3原発も震災時データ送れず 1月31日 22時22分 東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉のデータを国に送る装置が非常用電源に接続されておらず、去年3月の巨大地震のあと機能しなかった問題で、宮城県や青森県、それに茨城県にある3か所の原発でも、データが一時、送信できなかったことが分かりました。 福島第一原発では、原子炉の状態や周辺の放射線量などの情報を国に送るための「ERSS」という監視装置で非常用電源に接続されておらず、去年3月の巨大地震の直後に外部電源を失って以降、必要な情報を送ることができませんでした。この問題を受けて、装置を管理する独立行政法人の原子力安全基盤機構が調べた結果、東北電力の宮城県にある女川原発と、青森県にある東通原発、それに日本原子力発電の茨城県にある東海第二原発の3か所でも、去年3月の巨大地震の直後に、およそ3時間から10時間、必要なデータが国に送られていなかったこ