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はてなキーワード: ダダとは

2025-01-18

2024年のアニメって結局ダンダダンが1位なの?

じゃあ不作だな。

オッドタクシータイバニと比べると盛り上がりが少なすぎるだよ

2025-01-17

ダンダダダダダダダン ダダダンダダダダダダダン

おれがやめたら バンバンだれがやるのか バンバン

いまにみていろ 増田幻人 全滅だ

2025-01-12

20250112[アタック25]Next 2025年1月12日 #128 新作 開局特番10Daysアタックの日 第一サバイバル10 2時間SP 2025-01-12結果

このあと夜7時からも2時間第二部

 

アタック25の日再放送

第一部#128:1月18日土曜日12時~14時

第二部#129:1月19日日曜日11時~13時

いずれも通常回の(再)放送はありません

 

BSジャパネクストリニューアル BS10無料放送側で日曜昼などに放送

日曜日の本放送だけ1時「25」分から

見られなかったケーブルテレビ局でも見られるようになったので要確認

つながるジャパネットアプリ放送同期・見逃し配信あり

今日の答え(放送とは表現が異なる場合があります

 

REDステージ

後藤大智 2022-10-09 11 20代大会

釜田夏子 2022-11-13 16 60代大会

西塚若菜 2023-04-02 12 20代大会

内田健司 2024-04-14 12 動物好き大会

藤田智恵 2024-06-02 10 グルメ好き大会

・01 (2)大寒

・02 (3)SixTONES ストーンズ

・03 (3)ノーベル)物理学(賞

・04 (1)トキ

・05 (3)メゾン マルジェラ

・06 (3)45(個

・07 (2)ソクラテス

・08 (3)むかつく(半島

・09 (1)四 十円

GREENステージ

東出拓也 2022-10-16 13 世代大会

加々美雄大 2023-04-30 22 きょうだいペア大会

北野康子 2023-05-07 09 50代大会

横山あゆみ 2023-05-14 09 母の日大会

牟禮恵理 2024-08-11 09 ドラマ好き大会

・01 [食べ物]かまぼこ

・02 [植物]すいれん

・03 [日本の市]みまさか

・04 [動物]かなりあ

・05 [国]スペイン

・06 [魚]めだか

・07 [植物]ざくろ

・08 [食べ物]けんちんじる

・09 [日本の市]のおがた

10 [動物]あひる

11 [国]オランダ

WHITEステージ

竹内2022-09-04 10 小学生親子ペア大会

須藤惠美子 2023-08-13 10 60代大会

藤井康輔 2023-09-10 12 学校先生大会

小川由佳 2023-10-29 18 親子ペア大会

今野由香 2024-08-04 17 40代大会

・01 7(年

・02 300(点

・03 6(画

・04 36(キロメートル

・05 4(人

BLUEステージ

岩城智由理 2022-04-03 13 リベンジ大会

高田宏2022-04-10 12 20・30代大会

新川田譲 2023-08-20 12 小学生親子ペア大会

渡辺萌香 2023-11-19 09 20代大会

原田2024-05-26 10 ゴルフ好き大会

・01 カナダ

・02 スワロフスキー

・03 『ダンダダン』

・04 サハラ 砂漠

・05 跳馬

・06 三日(天下

・07 MAZZEL マーゼル

・08 ニトロ(グリセリン

・09 ベル・エポック

10 パク・ソジュン

11 [国]日本

12 雪はふりつつ

・13 [何の略]ノックアウト

・14 [略さず]社会保険労務士

・15 黒幕

・16 4(年

17 [西洋すごろく]バックギャモン

本選

・01 [あるスポーツ名前]スキー

