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はてなキーワード: 作風とは

2025-01-14

最近アニメまらなくない?

異世界転生飽きたとは言わないけど、序盤の展開が同じすぎる

似たようなギルド嬢にパーティメンバー

1クールだとクライマックスも大したことなく終わるしさ

ウェブトゥーンが不調というニュースもよく見るようになったけど、こんな単純な作風すらパクれんのか?

世も末だな

2025-01-11

僕ヤバ30話まで読んだけど全然おもしろくならないんだけど?

気持ち悪い主人公に全く共感できない。

品がない上にどこにでもいそうなつまら価値観主人公

展開もヒロインモデル美人ってだけで惚れる理由面白くない。

桜井のりお作品ってどれもチャンピオン独特の空気を読ませる作風ギャグストーリー自体オマケみたいな所があるけどそこが俺には合わねえんだよなあ。

キャラを読ませるタイプ腐女子が書いた二次創作みたいな漫画はやっぱ苦手。

コッコみつどもえも30話ぐらい読んでしんどすぎて辞めたけど今回も同じだったわ。

これマジでいつ面白くなるの?

30話読んでつまらんかったらやっぱずっとつまらんだろうな。

2025-01-08

anond:20250108105353

MGAの何がダメなの?

というかその中でばうんでいだけが作風が違う

月もまあそこまで凝ってはないだろうけど基本音理論歌詞を乗せてるだけ

その中でミセスだけを嫌う理由がわからない

歌詞が爽やかだから

芸術家作家

同じことを繰り返してやれば

そのうち、作風が定着し

公衆批判されたり、肯定されたり

世間に影響を与える有名人になる

ある日のある時にある道路のど真ん中に椅子を1脚置くと警察に捕まることになるだけかもしれない

だけど、量を変えれば犯人芸術家か全く違う結果になる。

まり量が一番大事

2025-01-07

anond:20250107133228

そこまで消化力のないゲーマーというかユーザーだったら

リリース時期がいつであれ大作の運営ゲームをやること自体向いてないんじゃないか

初期からやってても未消化が増え続けて勝手ストレスを感じてしまうだろう

そういう人は普通に買い切り札束バトル系ソシャゲの方が向いてる気がする

個人的にはコンテンツを消化できるかどうかよりも(その部分は自分で折り合いつけられるから)、作風自分にあってるかが最重要だと思う

合ってれば原神みたいなやや古いゲームでも全然いまからやって遜色なく楽しめるから

2025-01-03

実写作品苦手だったけどニチアサ特撮で治った話

から実写作品が少し苦手だった 

もちろん全部というわけではないが、恋愛系のすれ違いで喧嘩するような感情描写オフィスもの社会派系などによくある人が追い詰められる描写アクション系の人が過度に流血する描写などが心に負うダメージが大きくて敬遠しがちだった。

しか映画は2時間ドラマも基本1時間あるのもキツかった。

苦手になった主な原因は、ドラマ嫌われ松子の一生」だと思う。親が見ているのを一緒に見てしまい、大人世界怖いな……と怯えていた記憶がある。

ハリーポッターも一作目を観て怯えてしまったのでもともと実写耐性がなかったのはある。

アニメ漫画だと同じような描写でも、次元が違う分緩和されるのかある程度は平気。

唯一好きだったのは探偵ドラマ。あまり感情面で揺さぶってくることがないのであまり心にダメージを負うことがなく好んで見ていた。

そんな折、数年前ニチアサ(戦隊シリーズ)を見始めた。小さい頃は朝が起きれず通っていなかった。

見始めたきっかけはネットで話題になっており、気になったからだ。(わりとニチアサは定期的に話題になっているイメージがあるが)

最初実写作品か……と身構えていたのだが、話数が進むうちどんどんとのめり込んでいった。

勿論単純に筋が面白かったのもあるが、ニチアサ子供がメインターゲットが故か役者の演技が少しオーバーマンガっぽい。作風も私が見たものコメディのような回も多かった。その上時間も30分なので、継続的に見やすかったのだ。

序盤は結成したてでキャラ同士がまだよそよそしかったり衝突したりして、そこは若干心にダメージを負いつつ見ていた。しかし、中盤以降キャラ関係性が固まりお遊び回みたいなのが増えたタイミングで一気に好きになる。

キャラ愛着が出たが故に、終盤のクライマックスによるハードな展開も夢中で見てしまった。

そして全話見終わる頃には「なんか実写平気だな」といつのまにか苦手意識が薄くなっていた。

そのおかげで最近は気軽に実写のドラマ映画を見られるようになった。

仮面ライダーシリーズも気になっていたのを見た。やっぱこっちの方が少しハードな展開が多い。

というわけでニチアサには感謝している。

2025-01-01

エロ同人描いちゃいけない競馬ゲームエロを描きたいんだよ

それもドギツイ奴ね、イチャラブじゃねえぞ

Xで文章チキンレースして遊んでる連中(同じクラス成田さんと僕くんとか、陵辱・乱交示唆の救出失敗とかい隠語使うような)を大喜びさせる、どころかちょっと引かせる位のやつをな

分かるか?俺の本来作風はそこら辺なんだよ、ウマだけお行儀よく我慢してんの、怖いし

わかるか?他人の褌で相撲を取るイナゴ同人ゴロとしちゃとってもお利口さんだろ?でもそろそろオナ禁限界

普段から絵描き増田罵倒されて、絵描きを敵視する奴らに罵倒されて、AI界隈にも罵倒されて、ちょーっとムラムライライラ限界なのよ

イナゴは作物を食い尽くす」、その本領を発揮して、ジャンル焦土化ちゃうトリガーを引きそうなのよ、俺の†力†が目覚めつつあるんだ

誰か赤い靴みたいに俺の手を落としてくれ!赤い靴みたいに俺の手は勝手に動くだろうけどな!

ペンを握れば描いちまいそうだよ!穴や割れ目にぶち込まれるオスの†肉体侵略器官†を!ハァハァハァハァ!ヴッ゙!


