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はてなキーワード: ロボットアニメとは

2025-08-08

なぜエヴァは「ガンダム」にならなかったのか

あるいは、なぜガンダムは「エヴァ」になれなかったのか

ガンダム最初にヒットした理由は、何より作品のものもっと言えば監督作家性が前面に押し出された点にあった。それまでのロボットアニメとは一線を画す、まさに作家主義的なアニメとして登場したのが革命的だったわけだ。

ところが、その成功が思わぬ展開を生む。ガンプラブームである。これがあまりに巨大なムーブメントとなってしまったため、結果的にZ以降の続編では「いかに多くのモビルスーツを登場させてプラモデルを売るか」という命題が優先されるようになる。皮肉なことに、それはかえってガンダム以前のロボットアニメ玩具を売るための番組づくりへの逆行とも言える状況を生み出してしまった。

ロボットアニメは、最終的にはおもちゃを売ることが正義である」という姿勢。それがのちのアナザーガンダムシリーズの展開にもつながったのだと思う。商業的な成功シリーズ多様化という意味では決して否定できない側面もある。だが一方で、作品における作家性が相対的に軽視される傾向になったのは、監督本人にとっては大きな敗北だっただろう。

対照的エヴァは、旧TVシリーズから新劇に至るまで一貫して、監督作家性が常に商業価値の核であり続けた。もちろん関連商品も多いしパチンコ化もされたが、それでも本丸として重視されていたのは「庵野の描くエヴァ」であり、彼の創作が止まれ作品自体も止まる、という構造最後まで貫かれた(一応完結しているので過去形

この両者の違い、「作家性が周縁化されたガンダム」と「作家性を軸に残り続けたエヴァはいったいどこからまれたのか?

2025-08-07

増田が選んだクソアニメ5選


クソアニメ愛好家の一角である。これまで約50本のクソアニメを観てきて、Amazonレビューを残している。

あなたはクソアニメをご存じだろうか。辞書的な定義だと、pixiv百科事典が参考になる。

クソアニメとは出来がクソでつまらないアニメという意味言葉

基本的蔑称中傷として用いられる。

具体的(?)な例としては

作画声優の演技など作品のもの基本的クオリティが低い

シナリオストーリーにおいて視聴者が納得、許容、理解できないような展開があった

・なにか原作があるものの内、その原作から内容を大きく作り変えたことで原作ファンから反発された


こんなところである

今回はクソアニメを紹介するのだが、真の意味でのそれは1本に留めている。クソアニメと言っても色々ある。その多くは「製作を頑張ったけど"届かなかった"ものである。当然だが、アニメの作り手の方々はマジでやってる。本気で創作してるのだ。クソアニメという蔑称を付けて紹介するのは気が引ける。

から今回、真の意味でのクソアニメというのは……製作委員会が圧倒的にやる気不足、実力不足資源不足でそうなってしまったものだ。先に言っておくが『ジビエート』を選んだ。

それ以外は、ちょっとしかったものや、ダメダメなんだけど作り手の本気がうかがえるものを紹介する。なお、昔のクソアニメは知ってる人が多いので、できるだけ近年のものを選んでいる。文字数は各千字程度とする。

紹介するのは各部門(①作画、②脚本、③努力、④悲運、⑤神クソアニメ)5つ。では、早速いってみよう。極力ネタバレはせずに、フワッとした紹介にする。



作画部門 ~ダイナミックコード~ 2017.秋アニメ

すべてが「事故」だった。作画崩壊を超えたナニカである正式タイトルは『DYNAMIC CHORD』。通称ダイナー。

こちらは、多くの視聴者に衝撃を与え、そして困惑爆笑の渦に叩き込んだ伝説的な作品であるニコニコ動画では「観る抗うつ剤」と言われる(表記ゆれあり)。原作ゲームファンからは嘆きの声だったが、一部の視聴者からカルト的な人気を得ている。

誰もが指摘せずにはいられないのが、その圧倒的な作画崩壊キャラクターの顔は話ごとに変わるし、遠景の人物はもはや判別不能なまでに歪み、時には背景と人物が完全に融合するシュール光景が繰り広げられる。制作現場はおそらく「ダイナミック」だったのだろう。

点字ブロック障碍者を殺しにきているなど、もはや意図を読み取ることすら困難な描写の数々。「崩壊」というよりは、むしろフリーダム」と呼ぶべき領域に達している。2017年当時のニコ動視聴者の腹筋を崩壊させた。

ライブシーンでの楽器の持ち方の不自然さや、指の動きと音源乖離音楽アニメとしては致命的でありながら、この作品の「味」となっていた。

ストーリーもまた、視聴者を置いてきぼりにする展開の連続であるバンド間の人間模様や恋愛葛藤を描くはずが――脈絡のない会話、唐突出来事の発生、意味不明なセリフ応酬により、物語の核を掴むことが難しい。『ヒプノシスマイク』が如何に優良アニメであるかを思い知らされる。

結論としては……『DYNAMIC CHORD』は、アニメ制作におけるあらゆる「やってはいけないこと」を詰め込んだ作品だった。だが、その圧倒的な完成度の低さ、あるいは高すぎる芸術性が、皮肉にも多くの人々の記憶に残り、「伝説」となった。

真面目に評価すれば低評価しかないが、ここまで振り切れた作品はほかにない。「見て損はない」と言えるのかも。あなたが「クソアニメ」の概念理解したいなら、ぜひ。

視聴にあたっては、ニコ動を推奨する。やはりコメント付きだと違う。あにこ便もチェックしてみよう。

なお、似たような系統としては、『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』が挙げられる。こちらも作画崩壊アニメだが、ダイナミックコードに比べると製作陣の本気がうかがえる。OP映像最初こそ未完成だが、後半になるとすっかり完成して、ある種の感動を覚える。『BEATLESS』『出会って5秒でバトル』も同等といえる。



脚本部門 ~ジビエート~ 2020.夏アニメ

虚無の時間を知りたいなら視聴をおススメする。2020年コロナ禍で混沌とする世の中において、ひときわ異彩(異臭)を放っていたアニメ。それが『ジビエート』だ。

「クソアニメ」という言葉では生ぬるい、もはや「アニメの屍」と呼ぶべきその惨状は、多くの視聴者の度肝を抜き、忘れられない記憶として刻まれた。制作陣の豪華さとは裏腹に、なぜ本作はこれほどまでに語り草となる「伝説」を築き上げてしまったのか。

まず目を引いたのは、柿原徹也藤井ゆきよ東地宏樹池田秀一といった錚々たる声優陣。OP曲は演奏のみのオフボーカル(吉田兄弟)、ED曲は大黒摩季。まさに一流。

誠に遺憾ながら、彼らがどれだけ熱演しようとも、意味不明なセリフ回しや棒立ちのキャラクター、そして視聴者理解を超えた展開によって、その演技は虚空に消え去った。まるで、一流の料理人が腐った食材調理しているような。

全編を通して、まるでPS2時代ゲームのようなカクカクとしたCG、不自然すぎる動き、そして頻繁に挟み込まれ静止画特に戦闘シーンは、もはや何が起こっているのか判別不能レベルであり、キャラクターが棒立ちで銃を撃つだけ、謎の光線が飛び交うだけ、という展開の連続だった。キャラデザ天野喜孝のはずなのに、なぜこんなことに?