・02 プッチーニ

・03 へびににらまれた)かえる

・04 [アルファベット3文字]WTO

・05 [人物][姓名]畑正憲 はたまさのり

・06 ベテルギウス

・07 美空ひばり みそらひばり

・08 シカゴ・カブス

・09 [近似値]2204万9544人

10 小嶋陽菜 こじまはるな

11 アラビアータ

12 [熟語]必勝

・13 Oasis オアシス

・14 おしくらまんじゅう

・15 クリストファー・ロビン

・16 [アタックロスト]ちばてつや

17 6(年

・18 Toshl トシ

・19 ネオン

20 シマ(エナガ

・21 織田裕二 おだゆうじ

・22 [AC][地名を使い]ダボス(会議

23 東京サンシャインボーイズ

24 [三択]岩倉具視 いわくらともみ

・25 きりたんぽ(鍋

・26 辻村深月 つじむらみづき

・27 簡易(裁判所

・28e 坂本龍一 さかもとりゅういち

・xx [ある都市名前]西宮(市

 

夜の部のアップは後日になります

2025-01-08

まーた貧乏人がダダこねてる

しょうもないことを大事のように騒ぎ立てるのはいつも貧乏人なんだよな

2025-01-06

anond:20250106073513

モデルになった事件被害者は、自分たちけが美女を独占して性奴隷にしたいマスゴミ権力者によって「美女性格悪い、ブスは性格いい」と思い込まされて、あんなブスに騙されて殺されたアホどもだが、本書では、日本で行われている、そうした女の場合だけ美女蔑視し、男の場合は、コンビニ人間みたいにブサイクだけ叩くという現実を捻じ曲げ、逆にし、ここにもいるような増長しきった屑フェミ女どもを喜ばせているだけ。こういう時だけ、平気で被害者叩きが受け入れられる。よくもまあ、女の被害者の時だけ、人権だとか建前でバッシングできるよな

日本女優なんてのは、マイナス要素以外の何物でもなくなっている。日本女優は、映画ドラマほとんど出ず(出たらコケから)、宣伝しなくても売れるようなロングセラー商品CMばっかやっているのは、そういう事情がある。なおハリウッドもっと酷くて、フェミもっと女優を出せと喚いているくらいだ。日本フェミ腐女子女優なんて出すな、イケメン俳優以外女性差別!と喚いているのと対照的である

大人になっても映画館に行くような男はバカしかいないが、女の場合高学歴ほど、そういうものを見て、増長して糞フェミ化していく。高学歴な女がモテないのは、そういう性格のせいであって、男が高学歴を嫌がるからではない。結局のところ、美女でも、男に攻撃的で糞フェミなら持ち上げられるので、テレビを見ていると、美人でも、というか、テレビを見てる層だと、美人ほど露悪的な糞フェミ化していく。余裕のあるブスは偽善的で自己中な糞フェミ化していて、表面的には優しそうにふるまいながら、平気で男を騙して殺す。

女受けを狙ったようなブスメインの映画ドラマも全く受けない。男向けでそういうのが受けるのは、それくらいしか男にとって面白いものがないからで、チー牛女たちにとっては、もっと面白いイケメンドラマ映画が沢山ある。ごくたまに受けるのは、ひたすらイケメン俳優ばっか推しまくってる作品だけだ。結局、デブスを見に来るのではなく、イケメン俳優が見たいだけだからデブスがメインだと分かるともう二度はない。SPY/スパイが小ヒットした後、ゴーストバスターズは大コケした。稲垣吾郎でブスの瞳を猛ステマしても、視聴率ダダ下がった

大体、日本女優と言う奴は、そういう男叩き美女叩き嫉妬ブス媚びドラマ映画ばっかやってるから、男からは総すかん、必死に媚びた女視聴者層というのは、嫉妬ブスばっかだから、当然女優がメインの映画ドラマも大嫌い、ということで、商品価値殆どなくなっている。ということで、映画ドラマも、スター男優がメインになり、女優は居なければいないほどヒットする。男も、女がメインの映画ドラマなんて糞ばっかであることを学習しており、頭が良ければ映画ドラマも見なくなり、鈍感なバカでも女メインの映画ドラマを避けている

