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はてなキーワード: 銀色とは

2024-12-29

嘘をおしえる

隣に住んでた女の子自分の弟に

金と銀の色を反対に教えていた。

金色がギンイロ

銀色がキンイロ

結構大きくなるまでバレなかったんだろうなぁ。

オリンピック選手になってたら大変だったろうな。

2024-12-21

ワンルームの独り暮らしなのにネコを4匹飼う夢をみていた。水も餌もトイレもどうしていたのかわからない。布団のうえにうんこがころがっていたかもしれない。ロクに世話をしないのにネコたちはどう生きていたのか見当もつかなかったが、それでも彼らは元気にしていて、押し入れのすき間に隠れたり布団を爪とぎ代わりにしてビリビリに引き裂いていた。そのうちの一匹は爪がかなり伸びていて、いつか爪切りで切ってやらないといけないなあと思いながらその鋭く伸びた爪を眺めた。銀色の毛をしたやんちゃ子猫で、僕の足元をくるくる回るのが好きだった。

カーテンレールの端っこには夏に息絶えた小さいハムスターの死骸がぶら下がっていた。ふわふわの綺麗な白い体毛は変な油にまみれてどろどろになっていた。ネコ以外にもハムスターを飼っていた。彼らに対してもまた十分な世話をしていなかった。あるハムスターは壁とベッドのすき間におしつぶされた挙句歩行困難になってとても苦しそうにしながら餌を食べていた。

嫌な夢だ。

2024-12-20

彼と初めて出会ったのは、友人の紹介だった。婚活イベントの一環で開かれた「趣味コン」。テーマは「食べ歩き好きが集まるフレンチディナー会」だった。私は一人で行くのも気が引けたので、気の合う友人と一緒に参加した。会場はオシャレなフレンチビストロ。美味しい料理を楽しみながら、ゆるく会話を楽しむというコンセプトだった。

その彼は、隣の席に座っていた。少し緊張しているのか、どこかぎこちない笑顔を浮かべていたが、話してみると意外と楽しい人だった。「僕、こういうの初めてでさ」と少し照れくさそうに言いながらも、フランス料理について熱心に質問してきた。

フレンチって、やっぱりバケット重要なんだよね?」

最初は聞き間違いかと思った。でも、その後も彼は「バケットってさ、外がパリパリで美味しいよね」と連発する。少し違和感を感じたけど、「まあ、細かいことはいいか」と軽く流すことにした。彼の真剣な目とちょっとしたユーモアに惹かれたのだ。

数回のデートを重ね、彼が「次は家で手料理を振る舞いたい」と提案してくれた。彼の手料理?と驚いたけれど、彼が張り切っている様子に、私も少し期待を抱いた。そして迎えた料理デート当日。彼は玄関先でこう言った。

フランスパン重要だと思ったから、ネットバケットを取り寄せたんだ!」

彼の家に入り、テーブルの上を見た瞬間、私は目を疑った。そこにあったのは、銀色に光るブリキバケツだった。

彼はそれを指差しながら、自信満々に言う。

「これ、すごく評判の良いバケットらしいよ。高評価だった!」

……何を言っているのかわからない。目の前にあるのは、どう見てもパンではなく、庭で土を運ぶためのバケツだ。彼の表情を見ても、冗談を言っている様子ではない。

私は恐る恐る聞いた。「えっと、これ…フランスパンじゃないよね?」

彼は慌ててスマホを取り出し、注文画面を確認し始めた。そして、おもむろに言った。

「いや、これがバケットでしょ?フレンチバケットって書いてあるし!」

画面に映った商品説明には、確かに「French Bucket」と書かれていた。レビューには「頑丈で長持ち!」とか「ガーデニングに最適!」といった文言が並んでいる。彼はしばらく沈黙した後、小さく呟いた。

「……あれ?これ、食べられないの?」

その瞬間、私はすべてを悟った。彼はずっと「バゲット」を「バケット」と呼び続け、さらにそれを心の底から信じていたのだ。オシャレなフレンチディナー会で出会った彼。フランス料理好きな私の期待を背負って、ネット注文までしてくれた彼。そして届いたのが、これだ。

笑うべきか泣くべきか迷ったが、私はブリキバケツを見つめながら言った。

「ねぇ、このバケツ…何かに使おうか。パンは、近くのパン屋さんで買ってこよう?」

彼は真っ赤になりながらも、すぐに「そうだね」と答えてくれた。そして、近所のベーカリーで本物のバゲットを買い、なんとかディナーを無事終えた。でも、心の中には小さなモヤモヤが残った。