年始からなーに書いてんだか俺は

2024-12-31

はてな匿名ダイアリー投稿の思い出 5/5


№41 おススメの焼酎梅干しが知りたい

anond:20230227214633

2023年2月投稿

昔の自分投影しました。

二十代の頃から焼酎ソーダ割が好きです。そこに梅干しシュートして、潰して飲むのが至高です。

しかし……若い頃はどの梅干しがいいのか全然からず、コンビニスーパーで買った既製品梅干しを使っていました。

そんな梅干しがおいしいはずがなく、せっかくソーダ割を作っても、数時間後には梅干し化学成分が溶け出して凄まじいマズさに変化します。

もういい年齢になるので、梅干しはどの会社のどの銘柄がいいとかわかるのですが、若い人にとっては厳しいのでは……と感じて日記を書きました。

ダイレクトマーケティングになりますが、梅干しは……Amazonだと、うめ海鮮紀州南高梅がいいです。できれば5月6月に買いましょう。昔ながらの通信販売会社だと『熊平の梅』になります製品ブランドだと『しらら』といったところでしょうか。



№42 私生活での行為理由とした不採用について

anond:20230313205548

2023年3月投稿

すまぬ、創作なのじゃ……80%純粋創作です。

就活中に、居酒屋やらかした子がいたのは本当です。

卯月氏がブコメ個人情報の一部を公開されたのには驚きました。

仕事において、人格能力のどちらが大事なのか? が気になりました。皆さまのご意見をうかがいたいと思いました。今では、どちらも欠かしてはならぬ両輪であり、比較自体が間違っているというものです。

日系企業場合は、人格や人柄がいいと、能力不足でも生き残りやすいのは確かです。職場に居るだけで周囲にいい影響を与える、というのが理由です。

モデル人物解説などを期待していた方、誠に申し訳ございません。

最後天丼

質問などがあれば答えます



№43 本当のコスパって何?

anond:20230314211256

2023年3月投稿

自分のことを取り上げました。

この日、インフル気味の風邪で寝込んでいました。

さりとて栄養を摂る必要があったため、朝一番スーパーに行きました。体はだるく、何を買おうか相当迷ったのですが、お刺身うどんを買いました。

それが……いつも食べている夜の割引ものと比べると、比較にならないレベルでした。凄まじい旨さです。

この時の感動を日記にしたいと思って筆を取りました。

熱はありましたが、布団の中でスマホポチポチとやって投稿しました。



№44 コンビニをやってるんだが助けてほしい

anond:20230314222946

2023年3月投稿

こちらはけっこう重たいです。

私が未成年の頃にあった出来事です。京都市の北の方にある実家に住んでいたのですが、近くのコンビニに寄っては立ち読みをしていました。

しかし、ある日の夜……私の隣の立ち読み客に、警察官が声を掛けたのです! 最初は「私かな?」と思って大変驚きました。

そのうち、そのお客さんですが……店内で職務質問をされて、パトカーに連れて行かれて、また店内に戻って、最後店長らしき人から出入り禁止を告げられていました。

その時、下世話にも私は、最後まで状況が知りたくて聞き耳を立てていたのです。

日記の内容は、概ねそんなところです。

未成年ながらに、世の中にはいろんな人がいるものだと感じました(小並感)



№45 在りし日のネットメンターに寄せて

anond:20230315190445

2023年3月投稿

過去自分を振り返って書きました。

ガラケーがあったと思います通信速度は今より遅めで、世代に言うと2Gでしょうか。

まだ大学生~若手社会人だった当時、いろんなブロガー日記を読み漁っていました。この投稿時は、それらの思い出をどうにかして絞り出し、好きだった書き手を紹介しようと思いました。

ブロガー問題ひとつに、引退というものがあります

若かりし日の自分が好きだったブロガーでも、年月を経るごとに作風が変わっていき、段々と様子がおかしくなり、仕舞いには引退してしまます

または、自分自身が年を経るごとに成長しすぎた問題も出てきます

子どもの頃に見ていたアニメ漫画を今読むと違う感動があるといった具合で、自分社会に出て成長したことで、好きだったブログ価値観卒業(超越)している、ということがあります

当時よく読んでいたブログの作者様一人ひとりに対し、感謝(ブログの供養)の念を込めて日記を書きました。


№46 自称出世コースの同期社員退職した

anond:20230319114030

2023年3月投稿

いきなり余談ですが、私の投稿日時が偏っているのは理由があります

例えば偶数月に日記を作り、奇数月に投稿するルール採用している年だと、このように特定の月に投稿が偏ることになります

さて、こちらの日記ですが、私はこれまで数多くの官公庁を廻ってきました。

国家地方も、役場文化はある程度わかります。この日記は、そのうちの出向制度について思ったことを書きました。

私が役場退職する前年のことです。ある1人の同期職員退職しました。総務省に長年出向していた職員です。

普通、国機関への出向というのは1~2年ですが、彼は4年目を迎えようとしていました。

地方自治体→国への出向というのは形式上は立派かもしれませんが、実態は違います

機関の中でも、総務省厚生労働省文部科学省その他の忙しい省庁の場合地方自治体の出向者のことを、無料で使える臨時職員として見ています霞が関では、長時間労働ストレスのある日々を送ることになります

詳しくは日記をお読みくださいとしか言えないのですが、地方自治体の方も、自分達がそのように利用されていることを知ってか知らずか――あえて不要職員を送り出して、長期働かせるようなことをしています派遣職員について、能力普通以上で、性格や人柄に難がある人が多いです。

別に辞めてくれてもいいよ、東京なら職がいっぱいあるでしょう」みたいな感じです。

本当に大事職員は、1年間しか霞が関に送りません。長くても2年が限度です。または、2年間に分けて4人(半年×4)といったペースで送り出します。

不毛だな」と、当時30過ぎだった頃の私は悲哀を感じました。日記で取り上げられている彼は、本当に不憫でした。



№47 没落した京大生の話を聞いてほしい

anond:20230321131216

2023年3月投稿

学生時代は、多くのアルバイトをこなしていました。最終的には2つまで絞ったのですが、そのうちのひとつマクドナルドです。

繁華街マクドだったので、多様な学生が働いてました。日記に出てくる彼は、私のアルバイト仲間です。年齢は一緒で、学年は彼が一つ下でした。

京都大学法学部に籍を置いていたのですが……いわゆる発達障害というものでした。2000年代前半にその概念流行っていません。早くても数年後です。

エピソードには事欠かないのですが……彼の名誉のためにやめておきます

彼は、人間関係では苦労することが多かったのですが、一生懸命に働いていました。私も彼を応援していた1人です。

京都銀行内定をもらったと聞いた時は、彼に居酒屋で御馳走してあげました。数年後に先斗町でばったり会って、「やめたんだ……」と聞いた時も、やはりレストランで御馳走してあげました。

彼の話を聞いているうち、私の方まで悲しくなってきました。彼の幸せを今でも願っています。願うことしかできないのですが。またどこかで会ったら、食事か飲みに行きたいです。

