はてなキーワード: 家政学とは
19世紀後半に英米欧で女性学者らが家政学や栄養学で健康維持を論じてるときに、森鴎外なんぞは医師なのに文学なんか翻訳してんだよ
今は当時の論文が英語で無料で読めるけどその分野が日本語文献は薄いんだよ
家政学者の科学的な論文は全く役に立つのに知識が広まらんでどんだけ損失があることか
性教育にせよ未だに男だけに都合がいいバカみたいな勝手な理論をしたり顔で述べてる奴とかアホかって思うだろ
毒だってしばしば日常で発生しうるんだよ血液検査じゃ花粉症すら分からねんだよ
アレルギー研究うっすいし食品不耐性分かってりゃ注意だってできるのに
調子悪いのを発達障害とかいって勝手に納得してるタコとかマジいらねえ
何なのアレ一体
生産者様々の政治家的お気持ちは理解できるが何食っても平気な鈍感人間ばかりじゃねえんだよなあ
人類は毒と戦いながら生きてきたんだよなあ
音楽や美術には対位法なり遠近法なりを体系的に包括した理論があるのに対し料理には理論と呼ばれてるものがない。
栄養学とか家政学はあるが料理すること自体の学問がないのが気になる。
学問として料理学なるものがないのと料理に理論と呼ばれるものがないのはリンクしてる気がする。メイラード?反応のような化学の成果の援用ならあるが、料理人が料理人の視点で発見したものの集大成としての、客観的に共有可能な形でよりよく作るための技法みたいなものは理論化されていない。どんなにプロ向けのレシピ本も専門書扱いはされてても学術書扱いされてない事がそれを裏打ちしている。
しかし冷静に突き詰めて考えるとたとえばゲーム攻略本は学術書かもしれないと思う。
編集者が誤認してない限りはゲームの挙動に関する事実しか書いてないし、記述内容に対する反証可能性もゲームをプレイするという形で明確に開かれているからだ。
ゲーム攻略本でさえそうなのなら学術書かどうかの判定基準のハードルは案外低く、レシピ本も学術書たりえるのかもしれない。じゃあ料理は学術書はあって理論はなくて学問ではないということになるのだろうか(料理は科学とはよく言うがこれを額面通りに受け入れると馬鹿を見る気がする)よくわからない
わかるわかる
かつての日本は戦時下で皇民化政策をしいて、朝鮮人も天皇陛下の臣民として日本人と平等に扱おう、としたんだよね
だから日本名を与え、日本語を教え、日本人の文化を授けようとした
しかしこれは朝鮮人の立場からすると、朝鮮人のアイデンティティを取り上げられる行為に等しかった
「なんで日本人と同様に扱ってるのに怒るの?」と当時の日本人には理解できなかったのだが、それは当然で、朝鮮人は朝鮮人のまま尊重しなければならなかったのに、それができていなかったのだ
工学部女子の話も同じで、女だから甘えさせろとか優遇しろとか特別待遇を与えろ、と言っているわけでもなく、女も男と同じように扱え、でもなく、女を女として扱え、というだけの話なんだよな
女を女として扱うというのは性的対象として扱えという意味ではなく、別の生き物として尊重し、その生物が快適に暮らせるような配慮をしろ、というだけの話
いやになったということはしっかり大人の階段を上られたようでなによりです。
人生には大学でおしえてもらえない大事な知識が三つあるといわれております。
一つは投資。
増田はみなさんにいやというほどこの三つを叩き込むように日々教育してまいりました。
そんな教育など受けたおぼえはない、とおもうかもしれません。
しつこいレスバもしつこいかあちゃんに訊けもしつこいパンティもしつこい下方婚も、いわばこれら3つの知識の欠如の組み合わせによるものです。
飽き飽きした増田から出ていくみなさんは今、これらの反面教師から逃れて、自分にとって最も価値のある知識を選び取れる状況にいます。
みなさんがご自分のためになるたった3つの知識を自らの意思で選びとられるよう、
そしてパートナーや子供と仲良く楽しくくらしていけるよう、増田大学はいつでも罵倒サポートを惜しみません。
それではみなさん、最後にお気に入りの罵倒をレスにつけてください。
もう二度とここにこないですむように。
ある日のことである。以前のブルマーに関する調査に物足りないものを感じていた僕は、なんとはなしに「ドイツ ブルマ」で画像検索した。すると、個人のブログで、戦後の西ドイツを舞台にした「橋」という映画にブルマーが映っているのが紹介されていた。1959年の映画であるが戦時中が舞台なので、これは明確に戦前にもショーツ型ブルマーが使われていたことを示しているようだ。Youtubeにも動画が上がっており22:48頃からブルマーの出てくるシーンが確認できる。