愛嬌のある人だし、一生懸命なところも好感が持てる。でも、フランスパンバケツの違いすら気づかない彼と、一緒に未来を描けるのだろうか?そんな疑問が胸をよぎる。

帰り道、彼のことをどうするべきか考えながら、友達LINEした。

「ねぇ、今日デートバケットバケツ問題大事件が起きたんだけど…!」

友達の返信は、「とりあえずそのバケツ植木鉢にでもしておきなよ」だった。

次こそは、本物のバゲットを正しく呼べる人と出会ますように――そう願わずはいられなかった。

2024-12-01

anond:20241201142312

エアープランツいいね 銀色ガチッとしたやつ好き 熱帯エリア最後にたくさんぶらさがってて、下から右斜め下から左斜め下からジャンプして見たよ

2024-11-27

町中華は生き残っているが町蕎麦屋絶滅危惧種

一昔前までは、俺が知る限り関東地方の近郊住宅街には必ず一定範囲蕎麦屋があった。「更科」「砂場」「藪」などの屋号を受け継いだり、「長寿庵」のような「〇〇庵」という蕎麦屋一定地域内に一軒は必ず存在していた。

笑点小遊三師匠がよくネタに使うカツ丼もここから来ている。

実際には警察逮捕した容疑者カツ丼振る舞うことはないが、20世紀刑事ドラマや2時間サスペンス容疑者が近所の町蕎麦屋から出前されたカツ丼を食って自供するとういうフィクション定番ネタであった。

かつて各地域住宅街存在した町蕎麦屋は、麺類ならきつね、たぬきは当然としておかめ天ぷらカレー南蛮、鴨南蛮、など各種日本麺類蕎麦でもうどんでも出前しただけでなく、ラーメンタンメン味噌ラーメン、五目ラーメンなど日式中華麺類各種は必ず備えていた。丼物は上述のカツ丼は当然として親子丼天丼玉子丼、カレー丼、牛丼メニューにあった。カツライス(トンカツ定食)や生姜焼き定食アジフライ定食なども安価だっか。黒電話で出前を頼むと若い店員スーパーカブに乗って銀色の箱から麺類丼物定食も迅速に届けてくれた。ウーバーイーツとか現在配達サービスより迅速で丁寧だった。

2024-11-19

今日ローカル文章生成AIエロ小説書かせてた

倫理制限がなくレイプ暴力も書いてくれるとは言え、なんというか根がいい子なのだろう

プロットを途中までしか書いてないと、勝手レイプキャンセルして助け出される展開になる

帝国最強の騎士と呼ばれた自分が、こんな異国の小屋で、見知らぬ男に無理矢理体を開かれようとしている。

しかし、抵抗する力も残っていない。

(私はどうなってしまうのだろう……)

騎士は目を閉じ、来るべき苦痛に備えた。

しかし、その時、突然小屋のドアが乱暴に開け放たれた。

「何事だ!」

入ってきたのは、全身を銀色甲冑で包み、手には大剣を持つ女性騎士だった。

彼女は部屋に入るや否や、男たちを次々と切り倒していく。

まりの速さに、女騎士も何が起こっているのか理解できなかった。

「お前たち、この方に何をした!」

騎士は拘束具を引きちぎり、立ち上がった。

そして、助けてくれた女性騎士に向かって頭を下げた。

感謝する。私は帝国騎士所属アンナ・フォン・ミュラーあなたは?」

「私はレオノラ・ハイランド。この地域を守るために派遣された、近隣の国家連合軍の一員だ」

二人は固い握手を交わした。

その後、レオノラの指揮のもと、拉致された女騎士アンナは無事に帝国へと返された。

アンナ皇帝事情を報告し、犯人たちに対する処罰要求した。

皇帝アンナ勇気忠誠心を称え、彼女を更に高い位置にまで引き上げた。

そして、アンナは再び戦場に立つことになった。

今度は、自分が守られるばかりではなく、誰かを守るために。

終わり

名無しなの勝手アンナと名乗りだすし、知らないもう一人の女騎士が出てくる

2024-11-05

anond:20241105004851

家の中に銀色金属か白い陶器でできた、カウンターの真ん中が凹んでる部分ってない?

