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はてなキーワード: 初任給とは

2024-12-26

荒川はばらまき子育て支援は肯定してないぞ

しろ子育て支援少子化対策には逆効果だと言ってる。

荒川に限らず金銭的な原因が少子化の原因だと行っている人は多いが、子育て支援はそれについても逆効果だと行っていて、整理すると

と言う整理から金銭理由であると言っている。

この状態子育て支援という名目で「結婚が出来ている」尚且つ「子どもがいる」という層に金を注ぎ込むと

と指摘している。


統計マクロ的に分析すると「そもそも所得とか関係なくね?」ってのは、まぁそうですよね。

でもその方面学歴と負の相関があるとか、女性所得の伸びとうんぬんとか、独身の男女に相手を宛がえとか)は社会的に受忍できないから直接対処ができない訳で、少なくとも逆効果政策を広げてくのはやめろ、それは少子化対策って文脈以外に社会を腐らせるからやめろ、って話が主流になってると思う。

2024-12-24

anond:20241224140328

うちの子は25歳になってもほしいな圧だしてくるけどそろそろ親に初任給でクリプレかお歳暮を買ってくれてもいいので……

とはいえ小学生はあげたげてよマジで泣くやで

2024-12-17

10年間、母の毒親ジャッジをしてきた

10年前、友達と親の愚痴の話になったときあんたのお母さんは毒親だよね、と言われた。

家に帰ってから毒親ネットで調べた。確かに、うちの親はこんな感じ、と思った。

けれど、すぐに「そうだ」とは思えなかった。そのときはまだ、親に感謝していたし、親のことを好きだった。

かに暴言を言われたり、理不尽な扱いを受けたこともある。でも、愛情は感じていた。

うちは愛があるから、違うもんね! 

――その瞬間はそう思ったけれど、ここから10年をかけて、わたしは「自分の親は、毒親なのか?」という疑問に囚われていくことになる。

書いてる人

書いてる人の母

発端となったエピソード

美大に進学してからなにかに気づきはじめた

美大には自分よりはるかに上手な人たちがたくさんいたが、技術よりもなによりも、マインドの違いに違和感を感じていった。

段々と、あ、自分って『絵を描いて褒められることが好き』なのであって、描きたいものとか、ないんだな。と気づいた。

思えば昔から、人並み外れたおっちょこちょいで(注意欠陥)、ミスを連発。

そのたびにお母さんはヒステリックに叫んだり「この出来損ない!」と怒鳴り散らしたりしていた。ブス、バカデブなどの暴言に加え、生まれつきの病気のことまで責められた。

3歳年上の姉は優秀だった。母は明らかに姉の方をかわいがっており、わたし保育園の頃から離婚したら、わたしお姉ちゃんと暮らすからあんたはお父さんについていきなさいね」と言われていた。

絵は、子供の頃から得意だった。

なにか描けば褒めてもらえるので、こんなに割の良いことはなく、暇さえあれば絵を描くようになっていった。

保育園先生友達友達のお母さん、学校先生。まわりはすごく褒めてくれるのに、お母さんはほとんど褒めてくれなかった。

「なんだか大胆さのない小さな絵で、あんたのヒクツな性格が出てる」とか「子供らしくない面白くない絵」などと言われた。

それは半分、周囲の褒め言葉への照れ隠しなのはわかっていた。

でも、お母さんに褒めてもらいたいという気持ちは常にあった。

ある程度大きくなると、もうこの母は褒めてくれないものなんだと諦めていた。

わたし承認の場をインターネットに求めるようになった。

「小五です!」などとわざわざ書き添えてインターネットに絵を載せて、優しい人たちから「小五の絵には見えません!」とか言われて鼻高々になっていた。

次第に、「より褒められそうな絵」を求めるようになった。パース明暗、色彩など、もともとの画力より「なんかすごい風」に見える小手先テクニックを駆使した絵ばかり描くようになった。

賞は、過去の受賞作の傾向を見てそれらしいものを描けばもらえる。簡単だなぁと思った。

そんなことをしていたから、本当の画力デッサン力)も、絵描きとしてのマインドも、何も育たなかった。

学校に通って絵を描きながら、あーお母さんのせいでわたしって自己肯定感ないのか、やっと気づいたわ、やっぱうちのお母さんて毒親? と考え続けていた。

 

どんなに認められても満たされない

就活事件

就活の頃になると、母が「お金がかかったんだから少しでも給料の良い会社に入って学費を返せ」と言うので、全く希望していない業界だったがゲーム会社に入った。

わたしの絵を見て会社の人がスカウトしに来たのだ。初任給は諸手当込みで30万円以上だった。

さすがにこの給与はすごいだろ、お母さんもよくやった!と言うだろう……そう思いながら伝えたら、開口一番ため息をついて、

お金じゃないでしょう? 仕事は誇れる仕事かどうかで選ばなきゃ。ゲームなんて、くっだらない。そんなことのために美大に行かせたのか」と呆れ声で言われた。

 

思い悩んだわたし教授相談したが、「え? 就活にどうしてお母さんが出てくるの? 君んちは変だよ」とハッキリ言われた。

他の学生は、誰一人として、親の顔色を伺って就活したりしていなかったのだ。

 
会社評価してくれるも、満たされない。

会社わたしのことを高く評価してくれた。

なにせわたしは褒められたくてしかたない人間から給料がどうとか考えもせず馬車馬のように働いた。それしか自分には価値がないと思っていたから。

3年で役職がついた。20代年収700万になった。

でも、浪費がやめられず、貯金はほぼ0だった。

就活事件から、親にお金を返す気持ちになれず、「東京で暮らすのってお金がかかるの」などと言ってごまかし、全て自分のために使った。

お母さんに学費を返さなきゃ、と思えば思うほどよくわからないことに散財しまくって、お金を消してしまった。

この頃、ADHDテストを受けた。自分おっちょこちょい名前がついたのが嬉しくて、母に誤解がないよう慎重に伝えたが、「あんたはだらしないだけだ」「この障害者!」などと罵倒された。