あの頃は、本当に懐かしい思い出です。彼は頑張り屋です。きっといい就職先が見つかっていると信じています



№48 この世界には『養分』が必要だよな ※ラストです

anond:20230327221030

2023年3月投稿

監獄誕生』という書籍を読むことがありました。ミシェル・フーコーのいわゆる名著です。

読了後に、それらの概念テーマにした日記を書いてみようと思い立ちました。

内容的には、世の中の残酷な仕組みを取り上げつつ、『監獄誕生』に出てくる場面で結論にもっていくという流れです。

実際、世の中のルールに従うか逆らうかは、当人に委ねられています

学校教育では、社会についての基礎基本を教わりはします。しかし、それらを受け入れるかどうかは、あくま自分で決めないといけません。

私が思うに、成熟した社会というのは、法律に反することまで含めて織り込んでいるのではないかと感じます

法律常識に反するのは、よくないことかもしれません。しかし、無秩序もまた秩序のひとつなのでは? と、日記を書いている最中に感じたのです。

ルールに反する行為というのも、人間の生き生きとした力の肯定ひとつにほかなりません。そんな考えを抱いている時点で、私が公務員に向いていなかったのは間違いありません笑



最後に)

これで終わりです。

ここまでお読みいただいたあなたには、心の中で感謝スターを上程いたします。

またお会いすることがありましたら、その時は何卒よろしくお願いします。

来年幸運を願って、2020(午後8時)に投稿します。余りの20分はスルーしてください…

1/4追記感謝スターカラーは、カオスにちなんで"ブラック"にします笑

1/4追記② 一足飛びにでも、ここまで読んでいただいたあなたが大好きです😁

はてな匿名ダイアリー投稿の思い出 3/5


№21 セックス最中相手の体でオナニーするのって普通だよな?

anond:20210602212201

2021年6月投稿

行為中に考えることについて、自分だけなのか? と感じる習慣を文字しました。

セックスをしている最中相手が違う人間であると考えながらするのは、果たして一般的なのかということです。

悪い言い方をすると、相手身体自慰行為をするということです。

私の場合は、数回に一度やってる程度です。キスとかの目を閉じている場面、相手背中が見えている体位の時、そういうことを考えたりします。

誰を想像しているかは恥ずかしくて言えないのですが、私にはそういう習慣があります

皆さまはいかがでしょうか? 悲しいことは言わないでください。



№22 木屋町にあるキャバクラ黒服仕事をしていた

anond:20210716220542

2021年7月投稿

大学生だった時の記憶を思い返して、日記にまとめました。

数万字の増田日記を書くのはこれが初めてです。

大学生だった当時、京都市内の木屋町という歓楽街クラブで、黒服(ボーイ)のアルバイトを約四年間してました。ほかに付近居酒屋などでアルバイトをいくつか。

今は跡形もありませんが、その名も『CLUB ZOO』という老舗でした。大手芸能事務所経営母体クラブです。繰り返しますが、今では跡形もありません。

当時の求人情報誌には「当店が木屋町で№1です!」と書いてありました。まさか本当だとは思わず面接を受けに行きました。

あの頃は、まだ19才でした。世の中がなんでも楽しくて、初めて見るものがたくさんありました。夜のお店のお仕事だってそうです。刺激的でした。

日記については、「あの時は確か……?」と必死記憶を思い出したり、当時のリアル日記を読み返したりして、まとめました。



23 出入り禁止にしたいお客さんがいる

anond:20210806222049

2021年8月投稿

若手社会人の頃、会社帰りにアパート近くにあるスーパーを利用してました。

都市部で働いていたのですが、ほかのお店に寄ることはなく、いつも其処でした。

いろんなお客さんがいました。平日夜の同じような時間帯に来店する関係で、"いつものメンツ"みたいになることが頻繁でした。肉弾戦闘で半額惣菜を奪い合っていました。

そのうち1人のお客さんが、日記に出てくる男性です(※彼は肉弾戦闘には参加してません)。

この頃はセルフレジはありません。お会計をする間、その男性は女性店員さんと話をしていました。

別に店員さんとお話するのはいいと思います。ただ彼のよくなかったところは、違う店員さんともお話をするところでした。

「おい、あんた……そんな節操のないことをしてはダメなのでは??」と、若かりし日の私ですら感じました。

結局、彼がどうなったのかわかりません。ある日、スーパー正社員と思しき人と夜の店内でバトルになっているのを見ました(※肉弾戦闘ではありません)。

それ以降に見ることはなくなりました。出入り禁止になったのかもしれません。



24 聖書を読み終えた

anond:20210922213336

2021年9月投稿

自宅を掃除していると、本棚に旧約・新約聖書があるのを見つけました。とんでもない分厚さでした。二千ページ以上はあります

でもこれを、大学1回生だった頃の私は、半年以上かけて読み切ったのです。

聖書の中には、特に旧約の中には、素人ながらに「それは……ひょっとしてギャグで言ってるのか!?」と思わざるを得ない描写が多々ありました。放蕩息子など。後は、槍のひと突きで800人を刺し殺す凄腕の兵士がいて、今だったらFGOに参戦してもよいのでは!? というレベルです。

しかし、それを上回るほどの感動があったのも事実です。あれは壮大な文学書 兼 自己啓発本歴史記録なのだと思います

聖書全体ですが、日本語が極限まで洗練されている中で、神秘的なエピソードや、示唆に富むエピソード――ひとつの例として、士師記の中でサムソン活躍するあたりは、現代エンタメに通じるコメディ要素を感じ取りました。

懐かしいという感慨とともに、19才当時の考えを日記にまとめました。



№25 男性可愛い子が好きなのだろうか

anond:20220304213201

2022年3月投稿

わけあって日付の間隔が空いています

こちらの日記も、上にあるスーパーと同じ店でのことです。新卒で入ったリクルートで働いていた頃の思い出です。

会社帰りにあのスーパーに通っていると、見た目が瀟洒サラリーマンの人が、大学生くらいの女子店員に話をしていました。お会計の時に。

上の人とは違って、この人はいつも同じ人のレジへ行き、話をしていました。

女子店員の方も、まんざらではなさそうでした。お菓子売り場に私がいて、まっすぐの位置にあるレジへ向かおうとすると、その子レジの後ろからスッと、身体を覗かせてこちらを見るのです。

私の真後ろには、その男性がいました。「なるほど、そういうことか……」と気を利かせた24才当時の私は、空気を読んで違うレジに入りました。

それから悲しい出来事がありました。その男性がある日、違う店員のいるレジに入ったのです。あの子がいたのに!!