それと、もう一つ重要なことがある。それは、マスコミと仲の良い女も信用しないという事だ。特に、顔が良いのにそういうプロパガンダに協力している女なんて言うのは、大体整形の元チー牛女だ。

女の場合だけ、”チー牛”ほどクズ美女ほど性格が良い、という常識だけ身に着ければ、こんなモンスター女の被害者にはならない。マスゴミイケメンアイドルが、ヤクザ顔負けの脅迫性奴隷ファンに行っていることからも、男の場合は、勝ちグミっぽく見える奴ほど屑いのだが。まあ、日本は極度に恋愛市場が偏っているから、モテる男は増長しまくって、妊婦の腹を蹴るぐらい平気でできる状況なのだ

海外でも人気とか宣伝されてるけど、本当に人気なら、なぜ代理店の強い一部の先進国だけでしか翻訳されてないんだろう? 村上春樹は、代理店なんてあってないような第三国でも大人である

自分ダメなところを整理する

年始から…というわけではないのですが、またやらかししまったので、自分の中で言語化して、書き散らしておく。

閲覧注意です。

自分ダメなところ:

自分ダダ甘。マイペース

人類皆なにかしらそういう面を含むとは思うが、自分はその度が過ぎているのが問題

○よくない行動の具体例:

・謝らない。適当ごまかそうとする。

他人からどう見られているのか気にしないので、身だしなみを整えない。

仕事(もしくは今すべきこと)をサボる

・待ち合わせに遅れる。

LINEの返信が遅い。

・出入り口邪魔な部分に立ちがち。

・人の流れが激しい場所で急に立ち止まる。

・多少の汚れをほっておく。

クチャラー。(※無意識)

歩きスマホしがち。

マナー違反ビンゴがあったらビンゴどころかフルコンプする勢い。

他人との関わりによる問題点:

自分がよければそれでいい態度を他人にとってしまうため、怒らせてしまう。特に、かなり親しい相手を怒らせがち。

○なぜ直らないか(上記事象が繰り返されるのか):

そうならないよう自分を律しているつもりだが、親しい相手だとその意識が薄く、傍若無人な振る舞いになるため。

また、自分の不機嫌ラインがかなり低く、自分が同じことされても怒ることはないため。

(上記よくない行動の具体例について、他人にされたとしても自分は気にしないし、実際他人に怒ったことがほとんどない。)

○その結果:

・結局1人が一番楽だと感じてしまう。

他人への興味が非常に薄い。

自己主張しない。表現力がない。

・誘われ待ち。受け身

恋愛経験ほとんどない。

ルーティンが定着しない。三日坊主

・歳の割に全く垢抜けてない。

ここまでが現状。まあひどい。

ここから先は、まだ明確な答えはない内容。

○こうなった原因:

・わからない。本性がそうであると言ってしまえばそれまでだが、強いて言うなら、周りの環境に恵まれたのだと思う。

・現状、何かしらの診断を受けたことはないですが絶対引っかかると思います。(詳しくない)

○これからどうするか:

・正直なところ、よくない具体例をひとつずつ気をつけていくしかないと思っている。

・1人ではないときは、オンモードとして、常に見られている意識を持つこと。オンモードが苦痛に感じないレベルに慣れること。オフモードにならないこと。

○ここまで書いて思ったこと:

・このような、他人への気遣いを常にされている周囲の人々のおかげで、私はこれまで楽〜に生きてこられたのかなと。

ここまで書いたからにはよいところも考えてみた。

性格ゆえのよいところ:

・最終的にはやらないといけないことはやる。ただしギリギリ。→怒られるのはイヤなので…

自分ひとりで頑張りがち。→他人に興味がなく他人に頼ろうとしないため。自分で全部やったほうがはやい。

・あまりイライラしない。→他人に期待しないため…

・目に見えるトラブルは起こさない。→真の自己中は、あとあと面倒になることはしません。

自分が楽になるための苦労は惜しまない。→仕事を楽にするツールを作るとき楽しい

自分解決できそうな他人の悩みには親身。→感謝されたいから。

最後に:

・こんな内容、チラシの裏にでも書けばいいのに、わざわざインターネット晒すのは、どこかで慰めの言葉をもらえることを期待しているんじゃないか、ということを否定できない。承認欲求丸出し。

自己中ともうひとつ自分構成する要素にHSP気質があるが、ここでは触れないこととする。

自分について悩むことがあれば、この書き散らしに戻ることにします。我ながらいい分析ができた。と思う。

2025-01-05

anond:20250104032444

調べたがこんなのあったんだな、知らなかったわ

しかしこれはジャンプラだけなのかな?ヤンジャン、ウルジャン辺りは難しいかもしれんが本誌ジャンプラ、SQで例えば一作ごとにテーマを決めて霊能力とか心霊系の作品だけで作るとするじゃん、その場合参戦作品

幽遊白書

呪術廻戦

シャーマンキング

ジョジョ4部

ダンダダ

ぬ~べ~

・ダークギャザリング

あやかしトライアングル

ぬらりひょんの孫

・鵺の陰陽師

あたりになると思うんだけどどうかな?

2025-01-03

anond:20250103092424

スカート捲りは扇情的から年齢制限的にNGなんじゃね?

ダンダダンの年齢制限知らんけど、日本一般向けアニメなら精々R15でしょ

捲りはNGじゃね?

パンチラNG下着姿はOK

ダンダダン、あれだけ激しいアクション多いのにパンチラはなかったってのに下着姿は普通にあるのな。

原作でもパンチラちょっとはあった気がするが、極力しないようになってるし。

NetflixTPぼん、原作パンチラ祭りだがアニメ化の際はさすがに無くすだろうと思ってたら、パンチラ案の定だったが、リームが着替えの際に下着姿になるのは普通に出してた。

2例しか知らないけど他にこの基準あるだろうか

そしてなぜパンチラNG下着姿はOKなのだろうか

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する⑤

【前】anond:20250102174224

2-07「精霊たちの家」 イサベル・アジェンデ 木村榮一訳★★★★

世代女性たちの年代記であり、「百年の孤独」と対比されるんだけれど、こちらのほうがずっと読みやすい。ちなみにガルシアマルケスコロンビア人で、アジェンデチリ人

しかし、女性物語としての記憶は薄れていて、覚えているのは暴君として君臨していた祖父エステバン・トゥルエバのことだ。彼が地元女性強姦して産ませた息子が、因果が回って彼の孫娘を強姦する。因果というか、悪い行いの結果って一番弱い立場の人に最悪のしわ寄せがくる。しかし、孫娘の嘆きや苦痛強姦の苦しみの割にはごく短く語られている。

同じく、よしもとばななアルゼンチンババア」かなにかで、語り手がいとこに犯されそうになったことをさらりと書いているのだが(そして、そのいとことほとんど恐れもなく顔を合わせるのだが)、性暴力について文学でどう扱えばいいのかは自分はよくわからない。女性からセクハラされた僕だって迷う。性暴力表現するときにどれくらい気をつかうかは、殺人事件よりも慎重になっている印象がある(それだけ殺人が稀になったってことかもしれない)。

書かなかったのか、書くことができなかったのか。アンソニー・ドーア「すべての見えない光」でも、ソ連兵に犯されたドイツ人女性がたくさん出てくるが、彼女たちが戦後どう生きたのかについては、わずしか触れられない。

道徳的理由表現規制されるのは、真実から目をそらすことになる気がするので好まない。一方で、当事者の声を無視しても結果的には良い物にはならない。このあたりは想像力の飛翔との兼ね合いでいつも居心地が悪くなる。「好きなように書かせろ」という書き手としての自分と、「当事者以外が勝手なことを書くんじゃないよ」と別の自分がいつも喧嘩している。