 
承認されたくて絵を公募に出す

仕事がうまくいっていても、ずっとなにかが満たされないと思っていた。

そうだ、お母さんに褒められていない。そう気づき、数年ぶりに仕事以外で絵を描いた。

自分画力の低さに苦しみながらも、最終的にはそこそこモノになったのでコンクールに出した。

その絵を母に見せると、「久しぶりに描いたんだね」などと言われるぐらいで、褒められなかった。やっぱりわたしダメなんだと、かなり落ち込んだ。

しかし、その絵がコンクール入賞した。

すると母は、周囲の人にわたしの絵を勝手に見せびらかすようになった。

わたしあなたの、世界一ファンからね」などとLINEしてきた。

心底腹がたった。この件から、もう二度と絵なんか描くかと思った。

せっかく入賞したのに、嬉しいという気持ちを持つこともなく展示も終わってしまった。

 
カウンセリングに通いはじめた

母とはいろいろあった。全部書いていると、ハリーポッターぐらいの長さになってしまう。

母を殺そうと企てたり、死ね!と思うようなことは全くないが、「この先老いて母が死んだら、自分は悲しめるか」と考えるようになった。今のところ、自信がない。

まあそういう悩みは直面したときに処理すればいいとして、直近で困っていることがあった。

子どもがほしい」と、全く思えないことだ。

そのことで、カウンセリングに通うようになった。

 

初回のカウンセリングで、影響としてたぶん親のことがあって〜、うちの親って毒親って言うほどひどくはないんですけど〜、感情コントロールが出来ない人っていうか〜! などとヘラヘラ笑ってごまかしながら、これまでに親にされて嫌だったこと、言われて傷ついたことなどを話した。

すると、カウンセラーわたしヘラヘラ笑いに少しも付き合わず、真顔で「それは精神虐待と言います」と言った。

子どもをほしくないと思う理由は話せますか? と聞かれたので、

だって子どもは産んでほしいかからいから」

ちゃんと育てる経済力精神成熟がないのなら産むなよって思うから

子どもが不幸になったらかわいそうだから

などと思いつくまま話すと、それはあなた子供の頃に満たされなかったからですよ。そう思いながら大人になったからです、と。

 

気がついたら、「わたしは絵の仕事をしているのですが、絵を描くことが好きじゃなくて」と全く関係のないことを話しはじめていた。

「絵を描くことしかできなかったから、仕方なくそういう仕事についた、っていう感覚なんです」と話すと、

「でも、仕方なく描いたからって賞を取ったり、美大に進学したり、大手ゲーム会社就職出世したりと、誰にでもできることではありませんよね? すごいことですよ」と言われた。

びっくりした。考えたこともなかった。

家に帰ってすぐ、夫に「わたしってすごいの!?」と話したら、当たり前だろという顔で「そうに決まってるじゃん」と言われた。

そこで、いかに、わたしにとって「お母さんに褒められる」以外のことが無価値であったのか気付かされた。

 

毒親かどうか」はどうでもよくなった

 
この10年、「毒親ジャッジ」に時間を費やしてきた

毒親という言葉を知ってから、母に罵倒されると「この発言……やっぱりうちのお母さんは毒親だ」などと、心のなかでジャッジをするようになった。

自分の中で恨みが強くなり、母のイメージが悪くなっているだけではないか? と思い悩み、わざわざジャッジのために実家に帰ったことすらあった。

そのとき手土産シャインマスカットを買っていって、「こんな贅沢なもの、食べる気がしない」とニコリともせず突き返されたり、わたしが頼まれたことを忘れると「発・達・障・害だもんね^^」と煽られ、ゴミを置きっぱなしにしているとこれをテメェの会社に郵送してやるからな! と噴火山のように怒鳴り散らしながら会社に送る段ボールねじまれ、なぜこんな人がわたしの親なのだろう? と、泣きながら帰った。

これでさすがに毒親ジャッジが終わったかと思ったが、そのあと姉を通じて謝罪を受けたり、仕送りをもらったりして、またジャッジに自信が持てなくなった。

ますます、四六時中過去のことを反芻しながら「毒親ジャッジ」し続けるようになった。

毒親体験本なんかを読んでいると、ここまでひどくないんじゃないか? と思ってしまうので、誰か答えをくれ、といつも思っていた。

正直今でも続いていることだが、本当に時間無駄人生無駄である

 
 1000万より価値があると言ってもらえたこ

会社に入ったとき社員はどんな死因であっても、死亡した場合1千万円の弔慰金を支給するという説明を受けた。

わたし自分に1千万円の価値がついたのだと勘違いし、ものすごく嬉しくて母に電話した。

わたしが死んだら1千万円もらえるんだよ! やったね!」と本気で喜んで伝えたら、「死んだらやだよ。1千万円なんかよりあんたが生きてることのほうが大事だよ」と言われた。

そのとき、母はわたしのことを本当は愛してくれているんだと実感した。

その他にも、整体に通いたいけど1回1万円ぐらいするからなかなかいけないと話すと50万円振り込んでくれたこともあった。

愛されていないのだ、と悲しくなることばかりではない。母の愛を感じることもある。このときの、1千万円なんかより〜という母の言葉を忘れることはないだろう。

この言葉を思い出せる限り、母のことを「毒親」とジャッジすることは難しいのではないかと感じている。

子供の頃、友達の家に無断で遊びに行ったときも「警察に行くところだった」と泣いて抱きしめられたこともある。そんな母を、「毒親だ」と言って縁を切ることは、わたしにはできないかもしれない。

(このようなエピソードは、カウンセラーや友人に『母親として当たり前のことなのだから必要以上に感謝しなくていい』と一蹴されてしまうが)。

 
好きなときも、嫌いなときもある。

小学生の頃、梨木香歩の「裏庭」という本を図書館で読んだ。

その中で、「お母さんは、わたしのこと好き?」と娘が問い、母が「お前はどうなんだい。好きなときも、嫌いなときもあるだろう?」と問うくだりがある。

それを読んだときわたしは衝撃を受けた。どんな罵倒をされても、お母さんのことは好きでなくちゃいけないんだと思っていたのだ。

好きなときも、嫌いなときもある。それが当たり前なんだ。

最近親のことばかり考えていたらこの本のことを思い出して、購入した。このダイアリーを書き終えたら、20年ぶりに読むつもりだ。

 