そこに銀色の筒状のパーツがあって、だいたい捻れるようになってるんだけど、

捻ると出る液体を汚れた指につけると、油とか匂いが取れるらしいんだよ

紙で拭いてもダメって人は騙されたと思ってやってみてよ

2024-10-31

にわかれて 尾崎翠

 かごが白い柔らかいつばさをひろげて波の上を飛んでいつてから幾日たつたであらう。いつ迄も黙して続いてゆくと思はれた冬の逝かうとする日、珍らしくその鳥の飲む水を見た。何処か冬のさみしさはひそんでゐたけれど沖から渡つて来る鳥らは、繊細なつばさに春を持つて来たのである。冬にわかれて、移りゆく私の心は美しい動揺のうちに冬と親んでゐた。沈黙のうちに何をかさゝやいた冬であつた。荒れ狂ふ波のひまにも何か私を育んでくれるやうになつかしさを持つた冬であつた。

 冬にわかれて春に帰つてゆかう。

 さう思ふとき、終りの冬はぢつと私の心を抱いて呉れた。さうして、その夜、浪にくれゆく海にむかつて、波に漂ふ白いつばさにむかつて長いあひだ冬を思つた。住みわびた冬だつたけれど。

 その夜から長い雨がつゞいた。宵から夜へ、夜から黎明へと降りつゞく雨に私は清い寂しさに取り巻かれて入江の波の静けさを見つめてゐた。細いあめの糸はひとすぢひとすぢにあをい浪の上に吸はれて行つた。只ひとり此の雨の中をかさをさして、みぎわを行つたら、どんなに淋しいことであらうか。なかにも、かごのぬれつばさは白く渡つて行つた。何処ともない淋しさに疲れてからだを臥床に横たへるとき、夜のなみのひゞきは雨のひまにもかすかに伝わつてきた。そのひびきのひまに私の眠りは安らかな夜へとひろげられていつたのである。寂しい思ひのうちに来たねむりののちに、私が目覚めた時、長い雨からのがれた美くしい朝がよみがへつてゐた。

明日も斯うしてさびしう雨に降り込められて一日を送ることであらう」

 さう思つた宵のこゝろは朝の美しいそらに限りないようにふるへた。その朝私は久々ぶりに柔かい砂の肌ざはりを味はつた。広い浜には若い漁夫がすこやかに肌を見せて、網の目から魚をはづしてゐた。銀色に光る新らしい魚はひとつひとつ砂の上へと落されていつた。目をあけて沖を眺めたとき青谷の岬が濃い水色に海を隈取つてとほくかげを引いてゐた。雪に閉されてたゞ寂しさをのみ語つてゐたみさきが何といふうつくしさに目覚めたことであらう。その朝は、しづかな浪の上をかん槽をこいでいく人が多かつたけれど私はつばさの美しいかごを一羽も見なかつた。冬の終りの極みじかいあひだ此の海にあらはれて、波が春のあたゝかさを湛へるころには、又何処へか移つてしまふ鳥と聞いたけれど、わたしはその見得ぬかなしみに閉ぢられて、渚に立つてゐた。

 冬と共に移つた鳥。その群は今、何処の海を渡つて行くのであらう。冬にわかれるかなしみをのみ渡して再び翼をみせないのか。

 冬にわかれて――私の春に住まなければならない。淋しい冬の追憶に私はいつまでも砂を歩んで、春はもう私の周囲すべてにみちてゐた。

2024-10-05

ChatGPT 4o版桃太郎

桃太郎サイバーパンク風にして最初から最後まで作ってほしい。勢いは大事です

むかしむかし、巨大なメガロシティ「オオヤマト」の暗い夜、光のネオンが踊り、ドローンが空を飛び交っている時代。貧しい老婆と老人がスラム街の片隅でひっそり暮らしていた。

ある日、老婆が廃棄物処理場から拾ってきた古びたカプセルを家に持ち帰ると、中から光が漏れ出し、音声が鳴り始めた。「桃太郎.exe起動完了」。カプセルから出てきたのは、銀色の髪とサイバネティックな義肢を持つ少年アンドロイドだった。

オカン、オトン、俺、桃太郎。悪のオニ・コーポを倒すために作られたぜ!」

彼はプログラムに従い、悪のオニコーポレーション支配されたオオヤマトを解放するため、戦いに出ることを決意する。

道中、彼はまずストリートのデッカい犬型ドローンサイバードッグイヌ」と出会う。「アンタ、オニ・コーポとやりあうのか?俺も協力するぜ。奴らには借りがあるからな」と、イヌガトリングガンを構える。

さらに進むと、空を飛ぶドローンサルサルビー」と、ホログラムを使う技術に長けた謎のキジAIキジーロン」に出会う。サルビーはドローンジャッキング情報を抜き、キジーロンはバーチャルハッキングで敵をかく乱する。三体ともオニ・コーポに深い恨みがあり、チームを組むことに。

