberとグローバルな複数年契約を結び、自社の「Points of Interest」(POI)データを提供してUberがレストランや地元の店舗などの目的地の名称を知ることができるようにすると述べた。これによりUberの利用者は、自分が行きたい場所の住所を調べる必要がなくなり、目的地の入力ボックスに行き先の名称をタイプするだけでよくなる。 Uberの最高業務責任者(CBO)を務めるEmil Michael氏は、Foursquareの位置データの「幅広さと正確さ」を「すばらしい」と評し、Foursquareのブログ投稿に「位置データをカスタマイズする機能によって、世界中のUberの利用者とドライバーのユーザー経験をさらに改善できる」とのコメントを寄せた。 また、Uberも自社サイトへの投稿で、Foursquareのデータは同社の食品
AT&Tが米Yahooの中核的なインターネット事業について買収案を提示したという。Bloombergが報じた。 買収が実現すれば、AT&Tは「Yahoo Finance」や「Yahoo Sports」、今も人気の高い「Yahoo Mail」などの豊富なオンラインコンテンツ、さらにテレビジャーナリストのKatie Couric氏のようなタレントへのアクセスを手に入れることになる。独自のオンラインビデオサービスの提供に備えて、コンテンツ事業強化に取り組むAT&Tにとって、Yahooのこうした資産は有益かもしれない。 AT&Tの名前が挙がったことは驚きをもって受け止められている。推測の多くは競合のVerizonが買収を提案しているというものだったからだ。AT&Tは初期に多数いた候補のうちの1社で、他にGoogleの親会社Alphabet、Comcast、IAC/InterActiveCorpがい
cmapper(代表取締役:臼井亮人氏)は、WeChat公式アカウントを取得し、毎日放送(MBS)と連携して日本の旬の情報を中国語で配信するサービス「刺身国物語」の運営を開始する。2016年5月18日に発表した。 毎日放送の番組「kawaii asia」で放送された内容や最新ファッション、人気スポットといった日本の情報を中国語で提供する。ロケ地情報を同時紹介しているcmapperアプリを利用することで、訪日時のガイドブックとすることも可能となる。 今回のサービスは、増加する訪日中国人観光客の間で「リアルタイムの日本で流行っているもの、kawaiiとされているものを買いたい、体験したい」といったことを求める傾向がでてきているといい、そうした中国人の情報ニーズに答えることを目指す。 このサービスの中国内での認知度を効果的に高めるため、中国系パートナー企業であるYAYA-World(代表取締役:
シンクタンクのMM総研は2016年5月19日、国内のタブレット端末市場に関する調査結果を発表した。それによると、2015年度の出荷台数は前年度比2.8%減の903万台となった。2011年度から14年度まで4年連続で増加していたが、初めてマイナス成長になった。 同社は、2016年度の出荷台数を、前年度比7.4%増の970万台と予測。2017年度は1060万台で、初の1000万台越えが見込まれるという。その要因として、キャリアによるAndroidタブレットの販売増、MVNO SIMカード契約数との相乗効果によるSIMロックフリータブレット需要の拡大があると指摘する。 中期的には、法人市場におけるWindowsタブレット市場の拡大も期待され、今後のタブレット市場は微増傾向が続く見通しと分析した。 MM総研は、2015年度の出荷台数調査からメーカー別の出荷台数とシェアについても発表した(図)。Ap
Microsoftは2016年6月に開催されるゲーム見本市「E3」で、2種類のテレビストリーミングデバイスを発表する予定だという。技術ニュースサイトPetriのBrad Sams記者が米国時間5月25日、ビデオポッドキャストの中でこの情報を明かした。 1つめは、「Xbox」のデジタルコンテンツをストリーミングする「Chromecast」に似た機器で、2つめは、「高度な機能」を搭載するボックスだという。The Vergeは、「高度な機能」について、Windows Storeからのユニバーサルアプリやゲームにアクセスできることを意味するとしており、カジュアルゲームのプレイに使用できる可能性があると報じている。 Microsoftはこの報道に関するコメントを避けた。
