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はてなキーワード: 輪廻転生とは

2025-01-13

anond:20250113163434

からさ、生命は元々死後に多世界を渡る能力を持ってて輪廻転生してんのよ

よって技術力は必要なし

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

2024-12-29

宗教の成立要件は?

宗教」を定義し、その成立要件を明確にすることは学問的にも議論が分かれる分野ですが、一般的宗教とみなされるために必要要件には以下のようなものがあります。これらは宗教学、哲学社会学などで共通して挙げられる基本的な要素です。

 

1. 超越的な存在概念

• 内容:

神、霊、超自然的な力、宇宙的秩序など、日常生活を超えた存在概念信仰認識すること。

• 例:

一神教キリスト教イスラム教)の「神」。

多神教ヒンドゥー教古代ギリシャ神話)の多様な神々。

• 非神格宗教仏教)の「涅槃」や「業」のような法則

 

2. 教義信仰体系

• 内容:

超越的存在概念についての教えや信念の体系。これが宗教を支える哲学的・倫理的な基盤となる。

• 例:

仏教の「四諦」や「八正道」。

キリスト教の「十戒」や「三位一体」。

イスラム教の「五行」や「シャリーア」。

 

3. 儀式礼拝実践

• 内容:

信仰表現するための形式化された行動や儀式があること。これにより、信者宗教に参加し、コミュニティとのつながりを持つ。

• 例:

キリスト教ミサ

イスラム教礼拝サラート)。

仏教瞑想読経

 

4. 倫理観価値体系

• 内容:

信仰に基づいて生活や行動の規範となる倫理価値観を提供すること。

• 例:

仏教の「五戒」(殺生を避ける、不正を避けるなど)。

イスラム教の「ハラール」や「ハラーム」などの生活規範

キリスト教の「隣人愛」や「黄金律」。

 

5. 組織信者コミュニティ

• 内容:

宗教の教えを広め、維持するための組織共同体存在すること。これには聖職者管理機構信者集団が含まれる。

• 例:

キリスト教教会牧師

イスラム教モスクイマーム

仏教僧侶寺院

 

6. 聖典伝統

• 内容:

教えや儀式を記録し、伝えるための書物口承伝統があること。

• 例:

キリスト教の「聖書」。

イスラム教の「コーラン」。

仏教の「スートラ経典)」。

 

7. 超自然経験や救済の追求

• 内容:

信仰者に特有体験や、死後の世界や魂の救済といった宗教的な目的存在すること。

• 例:

キリスト教の「天国」。

仏教の「涅槃」。

ヒンドゥー教の「輪廻転生」。

 

8. 時間的空間的な聖性の存在

• 内容:

特定時間場所神聖とされ、宗教的行為が行われること。

• 例:

ユダヤ教安息日

イスラム教ラマダン

仏教聖地ブッダガヤなど)。

 

9. 個人社会への影響

• 内容:

個人内面価値観、救済観)だけでなく、社会文化に影響を与える力を持つこと。

• 例:

キリスト教の「教会暦」や西洋文化への影響。

イスラム教シャリーア法が社会に与える影響。

仏教アジア諸国文化根付いた例。

 

注意点: 宗教曖昧境界線

宗教とみなされるかどうかは文化時代地域によって異なる場合があります

• 例: 仏教儒教宗教であると同時に哲学としても理解されることがある。

• 例: 新興宗教スピリチュアル信仰は、伝統的な宗教の枠組みでは捉えにくい。

 

結論

宗教」とみなすためには、上記の要素がいくつか揃っている必要があります。ただし、すべての要素が揃わなくても宗教とされる場合があり、特に文化歴史的背景によってその認識は異なります。そのため、宗教の成立要件を考える際は、柔軟な視点を持つことが重要です。

2024-12-28

ブルーロックアニメ見てサッカーしたくなったアラフォーオッサン

小学校のころサッカークラブ入ってたけど、うまくはなかった

そんなアラフォーオッサンだが、ブルーロックアニメ最近見て、なんか興奮して、サッカーしたくなって

息子が使うポヨンポヨンボール公園で一人でサッカーごっこしてた(息子は小さすぎてまだサッカーらしきことはできない)。

もう青春時代は戻ってこないんだなぁ~ 輪廻転生したいなぁ~ 神様人生2周目させてくれよ

2024-12-27

anond:20230721123451

最近

遺産分割は無事終わった(直筆遺言状放置して法定相続をした)。居住地市役所クズだった。本籍地市役所税務署運輸局はまあまあ親切だった。

・父の葬儀形式も埋葬地も遺産分割もすべて父の遺言希望に反する結果になったが母のことだから「悪意」はないのだろうと信じるしかない。

・父のことはまだよくおもいかえす。建築士的に高圧洗浄はしたほうがいい?ときくとかならずいつかはやったほうがいいよ、等、知識裏付けられた答えをおしえてくれた。

・父亡き後の母は闇バイトの「オタク屋根裏壊れてます詐欺にかかりそうになって子供全員で止めたがまだ家の扱いが父ほどはよくわかっていない。マキタの電ノコと充電機を捨てて庭の木が自分できれなくなったのはもったいなかった。月次をつけてくれるクラウド家計簿をおしえてやったのだが、「予想外の出費」(年払いの保険料とか)があるたびにバタバタとあわてている。