そんなことから、もうちょっとドイツのブルマー事情について調べたくなった。
自分が以前調べたナチスのブルマーとは、ドイツ女子同盟のものだ。
ウィキペディアによれば、ドイツ女子同盟は、もともとナチズムを信奉する少年の有志で構成されていたヒトラーユーゲントの下位組織として発足したものだが、ヒトラー政権の成立から3年後、全ての未成年男子がヒトラーユーゲントに編入されると、これに伴ってドイツ女子同盟も強制参加の団体へと変化した。
設立の理念は、ドイツの将来を担う「良妻賢母」の育成であり、軍人教育は施さなかった。よって、健康な子供を産むためにカリキュラムは家政学ではなく、体育の方に重点が置かれた。つまり、国によって「女らしさ」「母性」「健康」が強制されていたわけである。そのせいか、略称をもじった卑猥なジョークもあったらしい。
さて、そういうわけで、軍服のような制服のみならず体育教育に使う、こちらのように黒い短パンというか提灯ブルマー姿の女性を確認することができる。写真によっては、サイズがあっていないせいか、角度のせいか、ほとんどショーツ型ブルマーのようになっているものもある。
ちなみに、こちらのサイトによれば、ブルマーを卒業すると白いワンピースになったそうである。また、色は黒であると言及されている。
しかし、写真を見る限りでは、冒頭の映画ほどハイレグではない。これは地域によってブルマーの規格に差があったのか、それとも監督の趣味だったのか、よくわからない。1930年代のThe Woman’s League of Health and Beauty(英国の健康増進団体、ヨガも取り入れている)ではhttps://flashbak.com/the-womens-league-of-health-and-beauty-nazis-pilates-and-the-birth-of-the-keep-fit-movement-4580/:title=
ショーツ型ブルマーに似た制服]で運動しているし、https://aurora-ray.blog.ss-blog.jp/2017-09-15=ドイツ女子同盟のフィギュア(オーロラモデル 1/35ミリタリー WWII ドイツ少女同盟 体操着姿 ガレージキットフィギュア ML76)]ではやっぱりショーツ型ブルマーに似ているのだが、詳細はわからない。冒頭で紹介した映画ではのんびりしたシーンであり、ナチス的な全体主義をあまり感じない。もしかしたら、ドイツ女子同盟とは別に、普段からブルマーがそれなりに普及していなことも考えられなくもない。
その後ドイツではブルマーはどうなったか。以前の記事にも書いたように、東欧ではブルマーが採用されていたことを示す写真はちらほら見つかったが、制服として具体的にいつ頃採用されていたかなどの情報は見当たらなかった。そのため、しばらく調査は暗礁に乗り上げていた。
きっかけになったのはDeepLやGoogleの翻訳である。英語のショーツ型ブルマーを意味する語の一つ「gym knickers」をドイツ語にしたところ「Turnhose」という語が出てきた。これで何かがわかるかもしれないと思った。確かにこれは「短パン」を意味する言葉に過ぎない。だが、ドイツ語のウィキペディアには、英語版とは違い、こんなことが書いてあった。
Für Frauen, Mädchen und Jungen (bei Jungen aber nur bis zum Alter von etwa zehn Jahren) gab es etwa zwischen 1960 und 1990 Turnhosen in Slipform, die zwar umgangssprachlich Turnslips genannt, im Katalog aber unter der Bezeichnung Turnhose geführt wurden. Als Material verwendete man anfangs schwarzen Doppelripp und Helanca. Passend dazu gab es auch die Turnhemden.