世界中でライドシェアリングとカーシェアリングの人気が高まり、自動車の利用方法が変化する中、トヨタ自動車(トヨタ)とUberがライドシェア領域における協業を検討する旨の覚書を締結した。これにより両社は、ライドシェアビジネスが拡大している国や地域において試験的な取り組みを始めながら、協業を模索していく。また、今回の合意では、トヨタがUberに出資することも決まったが、金銭面の詳細は明らかにされていない。 さらに、トヨタは、顧客がUberドライバーとして得た収入から車両のリース料を支払うことのできる新しいリースオプションも提供する。リース期間は柔軟なものになり、特定のドライバーのニーズに応じて設定可能となる予定だ。これはUberが現在提供している「Vehicle Solutions」に基づくものとなる。 トヨタとUberは、Uberドライバーをサポートする車載アプリの開発や、トヨタ車およびレクサ
スターバックス コーヒー ジャパンは5月25日、公式モバイルアプリの提供を開始した。会計時に画面に表示されたバーコードをスキャンすると支払いが完了する。同日からiOSとAndroid版を用意し、ダウンロードは無料だ。 ウェブに登録したスターバックスカードを選んで、支払いボタンをタップすると、バーコードを会計時にスキャンするだけで支払いが完了。アプリ上から残高照会、利用履歴の確認、入金、オートチャージ設定、スターバックスカード間の残高移行にも対応する。 このほか、営業時間や場所を確認できる店舗検索や商品情報閲覧機能などを装備。LINEや電子メール、SNSを通じてオンライン形式のギフトカードを贈れる「Starbucks eGift」も用意する。
しばらく新しい情報が聞かれなかった米Googleのモジュール型スマートフォン開発プロジェクト「Project Ara」について、Googleは米カリフォルニア州マウンテンビューで先週開催した年次開発者会議「Google I/O」で新しい試作機のデモを行った。その際、開発者向けモデルを2016年秋に提供し、2017年に消費者向けにリリースする計画を明らかにしたと、複数の米メディアが報じている。 Araは、ブロックのようにモジュールを組み替えてユーザーの好みやニーズに合ったスマートフォンを実現することを目指すプロジェクト。CPU、GPU、アンテナ、センサー、バッテリー、ディスプレイなどを搭載した基本フレームに、カメラなどのモジュールを追加して用途に応じてカスタマイズする。 「Greybus」と呼ぶソフトウエアが、モジュールやパーツ間の相互接続や電力効率を向上し、最大11.9Gビット/秒(bps
ヤフーが、個人情報やパーソナルデータの扱いを定めたプライバシーポリシーの全面改定に踏み切る。同社は2016年5月24日に新ポリシーを公開し、2016年6月23日に適用することを明らかにした(プライバシーポリシー改定とYahoo! JAPANプライバシーガイド公開のお知らせ)。 同社はこれまで、全てのサービスについて単一のプライバシーポリシーを適用していた。6月23日以降は、サービス全体に適用される共通ポリシーと、サービスごとに作成してユーザーの同意を取る個別契約の両建てとなる。個別契約がある場合は、共通ポリシーに優先して適用される。 ヤフーは複数のアプリやサービスを提供しており、サービスごとにデータの使い方を定義することで、データ活用の透明性を高める考えだ。 ポリシー改定と合わせてヤフーは、用語や利用目的を図で詳しく解説した「Yahoo! JAPANプライバシーガイド」を公開した。 同ガイ
