中米にあるエルサルバドル共和国のナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領が、米国で開催されていたビットコインカンファレンス「Bitcoin 2021」で、ビットコイン(Bitcoin)を「法定通貨」として採用することを検討しているという(ナジブ・ブケレ大統領ツイート、読売新聞、COINPOST、コインテレグラフ ジャパン)。 同大統領は来週にも国会に法案を提出する考えだとしている。現時点では議会や金融当局の承認が得られるかについては不明だが、可決・施行されることがあれば世界初の事例となる。同大統領は先月、5人の裁判官と司法長官を解雇するなどの強権的な制限運営をしているものの、国内での支持率は高いとしているので、実現する可能性は十分にある模様。 ブケレ大統領は、この新たな法案は銀行口座を持っていない70%以上のエルサルバドル人にとってて重要なものになると話しているという。