さて、肝心の脚本である視聴者理解を最も困難にしたのが支離滅裂ストーリーだ。タイムスリップしてきた侍や忍者が、ウィルスによって変異した「ジビエ」と戦うという設定自体は悪くないものの、話の展開はとにかく唐突で、伏線回収も皆無。「俺忍者!」「そうなんだ~」といった感じで話が進んでいく。

視聴者は彼らが何のために戦っているのか、何を目指しているのか、最後まで理解できない。結果として、物語は収拾がつかないままに最終回を迎えた。虚無感である。「こういう結末もアリってことだ!」

結論としては、鑑賞すべき失敗作である。『ジビエート』は、アニメ制作におけるあらゆる「失敗」を凝縮したような作品だ。しかし、そのあまりに徹底した「残念さ」は、逆に一種エンターテイメントだ。

当時のTwitterやあにこ便では、毎週のようにトレンド入りし、その「クソさ」を語り合うことで人々は連帯感を覚えた。

真面目に評価すると、酷評しかない。先ほど取り上げたアニメとは違って、こちらは製作陣にやる気が感じられない。本気度がないのであるアマプラではレビュー評価が低すぎてビデオ自体が一度削除されている。

ただ、「ここまでひどいアニメがあるのか」という驚きと、それによってもたらされる負の感動は、他の作品では味わえない。もしあなたが「最低のアニメ」を体験したいなら、『ジビエート』は間違いなく筆頭に挙げられる。同類としては、『ぱすてるメモリーズ』が挙げられる。こちらは第2話のトレースが発覚して訴訟沙汰寸前に至っている。当然もう観れない。



努力部門 ~3D彼女リアルガール~ 2018.春アニメ

なぜリアルになれなかったのか。原作表現しきれなかった作り手の痛みが伝わってくる。

2018年に『3D彼女 リアルガール』という恋愛アニメがあった。

オタクっぽい高校生美人JK恋愛なのだが、これがまた……リアルといえばリアルで、男性が見てもつまらなくはない。しかし、製作陣がその忙しさに耐えられなかったのだろう。残念アニメとなった。

本作がまず直面した問題は、映像クオリティの低さだ。「リアルガール」と銘打っているにもかかわらず、キャラクター作画不安定で、表情の変化に乏しい。原作の持つ魅力や、細やかな感情機微表現するには力不足だ。

また、頻繁に挟まれ静止画や動きの少ないアニメーションは、ラブコメ的な躍動感を欠いている。今季アニメだと『薫る花は凛と咲く』の表情的躍動感がラブコメには必須である。瑞々しい青春期の揺れ動く心情を表現しきれていないのは残念である

キャラクターの魅力もそうだ。原作の魅力の一つは、オタク気質主人公つっつん」と美少女「色葉」という、一見不釣合いな二人の関係性の変化、そして彼らを取り巻く個性豊かな友人たちにある。しかし、アニメでは前述の作画演出の拙さにより、これらの本来の魅力が半減している。

キャラクターの表情や仕草が適切に描かれないのは致命的だ。共感がしにくくなる。なんというか、本当にすべてが「のっぺり」である視聴者は彼らの恋愛模様に共感したり、応援するのが難しくなる。

決して原作が悪いわけではなく、アニメーション制作側の力量不足が招いた悲劇と言える。原作ファンにとっては「原作に失礼」と感じさせる出来栄えであり、新規視聴者にとっては「なぜこれが人気漫画?」と疑問を抱かせる。

だがしかし、基礎的なアイデアに光るものはあった。京アニ制作していたら、『リズと青い鳥』のような人気作になっていた可能性濃厚である

似たアニメとしては、『ネト充のススメ』が挙げられる。こちらは、リアルガールと比べるとはるかに健闘しているが、やはりリソース不足が否めない。作画演出があまり簡単すぎる。4話までは通用するレベルだが、後半にいくにつれて息切れが目立ってくる。良アニメだとは思う。『Wake Up,Girls!』『エガオノダイカ』『幼なじみ絶対に負けないラブコメ』もこの類である



悲運部門 ~コメット・ルシファー~ 2015.秋アニメ

輝きを失った星である放送局の都合に左右された悲運な作品といえる。本当は2クールだったのに、1クール強制圧縮された関係で尻切れトンボになった。

オリジナルロボットアニメとして期待されながらも、その評価は残念なものに終わった。特に物語の後半は視聴者困惑を招き、「クソアニメ」と揶揄されるほどに評価を落とした。

序盤は面白かった。本当に。期待してたよ、マジで。でも失速した。物語は、主人公ソウゴと、不思議少女フェリア、そして巨大なロボットガーディアン」との出会から始まるのだが――ラピュタみたいな始まり方でワクワクを覚えた記憶がある。

序盤は、まさに王道ファンタジーロボットアニメである。美麗なメカニックデザインや、キャラクター描写も美しい。滑り出しは悪くなかった。

だが、長くは続かなかった。とにかく説明不足としか言いようがない展開が続く。中盤以降は、世界観や設定に関する説明が極端に不足してしまい、視聴者物語に何が起こっているのか理解に苦しむ状況が続いた。特に物語の核心に触れるはずの「ギフト」や「ルシファー」といったキーワードに関する描写抽象的すぎて理解不能

キャラクター感情の変化や成長がほとんど描かれないまま、唐突な展開が繰り返された。物語に引き込まれることがない。主人公ヒロイン関係性の掘り下げがなくて、肝心な局面でも感情的な繋がりが希薄に感じた。

結論としては、未消化としか言いようがない。話数変更が響いたのだろう。最終回は本当に唐突連続だった。魅力的な要素はあったのに、消化しきれなかった残念さがある。まさに悲運。

