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2025-01-12

大企業病…?

それってあなた問題じゃないですか? という主旨の記事

この記事を書くきっか

最近,私の勤務先では管理職になると給料がかえって下がるなんて都市伝説が囁かれていたこと,それで私自身も管理職昇格を本気で悩んだこと,などを思い出した.曰く,管理職になると仕事は爆発的に増えるが,残業手当がなくなって組合員より給料は下がる,とか.そして7年前に,何か年収文句を言って退職した人の退職エントリーちょっと流行ったよなぁ…と思い出してふと読み返したのがきっかである

いざ読み返してみると大元記事給料の話だったが,そこから派生した匿名ダイアリーには大企業特有欠点が多数あげられていた.この派生記事が,本社組織を目の仇にし喧嘩腰で会議をしている他部署部長と重なったので,普段から思っていたやるせなさを文にして考えを整理してみることとした.結局のところ記事としてのまとまりは出せなかったが,頭の中は整理されたのでよしと思って無責任にも放流する.

ちなみに,その退職エントリー流行った大企業で実際に管理職になってみれば,何のことはなかった.それまでの年収曲線とはだいたい連続的だったし,業務量は昇格に伴って所掌範囲が広がった分だけ増えるだけだった.おそらく,部下に奢りたくない管理職が,金のない言い訳にしてたんじゃないか想像してしまう.(いくつかの退職エントリーにも記載があるように,弊社は穏やかで大人しい人間のできた方が多く,それが仇となって(?)結婚相手に尻に敷かれている場合も多いようなので,小遣い制で金がないのかも知れない)業務量については,確かに昇格当初は突然所掌範囲が広がって,パンクしたものだ.しかしながら,給与相当の能力を身につけてみれば,それはただの能力不足,あるいは求められる役割の変化にマインドセットスキルセットが追い付いてないだけの話であった.いざチームを運営してみると担当者としての仕事に飽きがきたり,最先端技術いつまでも追い続けるのに疲れてしまったり,その代わりに管理職としてのスキルセットを身につけ始めたりした.

そうすると不思議もので,これはそれで面白い.また,組織運営というのは意外と会社依存しないスキルも多くあって,社内でしか通用しない市場価値の低いスキルという感じもなかった.

大企業欠点

さて,大企業病についての話に入る.大企業には大企業なりの欠点がある.

私が考える大まかな大企業欠点は次のようなものだ.これらが問題だという認識は私も同じだし,直せるものなら直した方が良いと思うものの,この問題点をそのまま取り去ってしまうと組織が瓦解してしまうのは明らかなので難しい.

社内政治とは

こうした問題点に耐えられず,あるいは問題点に付き合わされるのは不合理だと考えて,転職されてしまう方々がそれなりにいる.またこうした方々は周りのゆっくりした歩調と合わないガツガツと成果を追求する現場能力の高い方々なので,有能な人から会社を辞めていく,なんて悲しい話になってしまう.

ただ彼らがベンチャーを起こして企業経営できるかというとそんなことはなく,多くは同業他社(それも,そこそこの大企業)への転職となる.それって会社を変えて解決するのかな,と転職経験の私なんかは疑問に感じてしまう.

大企業組織間調整が比較的に得意な私から見れば,自分立場しか物事を考えられず新しい事業を始める負担一方的に他部門押し付けているだけだという自身問題点を大企業欠点帰着させて嘆いているだけに見える.かくいう当人は,例えば新しい社内ルールを聞かされたら同じように不満を言って抜け穴探しをするだろうに.つまり新しい何かを他部門に振る時は,例えトータルでは会社メリットがあったとしても振られた側からはあネガティブな反応があるのは当然なのだ.だからそれは相手を説得して味方にしなければならないし,説得の過程相手論理に則ってロジックを積み上げた方が円滑に進められる.

これが社内政治本質だと思っている.

部門のことしか理解してないと,これを越えるハードルは高い.しかしながら,どの会社にもある基幹業務やその組織役割,そして利害関係を把握すれば,未然に防いだり効率的に説得したりすることができる.これは組織運営する上で必要知識だし,社外でも通用するポータブルスキルの一つだと思う.

そのスキル習得を怠って,自社内に向けて噛み砕かれた独自論理を積み上げてしまったり,自社にしかない自部門業務一点集中することは,社内スキルばかり磨くことになる.これは,同じ企業グループの他社に出向した時にも通用しなくて詰む.

また,自部門論理を振りかざしても無駄である.それは当人が他部門論理理解しようとしないのと同様に,相手こちらの部門論理理解しようとしないからだ.会話が噛み合わないまま時間けが過ぎていく.

勢い余って飛び出してしまう方々

さて,上でも書いたように,大企業には大企業なりの欠点はあるのだけれど,自分の手間をかけたくないがために社内調整を疎かにしておきながら,他部門の協力が不十分なことを大企業病とか他部門批判帰着させてしまうのは,解決策を見落してしまう.