女性、女の子、男の子の場合(ただし、男の子の場合は約10歳まで)、1960年から1990年の間にパンティーの形のジムショーツがありました。これは通称ジムブリーフと呼ばれていましたが、カタログにはジムショーツとして記載されていました。当初、使用された素材は黒いダブルリブとヘランカでした。それに合うジムシャツもありました。
やっとのことで、具体的な年代を特定できる情報を見つけた。1960年から1990年、確かにドイツではショーツ型のブルマーが採用されていたのだ。
もちろん、出典が明記されていない以上どのくらい正確な情報かはわからない。ショーツ型ブルマー(上ではジムブリーフと訳されている)を意味する「Turnslips」で画像検索してもまったくそれらしいものは該当しない。だが、調査は確実に一歩前進した。
ドイツでブルマーがいつまで採用されていたか、かなり具体的な情報を手にすることができた。しかし、今回のドイツや前回のチェコとは違い、ポーランドやロシアに関する情報はなかなか手に入らない。昔の記事のように確かに写真はある、動画もある。だが、文字情報が乏しいのだ。「ソ連 体操着 歴史」「ソ連 体育 制服」「体操着 1960」などと単語を変えてもなかなか引っかからない。おまけに、ポーランド語でgym knickersを訳して「majtki gimnastyczne」で検索すると、スポーツ用の下着しか出てこない。また、言語によっては体操着に該当する言葉を探しても、レオタードしか出てこないこともある。
プロの陸上選手がブルマ姿になっているものは出てくるが、学校での採用事情については、なぜかデータが少ない。
資料が見つからない理由は恐らく三つある。一つは、ロシア語やポーランド語ではブルマーを何と呼んでいたか、正確な名称がわからないことだ。チェコ語では、幸運なことに「Jednotný cvičební úbor」が「体操用の制服」といった意味で、直訳でもよかったようだが、他の国の言葉ではそうでなさそうだ。
もう一つは、そもそもネットに資料が載っていない可能性だ。国によってネットの普及した時期は異なるが、紙媒体の資料をわざわざネットに乗せる熱意や理由がないことも考えられる。
最後に、これは前述の熱意がないことと重なるが、欧米ではそもそもブルマーに対して関心が薄いのではないか。海外にも服装に対するフェティシズムはあるようだが、何がセクシーと感じるかは国によって全然違う。ブルマーフェチの人は海外では人数が少ないのではないか。
全くの推測だが、ブルマー時代末期には、ブルマーを性的に感じるあまり盗撮する者が後を絶たなかったという。それが原因で、ますますブルマーが性的だという感覚が強まった。となると、日本でブルマーマニアが増えた理由は、個人のカメラやビデオが日本で普及した時期にも理由があるのかもしれない。
ポーランドやロシアでのブルマーについての文字情報が見つかったら掲載する。しかし、いつになるかはわからない。また、東ドイツと西ドイツとでブルマーの普及に違いがあったか。このあたりも資料が乏しいが、見つけたら公開したい。
また、今まではブルマーはほぼ紺色と思い込んでいたが、黒という記録を見つけた。白黒写真の画像しか見つからなかったケースを、再検討する必要がある。
少女趣味の研究を一番やってた「家政学」ってのがあったけど、フェミニズムの発展で家政学が根本から様変わりしてしまって家政学がその役目を辞めてしまったんだぞ
家政学って例えば小中学校で「家庭科」の元になってるやつなんだけど、男子は技術科で女子は家庭科みたいなジェンダーロール強制が問題視されたよね
んで男女が同じ様に双方を学ぶようになったわけだけど、家庭科では家庭の役割を解釈する的な部分が欠落してしまったんだな
それで少女マンガで描かれるような女性像の研究成果みたいなのは若い世代へ教育として伝わらなくなったのだ
家政学へ深いとこまで触れるには保守的な思想の伝統が残るような女子大を探し出して触れるしか無いのが現状だね
フェミニズムとかジェンダーロールみたいな進歩的な思想に強い女子大でも家政学には触れるけど、メインで扱われることは絶対に無いな。悪い思想の例みたいな感じで昔の家政学へ触れる
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 110 | 13939 | 126.7 | 49 |
01 | 57 | 12655 | 222.0 | 80 |
02 | 36 | 11208 | 311.3 | 49 |
03 | 18 | 1435 | 79.7 | 27.5 |
04 | 40 | 2838 | 71.0 | 46.5 |
05 | 20 | 1782 | 89.1 | 79 |
06 | 34 | 2629 | 77.3 | 49 |
07 | 56 | 8546 | 152.6 | 72 |
08 | 75 | 8070 | 107.6 | 56 |
09 | 104 | 9149 | 88.0 | 47 |
10 | 131 | 19990 | 152.6 | 53 |
11 | 195 | 18906 | 97.0 | 39 |