なお、同じような事情(2クール→1クールに変更)になったアニメの例としては、ほかにガリレイドンナ魔法戦争、星合の空などがある。いずれも尻切れトンボ感が凄かった。特に星合の空は残念だった。



部門 ~魔王様、リトライ!~ 2019.アニメ

神クソアニメとは、一見クソアニメに見えるものの、実際は視聴者の心に感動を残す作品をいう。

この『魔王様、リトライ!』だが、紛うことなきクソアニメ一角である

作画は安物だし、OP曲のセンス10年前だし、各話タイトルはどこかで聞いたことがあるし、台詞も同じくどこかで聞いたことがあるし、キャラ名前もやはりどこかで聞いたことがあるし、バトルシーンは餅が跳ねているし、魔法エフェクトは気の抜けた感じだし、岩場まで吹っ飛ばされたのに草むらに落ちた音がするし、とにかくすべての要素が三流としか言いようがない。

でも、私の評価Amazonだと★4以上だ。すべての要素が三流だからといって、つまらない作品になるわけではない。

例えば作画。廉価アニメのそれには違いない。魔王様、リトライ!の作画なのだが……

動かない。動きません。びっくりするぐらい動かない。「バトルシーンを動かさないという実験作なのか?」という想いが伝わってくるほどに動かない。一例として、第3話において敵に襲われるバトルシーンで、

「偽りの天使に死を! ファイヤーバードッ!」

聖女に嘆きあれ……アイスハンマアアアアアッ!!」

という詠唱から始まるバトルシーンの最中に、口に含んでいた飲み物吹き出した。今見ても吹き出ししまうのだと思う。なお、人物は動かなかったがドラゴンはよく動いていた。衝撃で舞い散る石畳も。

一方で、矛盾するようだが、作画のものは悪くない、むしろ良質と思えることもある。主人公である九内伯斗やアク、ルナといったメインキャラの作画は綺麗さを保っている。初登場時のルナを見た時は、違うアニメを見ていると錯覚しそうになった。美麗ではないけど、シンプルでシュッとしていて、洗練さがある。

この作品で最も推したいポイントは『笑い』だ。とにかくこの作品は、笑いに特化している。

EKACHI EPILKA(エカチエピルカ)というあまり聞かない制作会社が作っている。実力がある会社だと感じた。

おそらく、視聴者がどういう反応をするのかわかっていて、わざとこういう作風にしている。

実はこちらの作品2024年に第2期が放送された。1期とは比べ物にならないほどひどい出来だった。アマプラでの平均評価も2.9しかない。ちなみに1期は3.8。低予算アニメとしては相当高い。

同年の作品としては『手品先輩』がある。こちらも低予算ながら製作陣が健闘した秀作である



作品紹介は以上だ。

個人的な分類では、クソアニメには3種類ある。

ひとつは、普通のクソアニメ作画脚本演出声優音楽――何が悪いのか一概には言えないが、とにかく普通につまらない。放送前は話題にならず、放送中もアニメ板のスレッドが数パートしか進まず、終了後は「○話以降は見なくてよかった」「普通駄作」「なんともいえない」といったコメント掲示板に書き込まれる。

もうひとつは、ダメさ加減が突き抜けているアニメ。多くの場合作画がとんでもないことになっている。そのうえ、ストーリー理解不能だったり、キャラクター名前が覚えられない。しかし、あまりに悪すぎて、それが逆に面白さに繋がっている。動画サイト感想サイトで「これはひどい」と同好の士で語り合える。

最後ひとつが神クソアニメだ。製作者がお金時間もない中で、良作品に仕上げている。まず一見して、これは低予算だなという印象が伝わってくる。作画でわかるし、脚本の展開に無理があるし、登場キャラが「どうしてそうなる?」という言動を取ることがある。

それでも面白いのは不思議なことじゃない。仮に、とある作品のすべての要素が三流だったとしても、一流の作品に仕上がることはある(聖剣使いの禁呪詠唱イクシオンサーガDT、可愛ければ変態でも好きになってくれますか? など多数)。創作世界にはそういう化学反応存在している。

というか、神クソアニメは厳密にはクソアニメではない。『クソアニメ性質を有した神アニメである

最後に)

実はずっと、クソアニメ紹介をやりたいと思っていた。「時間がない」を言い訳にして、できないまま数年が経った。

生活環境が変わる時が迫っているので、それまでにはなんとか……というつもりで本記事を仕上げた。少しでも気に入った作品を見つけてもらえたらうれしい。

なお、クソアニメを観る場合は、SNSとか感想まとめブログとか、YouTubeとかニコ動コメントとか、そういうのを伴いながらだと、より一層面白く視聴できると思う。

あなたにとっての、良質なクソアニメが見つかる未来を祈って日記を閉じますありがとうございました。

2025-07-27

エヴァンゲリオンの「面白さ」がわからん

碇シンジのあのなよなよいじいじした態度がすげーイライラする

それからも無口なレイや勝気なアスカにもイライラした

大人連中もなんつーかなぁみんな性格が悪過ぎる

なんか根暗雰囲気が終始でてきて

そこでやっとこさエヴァンゲリオンがでてきて戦うと思ったら毎回毎回泥試合みたいなのが多くてうんざりする

更に言えばよくわからない専門用語を使われて今のどう言う意味?って理解できないまま話が更に加速度的に進む

イライラする

むかついたのは会議室にいるゼーレ

何もしないじゃんこいつら

いやまじで

コイツらってすごい偉そうなことそれとなくにごしてあれこれ言ってる宗教団体のもの

いてもいなくても変わらねーし何がしたいのかもよくわかんないし消えてくれと思った

人類補完計画とかかっこつけてるけど

統一教会か?と思ってしまレベルのはつげん

だって

どうやってその人類補完計画を達成するのかは具体的な発言しないだろ

ゼーレ「碇シンジくん。エヴァンゲリオン初号機は君のママが作ったので君にしか乗れないんだ。そしてこのエヴァンゲリオン使徒を倒すために作られたんだ。使徒は全部で20体。こいつらをを全滅させるか人類死ぬかのデスマッチをするしかないんだ。すまん。児童労働をさせてしまった我々は償いきれない罰をうけるだろう。しかしたのむ。頼む。我々にはもう手段がないのだ。」

ゼーレ「君のパパことゲンドウくんが冷たいのは君のママことユイくんが君を好きだったのに嫉妬していたようなんだ。前にまるでダメなおじさんでごめんなって独り言言ってたよ。そんなダメなおじさんの本音を聞けたところでガンバッテホシイ