本人に活力があって新しいことに挑戦しようとする人が,自分業務範囲で頭が一杯になってしまい,相手側の利得を真剣に考えることができず,悪戦苦闘をした挙句転職してしまうのは惜しいなと思いつつも,大きい企業であれば部門間の利害の不一致は必ずあるし,それが説き伏せられないのでは大きい事業は進められない…と思うんだよな.

最後に,私

かいう話を誰が語ってるんだ,というのを最後に.

数年前に退職エントリー流行した,ある大きい企業グループ部長職をしている.

入社当初から態度の大きい新人として研究職の中でも腫れ者扱いをされつつ,偉大な諸先輩方のパワハ指導のお陰で,英才教育を受けられたような気がする.

事業時代には「奇跡バランス感覚(事業部の係長談)」とか「徹底した合理主義ロボット人間(事業部の部長談)」とか「びっくりする程ダメ人間(営業部係長談)」といった矛盾する多面性を身につけられたと思う.

何故かは分からないが課長になった際に半年以上に渡って固定のグループで取り組む経営研修に放り込まれ,とても勉強になった.大企業は何かと批判を受けがちだが,その解決手段として小規模組織しか上手く運用できないような,自律組織だとか情報オープン化なんて当時の流行りの手法と失敗事例を沢山見せてもらえた.結局手段手段しかなく,自社に持ち込んだら何が起こるかはよく考えたら明らかだったりする.

まぁそれはそれとして,技術集団研究部に対してクソ不自由な社内ネットワークシステムを導入してきた時は流石に転職も考えた.

2025-01-11

anond:20250111104430

管理職扱いだと組合員になれないのであって、逆ではないだろ。

労組をやめたら管理職なのかよ。

2025-01-05

 全米鉄鋼労働組合(USW)のデビッド・マッコール会長は3日、「バイデン大統領の決定を歓迎する。組合員国家安全保障にとって正しい行動であることに疑いの余地はない」との声明を出し、バイデン氏のUSスチール買収中止命令を称賛した。


 マッコール氏は「何十年もの間、不当廉売ダンピング)で米国産業を弱体化させてきた」日本製鉄を一方的批判。「USスチールは強い企業であり続けられる。我々は取締役会に対し、利益を上げ続けるのに必要措置を講じるよう求める」とUSスチール単独での生き残りを模索するよう求めた。

今まさに支那の鉄鋼企業各社がとんでもない規模で繰り返してることなんだけど...

過去商売敵(オワコン敗戦国)と手を組むぐらいなら現在商売敵(経済大国戦勝国)に好き勝手やらせるほうがマシということか

やはり米帝ジャップスを見下し続けているんだな

2025-01-03

日本製鉄によるUSスチール買収失敗は映画になるな

割と劇的だし(アメリカ人にとっては)。

未だに日本企業危機感を抱いているアメリカ人達には良い娯楽になるだろう。

タイトルSteel of America

 

主人公ジョンはクリーブランドクリフスに勤める鉄鋼マン

ある日、古巣USスチール買収の噂を聞き、USSにいる親友のトムに連絡する。噂は本当で労働者達は不安を募らせている事を知ったジョンは買収を阻止すべく動くが、既に買収済みの経営陣は聞く耳を持たない

労働者達にストを訴えるが、競合会社のジョンの言うことには誰も耳を貸さない。

このままでは日本製鉄に買収されると悩むジョンは娘に悩みを打ち明けると、大統領手紙を書いてはどうかと言われる。一笑に付すジョン。そりゃあ良い、名案だ。そういってペンと紙を渡すジョン。

次の日、一計を思いついたジョンは全米鉄鋼労働組合へ。

組合員たちを動かすことに成功したジョン。USS従業員達もジョンとトムの熱意に押されて抗議活動に参加する。

活動の結果、買収契約には待ったがかかった。

このまま行けば、買収阻止が出来ると思っていたジョンの元に、トムからもう抗議活動には協力出来ないと連絡が入る。

トムの娘は病気を患っていて、日本製鉄の提案する全従業員へのボーナスがあれば治療を受けられると言うのだ。

日本製鉄のやり方に憤るジョンだったが、今まで協力的だった従業員ボーナスにつられて抗議活動を辞めていく。

 

そして、買収契約締結の日、会議室には日鉄社長今井正が来訪していた。

今まさに、契約書にサインなされようとするところにジョンが飛び込んでくる。

そして今井USS経営陣に直接抗議をする。「お前はUSSを買うという事がどういう事かわかっているのか?それはアメリカの魂だ」

鼻で笑った今井電卓を取り出し「では、それはいくらだ?言い値で買おうじゃないか」。

拘束されて会議室から閉め出されるジョン。

 