EC事業を手掛けるOrigami(東京・港)は2016年5月19日、実店舗の店頭で利用できるスマートフォン決済サービス「Origami Pay」の提供を開始すると発表した。2015年10月から提供していたベータ版の正式版となる。同サービスと提携する実店舗で利用した場合、決済金額から10%割引を得られるなどのメリットがある。 Origamiは2012年設立のベンチャー。主にスマートフォンからの利用を想定したECサイトを運営する。 「ECサイトでは、スマホでタッチするだけで買い物ができる。これと同じような買い物体験を、小売りの店舗でも実現したい」。19日に開かれた発表会で、康井義貴代表取締役社長はこう話した。同氏によれば、日本のEコマースの市場は約10兆円。一方、店舗での小売り市場の規模は約130兆円だという。「この大きな市場を狙う。現金やカードで支払うよりも、手軽にスマホで決済できる仕組みを
温泉入って天空を走れ! 何もかもが別格、渋峠ライド Time |2015, 10, 2 |00:00 カテゴリ 【↓ダイジェスト動画はこちら↓】 (読了後再生推奨/画質は720/60p、1080/60pがオススメです) このブログでは、ロードバイク初心者の私が走った峠のキツさや、景色の綺麗さをレポしています。それゆえ、「今までで一番キツかった」、「最高に綺麗な景色だった」と言っても、その前には「私が今まで経験した中で」という但し書きが付きます。 もっとキツイ場所、綺麗な場所を知っているベテランローディーが読めば、「まだまだ、もっと凄いところがある」、「これしきの場所で、可愛いこと言ってるな」と感じるかもしれません。 逆に言えば、「次にどこに挑めば、もっと凄い体験ができるのか?」を知るには、彼らに聞いてしまうのが一番手っ取り早いのです。上級者に教えてもらいながら走ると、キツイ場所の走り方、安
コロプラ<3668>の100%子会社である360Channelは、オリジナルの360度動画を配信する新サービス『360Channel(サンロクマルチャンネル)』を、本日5月26日より開始したことを発表した。 『360Channel』で配信するオリジナル動画は、360度全方位へ自由に視点を動かすことが可能で、あたかも動画内に自分がいるかのような臨場感と視聴体験を楽しめる点が最大の特長。サービス開始にあたり、「バラエティ」「旅行」「ライブ」「パフォーマンス」「体験」「ドキュメンタリー」の6カテゴリーのチャンネルから、合計20コンテンツを超えるオリジナル動画が楽しめる。 今回の発表に先立ち、メディア向け発表会が5月25日に開催された。本稿では、360Channelとしての企業の取り組みやサービス概要が語られた発表会、そして体験会の模様を取材。 公式サイト ■「360度動画のテレビ局に」…映像のプ
Sync A World You Want To Explore 関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています 先日のGoogle I/Oでは、本当に数多くの発表がありました。中でもスマートホーム用音声認識デバイス「Google Home」は、単に新しい家庭用製品のトレンドにとどまらず、少なくても、次の3つのIoT分野における今後を占う試金石になりそうです。 1. クラウドベースのデジタル・アシスタント機能の製品トレンド 「メッセージング」「ボット」「AI」などがキーワードになっている、クラウドベースのデジタル・アシスタント機能のユーザー・インタフェースとして、音声インタフェースが主流に躍り出た 2. スマートホーム家電やIoT製品
動画配信に域内規制。行方が注目されます。 EUは89年、放送時間の50%を欧州の番組が占めることを各国に義務づけました。フランスなどはさらに自国番組の比率を国内の放送局に課しています。特にミッテラン政権が「文化的多元性を維持する」という政策を敷き、アメリカの映画・番組の侵入を食い止めようとしたことがEU全体の姿勢に反映されています。欧州がなんとかハリウッド一色に染まっていない要因の1つです。 ネット配信でもそうした政策をという提案は、欧州でも米企業による配信が主力で、その普及が無視できなくなってきたからですが、国内の免許制で電波も監理される放送局と違って、ボーダレスなネット企業にどのように強制できるのか。課税問題で国とIT企業とのせめぎあいが続いていますが、これも同様の問題をはらんでいます。
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