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2024-12-31

迷宮歌劇美少年探偵団』感想

ありがとう迷宮歌劇『続・美少年探偵団』

こんにちは原作厨です。

西尾維新の本を全部買って本棚に入れていたら本棚が破裂してぶっ壊れました。

美少年探偵団をご存知でしょうか。

西尾維新原作美少年シリーズ(アニメ版では美少年探偵団)というライトノベルで、既刊12巻(本編11巻+番外編1巻)の作品です。アニメは第6巻である『D坂の美少年』までされていて(第5巻『パノラマ美談』除く)第2期の予告もされています。(その前にパノラマ島を映画OVA年末スペシャルにしてほしい)

西尾作品の中では中学生視点ということもあり、かなり読みやす文体で書かれており、西尾にしては珍しく完全に女性向け作品です。女性向けと言っても恋愛要素があるわけではないです。

西尾維新と言うと、おそらく一番有名なのが『〈物語〉シリーズ』だと思いますアニメになっている『化物語からかなり続刊が続いています。『君の知らない物語』の『化物語』です。あれは、2000年代ライトノベルブーム(ハルヒとかもそれくらい)の波に乗り、阿良々木という男子高校生が周りの女子トラブルに巻き込まれながらラブコメ風のちょっとハーレム気味の展開もあり、という感じで(メインは青春を過ごす高校生たちとの怪異譚との関わりですが)、女性皆が好きというよりは男性向けジャンルだけど女性好きな人いくらいの立ち位置です。私の周りは女性ファンも多いですが。

次に有名なのが『めだかボックス』か『掟上今日子の備忘録』かと思います

めだかボックス』は週刊少年ジャンプ連載でアニメ化もされました。主人公めだかちゃんおっぱいがとにかく大きく、ハーレムものではなくバトル物ですが後半のなると漫画雑誌限界まで文字を詰めるなどかなり少年ジャンプ連載作品として挑戦していました。ちなみに西尾自分で「10巻以上続く漫画作品蛇足」とか言っています(西尾が一番好きな漫画ジョジョです)。週刊少年ジャンプ物としては女性人気があまり伸びず、後は一時期文字が多すぎたので少年もびっくりするでしょ、なのですごく一般的に有名、とまでは言わずに終わりました。

『症年症女』と『暗号学園のいろは』はその、……とりあえずいろは週刊少年ジャンプ向けじゃなくてジャンプラか別マガだったのではと思います知名度は省略。

掟上今日子の備忘録』は、あきらかにオタクではない一般人説明する時に役に立っています。「あの、昔ガッキーが主演で、白髪探偵をやってた掟上今日子っていう……」で、大体の美容師さんとかは「あー!」と言ってくれます。これ以上年月が経った時はわかりません。美容院趣味とか言わなくていい世の中になってほしいです。

ここまでで西尾維新名前にピンと来なかった方はこの美少年探偵団で初邂逅ですね、ありがとうございます

いつから知っても遅くないです。

美少年探偵団だけでも大丈夫です。

でも舞台好きな方は舞台十二大戦』もよろしくお願いします。きたむーと橋本祥平くんが出てます西尾維新聖杯戦争みたいな感じで、アニメ版1クールを1舞台にしているので結構駆け足ではあるんですが、バトロワとか殺陣好きな方は好きだと思うので是非お願いします。

すみません、いい加減迷宮歌劇美少年探偵団』の感想を言います

西尾が好きだとどうしても作者に似て文章が長くなります

観た瞬間「ひえ〜〜〜〜〜〜〜‼️‼️‼️‼️ 助けて‼️‼️‼️‼️」と思いました。

今まで長々と書いていた語彙力を無くして申し訳ありません。

「これはもう、参った‼️‼️‼️‼️」と思いました。

話の感動とかではなく、普通に再現性が高すぎて泣きました。

初日大みそか公演だったので初日配信で拝見したのですが(大みそかから拘束される俳優さんが可哀想すぎる)、配信を観ながら「うわ‼️‼️‼️‼️‼️ 小説原作再現‼️‼️‼️‼️‼️‼️」となりました。

三浦香さんの演出舞台は何度か拝見させていただいたことがありましたが、原作を存じ上げなかったりオリジナルのものだったりしたので、迷宮歌劇美少年探偵団』が初めて原作ファンとしての観劇でした。

美術室に入った時の演出が本当に凄くて、きちんと小説である美少年探偵団』を再現してくれたのだなあと本当に感動しました。

一人称小説である以上語りが含まれていて、なので淡々としがちなところではあるのですがコメディ要素も適度に入れつつしかメリハリがしっかりしていて本当にストーリー構成文句なしです。

後は、俳優陣ですね。

ほぼデビューの眉美役の斎藤さん以外存じ上げている方で本当にびっくりしました。なんで??? そんな………なんで??? 原作が話でバチバチ殺陣とかやったりすごいDLされているゲームでもなければ少年ジャンプ漫画でもなければCDの売り上げがエグいラップものでもないのに…………

しか大みそかから…………………

演技にまじで文句とか本当にないです。大肯定オタク

マナブ役にちかちゃん→本当に学でありがとうございます顔面優勝でした。一挙一動全部が学で、全世界で一番可愛かったです。ライブパートでずっと水色振ってました。笑顔キラキラで終始本当に可愛くって、わ〜〜〜〜あいつこそが舞台王子様だよ‼️‼️‼️‼️ アドリブも上手でかわいいし学のビシッと決めるところもかっこよかったです。学の魅力が一層伝わってまた学のことが好きになりました。ありがとう。学がクラスメイトにいたら恋してます座長で本当にありがとう。皆のリーダーがにちかちゃんで本当に良かった。