契約直前、ある幹部が、この契約による従業員リストラは発生しないことを確認する。勿論と今井は答える。「全員の生活保障しよう」

だが、勿論それは嘘だった。今井は1000人規模のリストラ計画していた。

そしてサイン直前、秘書が飛び込んできて、会議室テレビを付ける。

そこに映っていたのは大統領によるUSS買収を阻止すると言うニュースだった。

茫然とする今井USS社長

騒ぎに乗じて入ってきたジョンも唖然としている。大統領は続けて、この結論に至った経緯は、自分のところに届いたある手紙だ、と告げる。

そこで数週間前にした娘との会話を思い出す。そう、娘は本当に大統領手紙を送っていたのだ。

突然の勝利に沸き立つジョンとその仲間達。

そんな中今井の怒号が響き渡る。

「良いかUSS経営破綻寸前の赤字企業だ。我々が救わなければ、貴様等はお終いなんだぞ!」

「そんなもの無くったってやってみせる!」と言い返してみせるが、借金の額を聞いて空気が沈んでゆくジョン達。

「それは私が何とかしよう」

その声と共に入ってきたのはジョンの勤めるクリーブランドCEOだった。

アメリカの魂を救うのに日本人必要ない。アメリカ人の魂はアメリカ人で何とかする」

悔しそうな顔をして会議室を出て行こうとする今井。それを呼び止める男が一人。

振り向く今井の鼻先に突き出される一枚の紙。それは買収不成立の場合に日鉄が5億ドル賠償金を払うと書かれた契約書だった。

契約書をぐしゃぐしゃにして怒りに顔を真っ赤にして出て行く今井

会議室抗議活動に参加した連中の万歳であふれかえっていた。

ここにアメリカの魂は救われた。その後USSクリーブランドに買収され、再建されたとナレーションが入る。

賠償金によりボーナスが配られ、トムの娘も助かった。

走り回る娘を見つめるトムとジョンの笑顔映画は終わる。

 

そして、エンドクレジット後のパート今井がクビにされ、会長職に付いていた橋本が復帰する様子が描かれる。まだまだ危機は去っていない…。日本によるアメリカ企業買収は今も行われている…。そんな不穏な空気の中で幕を閉じる。

 

大体こんな感じになると思う

2024-12-17

ワイの高校の卒業生のその後やで

  1. ひとりめ
  2. ふたり
  3. さんにんめ
  4. よにんめ
  5. ごにんめ

2024-12-14

企業献金企業団献金禁止されても

労組組合員個人的意思献金していますと言って組合員個人献金させそう(で、ちゃんと実績チェックしそう)

2024-11-26

公選法に詳しい増田教えて

労組組織議員選挙組合員が手伝った場合、これはボランティアになるの?それとも「公選法の定める『特別利益を伴う契約当事者』扱いで、無償であっても(寄付を禁じた)公選法違反する」というやつになるの?

2024-11-10

ブクマカでっち上げデマ概念大学生協における書籍割引販売の「趣旨に反する」について

[B! 大学] 東京電機大学生、生協で取り寄せたらどんな本も1割引きになると凌辱物のエロ漫画を購入→大学「学内で調査を行っております。調査後、大学として厳重に対処いたします。」

いちいち引用しないが、事実を誤認した大量のゴミブコメトップに並んでいる。

生協エロ本を買うのは制度悪用であり、お目こぼしがなくなりルール厳格化を招く」? 全くのデマである

目次 兼 要約

  1. 一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である
  2. エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである
  3. 大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである
  4. 大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである
  5. 大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である

書店でなぜ原則本を値下げできないのかというと、日本には「再販制度」、製造である出版社が決定する定価を書店は変えてはならない、という業界慣行があるからだ。

だが、この形態取引方法は、独占禁止法において明示的に禁止されている。

二条⑨ この法律において「不公正な取引方法」とは、次の各号のいずれかに該当する行為をいう。

 四 自己供給する商品を購入する相手方に、正当な理由がないのに、次のいずれかに掲げる拘束の条件を付けて、当該商品供給すること。

  イ 相手方に対しその販売する当該商品販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品販売価格自由な決定を拘束すること。

  ロ 相手方販売する当該商品を購入する事業者の当該商品販売価格を定めて相手方をして当該事業者にこれを維持させることその他相手方をして当該事業者の当該商品販売価格自由な決定を拘束させること。

我々の生きる資本主義社会というのは、市場での公正で自由競争大原則とするものであって、価格決定権は小売業者が持つべものである価格統制を行い、小売業者同士の競争禁止するなぞ以ての外である

このような掟破り行為出版業界でおおっぴらに行われているのは、独禁法23条4項に、著作物の発行事業者による正当な行為であれば、独禁法適用しないという例外が定められているからだ。

なぜこのような特権が認められているのか? 独禁法教科書を開いてみよう。

著作物に係る法定再販制度趣旨は,必ずしも明らかではないが,戦前から定価販売慣行を追認したものとされている。また,著作物の種類ごとに,例えば,新聞については戸別配達の維持,書籍雑誌については多様な出版物の発売や書店での展示販売の確保といった説明が後付け的になされているが,再販行為必要性とは必ずしもつながらないと思われる。(『条文から学ぶ独占禁止法 第3版』p271)

趣旨は必ずしも明らかでない」「戦前から定価販売慣行を追認したもの」「説明が後付的になされているが、再販行為必要性とは必ずしもつながらない」なかなかボロクソな書きぶりではないか

