クリックして拡大する来日し、報道陣の取材に応じるゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)の妻、ラダさん(41)=11日午前、成田空港 東京電力の女性社員殺害事件で、再審請求審が行われているネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)=強盗殺人罪で無期懲役確定=の妻、ラダさん(41)と兄、インドラさん(54)が11日、成田空港に到着した。受刑者以外の第三者が殺害現場にいた可能性を示すDNA鑑定結果が明らかになって以降、家族が来日するのは初めて。 平成9年の事件後、ラダさんは9回目、インドラさんは3回目の来日。ラダさんは半年前の3月11日にも来日したが、東日本大震災の影響で予定を繰り上げ帰国していた。 ラダさんは報道陣の取材に対し、「これまでは不安ばかりが先行したが、この半年で大きく状況が変わり、希望を持って日本に来た」と笑顔を見せ、「無実の夫を一日も早くネパールに連れて帰りたい