2-08「パタゴニア/老いぼれグリンゴブルースチャトウィン 芹沢真理子訳/カルロスフエンテス 安藤哲行訳★★★★/★★

ブルースチャトウィンパタゴニアを読むと、旅はいい、とため息が漏れる。何度だって書くが、紀行文はいい。定期的に読みたくなる。その土地しかない暮らし風土、それゆえに自分たちと異なった風習を持ち、理解しがたい態度を取る人々。航空機以前のように、数か月の旅を空想するのが好きだ。チャトゥインはオーストラリア舞台にした「ソングライン」もある。アボリジニは他の文化の持ち主には見えない道をたどり、万物名前を付けて大陸中を歩いてきたのだ。

カルロスフエンテス老いぼれグリンゴはあまり記憶していない。モデルとなったアンブローズ・ビアスの書いた「悪魔の辞典」はかなり好きなんだけどな。筒井康隆を始めいろんな翻訳があるのでオススメ

フエンテス短篇集「アウラ・純な魂」のほうがずっと面白かった。老いが迫る男、幼馴染のようにべったりした兄妹の別離、小さい頃に一緒に遊んであげた小さな女の子の末路、鏡のある真っ暗な部屋で魔術によって若さを保つ老婆、それから脱走兵が出てくる。

2-09「フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者」ミシェル・トゥルニエ 榊原晃三訳/J・M・G・ル・クレジオ 中地義和訳★★/★★

ミシェル・トゥルニエフライデーあるいは太平洋の冥界」はかなり観念的な話だったと記憶している。文明自然を対比させるために(?)読者に理解やすロビンソン・クルーソーとカオティックな行動をするフライデーが出てくるのだが、舞台ロビンソンが島そのものとの性交子どもが生まれるという神話的な世界だった。これを読んだ後で、理解を深めるためにデフォー原作を読んだのだが、記憶していたような絶海の孤島ではなく、近くに南米大陸がある島だった。そういえば子どものための抄訳版にも、近隣から人食い人種が攻めてくる描写があった。

M・G・ル・クレジオ黄金探索者」は姉と弟の閉じた世界が壊れるというか、外部の世界を知るような話だったと記憶している。姉と不可分な存在となって、マダガスカルサトウキビ畑を歩いていた場面があったはずだ。小さな子供の目から見た植民地世界の、どこかに宝物が埋まっているんじゃないかと期待しながらも、閉塞した記憶だ。ラストでは故郷家族恋人黄金もすべて失い少年期が終わる。しかし、不思議と読後感が清々しいのはなぜだろう。まるで、すべてはここから本当に始まるのだ、という気分である

ル・クレジオ難解な作品とそうでない作品の差が激しい。「海から来た少年」はまだわかりやすいんだけれども、太陽を見つめて意図的盲目になる「大洪水」は二回読んだはずなんだがさっぱりわからなかった。

2-10「賜物」ウラジーミル・ナボコフ 沼野充義訳★★★★

一時期ナボコフがすごく好きで、文学講義シリーズも読んだんだよね。前のエントリで書いた「ロリータ」だけじゃなくて、ソ連から亡命した冴えない教授を主役にした「プニン」だとか、架空の国ゼンブラを舞台にした架空の詩と、それに対する真実虚構かわからないような注釈が、見開きの右と左に分かれていた「青白い炎」だとか、そもそも実在する世界舞台にしているかどうかさえ疑わしい兄妹の恋物語「アーダ」だとか、みんな好きだった。で、これらは英語創作されているんだけれど、最後ロシア語で書いたのがこれ。詩人になるまでのお話

難民のように食うや食わずではなかったけれども(そしてそのせいで政治的過小評価されることもあるけれど)、ナボコフはやっぱり偉大な亡命作家の一人だ。でも、ユーモアを忘れていない。