「なん……だと……」

と、BLEACHキャラ並みの衝撃を受けた私があの女子店員を見ると、残念そうに俯いていました。

嫌な思い出になりましたが、何らかの学びを得たのは間違いありません。

そのお店ですが、今ではウイルス除けの透明壁が付いて、店員さんと話をしにくい構造になっています



№26 指定校推薦は優れた入試制度である

anond:20220304224309

2022年3月投稿

上記日記の冒頭にツイート引用してあります。これが執筆動機になりました。

先のマッチングアプリ記事紹介の際、異業種交流会の話をしました。商売目的ではない緩めのイベントです。

この時、民間企業の人だけでなく、大学職員といった準公務員や、純粋公務員の人も参加していました。

メルカリ中の人と楽しく話をしている最中慶応義塾大学事務職員が会話に入ってきました。

商売の繋がりが目的でない異業種交流会なので、できるだけ離れた業界の人との話が楽しみでした。

ところで、その彼が語ったのは……よく言えば赤裸々、悪く言えば守秘義務違反に等しいレベルの生々しいお話でした。それがずっと続いて、当時の私は辟易しました。

いや、悪い思い出だったとは言いません。実際、刺激的なお話でした。ただ彼にとって想定外だったのは、私がそれを日記としてまとめたことです。



№27 会社員が仮想通貨投資と向き合っていくために

anond:20220502212036

2022年5月投稿

前回株式投資のことを書いたため、今度は仮想通貨投資について書いてみようと思い立ちました。

これからビットコインなど仮想通貨を始めようという方は、しばらく待った方がいいかもしれません。この執筆時点と比べると、世界的に仮想通貨が受け入れられています

日本でも、将来は税率が一律20%になったり、アメリカのように仮想通貨ETFが出てくる可能性もあります。それ以外にも金融商品がいくつも登場することでしょう。

から買われる方は、積み立てタイプで毎月一定額を投資するスタイルがいいと思います。間違ってもレバレッジ取引には手を出さないように。あれはFXと同じく、投機であって投資では決してありません。



28 焼肉屋で後悔をしたこと

anond:20220502221211

2022年5月投稿

大学生の頃にあった印象的な出来事をまとめました。

いつかやろうと思っていたとか、そういうのではありません。ある日、急にあのおじさんの思い出が蘇ってきたので、執筆に挑戦しようと思い立ちました。

こちらの日記に出てくる土木会社のおじさんですが、私が歓楽街アルバイトをしていた居酒屋木屋町にあったどんがまと言います。今はもうありません)で、よくしていただいたおじさんです。

気のいいおじさんで、会話が盛り上がると、お店のシフトが終わった後でお酒食事をおごってくれるのです。私がお金を出したことは一度もありません。

ただ、こちらのおじさんですが、たまに反社会的なアレなんじゃないか……と感じる場面がありました。詳細は日記内にあります

当時(約二十年前)の木屋町は、暴力団員半グレ普通闊歩しており、警察官鉢合わせても動じることはありませんでした。深夜になると、酔客が高瀬川沿いの往来で取っ組み合いのケンカをするのが風物詩でした。大晦日になると、お酒に酔った若人が、友達を……小橋の上から高瀬川に突き落とすのです😭

悲しいことに、天下の往来での殺人事件も起きています。今でも犯人は捕まっていません。

現在木屋町は、平和です。お巡りさんの待機人数が昔に比べると明らかに増えており、高瀬川沿いの街道をガラの悪い連中が闊歩することも(ほぼ)ないです。



№29 女性の瞳を見ることができない

anond:20220502214152

2022年5月投稿

今の会社新人の頃、お世話になった先輩の思い出を綴りました。№4の先輩とは別人です。

今の仕事の詳細は言えませんが、現場が多い不動産仕事です。最初の配属先は、不動産関係商業登記を取り扱う部署でした。

同じ職場に、ある先輩がいました。その先輩は、私が中堅どころになる頃に退職したのですが、記憶が残っている時間もそう多くはないと思い、まとめてみようと考えました。

一言でいうと、モテる先輩でした。イケメンというよりは、気遣いができる人でした。

他人マウントを取ったりしませんし、愚痴や泣き言も言いませんし、相手の話をずっと聞いてくれる人でした。

そこまでお喋りをする方ではありません。本当の優しさをもった先輩でした。今でも尊敬しています

その頃の思い出を、ひとつずつ思い出しながら日記を書きました。

先輩視点第一人称は、物語として大変難しかった記憶があります



№30 面接で嘘をついて商社内定した奴を懲らしめたい

anond:20220622205855

2022年6月投稿

大学回生の時のことです。不定活動イベントサークルに在籍していたのですが、そのメンバーの1人に、悪い噂が立ちました。

噂の証人が言うには、その悪いメンバーというのが、サークル活動の中では地味な役割だったにもかかわらず、とある企業面接の場で「リーダーをしていました!」と真っ赤な嘘をついていた、というものです。

これ自体特に思うところはありません。就職活動面接でどのように振る舞うかは、完全に自己責任です。

本人がやっていないことを「やっていました」と発言しても、入社後にどうにかできるのであれば、本人の責任で行えばいいと思います

しかし……「真っ赤な嘘をついてまで入りたい企業があるのか?」が当時の私には疑問でした。今もそうです。

そんな疑問への答えに近づくために、サークルの噂の証人だった女性視点に立って日記を書きました。

その後の顛末は、別の日記でまとめています



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【閑話③】よくブクマしてくれる方 ※順不同

ブックマーカーへの感想です。

以下の表中のコメント回数(期間:2019.122023.3)ですが、概算になります

データは整理していますが、専門的なスクレイピングデータ加工はしていません。ご理解ください。

コメント回数は、すべて「少なくとも」です。確実にこれだけの回数があります

ブクマカ名個人の感想などコメント回数
おたまじゃくしの人いつも登録ありがとうございます7
林檎の人小説系によくブクマをされてます0
青い目の女性私の作風を完全に見抜いておられます5
宮内女氏恋愛ネタや、バイオレンス日記によくコメントされます。いつも感謝です笑8
ピンク背景の女性経済社会を取り扱った作品によくコメントされます(^^)2
メガネの人不愉快にさせていたら申し訳ありません( ;∀;)1
エイリアンの人不愉快にさせていたら申し訳ありません( ;∀;)2
ゆゆゆのキャラの人不愉快にさせていたら申し訳ありません( ;∀;)3
ピンク髪の女性の人不愉快にさせていたら申し訳ありません( ;∀;)4
メガネおじさん社長評論系をよくブクマされます小説も。楽しんでいただけたなら幸いです1
スター数1位の人実はほとんどブクマをいただいてませんが、ひとつトップブコメがあります4
たんじろうの人から多くのジャンルコメントいただきありがとうございます😭2
口紅女性感動系の日記小説において、キリッと雰囲気を締めるコメントをされます3
マフラー女性いつも含蓄のあるコメントをいただいております2
紫の女性いつも鋭いご意見ありがとうございます釣りを見抜く天才です笑3
ヘルシェイク最近ブクマいただきません。熱量のあるコメント感謝です2
関内関外日記の人ほどよい絶望感のあるコメントをいただくことがあります😰3
ハックルベリー女性感情がそのまま出ていて、よきブクマコメントです('ω')5
本に栞を挟む女性社会問題を扱った作品コメントされますはてブ高知性です2
すみっコぐらし私の作品が読めるのははてなだけです笑1
あごひげ眼鏡のおじさん成熟した大人のご意見です。小説風の増田コメントを書かれます2
ゆとりずむの人たまにコメントされますスマートなご意見です。私と同じ年齢……?2