最大の浪費は掛け放題プランにすればいいといったのにしなかったスマホ。月額1500円を惜しんで4ヶ月で10万円はドブに捨てたんじゃないかな。

長電話し放題になった今は、相手方がかけ放題じゃないから等の理由で長通話を断られている。

それ相手金銭的負荷を口実にしてるだけで、時間的精神的負荷が原因だとおもうぞ。

母の通話子供からみても意味もなく長すぎる。ストレス解消もある程度許される筈とはいえ愚痴説教や自慢の部分が純粋情報交換部分に比べて長すぎる。

の子供の増田だって首振り赤べこを相づち役においといて永遠にしゃべらせておきたいと何度も思った。

父はどうしてこんな壊れたレコード結婚していられたんだ。かといってしゃべるのをやめさせるには抗議しても意味が無い(パニックを起こしやす人間なので逆効果)。

どんなに小さなことでも気になっていること(愚痴の原因)を取り除くしかなくて業腹。

まあ次の犠牲者を見つけるだろうとはおもいます美容院でも愚痴きいてもらえなくなってるらしいし、一番話を聞いてくれた人が入院して長いというのも聞いた。

生前父に豚足のとろとろ煮をあげたら断られたんだよな。血糖値たかいのをどうにかしようとした母の逆鱗に触れたのか、普通にダメものといっしょにやったせいか

・食べられなくなった父のために通販した井村屋水ようかん缶が返品というか帰省で持ち帰らされたのだが最近ようやく賞味期限が切れて増田が食べた。

上等だからこしあんだとおもったら下がつぶだったのでのみこみにくかったか

・母の耳がちょっとずつ回復している。やはり介護の不眠ダメージによって難聴が一次的に進行していたのだろう。葬式前後の当時に母子のやりとりを通訳してくれた友人には頭があがらないし、なんなら私がいなくても仲良くしてほしいのだが、葬式前後のことはすべてトラウマになっているから二度と遊びに来なくてイイといっている。3年くらいしたらまた意見がひっくりかえってるんだろうな。

・よそで見かけたエピソードで、虫になって故人が戻ってきたようで……などというのがあったけど、父かもしれなくても虫をさっさと殺してしまった。

だって父が仏様からみても良い人だったなら、さっさと輪廻転生を済ませて現世にもどってくればいいとおもうんだ。

2024-12-26

[]親になって6年目のクリスマス、いよいよ自分の親の気持ちが分からなくなってきた

自分が親になったら親の気持ちが分かるようになるよ、というやつ、私は自分が親になって自分の親の気持ちがどんどん分からなくなっている。

子供誕生日を祝わないこと、国旗敬礼ときに一人だけ直立不動を取らせること、子供の柔らかいお尻をアクリル板を4枚重ねた自作のムチ棒で叩くこと。

全部私には理解できない。

私はクリスマスプレゼントをもらって喜ぶ子供の顔が見たい。

クリスマスツリーの横にプレゼントを見つけた瞬間、ねぼけまなこだった顔がパッと輝くのを見るのは一年に一度の私にとってのご褒美だ。

クリスマスキリスト誕生日ではない、そもそも誕生日を祝うべきではないと否定する親の元では、私はサンタクロース存在を信じることもその逆に疑うことすらもできなかった。

親はまだ一応あの宗教信者はいる。

だけどあの当時の自分は間違っていたとも言う。

けれどあの当時はああするしかなかった、仕方なかった、私の苦しみを知らないくせに、私がどんな思いでいたか知らないくせに、と言う。

知らないよ、あなたの苦しみなんて。

自分で選んで入った宗教で、自分信仰心の強さを証明するために我が子のお尻にみみず腫れを作る人間気持ちを、みみず腫れを作られて正座すらできなくなる子時代を過ごした人間に何を推し量れと言うの。

私は自分の子供に毎年サンタからプレゼントと親からプレゼントを用意している。

子は文字が書けるようになってからクリスマスの2週間くらい前にサンタへの手紙を書いて、窓の外に向けてそれを貼ってサンタに読んでもらうようにしている。

今年は「サンタさんへ。わたしプレゼントはいりません。」という手紙を書いていた。

遠回しにサンタ業終了を通告されてるのか?と思ったりもしたけれど、我が子はサンタ存在は変わらず信じている。らしい。

Eテレ日本人唯一の公認サンタが出演していたのを見て、子は『サンタという職業があり、その人たちが世界中プレゼントを配っている。人間から本人は空は飛べないが、空を飛ぶ乗り物に乗るのであれば人間も空を飛べる』という認識でいる。と、思う。かわいい

24日の夜、一緒に風呂に入り、私より先に風呂を上がった子は洗面所スキンケアをしている私のところへコップとお椀を持ってきた。

「これでいいかなぁ?」と言う子に「何のこと?」と尋ねると、トナカイはコップだと飲みにくいだろうからお椀なら牛乳飲めるだろうっていう話だった。かわいい

子はクリスマスツリーの横に小さな折りたたみテーブルを用意して、牛乳を入れたコップとお椀を置き、お椀の横には「トナカイさんへ、このぎゅにゅうのんでいいよ」と手紙を添えていた。