で、本作では片想いをしている女性を思い浮かべながら、どの女性を見ても彼女のことを思い出し、彼女連想できないタイプ女性には嫌悪を覚えたという趣旨のことを書いていて、ちょっとだけ分かるんだけれどひどいことを平気で言う作家だなと苦笑いをした。

フョードルコンスタンチノヴィチに向かってうら若い牛乳瓶を持った娘がやってきたが、彼女はどことなジーナに似ていた。いや、より正確に言えば、この娘には、彼が多くの女性たちに見出しているある種の魅力――それは明確なものであると同時に、無意識的なものであった――ひとかけらが含まれていたのだ。そして、彼はその魅力の完璧ものジーナの中に認めていた。だから、そういう女性たちは皆、ジーナとある種の神秘的な親族関係にあるということになるが、その関係について知っているのは彼一人だったのであるもっとも、その関係の具体的に言い表せと言われても、彼にはまったくできなかったけれど。(ただ、この親族関係の外にある女性たちを見ると、彼は病的な嫌悪感を覚えた)。

僕は基本的に豊かな知識を持ち、普通に文章を書くだけでその該博さがこぼれてしまうために、結果的にひけらかしと受け止められてしま作家が割と好きで、一時期円城塔にもどっぷりハマっていた。一方で、「ロリータ」については、暇なときパラパラとページを開いていると、語り手の身勝手さがだんだんと鼻につくようになってきた。ハンバート・ハンバートって、でっぷりしたおばさんを見て、「ニンフェットの美しい肢体を生き埋めにした棺桶だ」って趣旨のことを平気で言うんだもん。性格悪いよね。

とにかく、前は金に困っていない人間が、道徳を踏みにじっているのを美々しい文章で糊塗しているのが(当時は悪とは何か知りたかったし、悪いことをしている狂った人間の話が読みたかったし、知性を感じる文章が好きだった。そういう意味でも「悪」を扱った遠藤周作がすごく好きだった)面白くてしょうがなかったのだが、いまとなってはそこまででもなくなっており、自分の中で「ロリータ」の魅力が少しかすんできた。それとも僕が少女に心惹かれなくなっただけなのか。

なんにせよ猛烈な魅力を感じていたのにプツンと魔力が消えてしまうことはある。以前は三島由紀夫が大好きだったのに、「豊饒の海」を読む前に魔法が消えた。たとえば「潮騒」を読もうとしたら、彼の文章リズムが心に響かず、全然読めなくなっていた。

少女と言えば、初めて「ロリータ」を読んでいた二十代の頃、一年に数回ほど発作的に年端もいかない少女に対する強烈な憧れが募っていた時期があったのだが、少女と知り合って仲良くなるプロセス現実的に細かいところまで検討すると、真っ当な手段がどこにも存在しないと気づいて、途端にこうした欲望への嫌悪の情が浮かんび、緩解していった。それに、無知相手自分利益のためだけに利用するのは邪悪定義に当てはまってしまうしね。

おそらく、当時の自分が憧れていたのは現実少女ではなく、思春期の頃に空想するような、成長の痛みや性の悩みに寄り添ってくれる同い年の少女で、その記憶を引きずっているに過ぎないのだ。つまり、幼馴染への憧れだ。そういう少女思春期の頃に出会えるはずはないし、自分問題自分解決しないといけない。そのうえ、よしんば実在したとしても、そんな少女とは「ノルウェイの森」のキズキと直子や、「海辺のカフカ」の佐伯さんと彼女恋人のように閉じた関係になってしまうだろう。結局は、成長の痛みを引き受けないことによる歪みを必ずや生み出すだろう。そういう空想上の女の子自分自身の鏡像ユングのいうアニマで、つまるところこれは自己愛である。今はむしろ年上好きである

(どうでもいいけどウィキペディアロリコン写真集記事、内容がやたらと詳しいんだがこれって倫理的にどうなのよ。誰かが興味持っちゃったらどうすんの)