ナガヒロ役立花さん→原作で好きなのはナガヒロなんですが、本当に惚れるところでした。自制心がなきゃ惚れてました。顔が本当に良すぎる。あんなにも顔がナガヒロなことある!?!?!?! 頭混乱するよ。声も似せてくれてて本当に助かりました。ナガヒロのお陰で命が救われてる。存在してくれてありがとう。また観たらどうなっちゃうんだ。惚れたらどうしよう。あんイケメン中学生がいてたまるか。中学3年生であの色気があるの本当に怖い。続ではナガヒロが大活躍するだろうから本当に楽しみです。八面六臂して〜〜〜〜〜‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

ミチル役せーちゃんアドリブ本当に頑張った‼️‼️‼️ 感動した‼️‼️‼️ 続もアドリブ頑張れ‼️‼️‼️‼️ お料理もしてて偉いね…………。最初の頃のミチルって結構怖めに書かれてるんですよ。初対面の女子に向かって墨汁みたいに暗い女とか言いやがるし後は………後は別に怖くないかもしれないけど。でも、適度にコメディ要素入れてくれてかわいいミチルが見れて本当に良かったです。あんなにミチルが面白いのは舞台版だけ!!! あとあんなにしゅっとした見た目なのも舞台版だけ。あの顔で番張ってるのは嘘だろ!!! お上品さ溢れてるわ!!!!

ソーサク役なおやちゃん美少女美少女探偵団に改名しろ‼️‼️‼️‼️ 視界に入る度「美少女だ……」となる。なんであん美少女なの???? こわいよ。台詞少ない分仕草こだわってるんだろうな〜〜〜と感じられて本当に演技ありがとう台詞の方はすぐ覚えられたらしいね?????? 続は長台詞あるから、かなこちゃんのこと馬鹿にしてられないかよろしく!!! 最悪台詞喋らなくて存在してるだけでも美少女から大丈夫だよ〜〜〜〜〜ありがとう癒しです。

ヒョータ役もっちー→急に西尾が書いた長台詞覚えろって言われたのに全部覚えてくれて本当にありがとう。もうそれだけで十分なのに動きも多いしアドリブもあるのに完璧にヒョータで優しさで天使超えて天使長だよ‼️‼️ 舞台の上で実際のチャリ漕ぐし。ヒョータでいつもニコニコしてて嬉しかったです……。ヒョータの魅力を余すことな表現してくれてありがとう。またヒョータが観れて嬉しいです。

眉美役かなこちゃん→歌唱力さあ、エグすぎんよ。「ほーん知らん女優さんやな、ほんまにおれたちの眉美ができるんか??」とか思ってたら圧倒的な歌唱力アドリブ力でねじ伏せてくれてありがとうございます。うれし〜〜〜眉美って現実存在できるんだ。あと本当に長台詞ばっかり喋らせてごめんなさい。あと、かなこちゃんがかわいいお陰でで眉美がクズだと言うのが全然伝わらないのだけが問題です。眉美はこんなに可憐美少女じゃないんだよ………。だけどきちんと原作の図太さがあって本当にありがとう

麗さん役立道さん→ミステリアス美女を演らせたらこの人を置いて他にはいないでしょ‼️‼️(尚魚雷ガール) あまりにもぴったりすぎて怖いよ。こんな人に捕まったら洗いざらい全てを吐いちゃうよ。麗さん、もっかい出て………恋しいよ…………美探にはミステリアス大人成分が足りないよ……………

嘘役廣野さん→あの、廣野さんが美探出るなら、沃野禁止郎だと思ってたので続編の際にはもう一度起用お願いします。あまりにも何でも出来すぎて超人すぎる。あんなにも何でも出来るんだからもう一度起用してくれ‼️‼️‼️ お願いします。また美探の廣野さんが観たい。嘘と沃野の兼役でどうにか…………沢山観せてくれ………………。歌とアドリブが本当に頭の切れる人のこなし方でかっこよすぎる。なんであんなかっこいいんだ。助けて〜〜〜。もっかい出て〜〜〜〜〜‼️‼️

内容は元からおもしれーんですがなんというか、小説アニメそのままの舞台化というわけでもなく、舞台ならではの良さがあって本当に「舞台化して良かった」ってなる舞台です。

脚本も本当に舞台化での原作からの足し引きが本当に凄くて、無印の2話って原作だと具体的なトリックが書かれてないんですが、"納得"させられてあの顛末小説で読んだ気がしました。書いてあったよね?????

舞台装置小道具がもう本当に好きすぎてあれ観ながら白米食べれる。西尾維新小説舞台化でやってほしいこと全部やってくれた。こんなに予想以上の作品観れてハッピーでした。

関係ないんですが、西尾維新ってあんな話書いておきながら海外ディズニー旅行で行きまくるくらいのディズニー好きなんですよね。旅行最中小説書いたりしてるんですけど。あの話を?!?!?!?

迷宮歌劇美少年探偵団』って、ほぼ面白さの感覚ディズニーと同じなので西尾も好きだと思います。好きって言ってたし。

今回も楽しみなので本当に本当に続編ありがとうございます。アンケ出し続けて本当に良かった。

今回も脳からアドレナリンはちゃめちゃに出しに行くぞ‼️‼️‼️‼️


制作さんへ

踊役に推し採用していただいて良いでしょうか。

後は一曲ダンスしてもらって良いでしょうか。

よろしくお願いします。

西尾

舞台パンフBD特典に短編書き下ろしください

美探の文章に飢えています

2024-12-21

有村麻央さんのコミュを受け入れられなかった

有村麻央さんのメインコミュがどうしても受け入れられなかった。私はA+まで読んだ。ダメだった。このブログはA+コミュまでの全てのネタバレ、また別キャラのメインコミュのネタバレを一部を含みますネタバレを知りたくない方は見ないでください。

 

 

私は元々かっこいい女性キャラ王子気質女性キャラに惹かれる趣味で、有村麻央さんももちろんそれに惹かれて好きになった。そもそもそこから間違っていたのかもしれない。

 

有村麻央さんの公式プロフィールは、

「カッコいいアイドルを目指す3年生の女の子。初星学園アイドル科の寮の寮長をしており面倒見がよい。後輩達からは小さな王子様(リトルプリンス)として慕われている。幼い頃から歌劇スターに憧れ、子役として活躍していた過去を持つ。」