当然「商慣習の追認」なる貧弱な理由で、大原則を曲げていいはずがない。再販制度廃止の動きはこれまでも何度もあった。今もなお現存しているのは、廃止の動きがあるたびに既得権益を守りたい新聞業界が大々的に抗議キャンペーンを行い揉めに揉めたかである政治的駆け引きの末の「お目こぼし」によって成り立っている制度なのだ

エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである

新聞業界という第四の権力がバックにある以上、既得権益廃止するのは難しい。されど、お目こぼしをいいことに既得権益を拡大しようとする、出版業界のイキり行為には公正取引委員会は否を突きつけ続けてきた。

この1つの例が2004年ポイントサービス禁止論争である

1990年代を通して喧喧諤諤の大戦争となった再販制度廃止論争は、2001年公正取引委員会による「当面再販制度を存置するのが妥当」という停戦宣言により一応の終結を迎えた。

事実上の勝利にイキった出版業界が次に目をつけたのがポイントサービス禁止である

かに再販価格維持契約定価販売義務付けても、ポイント還元がOKであるならば、事実上値引きと言っていい。「本はどの本屋でも同じ価格」というカルテルを侵す存在であり、再販制度に当面のお墨付きを得た出版業界禁止を目指すのは当然の成り行きであった。

されど原理原則に戻れば、現状の再販制度さえ、政治的判断による苦渋の決断として認められているにすぎないのである

出版業界の舐めた振る舞いに激怒した公正取引委員会は、ポイントサービス禁止運動を行う業界団体に対し、「事業者団体による共同行為禁止する」独占禁止法第8条違反を宣告。

結果、業界団体会長責任をとって辞任、クビを差し出して詫びる羽目になった。

ポイントサービス禁止論争で争点となったのは、1%程度のごく低率のポイントサービスであったが、

現在では、アマゾンヨドバシなどの大手通サイトを見れば、条件付きではあれど12%ポイント還元だとか10%ポイント還元だとか、大幅な値引きを行っている。再販価格維持契約?なにそれおいしいの?の域である

しか再販制度自体お目こぼし例外である以上は、再度「ズルいからやめろ」とヤブをつついて蛇を出したくないというのが業界の考えだろう。

再び公正取引委員会逆鱗に触れ、今度はアマゾン政治力を背後に一気に再販制度廃止まで持っていかれるかもしれないのである

この事例からわかるように「イキり行為」に気をつけなければいけないのは消費者である大学生ではなく、売り手である出版業界側であって、ブクマカ認識はまったくあべこべなのだ

大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである

ここまで述べた再販制度の縛りを、大学生協は負っていない。これは独禁法23条5項が生協例外例外の1つとして指定しているかである

まり書籍例外として再販価格を拘束する契約を結んでよいが、その例外として生協には通常の取引と同様に、再販価格の拘束契約を結んではならないということである

ブクマカ勝手でっち上げていう「学業目的の特例」とかそんなものではない。実際、書籍の割引は一般生活協同組合(例えばコープこうべ)でもおこなわれていることだ。

ではなぜ、例外例外が設けられたのか?

再販制度という大本例外が設けられた理由再確認すると「商慣習の追認」が定説である。ただこの理屈では再販制度生協のみならずすべての事業者において廃止すべきという結論しか導かれない()。

なので百歩譲って少数説である出版業界ポジショントークを参照すると、再販制度なしには、書店理念を見失い利益至上主義に陥り売れ筋の俗悪本のみが蔓延世界になるから、らしい。

しかしこの捏ねくりだ出した理屈ですら生活協同組合適応することはできない。生協は、利益目的としない消費者うしの相互共助団体であるからである

利益の追求のために消費者不利益を与える行為法律禁止されており、また組合員が持つ平等議決権及び選挙権によって効果的に阻止される。再販制度容認などという副作用の大きな例外を認めるだけの意義はどうあがいても見出すことができない。

大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである

前節では、大学生協書籍が割引が「可能である理由を述べたが、愚かなブクマカは「大学生協学生学業支援するためにあるのだから制度可能であってもエロ本については割り引くべきではない」などと言うかもしれない。

可能であること」と「やること」は違うそれは正しい。

しか大学生協目的なぞをでっちあげたいならば、まず定款を見るべきだ。

第1条 この消費生活協同組合(以下「組合」という。)は、協同互助精神に基づき、組合員生活文化的経済的改善向上を図ることを目的とする。

事業

第3条 この組合は、第1条の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組合員供給する事業合員に供給する事業

(2)組合員生活有用協同施設を設置し、組合員に利用させる事業

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

(4)組合員生活共済を図る事業

(5)組合員及び組合従業員組合事業に関する知識の向上を図る事業

(6)組合員のための旅行業法に基づく旅行業に関する事業

(7)前各号の事業に附帯する事業

どこに学業支援なる文字列があるのであろうか。

というか名は体を表すというように、大学生協とは生活、「大学に属するすべての人つまり大学生/大学職員/教職員生活」を共助する団体である役割学業に限られない、当然娯楽を提供することも含まれるのである

書籍の割引販売は、それが教科書であろうと、学術書であろうと、コミックであろうと、エロ本であろうと

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

に一律で含まれるであろう。

追記id:worris 氏のブコメより、誤りの指摘があった。書籍は第3条第1号「組合員生活必要物資である。つまるところ、生協の言う「生活必要物資」とは日常用語生活必需品より広い概念であり、娯楽を含むのだろう。論旨の変更は必要ない。)