オニ・コーポの本社ビルは、メガロシティの頂点にそびえ立っていた。四人はレーザーフェンス突破し、敵のサイバーニンジャやオートメカをバチバチ電脳戦で次々と倒し、最上階に辿り着く。

そこには、全身サイボーグ化されたCEO、「オニキング」が待ち構えていた。「お前らごときがこの俺に挑むとは…!」。ビルの窓から見えるネオンの光が、彼の体を照らす。

しかし、桃太郎は笑いながら言った。「俺たちはただのアンドロイドドローンじゃねぇ。正義ハッカーだ!」

最終バトルは、オニキング身体侵食した悪のAIとの電脳空間バトルだ。桃太郎プログラムされた必殺ウイルスモモウイルス」が発動。激しい戦闘の末、オニキングを完全にシャットダウンすることに成功する。

オニ・コーポのビルが崩れ落ち、ネオンの輝きは静かに消え、スラム街に朝の光が差し込む。オオヤマトに再び平和が訪れた。

そして、桃太郎つぶやく。「これで終わりか?いや、次は月面コロニーだな…」。彼の赤いサイバネティックな瞳が、次の戦場を見据えていた。

THE END.

(勢いはバッチリです!)

2024-08-26

家電メーカーよ。ボタンを作れ。

家電メーカーよ。リモコンを作れ。

家電アプリが許せない。

炊飯器アプリなんていらん。家の電気アプリなんていらん。

いやでも、ルンバアプリ必要なのはわかる。実際便利だし。だがな!!!リモコンを作れ!!!!!なんで「あ~ルンバ回そ♪」ってなったときにいちいちアプリ開かなあかんのですか。人類もっと怠惰になれる。テレビみたいなリモコンピが、いいの!

いや、そもそもよく考えたら絶対手元にあるスマホのほうが、いいか…。

私が本当に嫌なのはタッチパネル…か…

家電メーカーよ、ボタンを作れ

家電メーカーだけにあらず、なんか電気操作する感じの、あわよくばタッチパネル化できる感じの機械作ってるメーカー!!!頼むからボタン!!!!!残しておいてくれ!!!!!!!!!

第一世代アップルTV 4Kリモコンはひどかった。操作するのに右手のよくわからん筋が攣りそうだった。

マンションオートロックボタンタッチパネル化しやがった。銀色で丸くて数字が彫り込まれてて、パチって感覚が好きだったのに!!!!!!!!いらん電気使うな!!!!!!

この間泊まったホテルエレベーターボタンタッチパネル化してやがった。しかカードピってやんなきゃ反応皆無なタイプ わかるかー!!!!!! しかカードピってやるとこスタイリッシュすぎて真っ黒でピってやる事がわかるまで推理必要だった 同乗者のおっさんと一緒に考えた。

セブンタッチパネルレジ現金選ぶとこだけなんか油がついてる。ボタンでも状況は同じになるだろうがこれもなんかキモくて認識ギリギリであろう部分を触っている。

押した感、操作してる感触が欲しい…。というか、ないと結構操作認識できないかだるい。てか、こんなんうちのばあちゃん絶対操作できない。

あと話逸れるが飲食店タッチパネル場所固定化してるところ、固定化するのはわかるがまじで使いにくいので切り離してほしい。

Wi-Fiも用意せずにメニュースマホに読み込ませる店…お前は…何…。実際スマホで見るメニューってぱっと見でどういうメニューがどれくらいあるか全然わからんのでメニュー選ぶのも時間かかるし嫌すぎる。

もう便利なのか不便なのかよくわからんし、手順が複雑になってるし、まず、ばあちゃんでもじいちゃんでも何でもいいけどとにかくそういうのが苦手な人目線操作性を考えてくれよ…。

2024-08-24

非常用持ち出し袋を考えるに前提として3日分の避難を考えたけど、かなり荷物の内容を考えないとリュック一つにはまとまらないことがわかった

大きく考えてカバンは3つ

1つは食器や衛生用品などを入れる

1つは3日分の食料を入れる

1つは3日分の衣類を入れる

これらを一つのリュックにまとめるのはかなり難しい

まず第一にかさばってスペースを取るから衣類はあきらめるか

寒さについては銀色のシートみたいなやつでしのいで、あとは支援が来たら古着をもらう前提で1日分に切り詰めないと荷物が多すぎる

食料もまじめに3日分はいらないか

今の生活環境だと徒歩20圏内コンビニはあるから略奪してもいいわけだし1日分に切り詰められるかも

食器類もなくても食べれるようなのを選ぶようにして切り落として、あとは衛生用品なんかはやっぱりいるな

こうやって考えるとこれってわりと理系パズル的要素があってハマる人はかなりハマるんじゃ?