好きなときもあるし、嫌いなときもある。毒親という名がつくかどうかは、もはやどうでもいいことだ。

人間から、母でも、機嫌のいいときもあれば悪いときもあるだろう。それを『毒親』という言葉で一括りにできたら、楽になれるのかもしれないが、そう簡単ジャッジはできない。

ジャッジしている時間が、無駄すぎる。もう、このダイアリーを機にやめたいのだ。

 

今度、そんな話を母にしにいこうと思っている。

今更あの人の性格は変わらないし、逆ギレされて怒鳴り散らされて、最悪殴られるかもしれない。

わたしはどうせ恐怖で涙を流すだろうけど、それでも言いたい。

褒められたかった。ずっと苦しんできた。あなた毒親なのかどうか10年悩み続けてきた、と。

2024-12-11

昭和の甘い職場現代ホワイト企業の比じゃないくらい激甘だった

内定者に家庭訪問を必ず行う

入社式父兄同伴が伝統

入社数年の一般職社員でも冬ボーナスが50~60万円(大卒初任給12~13万くらいの時代)


社長が全社員の顔と名前プロフィールを把握しており当然全員と会話もしている

・「先輩がガミガミうるさい」、「上司の顔が気に入らない」、といった幼稚な理由新入社員が「うるせえ!1回言えばわかんだよ!」などと無礼言葉遣い激怒したり、あるいは嫌いな先輩や上司に対して完全な無視を決め込んだり、幼稚な反乱を起こしても洒落で済み(周りも「あいつら仲悪いんだよなあ(笑)」くらいにしか受け止めない)、特に遺恨も残らず、処分も食らわない

営業職は9時に社屋を飛び出し、同期や先輩と近隣の喫茶店に合流し、昼過ぎまでくっちゃべっだり、ゴルフ打ちっぱなしに繰り出したりするのが普通で、万が一それがバレても一発怒られて水に流して貰えた

入社1年目の若手たちが「もう仕事うんざりだわ。今日は出社拒否してみんなで海行こうぜ!」とサボっても、翌日めちゃくちゃな大目玉を食らうだけで処分されたり周りからの扱いが悪いほうへ変わることは無い。

裏では上司も先輩もむしろ会社サボって海なんて(笑)若い奴らは元気だなあ」くらいに微笑ましく見守る気持ちでいる

仕事キャリアについてどうも重大に思い悩んでる20代30代の社員がいたら「お前、日本から出て遊んでこい!海外子会社出向ってことにするから、1年間思う存分観光するとか遊ぶなりして好きなように過ごして帰ってこい!」などと社長直々に放蕩遊学旅行を打診してくる



今の若手なんかは

外回り中にパチンコ行ったのがバレた、というだけで懲戒処分を下され、周りからまともに相手してもらえなくなり、会社人生が終了する」

といった感じの厳しさのなかでしか社会人生活を味わっていない。

ディストピアもいいところ、クソみたいな息抜きしかありえない、といった環境でも「これが当たり前でしょ?(おじさん何言ってんの?)」とでも言わんばかりに、息が詰まる環境には別に文句わずに黙々と働く仕事マシーンのように思えて憐れ、痛ましさすら感じる。

もしかして我慢強さ、奴隷メンタルが最強世代なのかも。

2024-12-10

anond:20241210020406

医療系は真面目に研究してたら統計がある程度できるんだわ


研究で使うレベル統計理解できてたら統計検定準1級くらいは2-3週間くらいで取れるから

AIエンジニア転職すればいいんじゃね?

だいたい初任給で7-800万円は零細企業ももらえるよ


医療系で学歴があって真面目に勉強してたら意図的にしない限り、薄給はありえんのだわ

人文とかはありえるが

2024-11-30

絶対的安さをもう一度体験したい

勤続20年のアラフォーだ。

 

新卒初任給20万円から比べて、20年で給与は2倍以上になった。

から20年前に比べて、物価が1.5倍~2倍になったとしても、相対的感覚的には安くなっている。

でも、もう一度絶対的な安さを体験してみたい。

 

マクドナルド60円バーガー、はなまるの100円うどんドトール200円コーヒーさくら水産の500円定食

新刊文庫500円、ブックオフの105円コーナー、ユニクロ2000円フリースはいいや。みんな着ていて被りまくりだったし

チェーン居酒屋は今でも安いね。最安のコース+2H飲み放題は、今も昔も3000円+税金だ。

シーザーサラダ冷凍ピザ冷凍から揚げ冷凍フライドポテト、鍋、うどん発泡酒によくわからん甲類のサワー

 

自分収入に対する相対的割合で見たらたいして変わっていないのだが、

あの「100円」「300円」「500円」という単位体験できたことを願わくば今一度味わってみたい。

2024-11-29

anond:20241129082748

無能に18万も払うほうがどうかしてる

逆に優秀なら初任給1000万でも足りないわ

無能雇用を1000人減らして優秀な1人の若者を用意するのが正しい社会のあり方

anond:20241126195258

ほんま人件費だけは昭和の頃からずっとあがらんな

しろ下がってるかも

大卒初任給手取りが18万とか聞いてビビったわ

2024-11-21

発達障害文系大学生だけど人生詰みそう

タイトルの通り。

ASDADHDの併発をしているが、良い先生に巡り会えて勉強を頑張ることが出来て、現役で第一希望大学に進学することが出来た。

上京する前までは「変わり者だが秀才ポジションで周囲と何とか交流出来ていた。両親も哲学思想をやりたい自分を認めてくれている。

しかし、東京に進学して来ると「変わり者ではないが秀才」が山のようにいる。体育会系の体力お化け秀才容姿も人当たりも良い秀才などだ。そんな秀才たちを前に、私は「障害を持つただの変わり者」になった。

最初は、哲学思想を学んで大学院にも行きたいと思ったが、「高校生の頃にフランス語やってた」とか言う東京育ちと、「親が地方新聞社社長」とかい実家の太い田舎育ちに勝てる気がしない。私が一生懸命第二外国語をやってる間にラテン語を学び、私がバイトをしてる間に読書映画を楽しんでいる連中に、どう勝てばいい?