↑こんくらい言って欲しい

全員言葉足らずなんだよ

コミュニケーション能力ゼロなんだよエヴァンゲリオンキャララーたちって

もうこんな見てしまたから言うけど

イライラして何もすっきりしない話だった

元凶使徒さえ片っ端からぶっ倒せばいいって話にして欲しかった

ロボットアニメってそういう勢いがあるべき

例えば

エヴァンゲリオンを改良するとしたら

第一話せガンダムダブルエックスがでてきて

ツインサテライトキャノン一発で使徒全員をどばーーーってぶっ飛ばしジエンド!ってノリ

余計なことを考えないでまずはツインサテライトキャノンぶっぱなして終わればいい

かいはいらない

ロボットアニメはそういうロボットすげーって爽快感しか求めてない

2025-07-16

anond:20250715201228

スパロボGジェネは昔からニワカを大量に生み出すことによって

ガンダムおよびロボットアニメ裾野を広げている

手軽な入口がないと古いアニメなんて忘れ去られるだけになる

膨大なシリーズ作品をすべて好き嫌いなく観られる人なんていない

「実作品を見ないとわからない」ならそのまま離れていくだけだ

マイナー作品でも一定知名度を維持できていれば何らかの展開もできる

スパロボGジェネが「公共事業」と言われる所以である

2025-07-12

子供の頃から巨大ロボットアニメを見て育った

勇者ライディーン鋼鉄ジーグコン・バトラーV、このへんはおもちゃを買ってもらったのを覚えてる

そしてガンダムイデオンダグラムザブングルダンバインエルガイムボトムズレイズナーパトレイバーと続くリアルロボットアニメ系譜

子供はみんな巨大ロボットアニメが好きなんだと思ってた

戦隊モノにも巨大ロボットは今でも出てくるんだからやはり子供は好きなんだと思う

なのになぜ巨大ロボットアニメはあまり作られないのだろう

変形合体とか男のロマンだと思うんだよね

最近アニメ美男美女がちちくりあってるようなのばっかりだ

まら

もっと巨大ロボットアニメガンガン作られて欲しい

2025-07-11

今の若い人はなんで巨大ロボットアニメを見ないのだろう

キャラ萌えとかカプ厨とかそんなのばっかり

じゃなきゃ異世界転生ファンタジーとか

やっぱアニメと言えば巨大ロボットが戦ってこそだろう

子供はみんな巨大ロボットが好きなんだから

変形合体は男のロマン

なんで流行んなくなっちゃったのかなあ

戦隊モノでは巨大ロボットは必ず登場するくらいなんだから

男子はやっぱりそういうの好きだと思うんだけどねえ

2025-07-10

アニメ=巨大ロボットアニメだと思ってる

70年代80年代ロボットアニメ黄金期に幼少期を過ごしたのでアニメ=巨大ロボットアニメだと思ってる

今でもそんなに間違ってるとは思ってない

巨大ロボット物こそアニメ制作する意義があるジャンルだと思う

他のジャンル漫画でも良いが

巨大ロボット物は漫画ではどうしても迫力に欠ける

巨大なロボットが戦うアニメこそアニメである必然がある

から最近は昔ほど戦う巨大ロボットアニメが無くてさみしいのだ

2025-07-04

オタクだけどロボットアニメが響かない。

ロボットデザインとか、なんか惹かれないからかなーと思っていたんだけど、なんか違う。

よく考えると、車とかもあんまりきじゃない。交通手段としては使うけど、どういう車がカッコいいとか、どういうデザインが良いとかの好みが無い。

乗り物に興味が無いとロボにも惹かれないのか…?あり得る。ロボット乗り物であり兵器なのだ

そう、兵器

そう考えると、銃とかもそんなに好きじゃない。銃撃戦のシーンがカッコいいとかならあるけど、銃とか戦車がカッコいいみたいな感覚が無い。なんか遠距離戦が好きじゃないのかも。

車で事故に遭うのが怖いように、戦車に乗っている中で死ぬのは、なんというか理不尽な感じがする。

ドンッと音がして終わり。

納得がいかない。

そう、身体性が無い。

鉄と鉄、鉄と火薬の衝突が兵器による戦闘であり、そこに人間身体精神性は忘れ去られる。

身体性が無いところに共感が湧かない。

たぶん。

2025-07-03

anond:20250702190239

私の趣味ですが、以下はおすすめです。(公開年順)

Zガンダムたこと無いけど、SFが好きなら楽しめるものも多いハズ。

葬送のフリーレン(2023)
魔法ファンタージ系
16bitセンセーション(2023)
1960年代から2023年そして未来美少女ゲームタイムスリップする主人公を通して順を追って追体験できる。
大雪海のカイナ(2023)
SF物、令和最新版ナウシカ
AIの遺電子
SFアンドロイド物、
ヤマノススメ Next Summit(2022)
山登りJKの成長物
無職転生(2021)
魔法ファンタジー系の大物
マギアレコード(2020)
まどマギの後継作
放課後ていぼう日誌(2020)
釣り部に入った少女の成長物
銀河英雄伝説(新(2018)旧(1988))
宇宙戦記物
メイドインアビス(2017)
令和最新版グロアニメ
セントールの悩み(2017)
人の形をした獣の世界日常もの
シドニアの騎士(2014)
生物との王道戦争ボアニメ
翠星のガルガンティア(2013)
SFロボ物、第1話Aパート製作半年かけたらしく素晴らしいのでSFが好きならその部分だけどもぜひ。人間パートナーとしてのAI異文化交流少年の成長物
進撃の巨人(2013)
パニック物、異集団との衝突と交流
サカサマのパテマ(2013)
ボーイミーツガール、異集団との衝突と交流
新世界より(2012)
1000年後の茨木県の超能力者達を描くSF
サイコパス(2012)
100年後の日本で脳をスキャンして既定値以上の危険人物ならその場で処刑する警察官の話。
東京マグニチュード8.0 (2009)
子どもたちの震災
コードギアス 反逆のルルーシュ(2006)
超能力ロボットアニメ占領国と被占領国(日本)の個人レベルでの交流

2025-06-28

anond:20250628192558

別にロボットアニメキャラが「俺はコイツリアルロボットだと思ってたが、コイツはとんだスーパーロボットだな」って台詞を口にしても特におかしいとは思わないが?

だって俺達が普通に使う言葉アニメキャラは使っちゃ駄目なんてルールはないだろ?

アイドル歌の力で異星人文明との戦争勝利するロボットアニメ企画

こんなもんが40年以上も前に企画されて映像化されてんだから新しいアニメアイデア考える人らは大変だね。

何思いついても結局は車輪の再発明

2025-06-27

anond:20250626195208

子供向けロボットアニメシリーズをぶつぶつ文句言いながら20作以上見てきたってこと!?