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はてな匿名ダイアリー投稿の思い出 1/5


大晦日に失礼します。

これまで多くの作品はてな匿名ダイアリー投稿してきました。

2019年12月から投稿を始めております

今回、このようなまとめ記事を書こうと思ったのは、よい区切りだと思ったからです。

例えば、学校というのは、概ね三年程度で卒業するのが一般的です。

私も投稿開始から約四年が経った頃、2023年の秋頃からでしょうか。ある程度のまとめを綴ってみたいと思い立ちました。が、会社員生活副業で忙しく、時間が取れませんでした。

まとめを綴るよりも、思いついた作品を書いてみたいという本能の方が強く、書けずじまいでした。

まれる人にとっても、到底読み切れない量であるのも悩みの種でした。

この度は、日常生活区切りとなる出来事が間近に控えていること、今回を逃したらいい時期がさらに遠のいていくこと、皆さまにとっても時間が取りやす年末年始ということで、いわゆる増田作品のまとめを寄稿します。

本まとめの作成要領(ルール)は、次のとおりとしています

作品選び・紹介のルール

1. 作者(私)にとって"思い入れのある"作品とする。ブクマコメント数は関係なし

2. 投稿時期は、2019年12月2023年3月

3. 投稿本数は、計48本+α

4. 作品紹介文は、概ね600字以内とする

5. ブクマカの名前はぼかした表現とする

  (例 青い目の女性おたまじゃくしの人、宮内女史など)

私の作風等につきましては、作品紹介の中で適宜説明します。

スマホでも読みやすいよう、改行は多めです。



作品紹介に入る直前に、今回のまとめの一番最初きっかけです。

ロマンシング サ・ガ2】のsteam版です(リベンジオブザセブン)。

吟遊詩人が、酒場で詩を奏でる場面で物語スタートします。

ここに始まるは、遥かなる戦いの詩。偉大な帝国と麗しきアバロンの詩。

そして、代々の皇帝とその仲間達の詩。

この詩をうたい終えられるよう、精霊よ、我に力を与えよ!



元々はスーファミソフト(1993)です。今年10月リメイク

序盤をプレイしていたところ、私にとっての『詩』と、詩人の言う『精霊』が何なのかを考えることがありました。今しか機会はないだろう、と決心しました。

作成12月に入ってからです。年末投稿に間に合うように大急ぎで作りました

至らない点は多々あります飛ばし飛ばしでも、興味のある方はお読みいただけると幸いです。

(以下本文です)



№1 心臓がすり潰されてる感じをどうにかしたい

anond:20191221115245

2019年12月投稿

投稿作品です。人生最初ブクマカはおたまじゃくしでした。

なぜ、はてな匿名ダイアリー(以下「増田」とする。)に投稿しようとしたのか。

自分でわかるだけの理由ひとつだけあります

この作品に出てくる女性は、実際の人物モデルにしています

私がまだ二十代の若かりし頃、その同僚の女性が苦しんでいました。

同じ部署であり、間近で見ていたのですが、何もできませんでした。結果は悲惨でした。

その頃の後悔を、どうしても文字にして表現したい思いがありました。

結局、その子社会人三年目で辞めました。本人にとってはよい選択だったと信じています

でも、あの子が不幸な目に遭うのを目の当たりにして、私にも実はできたことがあって、あの子には別の道もあったのではないか、と小太りの下級管理職(ロワーマネジメント)おじさんになった今でも夢に見るのです。

この作品以外にも、彼女モデルになっているものがいくつかあります



№2 俺がモテるってどうして早く教えてくれなかったんだ?

anond:20200128205241

2020年1月投稿

この頃は精神が病んでおり、精神病質的な日記を書くことがありました。

こちらはその一つです。

私の日記スタイルとして、実在人物について、この目で直接見言動記述するというのがあります

今回、まとめた作品のうち、他者を題材としたものはすべてそうです。

稀に完全創作もありますが、基本はノンフィクションです。私自身がその人に成り代わって書く、というやり方――私が幽霊になって、その人に乗り移って日記を書いてるイメージです。

この手法を、私は勝手ゴーストライド(Ghost Ride)と呼んでいます

さて、この日記について。私が二十代後半の頃、京都市内にある役場に勤めていました。中途採用

最初に配属されたのは府税事務所です。新卒世代の子と一緒に税務の仕事をしていました。

其処には善き人もいれば、反対にそうでない人もいました。

この日記で取り上げたのは、公務員人生最初の先輩です。年は離れていましたが、公的メンターとして指導いただきました。

その仕事ぶりは、まさに破天荒でした。

若い頃に市町村役場採用されたのが公務員人生スタートらしいです。公務職場現場仕事をしてきた経験が、その後の事務職としての府税徴収仕事に反映されてました。

一方、はっちゃけ性格の方で、何度か処分歴があったのも事実です。彼自身から飲み屋で何度も処分を受けた時の思い出を聞きました。本人いはく、信念に基づいた結果としての処分は……勲章らしいです笑

私が民間企業に居た頃は、公務員というのはキレイにまとまった方ばかりだと思っていました。

この先輩のことは、今でも思い出すことがあります

その節は、ご指導いただき誠にありがとうございました。



№3 地方公務員だけど、正直言ってコロナウイルスには感謝している 

anond:20200430220802

2020年4月投稿

こちらは、コロナウイルス流行り始めた時期に、もし私がまだ地方公務員で、あの仕事をしていたとしたら……? という想定で書きました。

この日記では、定額給付金のことを扱っています

かつて、新型プリウス流行った折に、国民全員に定額給付金10万円がもらえることがあったと思います。今から四年前とは信じられません。もっと最近だった気がします。

すでに公務員を辞めて民間転職していた私ですが、交付事務が「失敗する」ことを予想していました。

というのも、このレベル事務というのはエクセルなどではなく、それ専用のシステム管理しています

経験上、システム運用においては、申請手順のわかりやすさとか、申請用紙の書きやすさとか、そういう点が不十分です。住民企業登録情報が誤っていることすらあります

交付事務で多くの失敗が出た地方自治体というのは、国が推奨するシステムを使い、電子申請をするやり方をメインに採っていました。

旧来通りの紙申請推していた地方自治体は、まだキズが小さかった記憶があります

民間企業でも公務職場でも、いくら上が推奨するからといって、何が正しいか考える姿勢を忘れてはいけません。



№4 恋愛に一番大切なのは人間への興味』だと知った 

anond:20200615205925

2020年6月投稿

こちらに出てくるのは、私が公務員を辞めた後、次の転職企業出会った『すごくモテる男性』です。

彼を主人公に据えた増田作品は、これ以外に少なくとも三点あります。それくらい特徴的な人でした。

彼は、私の数コ上の先輩でした。同じ職場の。あまり喋らないキャラでしたが、必要な場面では冗舌でした。

普段は寡黙なのですが、いざ喋り始めてみると、超然としつつもクールキャラで、堂々としているのですが……自分の話にすら興味がないのが伝わってきます

ブコメで「スキゾイド」という見事な洞察がありました。

ところで、見た目のよい方でした。藤木直人福山雅治山崎賢人中村倫也、その他ジャニーズの有名どころと肩を並べても……見劣りはしないでしょう。見劣りしたとしても、ほんの僅かです。