それに哲学思想を学んでも、初任給で両親に喜んでもらえるような物を買うような人生を歩めない。それどころか、大学院生が急に連絡途絶えて行方不明になる話が頻繁にあり、ヤバいんじゃないかと思う。しか自分のような薬を飲んで何とか大学に通えてるような人間が、他の健常者と同じように就活出来る気もしない。

昔はよく抜け道として、まずは英文学を専攻し大学英語担当して食い繋ぎながら、徐々に専門を出していくというやり方があったようだが、日本大学淘汰時代で、国外で「日本人の英文学者」にお客様以上のポジションが与えられる可能性は低いのではないか

じゃあと最初から哲学思想やるにしても、最初から下駄を履いてる連中に勝てる見込みもない。

自分の取り柄と言えば、今や受験勉強が得意だったとか、そんな程度になってしまった。

2024-11-18

年収400万下げて幸せを手にした

前提として、このエントリが刺さる人はそう多くはないと思うけれど、

それでも同じ悩みを抱えている人を救えたらと思って書いている。

増田、34歳。

新卒時にコンサル入社し、かれこれ10年間必死に働いてきた。

初任給は600万ほど。

そこから給与はどんどん上がって、30手前で1000万円を超えた。

だが、一方でとてつもないハードワークでもあった。

特に2~3年して昇格してから顕著だったが、複数プロジェクトを掛け持ち、一つの案件クローズしたらまた別の案件に放り込まれるような状況だった。

ほぼ全ての案件が当たり前のように大炎上していたので、2週間に1回くらいは徹夜して乗り切る日があったし、休日出勤も数えきれないくらいにしてきた。

クライアントから鬼のように詰められる日々で、メンタルも磨耗していた。

それでも、何も持たない自分がこの年齢で1000万稼ぐにはこれしかないんだと思ってしがみついていた。

特に結婚して子供が産まれからは、家庭を守るためにも働かないといけないと思いハードワークに身を投じてきた。

思えば、忙しすぎて思考をするだけの余裕がなかっただけだったかもしれない。

転機は1年ほど前、プロジェクトプロジェクトの間で少しだけリソースに余裕ができた時期があった。

特にやることもなく、1週間くらい20時ごろに帰っていた(言っても20時だが、当時の自分は定時上がりどころか、早退くらいの気持ちで帰っていたと思う)。

久しぶりに娘としっかり向き合い、妻と一緒に夕食を食べた時、この上ない幸せを感じた。こんなにも近くに幸せがあるのに、何を犠牲にしてここまで働いているんだろうと涙が出てきた。

そこからもっとしっかり時間を取れるような職場転職しようと決めた。

実は一度転職経験があったのだが、その際は提示された給与があまりに低く感じてしまい、結果として同業他社転職し、労働環境もほぼ変わらずだった。

しかしながら、改めて自らの収入と月々の出費、あとは今後の出費などを計算していると、明らかに自分収入が過剰であることに気がついた。

もちろん教育費だの家賃だの、青天井ではあるのだが、普通に暮らしていくだけであれば、今の自分収入から400万くらいは下げても大丈夫だということに気がついた(税金保険料が下がるので、実際の手取りは400万円も下がらないが)。

と、いうわけで、かなり年収を下げたものの、残業基本的にはほとんどなく、あってもせいぜい20時くらいには帰れるような職場転職した。いわゆるJTCで福利厚生もかなり充実しており、額面ほど生活が苦しくなった感覚はない。

何より家族と過ごす時間がかなり増えたし、自分の使える時間に余裕があることで、休日にふらっと散歩したり、家族で出かけたりする余裕も確保できるようになった。

もちろん貯蓄のペースはかなり落ちたし、きっと今までほど何不自由なく生きて行くことはできないのだろうけれど、それでも幸福の総量は明らかに今の生活のほうが多いと思う。

同じく激務で疲弊している人に、ゆったり働く良さを伝えられたらと思う。

年収が大きく下がることに抵抗を覚えるかもしれないが、絶対QOLは上がるので、勇気を出して一歩を踏み出してもらえたら。

2024-11-10

anond:20241105184418

すげぇ歴史修正だな

バブルフリーターの方が儲かるってイキりまくった若者

「俺達に正当な報酬を」

と騒いだ挙げ句に、中途半端年功序列終身雇用剥奪されたのが今だよ

そもそも

ほとんどの凡愚にとって昔の社会主義国日本はいい国だったはずなのに

バブル期になんの保障もないのに、アホみたいに長時間働いたら初任給よりすごい、俺天才、みたいなバカが増殖して

まんまと資本側に踊らされた結果、あの頃の中年年功序列終身雇用剥奪されたのな

結果どうなるかと言えば、消費が冷え込むんだよ

当たり前だよな、ローンだってなんだって年功序列を期待したカーブになってたのが全部吹っ飛んだんだから、金なんか使えないんだよ

かばっかりだったんだよ

内需が支えてた日本で、そんな事やればどうなるか

誰ひとり考えなかった結果が今

anond:20241110072829

大正末期の大卒初任給が50~60円

300円は流石に出し過ぎじゃないか

2024-11-07

不破雷蔵っていつからこんな酷くなったんだっけ?

ヤフコメに「エキスパート」としてデタラメを連投してるんだが、国民民主党から金でももらってんのかな?

消費税同様に、所得に占める割合観点では、低所得者ほど減税割合が大きい累進性であることを指摘しておきます

とかなんの指摘にもなってない、逆進性そのものやんけ。

【以下引用

不破雷蔵 グラフ化・さぐる ジャーブロガー 検証解説者/FP

見解1995年から最低賃金の上昇率1.73倍」のみを取り上げ、物価上昇率は1.1倍だからそちらにすべきとの話ですが、元々国民民主政策インデックスにはその直前に「所得税を課す最低金額の引き上げ等を行い、賃金上昇に伴う名目所得の増加によってより高い所得税率が適用され、賃金上昇率以上に所得税の負担が増える「ブラケットクリープ」に対応します」とあり、物価上昇率ではなく最低賃金ベースに勘案されているか説明がなされています。この説明に目を通していれば、物価上昇率の話は出てこないと思います。 ちなみに厚労省賃金構造基本統計調査を元に初任給で勘案すると、男性高卒で1.23倍、高専卒で1.35倍、大卒で1.24倍となります。 また「高所得者ほど減税幅が大きい逆累進」とのことですが、消費税同様に、所得に占める割合観点では、低所得者ほど減税割合が大きい累進性であることを指摘しておきます

https://news.yahoo.co.jp/articles/39ff9a538e5b870617ef574e88f75d55dd1c0678

2024-11-05

大人になる決意表明

※好き勝手につらつらと書いています

 