もちろん、娯楽の提供大学生協役割に含まれると言っても、程度問題存在する。

生協資金力にも労働力にも限界存在するのだから、何にリソースを投じれば「組合員生活改善及び文化の向上」を達成できるか、取捨選択必要になる。

決めるのは、一人ひとり議決権あるいは選挙権を持つ、組合員である

ブクマカは「イキるとお上のお怒りを買うぞ」という論調であるので、決定権が生協のおえらいさんとか大学経営陣とかにあるように勘違いしているように見受けられるのだが、事実は全くの逆なのだ

組合員自治原則念頭に置いた上で、なぜ本が一律割引されるのかを考えてみよう。

大学生とは多くの人にとって人生で一番本を読む時期である。これは今年『何故働いていると本が読めなくなるのか』という新書ベストセラーになったことでもわかることである

大学教員もまた大量に本を購入する。

そして生協再販価格拘束契約で縛ることのできない例外的な存在として、彼ら組合員独自価値提供できる。

そう考えると書籍の一律割引販売で、組合員合意がまとまるのは、ごく自然なりゆきである

仮に「娯楽本は除外」とか「教科書のみ割引」とかい制度になったならば、利益を得る層が組合員の中で偏ってしまう。みんながWin-Winになる制度こそが、民主主義的な議論で選ばれるものである

ただし、ここ最近若者の「紙の本離れ」が叫ばれて久しい。

紙の本をほとんど買わない組合員からすれば、事業資金は「書籍10%引きで売る」ことより「生協食堂メニューを1品増やす」方に費やしてほしいことだろう。

学術書読んでる同級生応援したいけど、エロ本はな……」と彼らの票が離れることは、あり得る展開ではあるかもしれない。

しかエロ本を割引販売することで、大学生協は何ら損をしていないことにも留意必要である。むしろ大学生協は新たな顧客層を開拓することで利益を得て、他の事業投資可能資金を増やしたと言える。

「割引率が10%であるべきか5%であるべきか」は難しい経営判断であり組合員間での真摯議論が求められるところであるが、割引中止とか販売停止とかになると誰のトクにもならない論上に上げるまでもない愚論なのだ

なお大学生協に客を取られなければ、定価でエロ本を1冊売ることができたであろう一般書店は損をしたといえるが、再販制度というお目こぼしに守られているものが「ズルイ!」なんて言える立場にないことは先に述べたとおりだ。

大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

大学生の行為を「バカッター」とか「バイトテロに等しい」だとか意気揚々名誉毀損行為を行うブクマカたちは、

実際は、自分たちがこそが大学生協役割勝手でっち上げたイキりバカブクマカであり、はてなというプラットフォーム名誉を大いに傷つけるブコメテロであることを認め、真摯謝罪すべきである

そして、大学生協役割学業目的だと誤解する人がここまで多いという事実は、「生協ではどんな本でも割引される」ということを声高く啓蒙する意義を証明している。

ルールを正しく理解する人が多ければ多いほど、組合員生活費を節約し、生協の売上は増え、サービスの質は向上するのだから

2024-11-09

大学生協公式BLでも一割引でお取り寄せします!!」

https://x.com/wasedacoop_book/status/24636218641752064

早大生協ブックセンター

@wasedacoop_book

@8ism_29g 漫画も一割引、もっと言うと変な漫画も一割引、さらもっと言うとBLでも一割引でお取り寄せします!! ただし、一般流通している漫画であることと早大生協組合員証が必要ですよ~。


大学生協で買う書籍学術的、研究的な意味のあるものでなければいけないと言ってるはてリベたちは、大学生協自身が取り寄せる本はBLでも全然良いよと言ってることはどう思うの?

2024-11-04

anond:20241104004218

国民民主党支持者で電力総連組合員だけど

選挙前まで参政党と保守党自民党安倍派にいたネトウヨ野党を煽れるとわかった途端に国民民主党鞍替えしてくるのが気持ち悪いです。

せめて選挙前に支持していた党を選挙結果判明後も支持し続けましょうよ。今更玉木代表国民民主党の威を借るのはとても恥ずかしく辟易しています

2024-10-22

政治活動に日当が出るとかでないとかそういう話

当方サラリーマン労組に加盟していて、政治活動に行って日当が出たことがあるのでその話を書いておきたい。

前提:組合構造

学生さんらには馴染みがないでしょうけれども、会社別に作られる労働組合は(全部が全部そうではないが)だいたい

下部労組 → 上部労組 → 政党

という構造になっています。以下の話はこれが前提となっています。(増田は下部労組役員だけど身バレ防止嘘は含むよ)

日当が出る

まず組合経由で政治活動に参加すると日当がでます東京集会に参加して原発がなんたらこうたら、みたいなシュプレヒコール上げて半日電車賃別1日5000円くらいでした。どうも関東ではこれくらいが相場のようです。これはどういう流れかというと

政党 → 上部労組 → 下部労組

に動員がかかって、動員協力費ということで下部労組予算から参加者に日当が出ます

日当は出していないとも言える

とはいえこの日当の原資はというと、下部労組組合員の組合費であって、上部労組政党からしたら無関係なんですね(というかむしろ逆に下部労組は上部労組上納金を渡す立場です)。職場の同僚が代わりにデモとか活動行って意見を代弁してくれる、その感謝も込めて日当を出そう、という建付けです。ですので政党は関与しておらず、党員たちが「日当なんて出してないぞ!」というのは全くもって正しいわけです。

そんなわけあるかボケェェェ!!!!!!