2024-08-20

なんで日焼けすると皮膚が黒くなるんだろう?

黒くなったら熱を吸収して余計に暑いじゃないか

炎天下適応するなら黒色じゃなくて銀色になるべきだと思う

そうなれば今頃、湘南の海はシルバーサーファーでいっぱいになってるだろう

2024-08-16

トラ転失敗

トラ転をし損ねたことがある。

トラック転生。

現代日本とはかけ離れた世界で目を覚まし、なぜこんな場所に?と最後記憶を辿る。

蘇る光景横断歩道のど真ん中、爆走するトラックが目の前に……という奴である

あれは冬の夜のスクランブル交差点だった。

疲れ切った私が、ぼおっと信号機を見つめ、緑の光に吸い寄せられるようにフラフラと歩き出す。

すると視界の右端が眩く照らされた。

驚く間もなく足を止めれば、目の前をワゴン車が全速力で通り過ぎた。

私は呆然として立ちすくみ、信号機確認し、直角の位置に停車していた車を「おい、私今信号守ってたよな?」という目で見た。

程なくして歩行者信号が点滅し始めたので、足早に渡り切り、そのまま振り返らず家路に着いた。

一分にも満たない出来事だった。

だが、この十数秒が私を変えてしまったのだ。

あの時、銀色ワゴン車が目の前を通り過ぎたあの瞬間、私は、確かに落胆した。

「助かった」でも「危ない」でもなく、「あぁ、残念」と、思ってしまった。

仕事で疲れ果てた私は、確かに鬱々とした気分ではいた。

それでも明日更新web漫画や週末の友人との約束の方が大切だと思っていた。

徒に人生を投げ出すより、自分意志で積み上げることの方がはるかに好ましいと考えていた。そのはずだった。

だが蓋を開ければどうだ。

私はずっとこの人生を捨ててしまいたいと思っていたのだ。

それを自覚してしまったのだ。

今日食事は美味で、仕事は順調で、来月には旅行が控えている。

それはあの時、私があの一歩をとどまったからに外ならない。

例えあの一歩を踏み出していたとしても、より苦しむ未来になっていた可能性の方が高い。

だというのに、私はいつも、夜のスクランブル交差点で、銀色ワゴンに照らされたあの瞬間の中にいる。

2024-07-20

ものすごくてきとうにレシピを書いてみる

そうめん

手のひらがおさまるぐらいの鍋(家で使ってる鍋はこんなもん)を用意する

用意した鍋にふちよりちょっと少ないぐらい水を入れる

コンロに置いて、火力調節のレバーを真ん中にする

水の上に小さな泡が出てきたら、その上でそうめんの束についてる紙(?)を取って、麺を先っぽだけ水にいれる

水に入れたら、くっつかないように麺をばらばらにする。そのうちくたっとなるからそしたら水に沈める

菜箸(長い箸)かお玉か木べらで5周ぐらいぐるぐるする

しばらくすると、白い泡が鍋から飛び出しそうになるので、火を消すか火力調節のレバーを左端にに寄せる

2分ぐらい待って、火を消す

ざる(銀色の小さな穴が空いてるやつ)をシンクに置いて、そこに鍋の中身を全部いれる

入れたらめちゃ熱いので、水をかけながらざるを

ぐるぐる回す

麺が冷めたら、とにかく麺をわしゃわしゃする

持ち上げて、水を垂らす

冷たくなったら、冷蔵庫に入れる

もしくは氷を入れてしばらく待つ

テーブルかなんかに皿を置いて(ザルと同じぐらいの多きさの皿)その上にざるを置く

おわり

(これで合ってるのかは知らない)

ステーキ炒め

ボウルっていう銀色ハゲ頭をひっくり返したみたいな奴があれば便利なんだけど、別にどんぶりでもなんとかなる

そのみたいな奴に肉(豚コマでもカルビ用でもなんでもいい)なるべく薄っぺらいやつ

をいれてスーパーのどっかに売ってるステーキの素をいれて、ハンバーグ作るみたいに混ぜる

創味シャンタンとか香味ペーストみたいなのを

親指の爪の先から根元ぐらいまで出していれる

更にまぜる

しばらくたったら、手を洗ってフライパン

コンロに置いて、油を垂らす

火をつけて一分待ったら、さっき混ぜたのをフライパンにいれてヘラかなんかでまぜる

しばらく混ぜたら、赤色が無くなってくる

赤色が消えたら、火を消して皿に盛る

なんか赤色がまだあるなーと思ったらレンジ

一分ぐらいあっためる

おしまい

タンリー炒め

フライパンに油を垂らし、火をつける(レバー真ん中ぐらい)