最近、父から連絡がきた。ラインへの着信が複数回携帯電話への着信が複数回

意図的にその連絡を無視していると翌日の朝にも同じような着信が、それも無視していると夕方にまた着信が。

これは鳴りやまないし連絡を返さないと後から面倒になるパターンのやつか…と渋々電話すると酒に酔ったやけに上機嫌な父の声が聞こえる。

元気にしているのか、仕事は順調か、今俺はこういうことをして過ごしているなど他愛のない会話をする、そんなんじゃ人生やっていけないぞバカ説教もされる。

暫くすると死にたいのに死ねない、どうしようもない、どうすればいい、と泣きながら話し出す。

私はそれに対してそう言われてもなあ…お父さんが元気な方がうれしいけど、と伝える。

 

覚えている限り、私が小学生くらいのときから父はこんな感じの人だった。

私が幼稚園生のときも父は定期的に酒に酔って癇癪を起していた記憶があるが、死にたいとかどうとかの話をしていたかまでは覚えていない。

私はその年の時分なんでか酔った父に襖を投げられ顔面クリーンヒットし、鼻血がとめどなく溢れて鼻の穴だけでは排出量が追いつかず口からも血が出てきたことにより、

人体では鼻と口が繋がっているという当時としては衝撃の事実を知ったので父がとりあえず酒気帯び暴力マンであったことだけはよく覚えている。

 

父は定期的に酒に酔い暴言暴力を奮い、死にたい死にたいと泣く人だった(酒さえ飲まなかったら昭和の頑固おやじとか関白亭主とかで表現できるような人ではある)。

そんな父と暮らす生活文字通りたまったものではなかった。

 

とはいえ父としてもこの状態を良いものとは全く考えておらず、父なりに改善のための努力をしていた。

断酒会に通って似たような境遇の人とコミュニケーションをとったり、

暴力を多少配慮のある暴力としていったり(投げる物が茶碗とか灰皿から箸に変わったり、暴力体勢に入ると羽交い絞めにして止めても止まってくれなかったが、それが多少話を聞いてくれるようになったりなど…)、

お酒を飲んでしまったら、暴力的になるより先に自分を潰すために酒をあおるように飲むようになったり、

まりうまくいっていないようだったがそもそもとしてお酒を飲まないように回数を減らそうとしたり。

傍目で見てまあ昔よりは多少マシになったのかなあと疑問に問いかけられるレベルには努力をしていた。

とはいえこんな家にいつまでも居ては人生潰されると思い大学から地元を出て、社会人になった今でも都会の方で私は暮らしている。

 

私が家を出た後、父は定年も数年後に控えた歳で仕事自主退職し、収入不安定になった。

そのときは今までの多少の努力を水泡に帰すような荒れっぷりになったが、祖父母遺産が懐に入ったことで家計が安定し、老後の不安が解消したのか次第とアルコールへの依存がかなり減っていった。

憑き物が落ちたかのように父の生活はより穏やかなものとなっていった。

母はこんな家庭をずっと精神的に支えてきてくれていたのだが(鬱っぽくなったときも多々あったが)、ようやくこのタイミングで父との夫婦らしい生活を取り戻すことができた。

定期的にくる母からラインでは今日はお父さんと一緒に散歩をしたなど、ほのぼのとした一日の出来事が綴られてあり、その連絡に安堵をして意気揚々と返信をしていた。

しかし、数年前に母が癌で他界した。

父と母の穏やかな生活が始まってちょっととき出来事だった。

それ以後父はまた定期的に酒を飲むようになり、冒頭の連絡をよこすようになった。

 

母が他界してから私は父に多少の恨みをもつようになった。というのも、私は父に父親に対してするような相談を全くできていないのである

父親に対して相談したい悩みならたくさんあったにもかかわらず。

父が私に対してそれなりの愛情と、うまく対応できるかどうかは別として何かあったときに尻ぬぐいしてやるくらいの器量を持ち合わせているのは知っている。

でも私がまず一番父に求めているのはどっしり構えた親の姿であって、ありがたいもの愛情や脆い器量がほしいのではなかったのだ。

からの連絡がくる度にそれがないことが毎回分かってしまって、泣いてしまう日が増えた。

 

今朝がた母の夢を見た。癌で治療中の母のもとに私がお見舞いに行っているのを第三者視点でみる夢だった。

○○ちゃん(私のこと)がね、今日どこに行ってたのか看護師さんとお話してたんだよ、

お母さんね○○ちゃんが何をしてたのか知ってるんだよ、

幼稚園生のようにたどたどしく話す母に対し、

ベッドの小脇にある丸椅子に座りながらどこか嬉しそうにそっか~そうだったんだね、すごいね、とひたすら相槌をうつ私の姿が病院の一室にあった。

音程歌詞も良くわからないような歌なんかも一緒に歌ったりもしてた。

とても緩やかに時間が流れているような夢だった。

 

実際は病院でこんなに緩やかな時間を過ごしたことはあまりなかったように感じる。

詳しくは伏せるが、母は放射線治療のために入院した後、一週間過ぎたくらいでコミュニケーションがほぼとれなくなり、その三週間後には他界した。

 

母が他界してから母の夢を見たのはこれで二回目だった。

一回目見た夢の中の母はもっと私の知っている母親しかった。

私は母の闘病中に籍を入れたのだが結婚式をしなかったことに対して本当はしているところを見たかったのよと言われたのを覚えている。

 

なんで今回はこんな夢を見たのだろうと思案してみたのだが、私は母が私に大人になりなさいと伝えているのだと解釈した。

夢なんてスピリチュアル領域を出ないものだし、確実にどうというものでもないのだが、逆に言えばどうとらえるもその人の好き勝手にすれば良いのだ。

 