日本人公認サンタテレビで『サンタお菓子をこぼして食べる』言っていたのを見たので、ポケモンスナックを入れたお皿の下にはティッシュを敷いていた。

玄関から動線を考えて、「ここにこうやって座って食べるんじゃない?」とテーブルの向きを考えていた。

プレゼントをもらう気はないけれど、サンタをもてなす気持ちはあるらしい。かわいい

そんなこんなで子は眠り、夜更けに我が家にもサンタが来た。

サンタは、「プレゼントはいらないって書いてある手紙は読んだけど、君はいい子だったかちょっとしたプレゼントをあげるよ」という英語メッセージを書いたサンタクロースイラスト入りのポストカードと、小さなサンタぬいぐるみお菓子のセットを置いていった。

寝起きでそれを見つけた子は喜んだ。

牛乳が減っているのもお菓子がなくなってまわりに食べカスが落ちているのも確認して、私に「見て!」と言って、サンタぬいぐるみを早く袋から出してほしがった。

サンタぬいぐるみを膝の上で踊らせ、「これサンタが作ったのかな」と言っていた。

私はあくびをしながら「サンタ来たねぇ、よかったねぇ」と言って、朝食作りに取り掛かった。

そのあといつも通り出社して、同僚とそれぞれの家に来たサンタの話をした。

そして、サンタって親のために来るんですよね、という話もした。

我が子は多分まだサンタを信じていると思うけど、もしかしたらそうじゃないのかもしれない。

だけど、もう少し信じていてほしいなあ、と思う。

私は我が子にサンタ業務をすることで、サンタを信じる余地すら与えられなかった子供時代の私をあやしているのかもしれない。

そう思うと、子に申し訳なさもある。

もう少し信じていてほしいなぁ、と思うのも、もしかしたら健全じゃないのかもしれない。

それも私にはよく分からない。

だけど、私は子が喜んでいる姿を見るのが好きだ。

みじめな思いをしているのは見たくない。

私は子供の頃、「誕生日に何もらった?」「クリスマスプレゼントなんだった?」という話題が、本当に苦手だった。

必死にその話題から逃げて逃げて逃げまくった。

誕生日おめでとうを言われるのも苦手だった。

かに誕生日おめでとうを言うのも苦手だった。

だって何がめでたいのか分からなかったから。

メリークリスマスあけましておめでとうを口にすることには、罪悪感すらあった。

私は自分の子にみじめな思いをさせたくない。

いい子だったらサンタはやってくる、という、幼少期だけ真の理として存在するそれを、信じられる環境にいてほしい。

私は私の子供が大人になったとき、誰かとサンタの思い出を話してあるある話と盛り上がれるような大人になってほしい。

私は今年でサンタになって6年目、サンタがいなかった私の世界サンタ存在し始めて6年目ということでもある。

サンタがいる世界は、いなかった頃よりもうんと楽しい

そしてサンタがいる世界にやってきて、この世の全てを憎むように子育てしていた私の親のことが、私はいよいよ分からなくなった。

そんで、理解する必要もねえや、と思った。

私はサンタのいる現世で生きていくよ。

楽園での復活は信じないけど、輪廻転生はあるかもなぁと思いながら生きていく。

https://anond.hatelabo.jp/20241226153101

2024-11-29

好きなホワイダニット

あるカルト宗教信者教祖を殺した。

信者には息子がいたが、いじめ自殺している。

カルトに入ったのは息子の魂の救済を求めてだった。

今は地上を離れた息子の魂はいつか輪廻転生を経て地上に戻り、その時にこそ教祖が対面し救ってくれるという。

だが教祖は、解脱を果たすための儀式を行うと言い出した。

解脱とは輪廻から外れ天に至るということだ。

いつか転生してくる息子を救ってもらわなければいけないのに教祖がその輪から外れたら困ると、信者儀式の前に教祖殺害した。

歩道橋から女性飛び降り自殺した。死体そばにはコンドームが落ちている、女性の持ち物だと判断された。

翌年にも同じクリスマスの日に、また女性が同じ場所飛び降り自殺し、そばにはコンドームが落ちていた。

その数年前に一人の少年歩道橋から飛び降り自殺していた。

実は女性たちは自殺ではなく、最初飛び降り少年母親に突き落とされていた。

母親少年への躾が厳しく、特に性的なことについては徹底的に管理自慰も男女交際も許さなかった。

そのことを苦にする発言を残して少年自殺した。

思い悩んだ母親は、男女交際に寛容であるべきだった、女の子を息子の元に送ってあげようと思った。

そして息子が死んだ日に息子が死んだ場所で、女性を突き落とすようになった。

それでもまだ息子は少年から避妊必要だと、コンドームそばに置いた。

2024-11-04

anond:20241104102511

アラ環って何歳ぐらいなんだろう?

輪廻転生するとして120歳ぐらいか

2024-10-26

仏教では、「我々はなぜ存在するのか」をどう解く?

