アフガンで誘拐の伊藤さん、遺体で発見 アフガニスタンで日本のNGO「ペシャワール会」の職員・伊藤和也さん(31)が誘拐された事件で、ペシャワール会の現地事務所は日本時間27日午後、NNNの電話取材に対し、伊藤さんが遺体で見つかったと話した。伊藤さんを知るペシャワール会の現地スタッフが遺体が伊藤さんであることを確認したという。 伊藤さんは26日朝、アフガニスタン・ジャララバード近郊で誘拐された。遺体はその周辺で見つかり、伊藤さんの足には5、6発の銃弾を受けた跡があったという。 福岡にあるペシャワール会本部にも遺体発見の情報が入っているという。 伊藤さんは静岡県出身で、ペシャワール会に所属し、5年前からアフガニスタンで農業指導を行っていた。伊藤さんは26日朝、銃を持った4人組に誘拐されたとみられ、イスラム原理主義組織「タリバン」の報道官がNNNの電話取材に対し、誘拐を認める発言をしていた。