記事一覧 原発工事進行、国は考慮を 敦賀3、4号増設で知事 (2011年9月23日午前7時41分) 9月定例福井県会は22日、本会議を再開し、5人が一般質問した。東京電力福島第1原発事故を受け原発の新増設に対する政府の姿勢が厳しくなっている中、日本原電敦賀原発3、4号機増設計画について西川知事は、敷地造成など準備工事が進んでいる現状や、地元敦賀市の意見を十分に考慮して政府は判断すべきだと指摘した。 計画の見直しを求めた佐藤正雄議員(共産党)に対する答弁。国は、エネルギー・環境会議などの場で原子力政策見直しの方針をまとめるとしており、知事は国の方針が出れば県としても正式に見解を示す考えも示した。 一方、石橋壮一郎議員(公明党)の質問に答えて知事は、4月に開設した県国際原子力人材育成センター(敦賀市)を国際協力、人的交流の拠点にしていくと強調。11月と来年1月に中国、ベトナムなどアジア9カ