というもの

以上からも見てとれるように、彼女はカッコいい女性アイドルとして大きく売り出されているので当然そのようなコミュなのだろうと思って喜んで彼女プロデュースしはじめたし、私と同じような方もいた事だろう。結論から言うと、全然違った。いや、全然違うこともないが本当に、たまに思い出しては泣くくらいには受け入れられなかった。

 

 

ここから先はメインコミュを含む話です。有村麻央さん、姫崎莉波さんのコミュネタバレが出てきます

 

 

 

 

まずメインコミュのあらすじをざっくり述べると、有村麻央さんをプロデュースすると決めたプロデューサー有村麻央さんの本当の魅力は「かっこいいこと」ではなく「本当は可愛いところ」に目をつけた。それから有村麻央さんを「可愛くてかっこいいアイドル」として成長させていく…という内容。(多少違くても目を瞑って)

有村麻央さんは公式プロフィールにもあったとおり「かっこいい」を目指している。そのため、カッコよくなるために色々な努力をしているのだ。

私は彼女のそういうところに惹かれてプロデュースを始めたので、そもそもこの時点でプロデューサーとの意見が食い違っていた。この時点でやめるべきだったのだろうけど、知り合いのPから「A+まで読めば意見が変わる」「最後まで読んだ方がいい」と言われ、私自身もアイマスを信じて先へ進んだ。だけど、結局のところ有村麻央さんは「可愛くてかっこいいアイドル」として頑張ることを心に決め、髪型まで変え、プロデューサーに「可愛い服を一緒に買いに行ってくれませんか」と頼むまでに成長する。

かに有村麻央さんは1人の高校生少女としては大きく成長しているのだ。己の体の成長や、自分に見合わない「かっこよさ」へ向き合うことをやめ「かわいさ」とも向き合うという勇気を持った彼女には、もちろん大きな賞賛を与えたいと私は思った。

 

だけど、私が求めていたのはそうではなかったというのが本当の気持ちである

私は、彼女の「かっこよさをとことん追求して、なりたい自分になってみせる」という気持ちを大切にして欲しかった。そして、世界で一番かっこいいアイドルとして、誰にも負けないくらい輝く一番星になって欲しいと、そう願って学マスを始めてしまったのだ。

少し話は逸れるが、彼女同級生の姫崎莉波さんは、有村麻央さんとは反対に「面倒見が良いタイプなのに以前は妹系アイドルとして無理をしていたが、なりたい自分に素直になってお姉さんアイドルになる」というコミュだったわけだが……どうして有村麻央さんは、「なりたい自分になる」ではダメだったのか?と、コミュを全て読み終えてからも、ずっとそう感じてしまう。

 

もちろん「ありのまま自分」を認めるのは大切だし、彼女アイドルとして伸びるためには本当はそうなるべきだったのかもしれないけれど、「なりたい自分」として輝けるアイドルがいる傍ら、どうして有村麻央さんはなりたい自分ではダメだったのか?と何度も何度も考えてしまった。それがコミュを受け入れられなかった理由だった。

正直、彼女理想否定されてしまったんじゃないかと、彼女が本当になりたいアイドルに本当にこれでなれるのか、と、ずっとずっと悩んで、有村麻央さんの担当をやめるかどうかまで悩んだし、正直今も悩んでいる。でも、彼女のかっこいいところも、自分に向き合う努力を出来る彼女のことも、もちろん本当は可愛いところだって好きだ。だからやめたくてもやめられない。でも、きっと今後出てくる誕生日限定だって、私はきっと心の底から喜ぶことはできない。公式コミュを受け入れられなかったから。それが本当に辛くて、悲しくて、そしてなにより有村麻央さんに申し訳ないとすら思う。こうして私が「カッコよくありたいと思う有村麻央のままでいて欲しい」と思うことすら今の彼女プロデュース方針努力とは相反するものだ。だからこそ彼女担当を降りるべきかと、今でも悩んでいる。ずっと。こんなにも悪い意味で「綺麗さっぱりコミュを忘れたい」と思ったことは人生で初めてだった。

 

彼女はなりたい自分になってはいけなかったんだろうか。かっこいいアイドルとして成長してはいけなかったんだろうか。「かわいい」を見出すのはいファン勝手感想であって、それをプロデューサーが見出すのは違うんじゃないかアイマスにはもう「本当は可愛くなりたい」アイドルがいるんだから、しっかりとかっこいいアイドルだってもっと表に出してよかったんじゃないのか?

「小さくても胸が大きくなってもそれをものともせずカッコよく舞台に立ち続ける有村麻央」の未来をどうして私は見れなかったんだろう。

有村麻央さんのコミュを受け入れられなかった

有村麻央さんのメインコミュがどうしても受け入れられなかった。私はA+まで読んだ。ダメだった。このブログはA+コミュまでの全てのネタバレ、また別キャラのメインコミュのネタバレを一部を含みますネタバレを知りたくない方は見ないでください。

 

 

私は元々かっこいい女性キャラ王子気質女性キャラに惹かれる趣味で、有村麻央さんももちろんそれに惹かれて好きになった。そもそもそこから間違っていたのかもしれない。

 

有村麻央さんの公式プロフィールは、

「カッコいいアイドルを目指す3年生の女の子。初星学園アイドル科の寮の寮長をしており面倒見がよい。後輩達からは小さな王子様(リトルプリンス)として慕われている。幼い頃から歌劇スターに憧れ、子役として活躍していた過去を持つ。」

というもの

以上からも見てとれるように、彼女はカッコいい女性アイドルとして大きく売り出されているので当然そのようなコミュなのだろうと思って喜んで彼女プロデュースしはじめたし、私と同じような方もいた事だろう。結論から言うと、全然違った。いや、全然違うこともないが本当に、たまに思い出しては泣くくらいには受け入れられなかった。

