木村拓哉「ユキ!ちょっ、待てよ!……ぶっちゃけ、俺じゃダメか?」 でおなじみ、絶賛公開中の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、もちろん『宇宙戦艦ヤマト』を実写映画化した作品です。 ヤマトの目的地は、地球から148,000光年離れた惑星イスカンダル。 『宇宙戦艦ヤマト』の基本的な枠組みは、天竺(インド)にありがたいお経を取りにいく『西遊記』がもとになっているそうですが、ヤマト乗組員の諸君にとっての天竺――「イスカンダル」という名前には、どういう意味があるのでしょう? 「イスカンダル」とは、いわゆるアレクサンドロス3世、わかりやすくいうとアレキサンダー大王のことです。 アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王) アレクサンドロス3世(紀元前356年7月? - 紀元前323年6月10日、在位紀元前336年 - 紀元前323年)はアルゲアデス朝のマケドニア王、コリント同盟の盟主、エジプ