2-11ヴァインランドトマス・ピンチョン 佐藤良明訳★★

ピンチョンはよくわからない。陰謀論ネタにしているんだろうが、直接扱ったエーコフーコーの振り子」のほうがエンタメとして好き。陰謀論的な思考ちゃんと茶化しているしね。個人的にはエーコが作中で既存の有名どころの陰謀論をすべて統合したオリジナルの壮大な陰謀論を作り上げているあたりがヤバい。あるいは架空史の仁木稔の「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」か。困ったことに、これらの作品が発表されてから陰謀論ネタとして面白い物から現実の脅威となってしまっている。

エーコが楽しめてピンチョンにピンとこなかった理由を考えてみると、たぶん元ネタとなる知識をどれくらい知っていたかに尽きる気がする。自分キリスト教やオカルティズム、カバラや魔術については多少わかるのだが、六十年代アメリカポップカルチャー現代エンタメには詳しくない。だが、この作品は実際、死をもたらすツボ押しマッサージが出てきて「あと何日でお前は死ぬ」みたいな「北斗神拳」っぽいネタを扱っている。なんせこの爆弾を埋め込まれるのが日本人サラリーマンなのだ

2-12ブリキの太鼓ギュンター・グラス 池内紀訳★★★

文庫本にして三冊の本を無理やり一冊に押し込んで、小さな活字二段組みなので読むのがしんどいし、「早く読み終えなきゃ」って焦ってしまった覚えがある。馬の生首のシーンが有名だよね。

三歳で成長するのをやめたダンツィヒ回廊生まれ少年主人公の癖に、義母を寝取って子どもを産ませているんだから、とんでもない話だ。純粋無垢なままでいるために三歳よりも大きくなるのをやめた話と思わせて、実は様々な女性恋愛遍歴をしている。家族が次々と殺されて行ってもね。

そういえば、さっきモテる奴の話を読んで何が面白いのかと書いたけれども、舞台現代日本でなければ別世界ファンタジーとして享受できるらしい。幼馴染のロマンスだって、別の国や時代舞台ならまだ受け入れられる。たとえばロンゴス「ダフニスクロエ」だけじゃなくてコレット青い麦」も割と好き。どっちも少年側が人妻に性の手ほどきを受けるので、これで多少性癖が歪んだ気がする。村上春樹海辺のカフカ」と合わせておねショタに目覚めてしまった。あと、青春物があまりきじゃないのに、「十三機兵防衛圏」はプレイできているの、あれが一つは君と僕みたいだけみたいな閉じた雰囲気じゃなく、感傷ダダ洩れの地の文章が無く、群像劇からってのもある気がする。

話を戻す。うじうじしているくせに、本当はモテることにすごく憧れているただ。だが、十五分の自慰行為あいだならエロ漫画主人公と同一化できるかもしれないけれど、数時間かけて読む文学では自己同一化魔法は解けてしまう。細かい設定があるのだから自分との差異がどんどん強調される。自分は到底なれそうにもない、かっこいいキャラモテても、ちっとも面白くないのであるしかしこんな話を聞かされる読者も面白くないだろうしこのあたりで切り上げる。小説ダメ人間、僕が先に好きだったのにという人間にならなんとか自己同一化できたのである(余談だが、かつての週刊誌の中づり広告のようなエロス無法地帯ウェブ広告で「カラミざかり」が出てきたとき主人公の来ている服のロゴに「cuckold」と書いてあったが、これは英語で「寝取られ男」という意味である。そういう芸の細かいところ、わかる人にはわかる小ネタは好きよ)。

少し現実的に考えてみれば、滅茶苦茶にモテ複数女性から同時に交際を求められたら、しかも好みの相手でなければ、それはそれで面倒そうなのであるが、嫉妬と羨望に狂っているさなかにはそれはわからない。同じく、浅ましいことに3Pとかも憧れるけれど、よしんばそんな機会が訪れたとして、絶対気をつかうし面倒くさい。自分が手に入れられなかったもの理想化されて頭の中で猛烈な輝きを持つが、一度頭を冷やしてみよう。

続く。

婚活の話って

自分要望を厳しくしたら該当者は減る

相手にも希望条件があるからマッチ率も下がる

それだけの話なのに条件つけて時間かかるからくそみたいなダダ世界の話ばっかり

2025-01-01

ダンダダンって炎上しなかったの?