 

 

ここから先はメインコミュを含む話です。有村麻央さん、姫崎莉波さんのコミュネタバレが出てきます

 

 

 

 

まずメインコミュのあらすじをざっくり述べると、有村麻央さんをプロデュースすると決めたプロデューサー有村麻央さんの本当の魅力は「かっこいいこと」ではなく「本当は可愛いところ」に目をつけた。それから有村麻央さんを「可愛くてかっこいいアイドル」として成長させていく…という内容。(多少違くても目を瞑って)

有村麻央さんは公式プロフィールにもあったとおり「かっこいい」を目指している。そのため、カッコよくなるために色々な努力をしているのだ。

私は彼女のそういうところに惹かれてプロデュースを始めたので、そもそもこの時点でプロデューサーとの意見が食い違っていた。この時点でやめるべきだったのだろうけど、知り合いのPから「A+まで読めば意見が変わる」「最後まで読んだ方がいい」と言われ、私自身もアイマスを信じて先へ進んだ。だけど、結局のところ有村麻央さんは「可愛くてかっこいいアイドル」として頑張ることを心に決め、髪型まで変え、プロデューサーに「可愛い服を一緒に買いに行ってくれませんか」と頼むまでに成長する。

かに有村麻央さんは1人の高校生少女としては大きく成長しているのだ。己の体の成長や、自分に見合わない「かっこよさ」へ向き合うことをやめ「かわいさ」とも向き合うという勇気を持った彼女には、もちろん大きな賞賛を与えたいと私は思った。

 

だけど、私が求めていたのはそうではなかったというのが本当の気持ちである

私は、彼女の「かっこよさをとことん追求して、なりたい自分になってみせる」という気持ちを大切にして欲しかった。そして、世界で一番かっこいいアイドルとして、誰にも負けないくらい輝く一番星になって欲しいと、そう願って学マスを始めてしまったのだ。

少し話は逸れるが、彼女同級生の姫崎莉波さんは、有村麻央さんとは反対に「面倒見が良いタイプなのに以前は妹系アイドルとして無理をしていたが、なりたい自分に素直になってお姉さんアイドルになる」というコミュだったわけだが……どうして有村麻央さんは、「なりたい自分になる」ではダメだったのか?と、コミュを全て読み終えてからも、ずっとそう感じてしまう。

 

もちろん「ありのまま自分」を認めるのは大切だし、彼女アイドルとして伸びるためには本当はそうなるべきだったのかもしれないけれど、「なりたい自分」として輝けるアイドルがいる傍ら、どうして有村麻央さんはなりたい自分ではダメだったのか?と何度も何度も考えてしまった。それがコミュを受け入れられなかった理由だった。

正直、彼女理想否定されてしまったんじゃないかと、彼女が本当になりたいアイドルに本当にこれでなれるのか、と、ずっとずっと悩んで、有村麻央さんの担当をやめるかどうかまで悩んだし、正直今も悩んでいる。でも、彼女のかっこいいところも、自分に向き合う努力を出来る彼女のことも、もちろん本当は可愛いところだって好きだ。だからやめたくてもやめられない。でも、きっと今後出てくる誕生日限定だって、私はきっと心の底から喜ぶことはできない。公式コミュを受け入れられなかったから。それが本当に辛くて、悲しくて、そしてなにより有村麻央さんに申し訳ないとすら思う。こうして私が「カッコよくありたいと思う有村麻央のままでいて欲しい」と思うことすら今の彼女プロデュース方針努力とは相反するものだ。だからこそ彼女担当を降りるべきかと、今でも悩んでいる。ずっと。こんなにも悪い意味で「綺麗さっぱりコミュを忘れたい」と思ったことは人生で初めてだった。

 

彼女はなりたい自分になってはいけなかったんだろうか。かっこいいアイドルとして成長してはいけなかったんだろうか。「かわいい」を見出すのはいファン勝手感想であって、それをプロデューサーが見出すのは違うんじゃないかアイマスにはもう「本当は可愛くなりたい」アイドルがいるんだから、しっかりとかっこいいアイドルだってもっと表に出してよかったんじゃないのか?

「小さくても胸が大きくなってもそれをものともせずカッコよく舞台に立ち続ける有村麻央」の未来をどうして私は見れなかったんだろう。

2024-04-25

anond:20240415040512

個人的にはVで音楽と言えば二大事務所よりも神椿なんでな。

花譜(かふ/KAF)

中学生デビューしたのがもう20歳。年月の流れを感じる。

カンザキイオリが不可解参(想)を最後に外れたり、オリジン寄りの存在として廻花がお出しされてそっちではシンガーソングライターの道を歩み始めていたりするが、それはそれとして花譜の道は続く。

 作詞作曲廻花の曲。サビの歌詞特に良いんだ。

音楽同位体の可不はKAFUでスペルが違う。また、花譜と可不で身長差が生じていることをライブなどで確認できる。

理芽(りめ/RIM

神椿の陽キャギャルグミが好き。

  • 理芽 - 法螺話 (with Guiano)
  • 理芽 - 狂えない

音楽同位体の裏命はRIMEでスペルが違う。

世界情緒(いせかいじょうちょ)

歌ヨシ、絵ヨシ、創作への熱意は誰にも負けない神椿きっての奇人。一応バーチャルダークシンガー

エイプリルフールを自らの願望を実現するために何をやっても良い日だと思っている節がある。

 この曲は救いなんだ……

音楽同位体星界(せかい)。

春猿火(はるさるひ)

割と春猿であることに迷いつつも、ついに一体化を果たしてくれたラップもいけるシンガー

睡眠時間以外は常識人なのだけど、とりあえず夜寝て朝起きてくんないかなとかは思ってる。収録・ライブの度に生活リズムが崩れてそうなので。

音楽同位体は羽累(はる)。

幸祜(ここ/KOKO)

バーチャルロックシンガードラマーでもある。

SINKA LIVEMCで五人の中で一番重い過去吐露した後にゲンフウケイがお披露目された流れを忘れることはない。

音楽同位体は狐子(COKO)でスペルが違うほか、唯一狐耳付き・オプション装備付きなど幸祜とのデザイン面での差異同位体にしては大きめ。

CIEL

デビュー当初はVALIS同様の方針で行く感じだったけど、今はバーチャル専門になったのかな?