というわけで政治活動に日当は出ていません。はい終わり………………………………………そんなわけあるかアホンダラァ!!!!!

政党→上部→下部労組の指示は絶対なんだから、実情は下部労組の財布を上部団体政党勝手に使ってるだけだろ!某党は上部労組から金受け取ってないとしきりにいうが、要所要所にガッツリオルグした人員置いて完全コントロールしてるだろ!いっつも党関係支部集会かに動員かけるじゃねえか!

上部労組の加盟労組集めた大会声明で「米帝反対入れた声明でないと却下」とか止めてくんねーかな?みんな夜遅くまで起草委員会で真面目に声明考えているのに、書記長が通さないか表現変えなきゃ、とか面倒くさいんだよ!なんで労働条件の話してるところで米軍の話しなきゃなんねーんだよ!うちの組合費半分以上が上部への上納金なのにそれでも満足できないのかよ!

…というくらいのことは下部労組構成員は皆思っているんですけど、なぜ下部構成員が金と人員取られてまで上部(と政党)に従属するかというと、小規模労組の加盟を認めてくれる上部労組って革新系のところくらいなんですよね。だから政党がケツ持ちしないぞ!と言ってくるともう従うしかないんです。経営陣に舐められるから。だからこれは持ちつ持たれつなんですよ。

というわけで、これは世の中そんなもんという話なのです。まあ政党労組の財布は、公的にはパチンコ店特殊景品交換所無関係な程度には無関係なので、日当が出てるとも出てないとも本来は明言するようなことではないと思います

2024-09-10

初任給逆転現象の整理

初任給逆転現象とは?

初任給入社2年目以上の社員給与を上回る現象。高い初任給提示することで新卒採用が有利になる一方、逆転された社員士気を下げ、退職などの問題を引き起こす可能性がある。

逆転にまでは至らなくても、初任給と若手・中堅社員給与ほとんど変わらない状況(賃金カーブフラット化)が発生していることもあり、逆転現象に準じた問題を引き起こす。

なぜ最近よく騒がれているのか?

この現象自体は昔から起こっていたものであるが、今年は特に多くの企業で発生していると見られるため。賃上げ機運の高まりや、少子化による新卒採用競争の激化が原因と考えられる。

逆転の仕組みは?

初任給の大幅引き上げが行われている一方、その原資が中堅層以上の賃金抑制によって賄われていると見られる。この状況はデータでも現れており、内閣府調査によると、20代賃金が増加する一方、30代以上は賃上げ抑制される傾向にあり、一部はマイナスとなっている年代もある(※1)。エコノミスト永濱利廣氏は非組合員管理職賃金抑制し、若手に分配している可能性に言及している(※2)。

今は年功序列時代ではないのでは?

新卒採用はもっぱらメンバーシップ雇用特有ポテンシャル採用であり、新入社員入社後に育成されることを前提としている。育成は若手社員メンターとなって行われることが常であり、逆転現象問題視されるのは必然である

欧米のように「スキルは無給インターンで身に着けろ」の方針であれば、さほど問題にはならなかっただろう。

人事部経営陣は何を考えているのか?

以下の可能性が考えられる。

  1. 年次が上の社員は辞めないと思っている。
  2. 実質的減給として逆転現象を利用している。
  3. 何も考えておらず、逆転現象を想定していない。

逆転された社員が取れる方法は?

労働組合がある企業で、多くの社員で逆転が発生している場合は、労組を通した抗議活動を行うことが考えられる。

ただ、そのような条件が整った状況にあることは少なく、多くの人にとっては転職することが最善の選択肢になるだろう。

 

※1 https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/006/68/

※2 https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/nagahamatoshihiro/comments/1e5bec4a-94cc-44be-91d5-063040290e34

2024-07-10

連合東京の固めに失敗した時点で無理

連合東京小池支援に動いた時点でどうやっても勝ち目はなかった

連合組織率が低くて組合員も少なく、さらにその組合員投票行動も少ないから、それほど組織票にはならんのだが、

連合そもそも組織的選挙支援する専従職員を多く抱えているので、彼らの側面支援の点で重要なんだよな。


固められる票の総数で言ったら、共産党系市民連合の方が多いだろうが、それだけじゃ足りない。

出馬する前にきちんと根回しをして、協力が得られるかどうかを確定させる。

共産党系とは共闘が無理だと言うのなら、共産党系団体には組織的に前に出ないようにしっかりと依頼するとか方法はあったはず。


本来はこう言うこと、立民の東京都連の仕事なんだが、東京都は民主党分裂騒動震源地なので、未だにそれが修復できてないんだろうな。

2024-07-09

なんで共産党って普段は殴ってくるくせに、選挙だと支持して貰えると思ってるの?