気持ち悪すぎる……。

もしも職場のおばちゃんが毎週文句言いながらプリキュア見てたらキモすぎて距離置くと思うんだけどさ、オジサンガンダムでこういうことするのはある種のスタンダードなのかな?

ヤバすぎるよガンダムおじさんズ。

マジで終わってる。

宇宙棄民した方がいい。

ガンダム世界ますます怖い

約二年前、ガンダム世界観の疑問について、こういうはてなを書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20230213131546

簡単にまとめると、(宇宙世紀ガンダム世界のほぼ公式設定であるジオンによる開戦冒頭以後の「数十億人虐殺」が作中で処理されてないのってめっちゃ不気味だし逆に作品の背景を空っぽにしてるよな、みたいな趣旨です。

で、今、ジークアクスという続編というか結果的並行世界もの?が出た。「ジオン実質的勝利から数年後」という、おー色々な答え合わせすんの?と。

俺はそれを飛ばし飛ばし視聴しながら、ネタバレ上等でいろんな視聴者解釈も見ながら、

何かそういう空っぽな背景への「答え合わせ」があるんかな、あるんかな、と思ってたが、最後までなかった。何も。

ここではマチュがどうとかそういう話はしないが、何がハッピーやねん、と。

「設定遊び」は今後もどんどん加速していくんだろう。ガンダム世界という箱庭は、いびつな形だと思うけどますます広がったんだろう。

だが、「ジオン実質的勝利から五年」というIF世界?を作ってもなお、「ロボットアニメで、何十億人死んだ横で、何か政治ゴッコこねくり回し描写をしている。ニュータイプ論みたいなオカルトも混ぜてる。ファンがそれを「リアル」とか言ってる」不気味さもますます広がった。

ザビ家悪玉説+ザビ家しみったれ説(ギレンが秘書と引きこもってるとか)みたいなの付け足された感じっぽいけど、

ザビ家にジオンが乗っ取られるとか以前に「ジオニズム」とかい思想自体に大きな問題があってジオン軍人はみんな裏で毎日覚醒剤打たれてるレベル狂人なんだろうなという思いが強まった。

前のはてなで「命の価値が違う世界なんだろ」みたいな反応があって、俺もまあ物語的にはそう解釈すべきなんだろうなと思ってたが、やっぱ違うな。二年越しになってしまったが。

2025-06-26

ジークアクスという作品は、確かによく作られていた。

作画も緻密で、演出現代的。

音楽も豪華で、SNS時代視聴者が盛り上がるポイントを的確に押さえていた。

だが、それと同時に強烈な違和感があった。

というのも、あの作品には新規性というものが決定的に欠けていたからだ。

ジークアクスは、その構造ほとんどがパロディ引用で成り立っている。

ガンダムという巨大な看板を背負いながら、その中身は引用オマージュ応酬だ。

正直ガンダムである必然性がどこにも感じられなかった。

しろガンダムを用いる必要があったのか?」と問わざるを得ないほどだ。

だが皮肉にも、そのガンダムという看板こそが必要だったといえる。

既存ブランドの威光を借りなければ成り立たない、それ自体作品の弱さを証明してしまっていたのだ。

と、ここまで冷静に書いたつもりだが…正直、俺は怒ってる。いや、怒って当然だと思う。

だってジークアクスって、よく「面白い!」とかSNSで持ち上げられてるけどさ、いってしまえばあれは現代アニメの悪いところの詰め合わせだ。

そもそも元ネタガンダムに対するリスペクトがあったか?ねぇよ。だって本当にガンダムってものリスペクトしてるなら、あんな風に自分推しアイドルネタだの入れるわけねぇだろ。

から言わせりゃ、ガンダムってのは単なるロボットアニメじゃない。

SFアニメ宗教なんだよ。その宗教聖典勝手に書き換えて、よくもまぁドヤ顔できるなって話だ。

例えるなら新約聖書リメイクを作って、わけわかんねぇ新キャラ出して、キリストを救っちゃいました!とかやってるのと同じだぜ?

それを冒涜って言わずになんて呼ぶんだ?空虚シミュラクラ?消費の偶像化?いや、まさにその通りだよ。ガンダムっていう信仰遺産をただ食いつぶしてるだけじゃねぇか。

それでいて「パロディ引用は売れるための適応なんです」なんて、わかった風なこと主張する。

ああ、わかるよ。商業作品から売れ筋狙うのは当然だって

でもさ、それが無名会社背水の陣でやってんなら俺だって文句言わねぇよ。けどガンダムだろ!?最初から注目される看板背負ってんだろ!?

だったら、そこで勝負しろ!!!

何のためのガンダムなんだよ。何のための名のある監督なんだよ。

そんな安全圏でパロディの山積みして、SNSで「神回」とか「最高」なんておだてられて満足して、それで本当に作品作ったって言えんのかよ!!!

新しいもの作るってのは、そういうことじゃないだろ!!今こそ勝負する場だったはずだろ!?ガンダムの名があるからこそ、できる挑戦があったはずなんじゃないのかよ!!

ガンダムが見せてくれたセンス・オブ・ワンダーはどこに消えちまったんだよ!!!

もしガンダムすら保守的になってしまうなら、他のどこで新しい挑戦ができるんだ?

オリジナル作品なんて、最初から誰も見向きもしねぇんだよ。

ガンダムっていう舞台が唯一それが許されるはずだったんじゃないのか!?

なのに作り手は挑戦しねぇ、ファンはこれで満足って顔してる。SNSじゃ「神!最高!」って同調圧力の嵐。

これが文化の退廃じゃなくて何なんだよ。

結局、ガンダムって名を借りて商業贖罪の供物を捧げてるだけだろ。

魂の抜けた偶像を拝んで、ありがたがってるだけだろ。

富野が作ったガンダム宮崎が作ったアニメ

あれは教養思想があった。庵野時代はまだパロディ哲学があった。

だが今は、パロディにさえ哲学を持ち込まない。

迎合だけの軽薄なオマージュ。それを肯定して「これが良い」って思ってしまったのが、俺たちオタク文化堕落の始まり

ジークアクスはその象徴だ。あれが面白いって言ってしまえる今の空気こそが、堕落の原因なんだよ。

から悪いのは制作側だけじゃない。

今の空気に甘えて挑戦を捨てた作り手と、それを甘んじで享受してしま消費者側。

どちらも最大の罪人なんだと、俺は強く思う。

anond:20250626133846

ガンプラバカ売れしてることへの説明がつかない

ロボットアニメ玩具販売に向かないとかどんなエアプだ

ロボットアニメ教養ではないです

水星魔女と、ブレイバーンと、ジークアクス観ました。

ロボットアニメはもういいです。あと教養じゃないです。

兵器プラモデル販促しなきゃいけない時点で戦争を描くのが厳しい

ガンダム脚本無理ゲーを強いられており、今後も視聴者に袋叩きにされ続ける貧乏くじの役割です。成り立たせようがない矛盾矛盾させないことを強要されてます

祓い系はおもちゃ販促に向いている

女児向けアニメでもジャンプ漫画でも見受けられるけど、呪い悪霊妖怪など人間以外の存在と戦ってお祓いをして地元治安を維持する系(スピリチュアル自警団とても言えばいいのか?)は、おもちゃ販促と非常に相性が良い。

