4月25日の産經新聞に掲載された西尾幹二氏の書評があまりにひどい。河添恵子著『中国人の世界乗っ取り計画』(産經新聞出版)という本について書かれたものだが、書評の名を借りたヘイトスピーチに他ならない。以下、引用してみる。 ■狂躁ぶり描く驚嘆リポート 一読して驚いた。日本での中国人の迷惑行動は承知だったが、本書はカナダはもとよりイタリアからアフリカまで世界各地の中国人の狂躁(きょうそう)ぶりを余す所なく描く。実に驚嘆すべき実態リポートである。 ある移民コンサルタントが移民の相談をしに来た中国人に「卒業証明書は?」と尋ねたら、「どこの大学がいいか? 明日準備するから」と言われて絶句したという話が書かれている。偽造書類作成は朝飯前のツワモノぞろいの中国人世界である。中国国内では人民元の偽札問題が日常化している。銀行のATMからも偽札が出る。銀行は回収してくれない。中国の全通貨発行量の20%は偽札だ