【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「ディスカバリー」は26日午後(日本時間27日未明)、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。 すでにドッキング中の日本の無人輸送船こうのとり(HTV)や、24日に到着したばかりの欧州の輸送船ATV、ロシアの有人宇宙船ソユーズ2機と貨物船プログレスなど、日米欧露の5種6機がISSに初めて顔をそろえた。シャトルは6月までに退役するため、国際協力の象徴となる新旧の宇宙船の集結はこれが最後の機会となる。 ディスカバリーの積み荷には、NASAと米ゼネラル・モーターズ(GM)が共同開発した上半身だけのロボット飛行士「ロボノート2」も収められ、5月末からISSに長期滞在する古川聡飛行士の「同僚」となる。