はいつまでも親でいてくれるわけではない。

無いものを数えては何で私にはこれが無いんだろうと嘆いてもしょうがない。

自分がどんな状態でもその人のほしい言葉をかけてあげること。

幼児退行した母と親のようにふるまう娘の私との会話で、暗にそんなことを示し、教えてくれたのではないかと感じた。

 

そんな都合のいい解釈をした今、少し肩の荷が下りている。

冷たく聞こえるようだが、父に私の望む親としての役を担ってもらうことに期待をしないと決めた方が心持が幾分か楽になったのだ。

そして今度は私が、そんな大人である親側の役を担う番であると決意ができた。

 

色々父に対して恨みつらみを綴ったが、父も父で大変な環境で生きてきたのではと思う。

 

父のいとこのおじさんが、父は他のいとこがちょっとしたこと大人から褒められると、よく癇癪をおこしてその子喧嘩するような人だったと言っていた。

父方の祖母他人のことを小馬鹿にするきらいがある人だった、私の初任給の額が自分年金よりも低いと知ると嬉しそうにしている人だった。

父方の祖父仕事が忙しく、夜中まで帰ってこない日も多々あったらしかった。あまりから祖父の話を聞いたことがない。

父の職場では(そもそも昭和時代だとどこも似たようなものかもしれないが)年功序列が厳しく、飲み会もかなり激しいものだったと聞いた。

父は若い頃酒は一滴も飲めないほど弱かったにもかかわらず、無理してお酒を飲んで帰ってきてゲーゲー吐いていたと母から聞いた。

 

実際のところはどうかわからないが、もう少し色んなところで色んな大人相手のことを思いやって態度で示せれば、

私の父も何かに依存して心の安穏を保とうと必死にならなくても良かったのかもしれない。

でも無いものをねだってもやはりしょうがないのである

 

父がこれから穏やかに過ごせるかどうかは父の努力次第である、私は助けを求められればそれ相応に対応する心づもりもある。

だがその結果に関してどうこうと思いあぐねることはもうしない。それは父の人生の結果であって私が囚われるべき人生の一部ではない、もうそういう歳になれた。

今までと変わらない様子でいるのであれば、私はお父さんが元気でいてくれた方が嬉しいんだよと伝えるだけだし、

もし頼りになる父になってくれるのであれば、そのときどきの相談事をすればいい、

もっと歳をとって老人のようになったら、夢での母との会話のように穏やかに何度も相槌をうつ。それだけでいいんだと思う。

 

ただ私は相手のことを考えた相手のほしい言葉をかけてあげられる大人になることをひたすら目指そうと思う。

それは父にも、パートナーにも、友人、職場の人、親戚、将来できるかもしれない子供に対しても、誰に対しても平等姿勢で。

これまた勝手ではあるがこの目標最後の母との約束として忘れないよう、覚書として残す。

 

2024-11-03

道産子ギャルなまらめんこい地方現実というオチだった【ネタバレあり】

伊科田海『道産子ギャルなまらめんこい』の無事最終巻が発売されたのを記念して、ネタバレを含む評論をさせていただく。

と言うわけで、ネタバレを含むので、嫌う方は戻ってください。

なお、増田属性

最後オチ地方現実を思いっきり反映しており、ワイ無事死亡

地方娘とのラブラブ恋愛マンガでなんで最後にワイ向けに致死性の毒を仕込んだの?ねえなんで? あっ、ノットフォーミ-でしたかすいませんごめんなさい。

ワイ、無事死亡したのでこれ書いてる

まぁワイの余談と色々な現実を知ってるからそう思うだけなので「こいつ(ワイのこと)マジ頭おかしいわ」って感じで読んでくださいマジで

原作が悪いとかじゃなくて、ワイの頭とこの世のパラメータ設定をミスった運営が悪い。

さあ解説しましょう。

大卒就職における地元志向は6割以上、しかし実際に地元に戻るのは4割切る。

最近若い子も地元愛はかなりある。毎年継続している調査では、最近大学卒業した後地元に戻りたいとする回答が63%以上となっていて、これは地味に伸びている。色々な理由が考えられるが、家族とともに暮らしたいと言ったことが理由に挙げられている。

その他、現実問題として生活費が高く、初任給の伸び以上に生活費が上がっているため、大都市圏での生活が厳しいと言う事情もみられるようだ。

また、行政側の目線で見ると、ここ10年ほどか、色々な地方地元の事をちゃんと教える教育をやっていると言う事もあるのだと思う。


が、現実問題として、実際に地元就職するのは4割を切るのが現実である。で、ワイの地元に限ると2割もない。これは

もう現実すぎて死にそう。

こんな現実をなんで見せられなきゃならないのか。

そんなの仕事だけで十分です。。


(なお、実際には30歳超えたぐらいでUターン転職してくる人もかなりいるので、4割しか地元にいないと言う話でも無いです)

激務&薄給夫婦は最も子どもの数が少ないらしい

最も現実的でクソな話は

主人公地方での幸せな思い出を持って東京に帰りました。大卒大企業就職しましたが東京では家庭を持つことはできませんでした。
ヒロイン札幌専門学校を出ましたが、業界体質としてブラックな理容美容関係薄給すぎて一人では暮らしていくことができなくなり、結局親元に戻りましたが、その時には結婚適齢期を過ぎていて結婚することができませんでしたとさ」

なのだが、それが回避されたのは良かったと思います

だけど、その次の次ぐらいに来るのがこれ。主人公小学校教諭という、熱心であればあるほど激務であるほど家庭が犠牲になりがちで、さらに長年その業界にいると世間からドンドンズレてて浮いてしま状態になり転職も難しくなる職業に就いている。

さらヒロインメイクアップアーティストということだが、はっきり言ってこの業界、安定した職業旦那(敢えてこの書き方してます)がいることが大前提やりがい搾取業界であり、金になんかならない。最も安定的に稼げるのがブライダル業界死に化粧という状態であり、これらは休日などを犠牲にして働く必要がある。それ以外は名ばかりメイクアップアーティストといいつつ、化粧品販売セールスみたいな仕事になる。