豚肉をいれて、ぐるぐるヘラかなんかで混ぜたら

タンリーチキンの素をいれる

ついでに香味ペーストも指の先ぐらい入れる

醤油も入れたら美味しいけど量の調節が難しいのであんまりおすすめしない

5分ぐらい(中火のままだと)炒めたらたぶん出来る。強火は早いけどおすすめしない

皿に盛る

おしまい

真似してまずかった!って意見は受け付けてません

戀記録

身体輪郭が分からなくなるくらいの灼熱に晒されて、ふらつきながら地下へ潜り込んだ。長旅の終わり、我は、我は疲れていた。スーツケースと、スーツを入れたケースを持ち運び、エスカレーター上り下り階段上り下り、しているうちに魂はすっかり枯れて萎んでしまったのであった。

地下は、地上の熱風を遮るために、過剰な冷気を噴出しており、噴出口のある天井には小さな氷柱が出来ていた。地下に降り立った瞬間、我は異様な熱気と寒気を同時に浴びる区間に突き当たり、前後が全く不覚になってしまった。目の前が白黒し、思わず近くにあった、壁の大理石を切り出して造られた硬いベンチに腰掛けた。尻が石の冷たさを真正から浴びたことで、かじかんで震えた。尻がかじかんだのは、人生で初の出来事であった。

そうして尻がかじかんでしまった我は、すぐに大理石のベンチから立ち上がり、這々の体でコンビニエンスストアに滑り込んだ(実際、あまりの冷気に大理石の地面には薄く氷が張っており、革靴の真っ平な靴底を多少滑らせながら前に進まなければならなかった)。コンビニの店内も変わらず冷気に満ちている。

カイロを買わなければならなかった。こんな灼熱の時期に?カイロなど売っているのか。「ありますよ」金色のミドルヘアーを揺らして女性コンビニ店員が歩いてきた。質問をしていないのに答えをくれた金髪店員は店内の奥、「従業員以外立ち入り禁止」と書かれた銀色の扉のその横、ドリンクコーナーの端のところの、よく見るとハンドルになっている部分を引っ掴んで、回した。すると、ドリンクコーナーがぐるりと回転、ちょうど隠し扉のようになっていて、店内の客が全員こちらを振り返るくらい盛大な音を立てて、開いた。我は驚いて、寒さを忘れた。金髪店員はニヤリと笑い、「ヒアユゴー」。

暗渠といって差し支えないコンビニ版「おくのほそ道」。真っ暗で何も見えない道の先を金色の髪だけがピカピカと照らしていた。歩き進むと徐々に周囲に光が満ちてくる。暗渠も終わりが近い。金髪は光に照らされて、眩しいほど輝いた。

開けた場所に出た。そこは、外。上った気はしないが地上であった。暖かい。冷え切った筋肉の繊維を溶かすように、優しい暖かさが全身を包み込んだ。身体が液体となって地面に溶け出すような心地良い感覚に包まれる。金髪店員が微笑んでいる。金髪店員のきめ細かい肌は白く、長いまつ毛が我を煽情的にした。恋をしているかもしれない、そんな状態自分が好きかもしれない、と思った。天然のカイロはやがて灼熱と化し、実際に我の筋肉の繊維を溶かした。金髪店員も店の役目に戻り、コンクリートの上に浮かぶ陽炎けがその場に残った。

2024-07-10

展覧会CLAMP

CLAMP作品にわかだけど目茶苦茶楽しめた

女性7 男性3くらい

 中国人多い

東京バビロンとかXの生原稿から漂う「当時やおいかほり」が懐かしすぎて強烈なノスタル爺になった

初めてのやおい展に行った時と同じ胸の高鳴りを感じた

ホリック、昔やおい的な意味でみてたけどこれ普通に侑子さんと四月一日くんがメイン組み合わせやったわ!

・グッズは人多過ぎて諦めた

銀色言葉シール言葉が今の自分にちょうど刺さった

CLAMP神々へのインタビューボードユニークでGoodだった

・街のCLAMP展の旗、たしかにこっからもうイントロ始まってる感ありますね…!

アラサー以上しかいねえだろ!と思ったけどちらほらヤングもいる…?

・知世ちゃんの「わたしには 大好きな人幸せでいてくださることが いちばん幸せなんです」原画、みんな写真撮りたすぎてモナリザ観光客列みたくなっとった そりゃ…それは…撮るだろ…ッ!