呪われて奇行に走っていた人を解呪してあげることで本人も周囲も救うような建付けなので、主人公が持っているアイテムを模したおもちゃ自動的正義に分類できる…というか配慮対象がいらない。

プリキュアおもちゃなどはこれ。

ゲームスポーツ系もおもちゃ販促に向いている

ミニ四駆ベイブレード遊戯王カードなどでキャラクター同士が勝負をしているアニメキャラクターたちと同じおもちゃを買って自分友達も遊ぶことができる、という建付けも非常に相性が良い。

物語はこの勝負に勝つこと、このトーナメントで優勝すること、などを目標としている。甲子園を目指す野球漫画のように非常にわかやすい。

水星魔女決闘だけやっていたり、ジークアクスがクランバトルだけやっていたらこ方向性に近かった。違法賭博は伴うが。

戦争テロを扱った物語おもちゃ販促をやると人の死を軽く扱うことになる

ダリルバルデやギャン活躍たから欲しくなるが、人を運搬しただけのデミバーディングや、棒立ちで死んだハンブラビ活躍しなかったから欲しくならないと叩かれる。この、「好感度を維持しながら活躍する機体」を用意する難度が異常に高い。

兵器活躍となると殺し合いか防衛か殺しとなる。そして大量殺戮を格好良いものとして描くと、作品倫理観がどうなのか?ミリオタポルノ臭い軽薄な物語じゃないか?というケチがつく。

ジフレドにはニャアンが雰囲気ア・バオア・クー消滅させたイメージが付きまとう。すごく殺人カジュアル。でも何もできなかった機体よりは販促観点では良い仕事をしている。

関連玩具を売らないといけない種類のアニメストーリー販促を両立するか、販促を優先してストーリー犠牲になるかの二択になっており、戦争テロを扱いながらロボットを売る場合ロボットを引き立てるために殺人は軽い扱いになる。それはどうしようもないことで、兵器おもちゃフェチが金を動かしているからそうなるしかないのであり、ストーリーは今後も期待できない。そもそも成り立たせようがない無理難題押し付けられているのがロボットアニメ脚本で、今後も作られてはストーリーケチをつけられMS活躍していないと言われ袋叩きにされというのを繰り返すのだろうと思う。人類以外の侵略者に対して地球防衛する…という立場をとったブレイバーンの建付けでないと兵器としての活躍純粋正当化が難しい。ガンダムは人と人の戦争テロ行為を扱い続ける。これと、兵器を美しく描いて販促することの両立は、構造からして無理。「軽薄」に寄ったのがジークアクスで、軽薄にならないよう半端な努力をした結果2期の展開がモタモタしたのが水星だ。そして常に、プラモデルを売上は犠牲にできないので、倫理ストーリー整合性犠牲になる。シュバルゼッテの販促義務という制約の中での、ラウダの人格のめちゃくちゃさといったら…。

人型ロボットを操縦する身体拡張快楽に入り込めない

一般素人ラッキーでいきなり力を得る展開の説明としてロボットを得ることは向かないということを説明します。

離れ世代と車が不利な都市

父親が車好きなのと比べて、自分はあまり車を運転することに自由や楽しさを感じられない。機械の操縦にロマンを感じられない。

渋滞コインパーキングが満車、月極駐車場が高い、交通事故を起こしたくないのにチャリやLUUPや子供が飛び出してくる、などなど車に付随する諸々がかなり不自由。気を張りながら運転し、終わったらどっと疲れる。

自家用車じゃなく必要ときレンタルするものから専用機」でもなく毎回車両感覚リセットされ苦労する。

機械の操縦、車の運転、というもの身体拡張快楽を覚えられる世代環境と、そうでない世代環境はあると思う。

つい先日YouTubeで、北海道軽トラ運転しているときヒグマに襲われてフロントガラスにヒビを入れられる動画を見た。生身なら確実に死んでいる。危険野生動物がいる地域施設から施設までの距離が遠すぎる地域などは、車に生かされるというのは実感を伴う感覚だと思う。生身だと死ぬシチュエーションが多いので。

しか自分暮らしている場所人口密集地で、日常生活においては車を停める場所に悩まされる、不自由になるシチュエーションが多い。大きな機械の操縦席で乗り回す快楽に、ロマンに、スムーズには乗れない。

機械意思を持ちユーザーを選ぶことへの生理的嫌悪感

ジークアクスで言うと「エグザベには起動できない」「ニャアンがコックピットから急に放り出される」といった描写に、かなりの生理的嫌悪感がある。

馬が特定人間を嫌って、暴れて落馬させるのは納得する。生き物に好き嫌いがあることは当たり前。

ブレイバーンスミスを乗せなかったのも、後々の説明を聞くと納得できる。エアリアルスレッタを特別扱いするのも、姉が宿っているという設定があるからだ。

ジークアクスは生き物っぽい依怙贔屓を機械がやりながら、その説明ブレイバーンのように行うこともなく不気味なまま流される。

この気持ち悪さは許容できなかった。例えるなら「ハゲが嫌いなのでハゲに購入されると発火しやすくなるリチウムイオン電池」みたいな気持ち悪さ。

選ばれた素人が最強になりがちな展開への興醒め

素人チート機体に選ばれたら訓練をしなくてもいきなりオートパイロットが強力にきいてなんとかなるのが興ざめする。

いきなり動けることについて、初の巨人化したエレン最初からヘタクソなりにまあまあ動けるのには納得感がある。肉のままの「大型化」であり、コックピットで操縦桿を握るのとは違う。またアニのように格闘術を素の状態習得していると巨人状態でも活用できるのも楽しい