もちろん、売れたらかなりの金になるが、その場合ライフワークバランスをワークに全振りしているような廃人に対して戦う必要がある。


と言う状況で、結婚した勢いで最初子どもをひとり授かるが、その後2人目以降は作らないという選択肢は、必然であろう。

さらに、娘はピアノ講師という職業についている。

これ、音大卒がアーティストにも、そして学校教育法第1条に定める学校教諭にもなれなかった場合になる職業ひとつと言う性質があり、音大卒が大量に余っている中、音大卒でないと就職できない。と言う事は娘は音大卒業していることは間違い無いと思われるが、私立では900万円ほどかかる。もちろん、札幌教育大学を出ていると言う可能性もあるが。

ちなみに娘の旦那歯科医だそうです。コンビニより数が多い事でお馴染みの歯科医……。

なんつーかさ。リアリティありすぎ。あえて一人っ子にして、所得水準的に相当な無理をしないと進学できない所に進学させるとか、ワイをころしにきてる

北海道は広い。絶望的に広い。同じことは地方都市間の交通にも言える。

北見から札幌市。高速道路は繋がっているが、ノンストップで4時間かかる。東京大阪間の新幹線の半分で、時間距離で見ると東京広島と同じぐらいなのであった。

何か緊急事態が発生したとき、呼んだところで多くの場合手遅れになるし、ちょっと子どもを見ててほしい、と言う程度で呼ぶことはほぼ難しい距離である


実は、地方での現実もこれがある。県内の中核都市から離れた土地出身者が、地域中核市に出て家庭を築く、と言うケース、実は公共交通機関がショボいのと、高速道路もそれほど整備されてないために時間距離がかなり長い事が多いのだ。そうすると、都市部で子育てするときの悪い部分と、地方子育てする悪い部分の両方を兼ね備えたような状況になってしまうことがある。

こうなると実家が持っているリソース活用する事ができないために、選択肢が限られてくる。

日本公共交通が優れていると言われているが、地方都市地方都市の間を移動しようとするとものすごく手間がかかることが多い。公共交通だと一度東京大阪どちらかに出てからの方が早いと言うケースが非常に多く、それ以外では車移動になってしまう。

これが地方地方の間の連携的な動きを結構阻害している所があって、結構苦労している。

なんでこんな苦労を思い出させるような展開にするのか。

たぶんナチュラル自然に書いたんだろうなーこれ。

作者の先生北見出身札幌市在住なので、たぶん自分の周りの人々のリアルな様子をベンチマークして、そこから見える世界で最も幸せラストを選んだのだと思うので、それは全然問題ない。

ないんだけど、それについて妙な知恵を付けたようなワイのような人からみると、もうなんかね。


現実がクソで、現実を忘れて楽しんでたラブコメ最後毒ガスが出てきた


そんな気分なのでした。ハハッ。まぁノットフォーミーだったのを今更ながら気付いたんですね。はははのは。

じゃあお前ならどんなラストにするの?

ヒロインは、メイク先進地、1回プチ留学していた韓国に今度は本格的に留学することにしました。

主人公は色々な事を悩みましたが、東京大学に進学しました。しかし、韓国への留学プログラムで2年目には留学して二人は韓国同棲を始めました。

ヒロイン独立を前提に韓国メイクアップアーティスト会社就職し、主人公もそれに合わせて韓国大学正式移籍、4年後の修了に合わせてふるさと北見に戻ります

ヒロインオンラインベースメイクアップ講師仕事をしながら起業し、主人公地元北見企業貿易商社)に就職して、充実した日々を送っています

二人とも出張が多い仕事ですが、じいちゃんばあちゃんひいじいちゃん達の援助があるから家族子育てです。

家も、大往生でなくなった祖父母の家を受け継ぎ、北見の広い土地でのびのびと4人の子どもを育てました。

その様子が一つのロールモデルとなり、周りの友人知人達にも影響を与え、子ども達にもよきロールモデルとなり、子ども達も恋をして、就職し、結婚して、自分らしく生きています


妄想だと思うでしょ?

でもこう言う人実際に結構いるんですよね。地元で楽しく暮らしている人、都会に行って微妙に失敗する人よりはたぶん多いです。可視化されにくいけど。例えばヒロインの育った家とかはまさにそれなのよ。

でも、マンガにすると、特にこのマンガの読者層に対してリアリティがなくなってしまってだめなのかなあとか、思ってしまいました。

結論:悪いのはワイの脳

ごめんなさい。

2024-10-18

国連日本アニメは「労働搾取」 ←これ

誰もソースを貼らないから調べたよ

報道機関ならちゃんと調べてくれよ

 

ソース: 

Visit to Japan - Report of the Working Group on the issue of human rights and transnational corporations and other business enterprises

 

指摘箇所

The Working Group observed deeply troubling issues within the media and entertainment industry, especially in the idol and animation sector. The animation market in Japan has seen a significant increase in profits, reaching 2.74 trillion yen (approximately $20 billion).87 But despite this growth, the annual starting salaries of animators stand at a mere 1.5 million yen (roughly $10,000).88 This disparity is particularly worrying considering that, in 2023, approximately 30.8 per cent of those employed in the industry worked as freelancers or independent contractors, who were reportedly not receiving protection under the current labour laws.89 This enables excessively long working hours and perpetuates unfair subcontracting relationships. However, animation production companies, along with their subcontractors, face no penalties. Furthermore, creators often sign contracts that inadequately protect their intellectual property rights, creating an environment ripe for exploitation.

Combined with a major labour shortage, it is imperative that businesses in this sector, including anime production committees, address these issues and exercise leverage to enhance decent work for animators and prevent the potential collapse of this industry.