共産党信者さんさぁ、普段会社の前に来て抗議活動やらさんざんやってジャマして、

さら社員にまで個別罵倒してくるようなムーブしてるくせに、

選挙になって蓮舫に取り入ったら連合東京組合員から個別投票して貰えると思ってるのなんなの?

知的障害なの?

そのくせ、選挙三位に終わればその瞬間から連合東京芳野悪魔化して壺壺、労働貴族氏ねとか言ってるし。

おかしい。

とりあえず、普段の行動から改めようね。

会社の前でジャマされた恨みは消えないけど。

2024-06-07

底辺弱者男性労働組合退職代行を使って会社を辞めた話

話題退職代行を使って会社を辞めた話なんだけど。

というか、話題になってくれたおかげで退職代行の存在を知り、この前、会社を辞めれたんだよね。

その会社社長ヤバい人なので、これが広まり過ぎたら身バレ怖いし消すかも。

ということで書きます

会社に入った経緯

俺はギリ関東平野Fラン私大卒業したものの、もともとのコミュ障さらにこじらせて地元実家に半分引き篭もりながら単発の倉庫仕分けなどのバイト不定期でやっていた。

当然、満足に稼げないので、同年代と同じくらいの月収を目指そう、でもフルタイムで働くのはきつい、ということでパチスロを始める。

「俺は同年代と同じくらい稼いでいるんだぞ」という安心感が欲しかったんだと思う。

でもそんなうまいこと行くわけもなく、1ヶ月のバイト代が4時間で消えたこともあったよ。

6年くらいして、自分パチスロの才能がないと思うようになり、kitaitiという人のnoteの商材で勉強を開始。

https://note.com/kitaiti

勉強を始めた最初の頃は割と勝てるようになったんだけど、そのあとはなぜか勝てなくなっていったんだよ。

それでも勉強を続ければ絶対に勝てるようになるはずだと信じて、パチスロに入れるための安定資金を確保するためにバイトも週5で入れていた。

30代になる焦りもあって本当に真剣勉強したよ。

でもなぜか勉強時間を費やせば費やすほど、負けが増えて全然勝てなくなる。

仕方なくアイフル、そしてプロミスの世話に。

だがその資金も尽き、返済もどんどん遅れて首が完全に回らなくなってしまった。

借金はこの時点で472万円まで膨らんでいた。

死にたい気持ちで過ごしていたある日、パチスロでたびたび顔を合わせていた高校同級生から借金を返す方法があるから、ある人に会わせてやる」と言われてついて行ったのが、某中古車ディーラー社長で、それが地獄の始まり

地獄

この社長の見た目は明らかに普通ではなかったが、社長が俺の借金を肩代わりしてくれるということで、会社の社宅に住み込みながら車の整備の仕事を始めることになった。

社長への借金は毎月の給料から天引きされていくことで同意した。

車について詳しくないので整備の仕事の流れもなかなか覚えられず、ミスも多くてミスするたびに上の人や社長に「殺すぞ」と怒鳴られ蹴られる日々。

月300時間超える労働なのに残業代は出ないし、1日18時間労働なんて日もザラ。

今考えればありえないことだけど、自分ミスポイント化されて、月の累積ミスポイント(1ポイント1円換算)を給料から引かれるという罰金制度まで作られた。

この残業代ゼロ罰金制度で、信じられないことに給料マイナスになる月ばかりになった。

給料マイナスなので、社長への借金は減るどころかどんどん増えて、半年で700万円を超えていた。

その上、過労で体調を崩して社宅の部屋で休んで寝ていたら、社長が怒鳴りこんできて顔を踏みつけてきて無理やり職場に連れて行かさせられる。

「お前みたいなやつには生命保険かけるしかねーな。この意味わかるよな」「俺は裏の人間を何人も知ってる。逃げても無駄だぞ」って脅されて、本当に必死になって働き続けるしかなかった。

周りの従業員も俺と似た立場人間が何人かいて、当然助けてくれない。

極限の恐怖で支配されながらの過酷労働で、明らかに精神おかしくなっていった。

食べ物が食べられなくなり、味もしなくなって、2ヶ月で18kg痩せた。

体も心も死ぬほど疲れているはずなのに、まったく眠れない。

仕事をしている時に使っているマシン機械音が、なぜか人が喋っている声に変換されて聞こえてくる。

心身が限界を超え、仕事中のミスますます増え、ミスポイント、つまり社長への借金ますます膨らんでいった。

社長たちから暴力エスカレートしたのも言うまでも無い。

「こんな地獄の中で、もう自分自分の命を終わらせるしか救われる方法がない」

そう感じ、倉庫のチェーンを持ち出して自分を吊るす場所を探し始めていた。

退職代行

そんな時、職場ラジオ退職代行のことを知ったんだよね。

番組の中では、かなりブラック会社でも辞めれた人のエピソードが紹介されていて、こんなサービスがあったのかと、正直驚いた。

もし自分も本この苦しみから解放されれば・・・と思ったけれど、さすがに今の会社を辞めるのは難しいかもしれない、退職代行なんて使った時点で社長に殺されるかも、と諦めかけた。