仏教における「私たち一人一人がなぜ生を受け、ここに存在するのか」という問いは、個人存在人生意味を考える上で重要テーマです。仏教の教えでは、この問いに対して「縁起」(えんぎ)や「輪廻転生」の考え方が大きな役割果たしてます

 

1. 縁起の法

仏教では、すべてのものが「縁起」によって生まれ存在していると教えます。「縁起」とは、「あらゆる現象が他の原因や条件に依存して生じる」という考えで、「私たち存在も、無数の因縁が重なった結果として成り立っている」とされます。つまり私たちがここに生まれ存在するのは、過去からのさまざまな因縁(行動や選択、人とのつながりなど)が影響しているからだというわけです。

 

2. 輪廻カルマ

仏教では、個人存在人生は「輪廻転生」によって説明されることが多く、過去の行い(カルマ)が今世の生に影響を与えていると考えますカルマとは、行為とそれに伴う結果を指し、過去行為現在境遇性格、苦しみや幸福関係しているとされます過去世でのカルマ現在の生を生んでいるため、今私たちがここにいるのは、その行いの結果が現れているという考え方です。

 

3. 苦しみから解脱を目指す

仏教では、生を受ける理由として「苦しみの原因を知り、苦しみから解脱するため」とも説かれます仏教における生の意味は、煩悩や執着を手放し、智慧を持って解脱に至ることにあります。つまり、現世の生は、自己内面を磨き、苦しみを超えて真実を見つけるための機会と見なされています

 

まとめ

仏教においては、私たちが生を受け存在する理由は、「因果法則により存在が生じ、今生において苦しみから解脱するための機会が与えられている」と説明されます。したがって、自分自身ここにいる理由人生の目的を考えることは、苦しみを乗り越えるための道でもあるのです。

2024-09-10

インド規律を産んで生産力を向上させてきた時の話 その1


https://anond.hatelabo.jp/20240909201827

そんなに仕事の話をして欲しいならば俺が少しだけ語らねばなるまい。

インド人カスだ。

それが俺のインド駐在で学んだことである

会社の都合でインド支部に異動になり、直面したのはこいつらマジで約束を守らないな、ということである

遅刻は当たり前、嘘も当たり前。それがインド人だ。なんでかというとこいつらは「短期利益のためなら何でもしていい」とガチマジで思っているからだ。

職場学校にいたどうしてそんな下らねえ嘘つくんだよってムカつくタイプを思い出せ。それがインド人デフォルトだ。

なんでかっつーとインドではみんながゆるゆるで事実関係確認なるもの物理的に行えないからだ。

から電車が遅れた」などと言って遅刻されても、本当に電車が遅れているのか確認する術がない。

確認相手インド人カスからだ。真実が霧に消えてしまう国なので、自分の見たもの以外は信じられない。それがインドかい地獄だ。

まあ、その辺かなりの競争社会なのもあって失点=即死みたいな文化もあるから可哀想といえば可哀想なのだが、仕事をする上では適当クソ野郎もの集団と付き合うメリットマジでない。

弊社もそんなインド支部を置いたものから現地人が上手く使えず、日本駐在員たちが次々と精神を病んでしまい、俺にお鉢が回ってきたというわけだ。

余り細かい事は特定が怖いので書かないが、社会的に大変価値のある仕事である。人の命を救うことに非常に関わりの低い商品を扱う会社である

まり適当野郎どもがいなければ救われた命があったというストレスにみな耐えきれなくなって心を病んでいくのだ。だからこそ、俺はその現地法人チームに規律をもたらす必要があった。

そういうのなら、増田君が適任だろ、という上司の力強い言葉は確かである。俺は規律を産むことにかけては自信があった。

まず、着任時のスタンスとして「聞かずにやるな」と「その程度のことは聞くな」二つの性質を合わせもつことにした。

要はダブルバインドだ。大声も重要だ。

インド人基本的にその場を凌ぐためならばありとあらゆる手段使用してくる。

から、とにかく、部下の人格を透明にしていくのだ。混乱をもたらし、人情をもって感情否定していって完璧ソルジャーに仕立て上げる。それが俺の役目だ。

同時に、メンヘラ人格をしっかりと作り上げ、アピールするのも重要である

インド人は実は人情である。非常に。なので、人前で俺は泣いた。

「みんなで俺を出世させない気なんだ!俺が嫌いなのか!俺の子供たちはもう終わりだ!」

みたいなことを言って号泣するのである

楽勝だ。子供なんていないし妻もいないが、インド人家族の事となるとアホになる。根源的に、家族がいないという概念理解できない。

子供にはマジで甘い。ものすごく甘い。厳しい人が時々見せる優しさにも弱い。プリミティブな情緒で生きるカスインド人だ(それを計算に入れて小ズルく短期利益を得ようとしてくる知能があることも忘れてはいけない)。

から情緒を揺さぶることで感情平衡感覚喪失させていく。

学校先生がすねて教室からいなくなる、みたいな手法がやたらと効くのがインド人というみじめなアニマルである

ただしそれだけだと舐められるので、時にマッチョを見せつけることも重要だ。

相手価値観を破壊し、思想破壊するためには必要なことである。Aな人間はBなはずだ、という既存概念を壊していくことで今までの人生経験否定して人生否定して人格否定して、透明で使える人間に仕立て上げなければならない。