12 | 209 | 19370 | 92.7 | 42 |
13 | 191 | 16349 | 85.6 | 49 |
14 | 139 | 9472 | 68.1 | 40 |
15 | 131 | 11256 | 85.9 | 33 |
16 | 152 | 12625 | 83.1 | 47 |
17 | 140 | 16358 | 116.8 | 41 |
18 | 140 | 22442 | 160.3 | 39.5 |
19 | 163 | 15757 | 96.7 | 41 |
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21 | 171 | 12032 | 70.4 | 32 |
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23 | 131 | 15863 | 121.1 | 36 |
1日 | 2695 | 291845 | 108.3 | 44 |
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女子大の存在は、アファーマティブアクションとして国際的にも価値が認められているものである。
しかし本邦の女子大に設置された学部を見ると、理学部など一部を除いて家政学、文学、教養学などが中心となっている。
これは共学校も含めて既に女性の構成比が高い分野であり、アファーマティブアクションの一環としてわざわざ女子大の中に設置する意義に乏しい。
むしろ、女子大にある分野=女性が学ぶべき分野=家政学、といった形で既存のジェンダー観を助長する危険性すらある。
学問分野全体を見渡した時、現在最も女子学生への支援が求められている分野は理工学のはずである。
アファーマティブアクションの先駆けである女子大こそが率先して理工学部を拡充し、既存のジェンダー分断を少しでも解消する方向に働きかけなければならない。
前半は、何をもって「繁殖成功」とするかの価値観に乖離があることを無視した暴論。
父親として選ばれてるのが品行方正才色兼備な男だけでない時点で無意味な空論。
行わないと種の断絶を招きます。
言葉足らずだったわ。
違います。男性はあらゆる面で女性に優しくすることを強要されます。女性専用車両などがいい例。「協力」と言いつつ強制。
男女共同参画予算がなぜ「優遇や配慮」になるのかわかりかねます。むしろ男女平等に近づいたほうが出生率は上がると見込まれます。
女性センター等、女性だけの為に予算をつぎ込むのは男女平等ではありません。女性優遇です。
女子大は、大学が男性のみの教育機関であった時代の名残ですよね。ただ、近年の学習では女子だけの教育機関では女子は成績が向上するという結果もありますので、社会にプラスになるのでしたら残す意義はあるのではないでしょうか。
差別に残す意義はありません。
しかし不思議ですね。こうした女子大は基本的に家政学など「女性らしい」学部が多いため、私個人は廃しても問題はないと思っていますが、こういう女子大卒の女性はあなたの望む出生率に貢献するタイプの女性が多いです。なのになぜ
ええ、配慮ではありませんね。
それを男性がしぶしぶ耐えてるのは、「女性を大事に」規範の押し付けあってのこと。
司法での圧倒的優遇とは?まさか、女親が親権を取りやすいだとか、裁判官は女容疑者に甘いだとか、ネットde真実を信じているのですか?
事実、誘拐同然の連れ去り離婚で親権を取ってる例や、物証もなければ状況的に不可能な痴漢冤罪が有罪になった例が多々あります。
先ほど生物学を学び、その科学的知見を背景に書いている、と書きました。
>「繁殖成功率」という謎の用語が登場しましたが?学術的?独自定義?
子を産んだだけでは意味がありません。
その子が育ち、また子をなしてはじめて遺伝子が受け継がれていくわけです。
繁殖成功率とは、ざっくばらんにいうと、自分の子がその子の繁殖においてどの程度遺伝子を受け継がせていけたかを意味します。
ググるよりは一般向けの書籍のほうが詳しく理解できるかもしれません。
子の将来の繁殖成功率の見込みは生き物個の行動に非常に大きな影響を与えます。
遺伝的な素質については子を産む前からある程度わかるわけですから、
生き物は繁殖の相手としてできる限り、子の成功率を高められそうな相手を選ぼうとします。
特にヒトの女性は妊娠・出産に関するコストが他の生き物に比べて非常に高いため、
人間のように社会が複雑な生き物の場合、遺伝子以外にも、ふるまいが重要です。
社会でどう振舞うか、きちんと子に教えられる親のほうが繁殖成功率が高いと見込まれるからです。
ですから、父親として「労働して給与を得る(額は無視?)」だけでは
あなたのいう「出産に関する男性の義務」を果たしているとは言えません。
繁殖はルールではありません。可能な時に選ぶことで続いてきた道のようなものです。
>小は「女性に優しく」などという個人の規範から、大は男女共同参画予算や女子大、寡婦手当、女性専用車両等の公共での配慮。司法での圧倒的優遇も。
女性に優しくは個人の「規範」ではないと思いますが。規範の意味を国語辞典で引いたことがありますか?