名前のとおり、空が似合う歌声シンガー。ただ、その空は必ずしも晴れ模様のみを示しているわけではない。

VALIS

バーチャルオリジンの姿を行き来するダンサーユニット

Albemuth

存流と明透の対照性と、歌劇的な皓とクラブサウンド寄りな黑の対照的な曲群という二重の対照性によって独特の世界観を表現していたユニット

世界観をかなり重視したタイプアーティストユニットで、そうであるが故に世界観の演出完璧に行う事が可能バーチャルライブを本当に見たかった。

 この曲でAlbemuth 1st ONE-MANを締められたことが最高だったんだって、いつか振り返られる時が来ると良いなと思っている別れの曲。

 黑曲で1曲絞るならこの曲かなと思ってる曲。

存流(ある/ARU)

幅広い歌声表現力を秘めていた素晴らしいシンガーだった。

存流名義で作詞作曲した曲も聞きたかったよ。

明透(あす/ASU)

話し始めると止まらないマシンガントークに、そのトークを支えるだけの感情言語化が上手いなと思っているシンガー

作詞参加のオリジナル曲をまた聴きたいと思ってる。



他にもVってわけじゃないけどDUSTCELLとか雨宿りとかAwairoとかGuianoくんに詩道くんに梓川くんに跳亜くんにEmpty Old City獅子志司さんに……色々いるよ!

2023-10-23

anond:20231022074522

吉祥寺けが住みたい街ですか?』

吉祥寺朝日奈くん』

吉祥寺少年歌劇

吉祥寺だけでもけっこうあるな

2023-06-11

anond:20230611072514

感想を補う。

ある種の後味の悪さについて。

バッドエンド気味になることは、事前に予期できる。現代視点から語られる時点で、犬王は歴史的に何も残さない。琵琶法師ロックをやってました、も残ることはない。山田監督アニメ平家物語でも同じ。最終的な破滅に向かいながらも輝く人間の生き様が描かれることは予期できる。

ただ、2人の主人公の末路。1人は最後まで自分名前と信念を曲げずに処刑され、1人は権力に従うことで生きながらえる。このとき平家物語なら権力から追い落とされた権力が滅ぼされる、諸行無常。繰り返される人の業。犬王では権力に滅ぼされるのは文化だ。一世を風靡した文化が、権力者の一存で滅ぼされる。それがアニメ映画という文化で描かれる。ジレンマ

これをある種の比喩にも感じてしまう。何らかの滅びの予感か、全盛期を過ぎたことへの諦念か。または、多数派におもねらなければならないことへの皮肉か。どんなに優れた表現者にも限界があり、志を曲げて生き残るか、曲げずに消えるという選択を迫られてしまうのか。そういう現実的風景が頭にちらつく。

最後想像力の飛躍で救いは用意されているものの、ロック歌劇以上にこの考えが尾を引いている。

犬王をみたよ

アニメ映画の「犬王」、Amazonプライムで見れたから見た。ある程度前評判通り、良い部分もそうでない部分も。という感想

湯浅監督ファンなので、相変わらずアニメしか表現できないだろうイマジネーション視覚化や、流動的な作画が多く見られるところは好き。動きのダイナミズムという点では文句がない。

一方で、室町時代前衛的な音楽表現としてロックはどうなの?というミスマッチ感。べつにエレキギターの音が入っても全然いいんだけど、ロック自体がいま既に古いというか、やり尽くされたフォーマットになっていて、和楽器とのコラボ特に珍しくなくて、しか過去ロックオマージュ的な見せ方が多いとなると、なんだか気恥ずかしい感じがあるのは確か。

そういうロック歌劇シーンが大部分を占めているから、物語情動部分、特に終盤、犬王がどういう思いや考えで足利義満にこうべを垂れるのか、踊り続けたのかは端折られた感が強かった。歴史的にわからないんだろうけど。

ロックがいきいきとしている時代にみたら違う感想かも。

2023-05-12

anond:20230508222214

嫁がミュージカル好きだからたまに行く

いまだに俺はミュージカルをつまらないと思っているが、それでも部分的面白いことはある


劇場なのでやれることが限られてる

からあれやこれやと工夫をするのだが、セットを作りゃいいってもんでもなく、案外細かなことで表現可能だったりして、その工夫が面白い

配役があってのダンスというのはアイドルによくあるフォーメーションダンスの更に上を行く味付けの代物で、ダンス普通に面白い

最近、「ライブ歌劇」というものに行ったが、そのときに見た監獄ダンスが最高だった

監獄と言ってもセットはなく、鉄格子小道具が2つあるだけ

独房2つに悪役(親子)がそれぞれ収監されているのだが、その悪役2と監視役2人が鉄格子2つを抱えて踊るのだ

動き回って位置も入れ替わるし、閉じ込められてもいないのだが、監獄内でお互いのことを想う様子がよく表現されていた

まぁでもやっぱり役者とか演技や歌そのものには一切興味が無いしいいとも思わないんだな

2023-03-27

シリアスからの逃げ場なしの2023春のBS11放送

やあ、下手なTwitter愚痴垢よりもタチの悪い奴のお出ましだ!

https://www.anime-recorder.com/tvanime/268946/

なあ、何なんでしょうか? このラインナップは。

貴重なフリー空き枠をサブカルマジョリティ側の再放送(極めてサブカルマジョリティ的な味付けされてる男女間恋愛の第1期、BSフジ放送されてた腐夢アニメ、そして転生JRPGファンタジーなろう)、

馬鹿なの? BS11様は自分製作委員会関わったものの前作ばっか優先して

MXでの昭和ウルトラ&ライダー20世紀セラムンゾイドマジンガープリキュアアイカツプリティー系放送の様な気の利いた事出来ないのっすか?