いや、人間である必要はない。虫のように美しい機能的な存在へと作り変えるのだ。

そういう意味人間人間たらしめる、『宗教』という共同幻想は厄介だ。

俺は宗教が嫌いだ。

仕事邪魔からだ。

死後の世界とか輪廻転生とか因果応報とかあるわけがないだろ。

そもそも思想だの心の拠り所というもの必要ない。思考だけしてくれればいいのだ。

早く人格個性を捨てて欲しいのだ。インド土人共の基本感覚文字通り地球ゴミことヒンドゥーなのだが、こいつを否定するのはあまりにもコストが高い。

まあ基本的には「君の不利益って全部キミの前世のせいだよね。カスみてえな前世だな」ということをひたすら言い続けるのが有効だ。

勿論直接的には言わない。そういう感覚をくすぐるのだ。あとはカーストプライドも、同様に「くすぐる」。

インド会社にはカスみたいな下働きカスども(トイレ掃除だけするやつとか、社内配送だけするカス。こいつらも自分の下の階層人間を見下しまくっているのでまさにカス中のカスだ)と比べてお前はどうなの?というのをやるのだ。

これはかなりバランスを考えなければいけない。遠回りにやるのだ。あの人の仕事は丁寧だね(それに比べてお前は)といったように。

リボンデスクにつけることも有効だった。俺は10個のリボンを部下に配布した。

「最低限の仕事をするたびにコイツをとる。これが全部とれたら一人前」というようにするのだ。

勿論、この制度は部下から提案があったことにする。インド人基本的に人事評価からなにからなにまで共有する家族的な所がある。

それを壊す意味でも、疑心暗鬼を生み出しコミュニティコミュニケーションの分断を狙っていかなければならない。

あいつはお前を陥れようとしているぞ」というのをなぜか嫌うのだ。やつらは。常に即物的思考他人迷惑をかけまくっているのと矛盾しないのかと思うものだが、とにかくそういうものなのだ

加えてプライドの高さを利用するためにもこのリボン制度有効だった。

要は、リボンが取れてないやつはバカだ、という風潮を作るのである。そして、これはみんなの前では取ったり取らなかったりする。状況や報酬矛盾が生じるようにする。

あいつは俺に嘘をついているんじゃないか?」という不和を生み出すことで、横の結束を機能不全に陥らせる。

これにはまともなインド人の協力が必要不可欠だった。仮に「クリシュナ君」としよう。彼は優秀で、俺やお前達みたいな一般的日本人の規律を多少なりとも理解できる男だった。

俺は彼と親しくすることにした。実際にクリシュナ君は仕事が大変できたので、「なんでこいつみたいにできないんだ」というポジションにつけるのにはうってつけだった。、

同時に、排斥される男も必要で、仮に「サイ君」としよう。彼は仕事はそこそこだったが、とにかく嘘をつく癖がひときわ酷かった。だから俺は彼を徹底的に弄った。

髪型を弄り、顔を弄り、趣味を弄り、学歴否定し、業務を全て笑い物にした。そのうち、俺と一緒にみんながサイ君を笑うようになった。ゴミ共め。知能がねえからイジメなんかするんだ。

と俺は冷静だったが、とにかくそうやって家族集団意識を、会社のチームに少しずつスライドさせる、そういう手ごたえを感じていた。

同時に成績も無事に上がり始めていた。当然だ。通常の3倍働いているのだから、業績もその分伸びる。だが、俺は個人的にはあと倍は行けるなと感じていた。

家族と飯食うとか、下らねえ趣味だとか、そういう余計な人生をやっている暇があったらもっと仕事が出来るからだ。

徹底的な監視システム成功しつつあった。基本的にやった業務は全て写真で撮って送れ、俺は見たものしか信じない、というのを大原則にしたのだ。(これは多くの日系企業、現地企業に取り入れられた)

信じられるのは、ルール規律成功、そして俺だけでいい。蜂さんや蟻さんのような、何も考えず何も思わず集団のために無意味に命を捨てられる、美しい生命体になるのだ。

だが、混沌に秩序をもたらそうとする真実と愛の伝道師ライトサイドの権化たる俺はこの後、ゴミカスから、何故か思わぬ反撃を食らうこととなる。(続く)

