この記事は、2024年11月22日発行の「素材/化学 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 近年、「年間を通してMONOistで多くの読者の関心を集めているな~」と思う記事があります。それは「台湾のファウンドリ大手であるTSMCの熊本工場」に関する記事です。 TSMCは2021年11月に、半導体に対する世界的な需要の高まりへの対応を目的に、22/28nmプロセスを皮切りとした半導体の製造受託サービス子会社である「Japan AdvancedSemiconductor Manufacturing(以下、JASM)」を熊本県に設立することを発表。2024年2月24日には、熊本県菊陽町で建設していたJASMの熊本第1工場の開所式を開きました。同工場は2024年末までに稼働する見込みです。 同日には熊本第2工場を建設することも発表されました。熊本第2工場