東映特撮YouTube chでの龍騎555大盛況なのかすらも考えれないっていうだろうなのか?

その他のBS11放送コンテンツを見たら

「妹は中学校でのいじめで両手足に火傷跡、折り返し前に男女間恋愛モノにおける奈央虐前後編でその直後に別ヒロインとのギスギ前後編(雨の次回予告は最大の恐怖シーン)」

あと「序盤のヒロイン毒母のせいで家がアレに、終盤ヒロインは毒両親持ち」なのが放送予定だとか、

新番組や新エピソード予定されてるタイトル

男性声優演の男主人公ラブコメまたはなろうまたは新規オリジナルの腐夢系」の嵐で

女性声優演の女主人公だけど女性向け男女間恋愛モノ&VRMMOモノ&なろうスピンオフ」、

音楽歌劇モノも「楽園だけでなく地獄も描かれることを覚悟する視聴者だけ見続けなさい」的な展開を予感させるもの

で、振り返ったら「いじめっこや銀行強盗のシーン懸念される未知の作品」、

そしてそれらを除けば「シリアス」ばかり...

なんかみじめじゃありません?

最低1枠でもきららジェネリックきらら(ジェネきら)用意すれば良かったのに、

常連ゆるキャンすらも、放送から時があまり経ってないスローループ

近辺放送のおにまいやぼざろすらも用意されてないひどいザマじゃんこれじゃあ。

そんなにわたくしにVTuber配信鑑賞民に鞍替えしろってのか?

いや、空き枠ならBS11だけでなくBS日テレ残り1枠、BS松竹東急の咲全国編終了後の木曜にもある!

これらが最後希望だ!!

追記

女性声優演女主人公かつ百合路線のもの製作委員会にもうBS日テレBSフジは迎え入れるなや馬鹿業界どもは。

あと男性声優演男主人公の男女間ラブコメ・なろう・腐夢コンテンツならBS11製作委員会絶対に入れて欲しくねえよ

ゼロ2期の再放送BS日テレ譲渡しろ、いや3期の本放送BS日テレ譲渡でいいよね?

2023-03-26

chatGPTも結構適当だな

以下は、おすすめ面白い百合漫画の一部です。

少女歌劇レヴュースタァライト』(著者:上漆黒猫):舞台少女たちの友情ライバル関係、そして恋愛模様を描いた作品アニメ化もされています

『ひとりぼっちの○○生活』(著者:七海よう):引きこもり少女人形作家女性の成長と恋愛を描いた作品

あさひなぐ』(著者:こざき亜衣):女子高生弓道部員たちの日常と成長を描いた作品主人公たちの友情恋愛模様もあります

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(著者:赤坂アカ):生徒会長副会長恋愛模様を描いた作品。緻密な心理描写と、斬新なストーリー展開が特徴です。

シスターブラザー』(著者:木尾士目):男装した女子高生とその弟の成長と恋愛模様を描いた作品主人公たちの人間関係家族愛が、作品の魅力の一つです。

以上、一部になりますが、それぞれ魅力的で面白い百合漫画です。

2023-02-18

シネマンドレイクレビューする 前

最近よく見ている映画レビューサイトシネマンドレイク』がフィーチャーされているので、あらためてまとめてみようと思う。

人物

個人的な話になりますが、私は省庁の人と仕事したことがある

・小さい頃からゲームっ子”だったゆえにアニメ漫画はそこまで深く立ち入る機会も好奇心もなかったのです。

アニメーションに素人人間

子どもの頃から「男っぽい」もの、「女っぽい」ものという、露骨に固定的なジェンダーイメージが強いものに対して内心では避けたい気持ちがありました。今では私はノンバイナリーを自認

・私は北海道出身で、北海道のいくつかの地方と縁があるので実情を多少は知っているのですが、知らない人が思っているよりもはるか絶望的です。

個人的な話になってしまますが、私は「兄弟」よりも「姉妹」の方が身近な存在で、家族・親戚周辺もなぜか3姉妹が多いです。逆に3兄弟は3姉妹よりは少ないですけど一応はいるので、3姉妹と3兄弟比較…みたいなことが自然とできてしまったり

・私も科学に関わって政府の人ともやりとりしたことがあるのですが、あんな“暖簾に腕押し”みたいな反応の役所なんて日常茶飯

地球環境問題というのは嘲笑われやすトピックです。私もこの分野をかじっていた人間なので経験としてわかります。どうも世間地球環境問題に取り組むことや取り組む人のことを「オシャレ」だとか「意識高い系」みたいな見下しで扱ってくるんですよね。もしくは「慈愛」「慈善」みたいな感情的活動だとみなしてくる。全然その問題本質理解してくれないわけです。ときには「地球環境問題もいいけど貧困に取り組むべきだよ」とか言ってくる人もいるし、ジェンダーやLGBTQには関心があるわりには地球環境問題にはまるで当事者意識のない人もいます

・なお、Twitterを見る限りでは町山氏には批判的なようである

自己紹介

シネマンドレイク管理人

映画を愛する映画ライター雑草)。洋画邦画アニメドキュメンタリードラマシリーズ、なんでも観ます。年間で鑑賞する新作映画の数は約300程度(劇場未公開作品も含む)。アセクシュアル・アロマンティック・ノンバイナリーのLGBTQ当事者(they/them)なので、その視点映画を語ることも。得意なテーマは、映画全般ジェンダーセクシュアリティ自然環境、野生動物など。ライター取材仕事等の依頼は「お問い合わせ」まで。