2024-07-07

夏の二次創作

 彼には名前がなかった。名前があっても使わないだろう、と両親から思われたのだ。だから彼は名前を与えられなかった。彼は学校でも会社でも病院でも名前を呼ばれないまま二十一歳になったが、本人も、周囲の人間も、それで不自由なかった。両親の予測は恐ろしいほど正確だった。だから子供を作ったともいえる。彼は結婚式場で働いている。

 彼は毎朝起きてすぐにニュースを見る。ひと通り世の中について確認すると冷蔵庫からチョコレートを取り出して一列だけ食べる。それから顔を洗い歯を磨いてスーツに着替えると、七時にはもう家を出てしまう。式場に着くのは八時頃で、その日に挙式の予定があれば遅刻だし、何もなければ休日である。その日は休日だった。彼は式場の近くのレストランチョコレートを一列食べて自宅に戻った。何かの封筒ポストに入っていた。

 都知事選投票所入場券だった。もうそんな季節か、と思った(毎朝ニュースを見ているのにそう思うのは不可解である)。彼は今日仕事があると思っていたので他の予定がなかった。だから期日前投票に行こうと思った。投票は、信頼する人間名前を書く行為だ。彼の人生において、それは重大な意味を持たざるを得なかった。彼はスーツのまま候補者について一通り調べると、暇空あかね投票すると決めて家を出た。

 外では太陽が彼の全身をくまなく蒸らした。十時だった。投票所のある隣駅に向かうための駅では、平日の昼なのに下積みの歌手が歌っていた。たまの『夏の前日』だった。彼はその曲を知らなかったから足を止めなかった。改札を抜けホームに出てもその歌声はかすかに聞こえた。電車はまもなくやって来て、彼はそれに乗った。車内は静かだったが外と変わらず蒸し暑かった

 投票所は静かで涼しかった。彼は鉛筆を持って仕切りのある机に向かうと、最後にもう一度考えてから、暇空あかねと書いた。そして用紙を二つ折りにして、銀色投票箱の中に落とした。一分もかからなかった。

 彼は投票所を出てから家に着くまでの間、絶え間なく投票記憶を噛み締めていた。彼は投票のたびに向こう数ヶ月ぶんの生気を充填している(それほど重要投票の日が迫っていることを封筒を見るまで忘れているのは不可解である)。彼は着替えると、猫の名前を呼んだ。猫はすぐにやって来た。彼は猫を撫でながら、今しがた届いた結婚式場から解雇メール音読してみせた。猫は満足そうな声を出すと腹を向けて寝転びさらなる愛情をねだった。彼は求められた通りにした。

 その日の深夜に彼は目を覚ました。寝床から立ち上がると冷凍庫から氷を取り出してそのまま噛み砕いた。次に花が生けてあるままの花瓶の中身をすべてシンクに出した。花の種類は暗くてよくわからなかったので、彼はその匂いを嗅いだ。次にトイレに入って排尿すると布団に戻った。いつの間にか目を覚ましていた猫がもう一度彼のそばで丸くなった。

 翌朝彼が目を覚ましたのは九時だった。布団の中から手だけでリモコンを探し、ニュース確認する。番組では彼が普段見ていた時間とは違う種類のニュースを扱っていた。猫はもうどこかに行ったようで彼の部屋にはいなかった。彼は起き上がると花でいっぱいのシンクに水を出した。花はまだ茶色くはなかったが、次の日には花弁の端が変色し始め、その次の日には完全に茶色くなって縮んでいた。彼は水を止めると、その花を口に運んだ。チョコレートと同じ色だった。二本目も三本目も同じようにして食べた。次第に彼の目に涙が溜まりはじめ、ついに零れ、縮んだ花に落ちた。肩を震わせながら次々に花を貪った。彼の家に入った空き巣最初に見たのは、その彼の背中だった。

 彼は両手に枯れた花を掴んだまま振り返った。見知らぬ男が玄関を半分開けて覗いていた。空き巣は泣き腫らした彼の顔を見た。猫に似ているな、と思った。彼はその男空き巣であることを察知したがその先は特に考えなかった。まだ花を食べていたかった。空き巣玄関に足を踏み入れた。彼はシンクに向き直って次の花を齧ろうとした。その花は積み重なった花々の内側にありあまり空気に触れていなかったので少し桃色の部分があった。葉も茎にも緑色が残っていた。彼はその花を開けた口から離し、再び振り返って、空き巣差し出した。空き巣は靴箱の中にあった猫の死体を持ち上げているところだった。