2024-08-10

anond:20240810185821

イスラームにはコーランがあるからインドネシアまで伝播してもそんなに違わないんだよ

仏教にはそういう決定版の経典がない

インド輪廻転生カーストという文化の中からまれ仏教が、

それらの文化を持たない中華圏に入って、独自の味付けをされて謎宗教になってしまった

2024-07-19

三十代後半(ポイント・オブ・ノーリターン)になった。本当に転生しかないんだな。人生展望を見出すための青写真は。

仕事で疲れて眠れない。

ベッドから起き上がれないほど疲れているのに、眠りに落ちれないほどに疲れている。

無数の後悔が頭の裏側で少し先の未来とずっと先の未来からドンブラコドンブラコと流れてくる。

目を閉じたままだとそれと向き合ってしまって頭痛がしてくる。

ベッドに倒れたままでは目を閉じてしまう。

目を閉じてしまうと未来に目があってしまう。

まりに苦しいので無理やり起き上がった。

今はデスクチェアにグデンとへたり込んでいる。

上半身体重をほぼ全部背もたれに預けているせいで椅子メッシュがベキベキとひび割れしまうのではないか不安しょうがない。

この人生はもう駄目なんじゃないかって10代の頃からずっと感じたまま20年経った。

なんとかするための決定的な一手を打てないまま、奇跡を掴むことが出来ないままで駄目っぽい人生から降りることが出来ないまま引き返せない所まで来た。

こっから先は下手に下りたらそこにはもう何もない。

レールが乗っているのは奈落へと落ちていくかも知れない無数の谷間の上だ。

こんなのは妄想なんだろうなって気はしてる。

「夜に大事なことを決めちゃいけない」と誰もが口を揃えて言うってことは、今の自分判断力酔っ払いと同じで完全に間違っている可能性を疑っていくべきだろう。

道路白線渡りながらすぐ側にゲームオーバー幻視する子供のようなものなんだろう。

即座に死ぬことなんてない。

でも奈落じゃないだけで、今よりもっとマシな電車(どっかの詩人が言ってた「病室のベッド」の方が正確だろう)に乗り換えるチャンスが見当たらないだけだ。

今いる場所がまだマシなんだと思う。

この人生においてはもう。

でもそこが自分には全然割に合った居場所に思えない。

じゃあどうすればいいのかって考え出していくと、やり直すしか思いつかないんだよな。

宝くじを買って3億円当てるとか、ウイングに行って大穴を当てるとか、そういう方法だってあるはずなのに、それが上手くいくなんてとても思えないんだよな。

今までもっとずっと勝率の高かったはずの賭けに負け続けたはずの俺が今更そういうギャンブルで勝てるなんて。

魂の実在を信じて輪廻転生によって全てをやり直すことが、人生好転させるにおける「まだ全然現実的解決策」に思えてくるんだよな。

今やってるゲームと全く違うゲームを始めるほうがずっとマシに見えてならない。

「転生なろう小説自分を重ねているのは負け組アラフォーアラフィフもしくはそれ以上」なんて罵詈雑言しかないと思っていた。

でも今は分かる。

自分がその領域に踏み入れてハッキリ分かる。

「もう転生ぐらいしか思いつかない」という強烈な現実直視感(リアリズム)。

信じられねえぐらいに本当にそう感じるんだよな。

人生に仕込まれていた時限装置が起動すると同時に封印を解かれたクオリアが突然精神作用しだすようなほどに今までと世界観人生観という方の意味)が変わってしまった。

本当に「転生」が一番現実的に見えるんだよな。

どうなってるんだろうな。

このどうしようもなさ。

日本社会だけなのか?

アメリカでも同じなのか?

若くないっていうただそれだけのことが、こんなにも人生の先行きをデッドロックの塊に変化させられるものなのか?

ハッキリ言って大きなが違いなんて転職のしやすさぐらいしか変わってないはずなのに、5年ぐらい前までと人生可能性の狭まりがあまりにもレベチでビビっている。

逆に割り切れば、ここまで人生が狭まってしまえば、もう可能性が日々狭まっていくことの焦燥感に苦しまなくていいということに救いを見出せそうだ。

手が届くかも知れない別の人生への憧れに対して心を焦がされることはもうない。

この人生燃え尽きてしまった灰殻だから

辛い。

身を焼かれながら、もっと足掻けばよかった。

救いがあるとすれば、世界中が同じような状態の中高年で一杯ってことだな。

これが「普通」らしいな!

マジでそこだけが救いだ!

普通バンザイ

まれて初めてそう思うかも知れねえ!

俺は「普通」と和解したぞー!!!!!

人生におけるプラチナ実績達成だぜ!!!!!!!!

そろそろ寝るか。

いい感じに疲れた気持ちも吐き出せたわ。

2024-06-26

人生折り返しになったので死生観をはっきりさせておきたい

ぶっちゃけた話さ

間違いなく死んだらそこで何もかも終わりなんだよ

けど、人間ってどうしても死の後の連続性みたいなもの求めるじゃん

輪廻転生だったり、天国だったり地獄だったり、あるは家族一族だったりさ

自分はここで死ぬけど、ここで終わりじゃないみたいなやつ

自分場合、親の墓に入りたいみたいなよくある宗教観みたいなやつはどうもしっくりこないんだよな

海にまくとか動物に食われるみたいなやつの方が、ずっとしっくりくる

動物に食われるってのは衛生的にあり得ないんだけどさ

けど、そんなところだよ

現代的な宗教観よりも、自然の一部に還っていくみたいなほうがずっと受け入れやす

脳みそが腐るまえに、生前葬でもしとくかなって思う

2024-06-11

anond:20240611160356

一緒に心中したら同時期に生まれて、また同年代になるか期待するのかもしれないけど

そもそも少子化なんだから日本人日本人として輪廻転生するとした場合渋滞起きてるでしょ

輪廻転生

輪廻転生過去記憶あり、見た目が別人

これって、恋におちる?