環境問題について

・今の環境問題を振り返っても『ドント・ルック・アップ』みたいにフィクションの中でくらいは何回か人類絶滅させてやらないと…それくらいしないと加害者責任自覚できない

政治的映画は嫌だとほざいている…そんな人も日本はい

・少しでも多くの人がこの問題当事者意識を持つということ。私もあなた中立ではありません。人間である以上、もう問題加害者です




※Z世代について

・Z世代の子もの方が真面目にネット規制を支持していると思う

SNS社会の中、どうしても「いいね」欲しさに自分をより良く見せようと日々奮闘する、そんな強迫観念に駆られる10

フェミニズム的な“正しさ”がブレることな存在し昨今の定番であるZ世代通用するキャラクター性に更新されている

  • 【出典】 

・これがアメリカ血気盛んなZ世代10代だったら全然違いましたよ。きっと「そんな酷い目に遭っているの?! よし、なら抗議してやろう!」とハッシュタグアクティビズム全開で連帯を開始して入国管理局前でデモを始めた

・「SDGs」はノリノリで掲げるくせにそのSDGs目標ひとつであるジェンダー平等」にはたいして興味がないばかりか、そもそもジェンダーが何なのかイマイチからないまま雰囲気だけで同調している日本社会の皆さん、ごきげんよう

・「カミングアウトを大仰にドラマチックに描くのはもうダサいだろう」というイマドキなZ世代感覚

表現規制について

残酷描写エロ描写をもっぱら規制しようとしてきたのは「保守派」や「宗教右派である

・世の中には“配慮”に気を使いすぎて映画としてつまらなくなっている作品も少なくない

・でも、映画芸術からこそ、とき政治的視点批評するのも大いに結構

  • 【出典】 

LGBTQについて

日本もじゅうぶんにLGBTQには辛い場所

おカネが山ほどあればこんな日本を飛び出して海外暮らしたいと正直思っている

・よりモルモット化はジェンダー最先端(断言)

洋ゲー最近の潮流なでクィアのようなカルチャーの取り入れ方が上手い

同性婚は実現してもトランスジェンダー差別は依然として残ったまま。トイレなどの一部の空間での露骨に強調されるトランスジェンダー排除

そもそもフェミニズムというのは実際のところ誰の心にも宿るもの

日本だといまだに「女の敵は女」と吹聴する輩が一定


「男らしさ(マスキュリニティ)」批判

・「男オタク」は今の社会では圧倒的なマジョリティであり、特権を持った支配層であり、自己批判がや差別意識から目を背けがち・日本というろくにジェンダー教育をしていない

いかなるジェンダーでも中立的な立場にいる人はひとりおらず、自分の中のマジョリティ加害者的側面を自覚しよう

男性であることは罪ではない

ホモソーシャル的な生存術であり、同時に科学に対する日本メディアの態度でもある

・多くの女性不本意ではあるけど男性評価を気にしながら生きている

・「歌舞伎」とアニメ漫画などの「オタク」という趣味はどちらも女性排除されがちでオタク世界男性中心的

・と高身長女性というのは、男社会にとってのステレオタイプな寵愛しやす女性像ではないので男性オタクから白眼視される---【出典】アニメ『かげきしょうじょ!!』感想ネタバレ)…歌劇に生きる現代少女を描く より

女性ファンダムに身を投じることは時に男性とは異なる困難をともなう。風当たりが男性以上に冷たかったり、安全ファンダムの居場所が用意されていなかったりする。

理想的男性の振る舞いは女性ファンダムを一切邪魔せず、変に首も突っ込まず、そっとサポートし弱音を見せたり、“男らしさ”で気取らず、しっかり自分の弱さを示すのも良い

日本先進国の中でははるか女性差別の激しさで言えば酷いものだということも繰り返したいところ

・。本作でも女性キャラの扱いか脱臭できないほどに男性目線主体匂いを感じる

日本でもAI無自覚ジェンダーロールによる女性差別問題視されている

・従うしかできない、抗うことは許されない…そういう日本社会の体質

・本は実名を出さなくても政治ネタ映画で扱うとそれだけで「プロパガンダだ」と非難されてしま

日本2020年代になってもなお非常に封建的社会が残存しており、家長絶対主とする規律があり、従属調和を優先し、主流の社会に逆らうことは許さな

・男に主導権を与えるな、男が助けてくれると思うな、男の料理場合によってはヤバイ

・『シュレック』というアニメ映画があり、あれも当時は斬新で「怪物でもプリンセスのようなヒロインになれる」ことを示した作品でしたが、今の価値観で見ると「女性美人かブスかの二択」のようで違和感も感じます

ヒロイズムな着地になってしまます。まあ、もちろんやっていることは立派で正しいのですが、やはり男性であるというだけで作品トーンは偏向するもの

シリアで拘束されて解放されたフリージャーナリストをボロクソに批判することに快感を見いだし、はたまた中東情勢不安になるたびにガソリン灯油価格心配する。そんな国がこの日本

ジェンダー構造には無関心で自身男性特権自己批判でせず冷笑的なマッチョイズムで典型的ホモソーシャル

・マスキュリニティ賛美の色合いが濃いこ、異性愛規範も充満している

軍隊主義的な“男らしさ”だけが物事解決できるわけじゃないという教訓

・車が自分の男らしさを体現する剣であり、もっと言えばペニスである

上から目線のマスキュリニティではなく、下から支える献身的な愛を感じる良いシーン

・「女の連帯」とは似て非なるものです。なぜなら既得権益に酔いしれたいだけ

アニメにおけるホモセクシュアル

男性中心のオタク界隈にあるホモフォビア

・「ガンダム」は男同士の同性愛には直接的には踏み込まない。やはりホモフォビアがある

・そして日本インターネット界隈もSNSまとめサイトを中心にしてインセル巣窟になってしまっている動かぬ現実がある

・『機動戦士ガンダム』を継承する「男vs男」の対決に行き着き真の部分はものすごくホモセクシュアル

長くなったので後編【https://anond.hatelabo.jp/20230218181513】に続く。

2022-06-01

anond:20220601202014

クラシック」に真髄なんかないってのが真髄だぞ

ソロ協奏曲交響曲声楽歌劇、いろんな種類を「古いスタイル」ってだけでひとまとめにしてるだけなのに、「クラシックの真髄」なんかがあるわけねえだろ、己が無学無教養の猿だからって周りもお前と同じだと思うのは猿並みの知能だな。