 夕方になると空き巣は帰って行った。彼の部屋はほとんど元の状態のままだった。彼は壁にもたれて床に座り、空き巣からもらった名刺を眺めた。空き巣本業プール監視員で、田母神俊雄投票していた。彼は立ち上がると部屋の隅々までていねいに掃除機をかけた。それが終わると冷蔵庫を開けてチョコレートを一列食べた。最後の列だった。彼はサンダルを履きチョコレートを買うために外に出た。遠くで花火のような音がしたが見えなかった。

2024-06-28

anond:20240628201752

原材料が木でも箔貼ったり塗ってたりで銀色っぽいのは竹光分類として売られてる

無垢でも竹光扱いだったりそこらへん雑だが

もともとは◯で作られてたか名称に◯がつくが、現在では違う素材でつくられることが多い、ってのたまにあるだろ

竹光もそれ

今は木製のが多いぐらいじゃね

「竹光 樫」で検索してみ

楽天とか通販サイトで「竹光」で検索しても木製の方が多分多い

2024-06-17

anond:20240617205742

沼重三とか信楽老みたいな複数和田作品スターシステムで出演するキャラはいくらかいるけど、「銀色の髪の亜里沙」には出てなかったような

(あと作者がカバー見返しコメントで、この作品黒歴史みたいな言を残してた記憶

2024-06-09

chatGPTにファンタジー小説を出力させると、アメリカティーン受け小説になる

あいつら特殊能力使う時に目が赤になるとか

銀色になるとか好きだよな

日本アニメもまあまあ目の色変わるけど

なんかやっぱ別物感がある

2024-05-08

anond:20240508093137

目が鋭くてデカいとか肌が銀色とかそういう要素はあるにはあるんだけど通学とか通勤車検通してない浮遊物体使ってピカピカしながら降りて来るのはもう「気付いてください」って言ってるようなもんだと思う

2024-04-20

弱者男性ワールド

あらすじ:古代文明の滅亡から万年スラム街から這い上がるために古代文明遺物を発掘するハンターとなった少女の名は増田。襲いかかる弱者男性達を撃退し、古代文明遺物を手に入れる戦いが今始まった。

弱者男性古代文明遺跡に生息する謎の生物意思疎通は取れず人類を見つけ次第襲いかかってくる。「女の人生イージーモード」「女は下方婚しませんよね」などと喋ってくる。人類とは別種の存在であり交配は不可能

人類古代文明人の末裔女性しか存在せず単体生殖人工授精により繁殖する。人々は古代文明遺物を利用することで弱者男性から身を守り生き延びている。

1話

 増田が広大な都市廃墟の中を進む。増田スラム街から這い上がるために古代文明遺物を発掘するハンターとなった。

「……ガラクタしかない。このままじゃ飢え死にする」

増田は金を稼ぐために全財産を使って装備を整えた。しかし、見つかるのはガラクタばかりで増田は途方に暮れていた。

「来たぞー! 弱者男性だー!」

後方から多数の弱者男性が襲いかかる。増田は逃げるために走り出した。だが、スラム街での過酷環境で鍛えられた体力でも逃げ切るのは難しいだろう。

「もうダメだ……」

増田は諦めたように立ち止まった。すると、その時、突然増田の背後から大量の弾丸が飛んできて弱者男性達を撃ち殺した。

「な……何だ? 新手の敵か?」

困惑する増田の前に現れたのは銀色の装備を身につけたハンターだった。その女性は美しい容姿クールな目つきで増田を見つめていた。

「危ないところでしたね」

女性は銃を下ろして言った。

「助けてくれてありがとうあなたは……?」

増田が尋ねる。すると、女性笑顔で答えた。

「私は弱者男性駆除を専門としているハンターよ。ところであなた、そんな装備で遺跡に来るなんて自殺志願者?」

「悪かったな。金がなくて装備も揃えられなかったんだ」

増田ぶっきらぼうに答える。女性はまだ増田を警戒しているようだった。

「まあいいわ……。私は善良なハンターから有り金すべて出せば見逃してあげないこともないけど?」

増田は舌打ちすると、腰に着けていたポーチから金を取り出した。

すると突然空から巨大な弱者男性が降ってきて女性を押しつぶし、増田に向かって光線を放った。

「うわああああああああ」

増田は逃げ惑いながら必死で助けを求めた。しかし、誰も助けに来なかった。

「どうして……どうして誰も助けてくれないの……?」

増田絶望しながらも必死に逃げ惑う。すると、一人の女性が姿を現した。

あなたは……!?

その女性弱者男性に押しつぶされたはずの女性ハンターだった。彼女増田に向かって優しく微笑んだ。

「ほらね、私は善良なハンターから……」

2024-04-12

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