シエラ・ネバダ・コーポレーション(SNC)は13日、有人宇宙往還機「ドリームチェイサー」の組み立てと検査について、米国コロラド州の宇宙システム分野本部にて終えたと発表した。 今後、ドリームチェイサーはアメリカ航空宇宙局(NASA)のドライデン飛行研究センターに送られ、一連の試験を行う予定。試験内容には地上共振、キャプティブ・キャリー・フライトが含まれる。その後はドリームチェイサー初の自律的な自由飛行、アプローチ・アンド・ランディング試験が行われる。 垂直離陸水平着陸シングルステージ型宇宙機のドリームチェイサーは、NASAの商業クループログラム下における、唯一のリフティングボディ機である。 ジム・フォスSNC宇宙探査システム統括責任者は「今回の試験は我が社とNASAのチームにとって大きな一歩だ。米国に国際宇宙ステーションへの安全かつ信頼できる輸送を実現しつつあるのだから」と述べている。 《日