2022-03-27

OSK日本歌劇団を見た

 OSK日本歌劇団レビュー「春のおどり」を見てきた。こういうの。 https://enterminal.jp/2022/03/osk100th-harunoodori-tokyo/

 かげきしょうじょとかスタァライトとかでアニメでも宝塚っぽいのが最近よく出てくるから、ここらで一丁レビューってのはどんなものなのか見ておくのも悪くないかなという気持ちで見に行った。なお自分は、かげきしょうじょもスタァライトも序盤だけ見て合わないなと思って投げた。

 OSKの存在自体よく知らなくって、宝塚以外のなにかが存在するらしいというのだけはうっすら知っていた程度。今年創立100周年らしい。調べてみるとだいぶ紆余曲折というか艱難辛苦を乗り越えてきていて、一度は完全に潰れたりもしていた模様。そもそも少女女性歌劇というジャンル自体絶滅危惧種で、宝塚は相当に特殊な事例らしい。

 今回の場所新橋演舞場。ここは銀橋はもちろんないけれど、その代わりちゃんとした花道のある舞台花道あるなぁと思っていたらレビューガンガン花道活用しててびっくりした。渡辺さらさはこっちに来ればよかったのでは。

 レビューは2部構成で、前半が和風、後半が洋風になっていて、特に前半の和風レビューは印象が鮮烈。日本舞踊から始まって吉原舞台歌舞伎の名場面をモチーフにした殺陣集団での群舞と続く。舞台衣装歌舞伎のようなしつらえなのに、かかってる音楽はわりとロックで、しかも当然全員女性。なんだかとても不思議ものを見ている気がして面白かった。花道はしごを二つ組んで脚立状にして、その上に登って見得を切るのとか派手で良かったし、途中で「しゃらくせえ」が口癖の写楽が出てくるのだけれど、そのあたりはちょっとストーリー仕立てになっていて飽きさせない工夫を感じた。

 個人的には踊りだけをずっと見続けるのはちょっと飽きるので、多少お芝居的な要素がある方が好きだなと思う。後半はほぼ踊りだけだったので、少し退屈さも感じてしまった。

 お客さんはわりとご高齢女性が多い印象。ただこれは行ったのが平日だったからかも。あとは本拠地関西から、そっちではもっと若いお客さんも多いのかも知れない。

 100周年のチラシで昔の写真見ると、若い子をたくさん並べて当時にしては露出多めな感じのショーも見せるような雰囲気もあって、昔はちょっと前のAKBポニーテルとシュシュとか、ヘビーローテーションとか、下着みたいな衣装MV作ってた頃)みたいな雰囲気だったのかも。実際、浅草本拠があったSKDなんかはセクシー路線に傾倒した結果、女性人気が獲得できずに解散したってウィキペディアには書いてあったりしたし(youtubeで探してみると、こんな感じ https://www.youtube.com/watch?v=-kfAuAzmG_Q)。ラインダンスは今回もやっていたけれども、あれって本当に今でもやる意味があるものなのだろうかとも思ったりした。まあ、バニーガールっぽい衣装で踊る人たちは迫力があって、それはそれでよかったとは思う。

2022-02-22

anond:20220222223331

ビール腹おねいさんは性的志向歌劇なような気がするんだよなー

2021-12-27

anond:20211227135556

ダイヤモンドってすげーな

俺も同じ理由唐人探偵3を見たけど合わなかった

あとは歌劇少女面白いらしくて気になってる

本は姉なるもの毎年買ってる

2021-10-01

轟悠さん、退団。

轟さんの退団挨拶ページ、すでに魚拓が取られていた。ブックマークした。

歌劇グラフのサヨナ特集とこのページを見ながら、これからもいろんな過去作品を拝見していきますありがとうございました。

2021-09-05

かげきしょうじょ!!と少女歌劇レヴュースタァライトを比べるやつ

かに同じ「宝塚元ネタ学校切磋琢磨する少女たちの話」だけど、中身はスラムダンク黒子のバスケくらい違うだろ。下手すりゃエースをねらえとテニスの王子様レベルで違うぞ。

2021-07-13

素朴な疑問なんだが、トランス男性芸能人っている?

芸能界LGBT枠ってトランス女性に偏りすぎじゃね?

芸能人トランスジェンダーっていうとトランス女性カルーセル麻紀とかはるな愛とかIKKOかいくらでも名前が挙がる。

逆にトランス男性の例ってあったっけ?

寡聞にしてそういう例を見ない気がしたのでもしこの人トランス男性だよって人いたら教えて。

芸能人としてある程度成功してて看板としてトランス男性を背負ってるって人で頼む。(無名劇団員とかじゃなく)

宝塚があるだろって意見もあるかもだが宝塚以外で。

宝塚の中にはトランス男性って人もいる可能性もあるがトランスって点を売りにしてるわけでもないしジャンル的には歌舞伎女形に近いと思ってる。

あくま少女歌劇だし退団後に芸能活動続けても女優として活動してる人ばかりな気がする。

単なる男装の麗人ならいくらでもいるだろうが芸能界トランス男性少ないなー、ってか存在するの?って思って。

女形の影響もあるのかもしれないが男装女装中性的というなら宝塚もあるのに片方に偏ってるのおかしくない?

ニューハーフブームの影響もあったかもだがブーム以前からトランス女性に偏ってた。

よくトランス女性芸能ファッションなどの世界で才能認められ活躍してる人がいるイメージあるがトランス男性も才能ある人いるはずで同じ分野で活躍してる人たくさんいてもおかしくない気がするんだが。

芸能界トランス女性偏重がある気がしたので根底に何らかの差別構造があるよな気もするんだよね。

ただ差別があったとしてこの場合男と女どっちがどっち差別してることになるんだろう?

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