新下駄配列作成記6 ■新下駄配列の方針 清音と濁音は別々に配置する 配列を考えるときの大きな選択の一つに、濁音の配置をどうするかというものがあります。 濁音配置の方式は、大きく分けて、以下の3通りの方法があります。 ローマ字入力の場合を考えてみます。か行のかなを入力する場合は、まず[K]と入力します。一方、が行のかなを入力する場合は、まず[G]と入力します。[K]と[G]の配置場所には何の関連性もありません。 したがって、ローマ字入力は清音と濁音をまったく無関係に配置した配列であると言えます(「清濁別置」)。 かな入力では、「が」と入力する場合は、まず「か」と入力し、次に「゛」(濁点)を入力します。 したがって、かな入力は濁点を後付けする配列です(「濁点後付け」)。 親指シフト(NICOLA)では、「が」と入力する場合は、「か」と入力するキーを押します。それと同時に、シフトキーも押します。