マチュが盗んだジークアクスをいきなり動かせて勝てるのは萎える。そのままずっとオートパイロットで良いじゃん。

オートパイロット勝手に動く優秀なモビルスーツに乗るパイロット意味って何なんだと思う。

好き嫌いが強い機械にとっての、モチベ要員?エグザベは抜けない、マチュは抜ける、ニャアンは抜けるかなと思ったけど抜けないからやっぱポイー。みたいな気持ち悪さしかない。

機械意思を持ちユーザーを選ぶことへの生理的嫌悪感」でも述べたけど、本当に気持ち悪い。ブレイバーンキモいキモいと騒ぎやすかった割に騒いだほどではなかったけど、ジークアクスの気持ち悪さは気持ち悪いと言いづらいながら本気で気持ち悪い。

薬物やカルトよりはマシですが教養ではないです

ガンダムに熱中するのは個人自由ですが、それはフェンタニルアルコールカフェインなどの物質依存になったりQアノンオウム真理教その他のカルト陰謀論コミュニティにズブズブになるより無害という程度です。ガンダムを知らない人を見下すような教養では断じてないです。

ガンダムは「世代コミュニティ流行」に過ぎない

旧作ガンダムを知らないのは、単に世代が違うか、その流行に触れてこなかったコミュニティにいただけの話。サッカー選手名や野球選手名を知らないのは無教養ですか?ファッションショーに出ている服飾ブランド名前を知らないのは無教養?いいえ、趣味範囲です。知らないことは愚かさでも罪でもないです。ただそういうコミュニティにいないからなじみがないだけです。人の勝手です。

ITエンジニアガンダム、JTCのゴルフ営業サウナ

エンジニア勉強会けものフレンズまどマギの話を持ち込んで、観ていないエンジニアが「知らねーよ」となる話が一時期頻発してましたが、いまガンダムがその枠になってるだけです。流行しているアニメの視聴がゴルフ接待のようになっている。

解釈余地を過剰に残す作品は「Qアノン」に似ている

Qがエヴァをパクったのか、エヴァ的なスタイルは昔からあるものなのか知らないが、意図的説明を省き解釈余地を過剰に残すとファン同士の解釈バトルを誘発し、それを収益化するYouTuberを生む。

Qドロップも思わせぶりで行間が多い。個人的には行間が広すぎるというのは上品とも知的とも思えず、不誠実で逃げを打っているとしか思わないが、このスタイルは「解釈やさん」に役割を与えるのでXのバズやYouTube収益などサードパーティーを食わせてやったり承認を分け与えてやったりすることができる。

解釈やさん」に多くを譲るほど、本体であるはずの作品は、単体では何を言っているのか全くわからないものになる。というより、何も言っていないのかもしれない。「解釈やさん」にアテンションを分配すること自体存在目的なのかもしれない。エヴァもそうだし、ジークアクスもそうだ。彼らは「解釈やさん」であるとか、「旧作オマージュ早押しクイズやさん」に活躍の機会を与えている。そのコミュニティ含めてエヴァ体験ジークアクス体験としている。

作品単体では意味不明であり、解釈やさんの主張も作中で一言も書かれていないような内容がたくさんある。はっきり言って、統失のような解釈が山盛りに溢れている。それを包摂しているのがカラー作品コミュニティになっている。

カラーアニメのようなものがなく、伝統宗教も崩れると、待っているのは薬物乱用(フェンタニル中毒になると1~3年で死んだりするようだ)か陰謀論ピザゲート事件のような現実発砲事件も引き起こす)の隆盛であると考えると、カラー作品が主導するコミュニティは素質がある人々をフィクション消費の範囲内で包摂する「防波堤」なのかもしれない。

しかあくまオウムやQアノンよりマシという消極的評価であり、カラー作品解釈に多くの時間を費やせることが教養であるとは少しも思わない。マウントアイテムにもならない。リストカット自慢やOD自慢のように、自慢されても羨ましくない。カラー作品行間を噛み締めることに時間を使わないとやってられないような人生が羨ましくないんです。マシ、防波堤必要悪、です。

2025-06-19

そもそもガンダムにおいて「当時の空気感を知らない人とでも分かり合える」のって半分ぐらいでしょ?

以下、リアタイじゃないと伝わりにくいポイント

ファースト勧善懲悪じゃないロボットアニメゾルラークっぷり

Z→富野アニメ史においては「出戻り」に当たること

ZZ→第1話やOPの「ふざけすぎだろ!」な空気、終盤の「重すぎだろ……」な空気

逆シャア→垢抜けた空気に反して次期的にZZと地続き

ポケ戦→逆シャアまでやってから0080に戻るという時系列。プチジークアクス状態

0083→上に同じく。アクシズ落としてからZの設定補強が始まるのマジで

F91→企画が縮小されて映画になったけど結果的キレイに収まったこ

V→ライブ感の凄さ

G→ガンダムシリーズ終わったな感。

W→オッサンオタクによる強烈な拒否反応

08→一年戦争部隊だけどUC作品の中ではかなりの若手ってこと

X→打ち切り空気

∀→「これ大丈夫なの?ハゲもうヤバイのでは?」から評価反転

Gセイバー→今も昔も色物扱い。一周回った安定感がある。

SEED→W以上の拒否反応と「まあガンダムってもうなんでもありだしな」という諦観

DESTINYファンが次々アンチに反転していく地獄絵図。ガンダムアンチブームの本格的な始まり

グルー→今は完全にネタ扱いされがちだけどヅダビルドルブも硬派扱いでしたよ最初は割と。

00→最初期の超強烈なバッシング。その反動により割と高めに収まる最終評価

ユニコーン→当時の基準だと映像マジでヤバイぐらい凄い。この辺りからガンプラデフォでどんどん高くなりだす。

AGE→今どういう扱いされているのかが分からん新規履修の話を聞かないんだよなあ。

Gレコ→めちゃムズ。映画版で分かりやすくなった所から解説記事とかも増えたけど当時は意味不明ですよね記事ばかり。

オリジンサンボル→ガンダムまじでオッサンコンテンツやんけ。実は若手の入口を兼ねていた説に皆少しずつ気づく。

オルフェンズ→汚名返上した一期から、二期で完璧汚名挽回伝説に。今はもう予備知識0で見るの無理そう。

魔女→毎週見てる時はタケモトピアノとかクソ面白かったけど通しで見るとダレてる感じがあるの不思議よね。

ナラティブ→ナ・ニ・コ・レ?公式バカ組体操画像による汚名挽回できていたのか?