クール最終回が次につづくってなんだよ

大晦日に観るもんではなかったわ。面白かったけど

2024-12-30

anond:20241230041648

薬屋の漫画小学館版と脱税版があるけど

めちゃくちゃ売れていてそのへんのダンダダンとか勝てないレベルなんだよなー

一方改変や勘違いがあるのが事実

アニメがその辺修正するかと思いきや、なんかもっとわかりにくくしていた

ダンダダンにパンチラレイプっぽいシーンが早々に入ってる理由

こういうのは漫画アニメもそうだけど

拒絶感があるような描写は早めに入れて視聴者選別を行うんだよね

「この作品はこのくらいの描写があります」みたいな宣言をする

人が死ぬ作品は早めに死ぬし、流血やグロがあるなら早めにそう言う描写をする

じゃないと後になって出すと怒られるからゾーニングのため最初描写をいれるわけ

女性が割と戦ったり酷い目にあいますよ」という宣言をすることで、去る人は去るし、そうじゃなくても身構えるので緊張感を出せる

 

分かりやすいところではひぐらしのなく頃に

日常はだいぶほのぼのなんだけど、冒頭に流血シーンを入れている

2024-12-25

anond:20241225092417

読んで思い出したので自分も書く。

こどもがまだサンタさんを信じてたころ。

うっかりこどもの枕元にプレゼント置き忘れて疲れて寝落ちしてしまったクリスマスの朝、

「おがあざん ぷれぜんど…… なかった…… サンタさん…… きてくれなかった」

ってわんわん泣いて私に報告しにきた娘と息子。

やらかした!と真っ青になりつつ、こども達が泣いてる間にどうにかこっそりベランダプレゼントを置いて、

「あっ!こんなとこにプレゼントあったよ!サンタさん急いでてここに置いて行ったんだね!」って声かけた。そしたら、ズダダダダ!って物凄い勢いで全力で2Fに駆け上がってきて見つけた時の笑顔といったら。

あった!よかった!よかったよぉぉぉって泣き笑いしながら大喜びしてたわ。

思い出すと、可愛くていじらしくて申し訳なくて、でもちょっと可笑しくて、懐かしくて、泣けてくる。

とうにサンタごっこもやめた今は「好きなもの自分で買うからプレゼントお金がいい」ってさ。

それはちょっと寂しいけど、この思い出がいまでもあなたたちから私へのクリスマスプレゼントだよ。

大きくなってもきっとずっとずっと毎年思い出すよ。ありがとう

増田も親業が終わってしまうの、寂しいよね。お疲れ様増田は私みたいなやらかしはしない良い親さんなんだろうね。

これからは見守ることばかりになりそうだけど、お互いぼちぼちがんばろう。

2024-12-23

2024俺アニメ大賞

1位 ダンジョン飯

2位 ダンダダ

3位 ぷにるはかわいいスライム

4位 マッシュ

 

拍手!!!

 

2020年代アニメランキング候補ダンジョン飯ダンダダ

 

総評

ダンジョン飯

スタッフには沢山のありがとうが言いたい

一巻がバズってから10年くらい?ようやくこの時が来た、概ね完璧だった

ファンタジー×飯ジャンルの先駆けだが、あの世界観の練り込みストーリーキャラギャグは唯一無二だ

ダンダダ

新時代王道アニメ、古くて新しいところが良かった

勢いと計算が混在しててそれがアニメで120%出てた

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