Nippon2007(第46回日本SF大会兼65th World Science Fiction Convention)に行ってきた。 SF大会には久しく行ってなかったんだけど、今回はおそらく最初で最後の日本でおこなわれるワールドコンなので出かけることにした。ロバート・シルヴァーバーグにサインをもらい、ヒューゴー賞授賞式を見物し、英語企画も物色し、テッド・チャンインタビューもNW企画も見て、三日間たっぷりSFを満喫した。 で、あらためてしみじみと思うのは、SF大会は進化の袋小路に入ってしまったなあ、ということだ。 はじまる前、あまりに準備の態勢がデタラメなので、「史上最低のワールドコンと言われるのではないか」「国辱ものだ」と心配している人も多かったのだが、蓋を開けてみればワールドコンの海外客はたいそうのんびりまったりしていて、キリキリしているのは日本人参加者だけだった。それは企画にもはっき