転生して、別人になった者同士、まーたそれぞれ好みに容姿になってるってこと?

それぞれが生まれ変わってたらいいけど、片方だけ生まれ変わるって、見た目違うと惹かれへんとおもうんやけども、、

見目良く生まれ変わったら惹かれるけど、めっちゃブスかもしれんやんかぁ、、

見た目はちがうけど、魂がひかれあうとかちょっと、、、、

ツインレイっていうのもキモイと思う

2024-05-25

ビースターズ魚肉ソーセージオチによる楽観論

輪廻転生世界弱肉強食の罪を押しつけているだけのミートロンダリング」なのでは……という違和感がないでもない

anond:20240524172410

輪廻転生って普通は現世でのカルマが悪いと来世は虫とか畜生かになるから現世で頑張らなきゃってなるもんだけどな。

次の「人」生って言ってる時点で輪廻転生とも違う何か。

2024-05-24

輪廻転生する前提で生きていた俺

バカだw

から適当に生きてたよ

別に次の人生でやればいいし〜」って思ってた

その代わり、悪いことはあまりしなかった

因果応報があるかもしんないじゃん?

から無難に生きてきたよ

あーバカだった

人生は一度しかないって思って生きるべきだった

もっと遊べばよかった

もっとチャレンジするべきだった

もっと健康とかお金とか人間関係とか大切にすべきだった

だって

ゲームでさ

何度でもプレイできるなら、ワンプレイ適当になるじゃん?

「死んだらほぼ終わり」みたいなウィザードリィみたいなゲームじゃない限りさ

あー人生ウィザードリィだったんだな

不思議のダンジョンだと思ってプレイしてたからさ

ローグライクだと思ってたんだよ

何度もプレイできると思ってたんだよ!

あー損したなぁ😂

2024-05-18

反出生主義の無秩序な拡大に嘆き

同意なき出生に反対」の立場からすると肩身が狭い。

同意なき性行為強姦だし、同意なき買収は敵対的買収だし、現代では基本的に何をするにしても同意を取ることを求められやすい。

仮に逮捕刑務所への収監のような原則ベース人権侵害行為場合でも、国民による立法によって社会的合意形成した上で行われる。

だったら出生も同じことで、法律ベース合意や、出生されるあかんぼう本人の同意を得るべきだと考えている。

実際には法律で白か黒かにしたら社会体制終わるし、生まれる前のガキに同意取れるわけないので本当に実現されたら困るのだが、思想としてはそうなのだ

一応個人的には正解として「人格データも含めた既存人間クローン生産」というのはある。

要は生きてる人間同意取ってそれを複製すればよくねえかって話。

これはこれでとんでもねえし技術実現性不透明だけど、俺はそういう社会になってほしい。

輪廻転生の輪から地球を切り離してやろう。

2024-05-15

女に生まれて良かったこ

それは「女」という公共財利益を得られることだと思う。

女は基本的ルールを守り、コミュニケーション能力が高く、他者を思いやる力がある。それ故に、女は女であるというだけで女から恩恵を受けやすく、また返報の作法を学ぶ機会に恵まれている。

もちろん、女社会所属し続けるためには自分自身一定の対人スキルを持つことが求められる。しかしそれさえできていれば女としての恩恵を受けられる上、別に対人スキルがなくても受けられる恩恵もある。

スキルがなくても受けられる恩恵として、例えば公共施設の清潔度が挙げられる。男子トイレ男性浴場が汚物でひどく汚れていたという話をたびたび耳にするが、女子トイレや浴場でそんな光景は見たことがない。女には他人迷惑をかけないよう躾けられた人の割合が高く、後始末のスキルの低さや悪意からわざと他人迷惑をかける人の割合は、男のそれより遥かに低いのだろう。

また、女は女同士で助け合ったり協力する姿勢があり、それを美徳とする考え方が根付いている。男性競争することを求められるせいか、協力や助け合いはぬるい行為だと一段低く見られているように見える。

総じて女が女に対して行う行為はギブが多く、緩やかなギブの循環による豊かさが女社会にはある。対して男社会はギバーからイカーまで幅広い人種がいて、厄介なテイカーを統制する手段もないため、全体的に荒んだ雰囲気になっているように思える。

この傾向は、女の友情薄っぺらく、男の友情は厚いものだという説にも繋がると考えられる。すなわち、女は基本的ほとんどの人はまともなので、友人を厳選する必要もなく、場当たり的な人間関係でも上手くやっていける。一方で男は人種の層が幅広いため、ある程度は自分が付き合いたいと思える友人を選別する必要があり、その結果として厚い友情形成される。つまり友情の厚みは女の薄情さや男の情の厚さを示すのではなく、むしろ信頼できる同性の多寡に応じて決まるのではないかと考える。

また、女が男に文句を言いがちなのも、男がそれに黙って耐えがちなのも、女の中の「人間」の水準は高く、男の中の「人間」の水準は低いというギャップから来ると考えられる。あり得ないほど低い水準の同性に出会い人間本質について諦めをつけている男性と、ある一定の水準を満たす同性がほとんどなため、低い水準の人間には悪意や怠惰を感じてしま女性の違いである。