同じ会社事務員♀の方々からも人気でした。しかし、そっち方面の噂は聞きません。

この人と一緒に仕事をしているうち、実は猫を飼っていることがわかりました。

本人は「チンチラも飼ってみたい。山を歩いてるけど、野生のチンチラ見つからないよ」と、同じ車内で冗談を言ってました。

今では職場が離れましたが、まだ同じ会社に勤めています。未だに結婚はしていないようです。飲み会を利用して女子社員を紹介したこともあるのですが、あまり興味なしでした笑



№5 とある人事部長の後悔を聞いてほしい

anond:20200828203511

2020年8月投稿

この頃は、精神的に不安定な症状が落ち着いていました。今もなんとか。

こちらの日記は、昔に祖父から聞いた話です。

私には子どもの時の引っ越し関係で、地元と呼べる市区町村複数あります。そのうちひとつ広島県福山市でした。

祖父新卒から定年まで福山市役所で勤め上げた人間で、まさにチャキチャキの地方公務員です。

私が高校生の頃、祖父が住んでいる田舎の一軒家で、夜に食卓でくつろいでいました。すると、隣にいた祖父がいつの間にか酔っぱらっていました。管を巻くというやつです。私の実父が諫めている様子でした。

その時の、祖父の無念そうな言葉が今でも耳に残っています

福山はのう、採用試験を受けに来た人間をのう、個人情報をひとりひとり調べとったんよ。生まれ場所も育ちも。そのほかも。それで合否を決めとったんよ。それを、それを松永の分をのう、わしにやらせとったんよ」

「悔しかったのう。悔しいよお。なんでそぎゃあなことを、せないかのんじゃ」

「でも上から命令じゃけのお。当時のワシはのう、さからえんかったんよ。情けないんじゃ!! 殺してくれ」

こんな具合のことを、お酒に酔って管を巻きながら、ずっと喋っていました。

当時の私はそれを聞いていて、可哀想とか、情けないとか、みっともないとか、そういう気持ちになりました。

今の私には、祖父の無念さがわかります

社会的によくない行為でも、組織の中では是となっていることがあります。ましてやそれをやりたくなかったのであれば、相当無念だったと思うのです。



№6 精神的に不健康作品コンテンツについて考えてみた 

anond:20200904203318

2020年9月投稿

この頃、手塚治虫が書いた自伝的なものを読んでいました。

その本の中で、創作でやってはいけないことがいくつか挙げられていました。

戦争災害犠牲者からかうようなこと。

特定職業を見くだすようなこと。

民族や、国民、そして大衆をばかにするようなこと。

社会コンテンツについて、政治思想アピールとか、人権軽視とか、人間同士が傷つけあうとか、そういう方向性は受けないのだと私は認識しました。

「あ~、だから近年のプリキュア(※2019前後意識)はネット意見割れているのか」と実感した記憶があります

自分がこれまで観てきた、読んできたコンテンツで、そういった『精神的に不健康な』作品群について考察してみたいと考えて日記を書きました。マズローの『完全なる経営』を底本としています

語り手は、二十代半ば頃の私自身をイメージしました。



№7 地方公務員を目指すはてな民面接突破法を教えたい

anond:20200923212241

2020年9月投稿

Twitterで、公務員試験面接に受からなかった人が歎いていました。

公務員試験関係ネット掲示板でも、どうしても面接に受からない人がボヤキを続けています

官民問わず面接試験で見られていることは同じです。ありていに言うと、

私たちの仲間になれそうか?」

ということです。自分を正直に出して、そのうえで不採用だったのであれば、お互いにwinwinということです。

しかし、どうしても入りたい組織があるなら、重点対策をするのもその人にとって大事なことです。そんな人に向けて、公務員試験面接で重視されていることを述べました。

構造面接」や「試験全体の標準化」というのが長年続くトレンドひとつです。

地方公務員試験面接官というのは、皆素人です。一次面接だと、各部署の責任者クラスが選ばれて実施しますが、何年も面接官をやっている人は稀です。

そこで素人感をカバーするため、彼らは専門のコンサルから研修を受けます受験者を公平・中立平等選考するコツを会得するために。

ということは、採点表が概ねどんなものかを知っていれば、対策可能ということです。

「この程度のことで悩む必要はないと思う。悩んでいる人がいるなら救いたい」という思いがあって、日記をしたためました。



№8 任天堂を辞めてから5年以上が経った

anond:20200930204140

2020年9月投稿

私が通っていた大学の同期で、任天堂株式会社内定を取った人がいました。

この大学だと、毎年1人内定が出れば多い方です。

彼は、特別な何かを持っているタイプではありませんでした。本当に普通の子でした。

しいて言えば、大学1回生の頃から熱中していることがありました。音楽イベントサークル運営だったはずです。

それだけでなく、ニガテな教科やゼミ活動があったとしても、ひるまずに、毎日シコシコと学びを続けて試練を突破するような、そういうタイプの人でした。

社会人になって約二十年が経ちますが、今では地道に努力ができる人が会社員に一番向いているのだと理解できます

その人は、任天堂を途中で退職したのですが、今は自分にとって健やかに過ごせる環境で働いています(はず)。最後に会ったのは五年以上前になりますが、幸せであることを祈っています



№9 もしかしてお米に寄生されてるんじゃない? 

anond:20201020205739

2020年10月投稿

当時、おたまじゃくしの人が私の日記をよくブックマークしていました。ほかの常連さんは少なめでした。

今回の増田まとめですが、Meryというテキストエディタに打ち込み始めるまでに、対象期間の日記をまとめ読みしました。コメントもすべてです。実時間24時間以上使いました。