ハサウェイ→このアニメ風評被害が凄かったんだねえ。フラットイメージで見れる人達が羨ましいよ。

ドアン→え?→意外と面白かったね。の流れって今も一緒なのかな?

SEED FREEDOMガンダムSEEDが20年前?フェルン、それは流石に嘘だよ。←リアタイ組、全員これです。アラサー含めてボケジジイしかおらん

2025-06-18

anond:20250618181650

そのオリジナルロボットアニメ社会現象になるくらいヒットしてるのは無知なのか遠回しな皮肉か何かか分かりにくいよ

anond:20250618114538

描きたい内容が何であれ制作側のセンス能力が単純に足りてない様に感じた

もしこの会社ガンダムじゃなくて普通にオリジナルロボットアニメ作ったとしても残念な出来だったろう

2025-06-13

anond:20250613101424

そもそもガキが体張って戦う時点で政治的正しさとは食い合わせが悪すぎるので

そこを徹底しちゃうともうロボットアニメ自体鉄人28号からシンカリオンまで全部パーなんだよな

2025-06-12

ジークアクスは「中年男性が軽薄でも良いじゃないか」というアニメ

ジークアクスはキャラクターの死が軽い。作品自体が「アムロでなくシャアガンダムを盗んでたら」というifの二次創作であり、

分岐ややり直しが容易にできるゲーム感覚ベースになっているのもあるし、制作側がアニメオマージュセルフパロディを繰り返して「アニメを模したアニメ」として現実から非常に遠ざかった記号化の極みにいるというのもある。

別に日本二次元カルチャーを叩きたいのではない。こういうゲーム的だったりマルチバース的な感覚に基づいた作品作りはアメリカヒーローもののほうが先行しているからだ。

キャラクター描写も浅い。行間が広い、余白を残してある、といった美化した解釈が難しい「落丁」に近いような雑さ。カット繋ぎが滑らかでなく、総集編のような粗い繋ぎ目の急展開。

10話ではマチュのケツカメラからシャリア壁ドンへの繋ぎが酷いものだった。9話の予告に壁ドン赤面を入れてバズらせることが重要であり、キャラクターの動きを自然にすることには意味がない)

から短いわりに内容が濃かったと視聴後に感じるのではなく、視聴しながら「詰め込まれている」という感覚を常に覚え続ける。

作品として何が言いたいのかも軸がなく毎話うろうろして繋がっていないし、12話という尺が限られているなかでマチュ娼婦落ちなどの夏コミネタ提供と、SNSバズネタ提供ガンプラ販促を行わなければならないという、『ノルマ』の存在けが感じられる。

しかしそれこそがミーハーオタク中高年男性が今求めている流行りのコンテンツであり、底が浅かろうが楽しければいい、なぜ中高年男性は深みを持っていなければならないのか?という問いにも感じられる。

元ネタ乃木坂何が悪いのか?アイドルの何が罪なのか?ジャニオタ女子と同じように「若い、ビジュの良い異性のガワ」に中高年男性が喜んでいたとして何が悪いのか?

連想したのはハンチバックである。これは重度身体障害者主人公とした小説で、主人公思考・発想などが信じられないほど性格が悪い。ネタバレにならないよう一応詳細は伏せるが、はっきり言って腐っている。怠惰系の屑さではなく、積極的・加害的に腐っている。

しか障害者女性天使のように心が美しいものである、という24時間テレビ的な圧力幻想・期待に抗って、フィクション世界では非常に尖った「性格が腐っている」という女性障害者像を打ち出したという点で、高く評価されるべき作品である。これは解放である

ガンダムジークアクスも、中高年男性への「中身があるべき」という圧力幻想・期待から解放につながるのでは。ガノタリアルロボットものに対して「深みのあるキャラクター描写であるとか「説得力のある政治描写」があると言い張ってきた。

しかし、ジークアクスには明らかにそのような重さはなく、二次創作マーベルっぽいマルチバース妄想女子高生オリキャラ女子高生がいきなり男の前で下着になったり、目が死んでいる子ども娼館にいたりするエロ

バスク・オムがどうたらという旧作同窓会的な大騒ぎ、毒ケーキという雑すぎて二次創作で騒ぐしかないネタモブが大量に死んで「大きな爆発のパワーを感じる」という小学生感覚おかしみ、などなど

ひたすら軽薄でミーハーでバズ的で、オタクのおじさんの文化祭的だ。おじさんだって中身が無くて良いのだ。ゲームのような大量死面白がって良いのだ。

やりたいことは結局、射精と、つるんで騒ぐことと、ロボットおもちゃ遊びである子供向けロボットアニメリアルロボットは違うという主張を必死で行っているグループもいるが、さすがに無理がある。

ガンダム収益化のコアは、ロボットおもちゃ遊びであるガンプラが売られているコーナーは玩具のコーナーであるロボットおもちゃ男児が遊ぶもので、いずれ卒業するものとされていたのを、

一生卒業せずにおじさんになっても遊び続けられるようにして少子高齢化社会適応したのがガンダムである

水星魔女には外国人に売って市場を広げようとした努力が感じられたが、海外のLGBTQ+活動家が度が過ぎた暴れ方をして複雑な状況になってしまった。ジークアクスには水星魔女で見たような海外目配せの試みは感じられない。完全に国内高齢層を向いている)

視聴者おもちゃから卒業したくないから、ファーストは終わらせてもらえずにZ、ZZと続き、マーベルのようなマルチバースに至った。それが2025年ガンダムである

中身が何もないことについて、SNSでつるんで騒いでいて良い。エロと露悪という、浪人生が好きそうな内容で一生騒ぎ続け、現実では友達がいない分SNS集団になって騒ぎ、一歩も成長していないままおもちゃ遊びをしていて良い。

これはおじさんの解放であるガノタ必死衒学的に理屈をこね回して深い人間であるふりなどしなくて良い。オリキャラJKパンツと、乳比べと、おもちゃが好きなだけの軽薄な人間で良いのだ。論理的である必要性もない。

40歳なのに、ずっとガンダムの話してるの!」これの何が悪いのか?という無条件肯定である

ガンダム普通アニメと違って深いから良いのだ」こういう言い訳は要らないのだ。深いオタクであるふりをしなくて良い。懐かしいオマージュ早押しクイズと、JKの乳と売春と、ロボットおもちゃだけで良い。

重度女性障害者天使のような性格をしていなくてはならないという客体化の圧力を振り払い、腐った性格を打ち出したハンチバックに似た、これは「軽薄おじさん」「空っぽおじさん」「無成長おじさん」完全解放金字塔だ。

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