こうした差異は、XX遺伝子を持ちある程度の劣性遺伝を補完できるためにバラつきの少ない女という生き物と、XY遺伝子を持つために変異バラつきの大きい男という生き物であるが故のものである。それ故にこの差が覆ることはないものの、それを踏まえた上で私は女に生まれて良かったと思う。

女たちの暗黙の協定の上に成り立つ公共財恩恵は大きい。男がその世界に憧れる気持ちも分からなくはないが、女の心情を想像したり理解したりしない性欲丸出しの自称トランスジェンダーが歓迎されないのは、性欲が見えて気持ち悪いことの他に、女社会恩恵のみを啜るテイカであることが全く隠せていないことが原因だ。

男はある種羨ましく、ある点では猛烈に羨ましくない。輪廻転生人間に生まれる時は、いつも女に生まれたい。

2024-05-01

全ての命が等しく平等だとして、輪廻転生があるとして、

俺は死後何になるのだろう?

まあまず知性はないだろう、人間かいう80億しか居ない生き物に2連続でなれるはずがない

地球上ならまだラッキーだと思う

地球から観測できないほど遠い星の、湿った地面のアメーバかもしれない

そう思うと、人間で、しかも豊かで平和日本に生きてるだけでもう異世界転生のチートくらい凄いことだと思えてこないか

2024-04-21

anond:20240420224125

仏の教えは合理的基本的理屈の前提となっているのは、この世界には「因果関係」があって、あらゆる物事因果関係連鎖で成り立っていますってことだけ。

・絶え間ない因果関係の連なりがあるから諸行無常」。諸行無常ってのは、あらゆる物事は変化し続けているってこと。

諸行無常世界普通人間経験すると、「一切皆苦」と感じる。あらゆる物事が変化し続けているってことは、やがては人の望まない状態になり得るし、たいていはそうなるから人生には「四苦八苦」がつきもの

普通人間は、永遠不変の私がいることを素朴に信じていて、その『私』に強く執着している。しかし実際は、「諸法無我」。つまり永遠不変の私は存在しないということ。なぜなら、私はこの世界の一部であって、世界の一部であるからには因果関係連鎖によって一時的に立ち現れている物事しかいから。身体五感思考欲求一時的に立ち現れているものに過ぎない。私という存在もまた、諸行無常であり、ゆえに諸法無我

普通人間諸行無常世界に在って一切皆苦と感じるのは、『私』に強く執着しているから。世界も私も変化し続けているものから、『私』の思い通りになるとは限らない。それなのに、思い通りにならないとそのたびに苦しい。

一切皆苦と感じる原因が『私』に対する強い執着であるなら、その執着を薄め、消し去ればいい。この世界諸行無常であり諸法無我であることを、知識としてではなく、感得することができたなら、『私』への強いこだわりは霧散し、世界一切皆苦とは感じなくなるし、副産物として利己性も消える。これが悟りの境地。

・この世界諸行無常であり諸法無我であることを感得するには、感得するトレーニングを繰り返して感得する認知能力を高める必要がある。自転車に乗れるようになりたいなら自転車に乗るしかないのと同じ。このトレーニング仏教修行の中核。昨今では「ヴィパッサナー瞑想」とか「マインドフルネス」とか呼ばれている。ヴィパッサナー瞑想で得られる認知能力を「智慧」あるいは単に「慧」と呼ぶ。

・『私』に対する強い執着を薄める方法ヴィパッサナー瞑想以外にもう一つのアプローチがある。「慈悲」つまり利他的な心を育てる瞑想利他的実践を繰り返すこと。

ヴィパッサナー瞑想だけしていれば悟れるかというと、そうでもない。「戒」:瞑想に集中するための環境や習慣を整え、「定」:ヴィパッサナー瞑想必要集中力を高めるための瞑想も行う。これらをヴィパッサナー瞑想と合わせて「戒定慧」と呼ぶ。仏教実践基本的にこの三つ。もう少し詳しくは「八正道」と言う。

というのが、私の理解もっと詳しく知りたければ「」でくくった単語検索して一つずつ調べるか、書籍なら仏教思想ゼロポイントおすすめ

思想史的な観点ちょっとだけ補足。仏教教祖である釈迦の没後、スリランカミャンマーあたりに伝わったものが初期のノウハウ比較的色濃く伝えている。これは上座部仏教南伝仏教小乗仏教とか呼ばれてる。一方、中央アジア等を経由して中国に至るうちにかなりの変貌を遂げたのが、北伝仏教大乗仏教とか呼ばれてる。日本仏教中国経由で伝わったもので、基本的大乗仏教輪廻転生仏教オリジナルアイデアではなくて、インドネパールあたりにもっとから根付いていたアイデア(輪廻転生だの神や悪魔だのの有無は、今生きているあなたが苦から逃れるために重要なことではないですよ、肝心なのは八正道実践、ってのが仏教スタンス)。天国地獄アイデアはおそらく中央アジアあたりで仏教に混淆した。先祖の供養が大事みたいなアイデアはたぶん中国で混ざった。

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