それでも気になってネット検索したら、退職代行ミシュランという退職代行の比較サイト発見

https://taishoku-michelin.com/

その中から気になる退職代行業者コピペで同じ質問内容を6社くらいにLINEで問合せした中で、返信早くて評判が良さげで値段が高くないローキという退職代行業者にすべて打ち明けて無料相談をすることにした。

まずローキが受けてくれるのか恐る恐るLINEこちらの事情説明すると、うちの会社社長が完全に違法行為をしていること、間違いなく退職できるとのことだった。

信じられないという気持ちもありつつ、もうここに頼るしかないと思い、お願いすることに。

どうやら、まず俺がローキの労働組合の組合員となることで、ローキ側が自分たちの組合員(=俺)の退職手続きを代行したり交渉したりすることができるようになる、という仕組みらしい。

ローキが会社退職の連絡をする日、俺はその早朝に社宅の部屋の荷物をまとめて脱出し、ネカフェに移動。

案の定携帯には社長から鬼のように着信があって全身が震えて汗が止まらない。

1時間後、ローキからLINEで連絡が来る。その内容は

社長は急の退職の通知でキレて、「あいつ(俺)が直接会いに来い」、「車の整備に支障が出て納期が遅れるから損害賠償請求をする」と罵倒していた。

・ローキからは、社長行為(超過労働強制暴力理不尽罰金徴収)が完全な違法行為であり、労働基準監督署だけでなく場合によっては警察刑事告発するようなレベルだと伝えた。

社長はローキの担当者にも脅迫ととれる言動をしたため、それを犯罪行為にあたると指摘。

社長の怒りは収まらなかったが、最後はローキ側の主張をすべて受け入れた。

借金についても、ミスポイント罰金そもそも無効であり、この罰金でこれまでに徴収された分を借金の返済分とすることで同意したとのこと。

結局、社長への借金は残り80万円ほどとなったが手持ちは8万円ほどしかなく、親に頭を下げ貸してもらった。これもローキを介して自分から一括で振り込むことで落ち着いた。

会社から借りていた作業服洗濯した後でゆうパック会社に送ることに。

こうして、退職代行を使うことで、地獄のような職場を割とあっさりと退職できてしまった。

ローキからアドバイスもあり、会社退職の連絡する日には関係者の連絡先はすべてブロックして、グループLINE電話する時間に退会するように言われたので、その通りすべての連絡を取れなくしたこともあり、退職する時には社長会社人間と会ったり話すことも一切なく、ローキの担当者ともLINEだけのやり取りですベて完結できた。

あれから2週間が経つけれど、あの日以来、社長会社からの連絡はない。

もっと早く退職代行のことを知っていれば・・・とも思ったけれど、とりあえずあん会社社長と別れることができて、今は本当に安堵しているよ。

よく、ネット上では「退職なんて自分退職する旨を一筆書いて内容証明で送ればいいだけ、退職代行に頼むのは金の無駄」みたいなことを言う人もいるけど、頭のおかし社長がいる会社を辞めるのは自力だとほぼ無理なんだよ。

会社に対して退職時に必要書類を用意しろなんて自分で言えっこないしね。

しろ2万円ですべてを任せることができて、この地獄から決別できるんだから、ぜんぜん安い。

もし俺みたいな底辺弱者で同じような境遇にいるやつがいれば、退職代行を使うメリットはあってもデメリットは無いと思う。

もちろん、業者によって良し悪しはあるだろうけどね。

2024-06-06

anond:20240606135304

B「ええやん 昇進しすぎて組合員はずれたらめんどくさいことになるやで」

2024-05-27

最近の若者は「労働組合賃上げ闘争するより、給料待遇のいい会社転職する方がいい」って考えてるようだけど何でなんだ?

組合職場委員だけど

新入社員とかここ最近入ってきた社員と話すと

労働組合賃上げ闘争するより、給料待遇のいい職場転職した方がいい」って考えてる奴が多いけど何でなんだ?


組合員の意見ヒアリングして

上部団体や関連団体行政から意見を聞いて

総務部とか人事とかの労働交渉の窓口の担当部署交渉前の調整やすり合わせして

経営陣と団体交渉に望んで

労働条件の調整をして

折り合いがつかなかったら

組合員に団体行動取るか臨時大会開催通知を全組合員に送って

会場のセッティングして

書面投票の票数のカウントして

当日の議事進行のシナリオ作成して受付して

大会団体行動とるって決まったら

組合員を指導してストライキとかリボン闘争とか団体行動して

行動中はスト破りとかがないか職場の前で待機して、

組合員を説得しながら、経営者とも裏で折衝して妥協を引き出せばいいだけなのにな


最近の若者はそんなことをするより給料を上げるために転職を選ぶらしい


仲間意識ってものが無いんだろうか?

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