その中で、ブクマコメントをいただいた方々に、できるだけスターを付けて回りました。緑スターと赤スターを多めにしました。

話は逸れましたが、作品紹介に入ります。まだ学生だった頃の思い出です。道路自転車で走っていると、二車線の車道を横断しようとするカマキリがいて、それを見守っていて……という流れです。

カマキリが車に轢かれると物凄い音がするとか、ハリガネムシ自動車カマキリごと轢かれても死なないとか、いくつもの学びがありました。


10 マッチングアプリ中の人だけど社会の役に立ってない感がすごい 

anond:20201026205330

2020年10月投稿

舞台となった出来事日記を書く約一年前。民間企業転職してそんなに時間が経っていません。

都内環境に慣れてきた頃、いわゆる異業種交流会に参加しました。商売メインじゃないやつです。

多くの業界の方が参加されていたのですが、その中で仲良くなった人にメルカリの方がいました。

今でこそ業界の一流ですが、当時はまだ混沌とした面があったようです。マスク転売事件の裏顛末を恨めしそうにぼやいていました。

その人と一緒に、マッチングアプリ運営会社の方もおられて、いろいろ話をすることがありました。

一次会でも二次会でも、その人達と一緒にお店を周らせてもらい、楽しい思い出になりました。

その日の夜に居酒屋お酒に酔って、はっちゃけた人々がした話を、日記に書き留めたのです。マッチングアプリの人の話が一番記憶に残ってました。

今でも楽しい思い出です。KさんTさん。その節はどうもありがとうございました。



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【閑話①】日記作りの方針その他

基本としている方針があります

先ほど述べたとおり、この目で直接目撃できたエピソードを主に描写します。

本人特定危険アリ、と判断したら本質に影響しない程度のフェイクを入れます

読者である貴方日記で読んだ人は、この世界に確かに存在しています

※本人が書いているという設定なので、コメント返信も行います

完全な小説などのオリジナル創作は、年に多くて三本程度です。

なぜこうなのかと言われると、「矜持」です。

オリジナル小説だと、私よりも世間一般小説家の方が上手です。おそらく敵わないでしょう。

だとしたら、自分立ち位置を定めて向き合いたい思いがあります

自分の天性にあったやり方が一番正しいやり方を。

純粋に、増田利用者ブクマカに喜んでもらいたい気持ちもあります

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※今回は連投しています。続きはページ左上から飛べます

2024-12-29

口の中を緑色に描いた絵師色覚異常なのが発覚

@K_Tsukuru296

こちらの件、ご心配おかけしております

以下拙い文章のことご容赦ください

本日眼科に伺い先生へ状況説明し、

詳細な検査はまた後日になります

「恐らく色覚異常であろう」とのことでした。

口が緑なのは作風ではなく意図もありません。

そもそも何でこの色が生まれたのか不明です。

http://pbs.twimg.com/media/Gf401wFaQAAssNs.jpg

http://pbs.twimg.com/media/GeRmYXOaoAAIPaW.jpg

いつも投稿前にはチェックはしてるんですが

「色が変」という違和感は感じませんでした。

また、頂いた反応を追って見るに

ずっと以前から色弱の節があったようで

まったく自覚なく絵を描いておりました。

(続く2/3)

いずれにせよ助言頂きました通り身体に関して

色々調べてもらったほうが良さそうなので、

引き続き病院にはお世話になろうと思います

落ち着きましたら改めて活動したいと思っています

この度はお気遣い頂きましてありがとうございました。

(以上です3/3)

パレット作り直しで緑になったが、前は普通の色を選択できてて気づかなかった

http://pbs.twimg.com/media/GPocKuoa8AApgmJ.jpg

自分作風をわかってない作者もったいない

ラブコメを何作か書いて読者がついていたのに、最新作を異世界ファンタジーにして爆死してる作者、自分作品の何が受けていたのか理解してなくてもったいない

基本的カテゴリ変えたら読者の獲得はいからやり直しと思った方がいい

さらに言うと、1回でもBL書いたら男性読者は二度とつかないと思った方がいい

それと性描写ありを書いたことがあるなら児童向け作品コンテストは諦めろ

ハーレムを嫌う女性読者は結構多いぞ

書きたいなら名義は別にするのが懸命だが、カクヨム複垢を認めてないので名義分けは難しい

投稿サイト別にして棲み分けしかないだろう

2024-12-28

『うちの弟どもがすみません』という少女漫画読んでる

女子高生主人公に、親の再婚によって4人の弟ができるという内容だ

長男同級生次男は1歳年下、三男は中学生、四男は小学生

設定だけ見ると全員に惚れられて逆ハーになりそうなところだが、長男しか恋愛しない

ツンデレ長男と両片思いになり、次男両思いなのを見抜いて応援

三男四男は髪の毛も長くて男の娘っぽくて、姉弟通り越して姉妹みたい

女と急に暮らすことになったからって誰も彼も惚れる方が確かにおかしいよなあ

そこで思い出したのが『ブラザーズコンフリクト』という作品

原作小説で、CDやらアニメやら色々展開しており、親の再婚で13人の兄弟ができて全員が惚れてくるというストーリー

同居してる13人に惚れられるとかもうただの地獄だよな

しかもわりとイケメン不同意キスとかしてくる作風

こんなもん怖くて家出するだろ、しか主人公女子高生なのに対して20すぎた社会人の義兄が迫るからただの犯罪

アニメ主題歌の「優しいだけのキスならばいいのかい ごめん抱きしめたいよ」とかわりと今思うとやばい

あれはあれで女性ドリームの一つなのだろうが、『うちの弟~』は比べるとなんて健全爽やかなのだろう

一人としか恋愛に発展しそうになく、他三人はすんなりと弟になってくれている

異性だったらすぐ発情なんてギルティだよね

でも残念ながら長男キャラがそれほど好きではない

こいつおしゃれキャラでもヤンキーキャラでもないのになんでピアスつけてるんだよ

高校生ピアスとか不良だろ

2024-12-24

anond:20241224153809

そういう作風が欲しくてそういうの得意な人に依頼しただけだと思うが

なんでオタク全体に適用できると思ったんだろう

2024-12-23

音楽界隈の自分絵師界隈のあるポストにモヤる

「画風が特定絵師さんっぽかった人が、今度は別の絵師さんっぽくなっててリスペクトねーなーって思った(要約)」的な内容なんだけど、成長段階じゃ色んな人の画風(絵柄?)試すもんじゃないの? って疑問に思った

画風って音楽で言えばジャンルみたいなもんだと思ってるんだけど、DTM界隈だと「今回の曲のジャンルは〇〇にしました!」みたいな感じで色々やるのが普通

で、Future HouseDon Diablo、Hard Renaissance→DJ YOSHITAKAみたいな感じで、そのジャンルを名乗ること=ある人物フォロワーであることを意味するようなジャンルも少なくない。

まり、色々な人の作風を乗り換えるのが普通な気がする。

絵師界隈だと色々乗り換える=失礼みたいな風潮があるの?

