現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年12月2日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 街角の風を売るなり風車 |
3 | 去年今年貫く棒の如きもの |
4 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
5 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
6 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
7 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
8 | しぐるるや死なないでゐる |
9 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | この道しかない春の雪ふる |
12 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
13 | 海に出て木枯帰るところなし |
14 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
15 | 山桜雪嶺天に声もなし |
16 | 花八つ手単純という美しきこと |
17 | ふりむけば障子の桟に夜の深さ |
18 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
19 | 方丈の大庇より春の蝶 |
20 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
21 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
22 | 呟きは言葉となれり師走風 |
23 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
24 | 芋の露連山影を正しうす |
25 | 水枕ガバリと寒い海がある |
26 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
27 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
28 | もの書いて棲まむ半裂とならば |
29 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
30 | いひぎりの実を宵の雨打ちにけり |
31 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
32 | 障子しめて四方の紅葉を感じをり |
33 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
34 | 雪はげし抱かれて息のつまりしこと |
35 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
36 | 一枚の障子明りに技芸天 |
37 | 秋落暉水平線のその先は |
38 | 逢うために母は銀河の駅に佇つ |
39 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
40 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
41 | 風花の通りし北の空の青 |
42 | 猫の仔の鳴く闇しかと踏み通る |
43 | 友情が心の支え冬ぬくし |
44 | 柊の花一本の香りかな |
45 | 梢より雫し初めし霧氷かな |
46 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
47 | 春の日や あの世この世と 馬車を駆り |
48 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
49 | いわし雲おおいなる瀬をさかのぼる |
50 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
2025年7月26日 16時18分更新(随時更新中)