男性個人が自身に「女性に優しく」を課しているのであれば、それは単にその個人のメリットが動機だと思われます。
男女共同参画予算がなぜ「優遇や配慮」になるのかわかりかねます。むしろ男女平等に近づいたほうが出生率は上がると見込まれます。
女子大は、大学が男性のみの教育機関であった時代の名残ですよね。ただ、近年の学習では女子だけの教育機関では女子は成績が向上するという結果もありますので、社会にプラスになるのでしたら残す意義はあるのではないでしょうか。
しかし不思議ですね。こうした女子大は基本的に家政学など「女性らしい」学部が多いため、私個人は廃しても問題はないと思っていますが、こういう女子大卒の女性はあなたの望む出生率に貢献するタイプの女性が多いです。なのになぜ?
司法での圧倒的優遇とは?まさか、女親が親権を取りやすいだとか、裁判官は女容疑者に甘いだとか、ネットde真実を信じているのですか?
みんなのきょうの料理、3分クッキング、オレンジページnet……etc
それなのになぜ、クックパッドがここまでの流行を見せたのだろうか。
もちろん、主婦の知恵、という意味では参考になるレシピもあろうが、クックパッドのレシピは当たり外れが激しいし、プロのレシピは材料費や手間がかかる高嶺の花ばかり、という時代でもない。
特にインターネットに掲載されているプロのレシピは、時短や節約を意識したものが多いと思う。また、料理には科学や家政学が大きく関わっているが、これらを意識したプロのレシピは、素人のそれより洗練されていたりする。
参考になるという部分もあるが、クックパッドレシピが一大ジャンルにまで成長し、猫も杓子も参考にしたがるのが不思議で仕方がない。
北海道帯広市の野江呉服店の娘として生まれたふみ子は、左乳房の切除手術を受けたが、
がんは転移しており放射線治療を受けるも1954年になくなった。
中城ふみ子が育った野江呉服店は、開拓地の都市のなかでではあるがかなり裕福で、
ふみ子を帯広高等女学校から東京家政学園に学ばせる余裕があった。
ふみ子の写真は多く残されているが、どこか気取っていて、
しなを作ったりポーズをとったりするものがほとんどだ。若いころは特にそうだ。
彼女は「プチブル」なのだ。「私はあなたたちとは違うのよ」とでも言いたげな、言い方が悪いが、
いかにも「成金」的な姿勢が写真からにじみ出ているようで、私はひどく嫌だった。
彼女の容姿はかなり整っている方で、それが彼女の「気取り」に拍車をかけているようにも感じた。
ほどなくして彼女は結婚し母となる。結婚は恵まれたものではなかった。
写真で「気取り」を見せることは少なくなったが、
「罪と罰」と捉える論者も多いが今回の話では割とどうでもいい。
この一緒に写っている女性は顔も体もでかくて(お笑い芸人のバービーに似ている)、
ふみ子と一緒に写ると自分のボリュームが強調されてしまうから少し下がって写りたい!と訴え出たそうだ。
今に残る写真では、この女性とふみ子の顔の大きさは同じくらいで、
病に侵され余命いくばくもないふみ子も、
この写真を取る際のやりとりには僅かにだが笑顔を見せたという。
この、弱ってボロボロになってたたずんでいるふみ子が一番好きだ。
彼女の可憐な学生時代も性の奔放さも、実は「プチブル」に担保された性質のように思う。
病は「プチブル」的なものをごっそりそぎ落とし、何かが残り写真に写っている。
歌人としての才はギリギリそぎ落とされずふみ子の手元に残った。
ブルジョアジーというものを、革命でも何でもなく、がんというこの時代の不治の病が打破したのだ、と私は思う。
一つの身体においての事例だが、近代の克服を自分の身体を削ることで成し遂げたのだ、と本当に勝手だけど思う。
冬の皺(しわ) 寄せゐる海よ 今少し 生きて己の 無残を見むか