作業部会メディアエンターテインメント産業特にアイドルアニメーションの分野で深い問題観測した。日本アニメ市場は大幅な増益を遂げ、2兆7,400億円(約200億ドル)に達している[87]。しかしこの成長にもかかわらず、アニメーターの初任給わずか150万円(約1万ドル)にすぎない[88]。この格差2023年時点で、この業界雇用されている人々の約30.8%がフリーランサーまたは独立請負業者として働いており、彼らは現行の労働法の下で保護を受けていないと報告されていることを考慮すれば特に憂慮すべきことである[89]。そのため過剰な長時間労働可能になり、不公正な下請け構造蔓延している。しかアニメ制作会社は下請け業者とともに罰則を受けることはない。さらクリエイター知的財産権保護が不十分な契約を結ぶことが多く、搾取されやす環境を作り出している。

大幅な労働力不足と相まって、アニメ製作委員会を含むこの分野の企業はこれらの問題対処し以下を実現するため影響力を行使することが不可欠である

アニメーターの decent work (意味:働きがいのある人間らしい仕事)を強化し、この産業崩壊を防ぐために。

注意:

経済産業省 映画産業制作現場に関するアンケート調査結果」 と 「アニメーション制作実態調査報告書2019」 の孫引き

映画産業と混じっていることと、古い調査結果(5年前)であることは注意が必要

ソース

文化庁より委託をされた文化庁令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業調査研究

 

文化庁による古い調査結果を国連孫引きして日本政府が今頃慌てているよくわかんない構図

 

 

国連の報告よりも元ソースを見た方が詳しいし正確。年収は p46~ だけど全部読んだ方が良い

2024-09-26

アメリカ大学って人生ギャンブルなのか?

ChatGPT調べ

 

アメリカエリート校の学費は4年で30万ドルを超えるところもある

年間1000万円みたいなイメージ

これはアメリカからしてみても高いので、奨学金を借りる人が多いが

これ、いい会社就職できないと詰むのでは?という疑問が生まれ

 

学費負担比較

アメリカの今の平均年収は今6.5万ドル

30万ドル/6.5万ドル=4.6だから、平均年収の4.6年分にあたる

 

日本場合

日本フルタイム労働者の平均年収は450万円

450万円×4.6=2070万円だ

日本私大学費が500万とかだから、やっぱアメリカエリート校の負担デカいんだと思う

 

でも新卒年収は高い

知らなかったんだけど、日本はやっぱ新卒相対的に安いらしい

アメリカとか欧州最初から高くて昇給が少ない

ってことは、奨学金を返す20代30代は日本人よりは余裕がありそう

 

新卒失業率はやや高い

とは言え新卒失業率はやや高い

エリート校の人らがそうなるとは考えづらいけど

一応日本の2倍くらいは新卒失業率があるらしい

 

上手くいけば高年収

当然だけど、いい感じにエリート校を卒業して就職できれば

初任給で7〜12ドル、30代で15〜25万ドルはいくらしい

そこまで行けば学費年収の2年分程度ってことだ

 

とは言え、じゃあ日本で言えば、私大の30代の平均年収は750万円くらいらしいか

学費は0.7年分ってところだ

やっぱりアメリカエリート校の学費は高い

 

エリート校以外は?

日本で言うところの旧帝大東京私大レベル

 

名門私立校 25万ドル

州立大学 10〜15万ドル(州内の学生もっと安い)

 

いや、たけーよ

なんならこのレベルの方が人生きつそう

 

結論

まぁまぁギャンブル

でもそもそもアメリカ学位がないと何もできないかギャンブルを強いられている

2024-09-21

ワイは初任給を親に入れず30過ぎても子供部屋に棲息してるやで。

2024-09-20

インフレが一番富の再配分になるんだよな

溜め込んでてもうまく資産運用できないと価値がどんどんなくなっていくから

100年前1925年大卒初任給が35円だぜ

50年前の1975年で89300円

デフレインフレかどちらかって言われたら親の資産ででかい顔してるクソ野郎意外はインフレの方がまだましよ

2024-09-19

anond:20240919090501

俺50前半だけど

転職イメージ改善

イメージなんか知らんバンバンした

転職のしやす

ITは昔からいくらでもあった

職場環境改善

昔もクソだったけど今も普通にクソ

昔のクソの時でも俺は帰ってた

1日7時間以上やってアホの状態コード書くのは非効率通り越してマイナス

言語フレームワーク進化

楽にはなったけど楽にできることは誰でもできるし誰でもできると金にならんのよね

ITスキル底上げ

主にユーザー側。馬鹿が居なくなった。

そうかな?

まあ比較的にそうかも

スマホパソコンの普及

勉強なんかなんでもやれたような

PowerBook初任給2ヶ月分つかったかわからん

通信回線格安

ネットサーフィンくらい普通にしてたろ

情報の集約化

まあそうなんだけど「楽にできることは誰でもできるし誰でもできると金にならんのよね」

資格取得の最適化

資格とかとったことないしあんな程度のを資格で見るとこに行きたくない

これは英語TOEICとかも同じ

こんな感じかな

2024-09-17

anond:20240916035157

まあ女枠の設定を契機にマトモな観察眼ある経営者から徐々に見直し入っていくと思うよ

女枠リスクを取るより高専卒とか工業高校卒とか拾った方が明らかにいから、そっちの初任給とか生涯年収が上がっていくと思う

女枠から逃れた学校地位相対的に上がっていく

俺が経営者だったら女枠のあるとこから取るの嫌すぎだもん 普通に亡国以外のルートないのに本気でバカなんじゃないか政府の人たち

2024-09-16

anond:20240915210019

あっていいんだが金銭的・地理的要因で通えなかった人たちのフォローは別の仕組みでもいいので欲しい。

言葉を選ばずに言えば、なんで金と年齢を重ねてやっとまともになった阿呆よりも低い待遇社会的評価を受けなきゃいかんのだって鬱憤がある。

学力能力さえあれば誰でも大卒になれる社会ではないからこその苛立とでも言おうか。

専門知識がなく、高卒レベル学力で、高卒より年を食ってて、待遇は良い。

最近だと新卒初任給が中堅社員より高くなって中堅のモチベが下がる企業もあるなんて話があるが、心情からするとそれに近い。

Fラン無くせとは言わないが、せめて高卒より上の学力実業高卒以上の専門知識を有して卒業するような学校じゃないと、それ年食った高卒じゃんって気持ちになって納得ができない。

2024-09-15

anond:20240914091056

18で初任給もらったタイミングソープに行ったけど、それから何年も経って50になった現在いまだに誰ともお付き合いできてないし性経験風俗しかない

2024-09-11

初任給上げたといっても月給30万もないのがほとんどやから逆転するのは昇給なすぎッてだけやでという話

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