2024-12-21

孤独なやつは森博嗣を読め

森博嗣は現役時代自称引退、続々出版中)厨二だとかなんとか言われたけど、今の評価はどうだろうかと思う。

確実に、定期的に森博嗣の本にハマる若い世代を見るし、いろんな形でおすすめする人もいる。

平成初期だと森博嗣の書くキャラたちの行動はもしかしたらキャラ性が強い、非現実的もののように受け取る人が多かったのかもしれない。

でも今ならどうだろうか。孤独に進む人はたくさんいるのではないか

昨今、いろんな若者意見を見ていると、孤独を感じている人は、おそらく森博嗣を読めば救われる人が多少いるのではないか、と思う。

自分もそうだった。なお孤独がやわらぐという話ではない。孤独を受け入れる。孤独が好きになる。そういう意識転換をすることで、楽になる人は多いはずなのだ

作品は触りだけで読むと勘違いされがちだが、しっかり読めば決して選民思想でないことも重要だ。

孤独でなにが悪い?と言う人はYouTubeにいっぱいいるだろう。

天才を描く人も美形を描く人も。森もそうだ。

でも森作品おすすめできるのは、否選民思想の部分、もしくは自分にある思想に抗おうとしている部分だ。

普通にデビュー一作目から読んで、一作目で終わらずそのシリーズを追ってみてほしい。言わんとしていることがなんとなくわかってくる。

そのうえで今のエッセイを読んでみればいい。こちらは中高年あたりに刺さっていきそうだなという感じもあるが。

本当に合う合わないはっきりある作者なのであるが、稀有作風でもあるので、一度試すのもありだよ。

共通話題を持てる人と出会えず、空虚

大方、自分が辿ってきた物たちがだいぶ逸れた場所にあった物だからなのかもしれないが、共通話題を持てる人と出会えない。

高校で話をしようとしても、TikTokとかプロセカとかジャンプラ発のアニメとか、自分があまり興味を持てれなかった物の話をしてて、ついていけず孤立した。

こういう現代高校孤立した奴はネットの海に飛び込み、XやDiscordソシャゲPCゲー、スマホ音ゲーの話をして盛り上がる物なのだろうが、ホット100とグルーブラインとアフター6ジャンクションによって様々なボカロアニソン以外の楽曲を広く浅く聴くようになったがTikTokYouTubeテレビを見ていないため最近流行に疎く、それらの影響でポップンミュージックを始めたが自分の住む地域でやってるのを見かけるのは2人程度で、なんやかんやあってみーまーや幻影ヲ駆ケル太陽にハマったが、みーまーは自分世代どころか高校の頃にモンハン3Gをやっていた世代ですら読んでいたか怪しく、幻影ヲ駆ケル太陽自体そこまで人気が出なかった上配信にも恵まれずに知名度が低いままで、受験期に何もかも絞った影響でゲームアニメYouTubeへの執着が薄れて見なくなり、自分と同世代どころか、今ネットで活発に動いてるであろう10代後半〜30代前後全然話が合わないようになってしまったのだ。

自分の好きなものは好き。それは間違いないが、それを共有できるような人に恵まれずに、何のために生きてるんだろう、なんで自分は人に合わせる努力ができずに平然と生きてしまってるんだろう、そう感じ始めている。

自分と話が合うのはほとんどが30代後半〜50代前半辺りの世代だ。先日も養護教諭スパイラルライフノーナリーブスの話で意気投合した。でもそれ以外の時間は、はっきり言ってずっと孤独しか感じない。ネットから離れても現実孤立し、現実から逃げてもネット孤立する。逃げるのも戦略としてありと言った人がいたが、逃げた先で上手くいく保証ないのによくそんなこと言えるなとは思う。

そもそもハマった物が悉く語るのに向いて無さすぎるというのはある。

音楽はよく聴くが、概ね広く浅く聞いているので詳しいように思えて全く詳しくない上、アニメを見ないせいでアニソン特にキャラソン文化に疎く、大体ハマったのが1997〜2008辺りの、おおよそ現代人に最も再評価されてない時期のアーティスト・曲ばかりな上ジャンルバラバラ野猿FM skylineとエイプリルズとhitriが混在している始末。その上好みの曲をバンバンプレイリストに入れるせいでプレイリストは3000曲を超え、SE2の動作環境を大幅に悪化させ、2TBのPCブラウザで立ち上げたら最後尾に着く前にクラッシュするレベルで、音楽を聴きすぎてまともに音楽を聴きづらくなってきている。

みーまーが大体06〜11辺り、ちょうどニコニコmixiが生まれて発展し、2ちゃんふたばが衰退し始め、最後の方でギリギリfacebooktwitterが生まれた辺りと、挿絵が少なく、派生コンテンツがbermei_inazawaのイメージアルバムと爆死した実写映画とそれを元にした漫画。というニコニコ動画に一切向いていない作風だった上、ニコニコ大百科で記事ができたのもおおよそ末期辺りの09〜10のため大百科コメ欄ファンの語り合いに期待することもできず、mixiほとんどフォーラムが閉鎖・消滅していて1番集まっていたであろうファン交流残滓が欠片も見当たらず、facebooktwitterは出来た時期が末期も末期だったため語っている人も少なく、2ちゃんもその後のゴタゴタでアーカイブが消え去ってるせいで、どこを見回しても語ってる人が見当たらない形で、今はもうファン公言してるピエ郎がこの状況を認知した上で作品語りをするという微かな願いに欠けるほかない状況。幻駆はそもそもボスキャラのケルベロムが性癖だったから見始めたのに、幻駆の視聴者層にその性癖を持った人間がいなかった為TSロリメスガキ他者変身水着百合洗脳ケモ闇堕ち化という性癖万博が外部に漏れことなく、その後もそもそも作品知名度の上に配信サイトでは悉く未配信所為で語れるような人が生まれてきていない。

何故だろう。逆張りをしているつもりはない。自分が本当に好きだ!と思う作品、もしくは好きになりそうな要素がある作品に限って、語るのに適していないのは何故だろう。自分が語ってそれを広めるのはアリではあるが、自分が欲しいのは自分趣味の合う友人である布教された状態の友人が、欲しい。

でもそれが叶わないまま、今を生きている。

みーまーと幻駆が好きで、音楽を広く浅く聞いてて、まだジャンル名があった頃のポップンミュージックが好きなZ世代、どこにいるだろうか。Ζ世代どころかそのさらに上の30代前後でも怪しいラインである

自分はどうやって生きていけばいいだろうか。

好きでもないリンバスやゼンゼロをしてネットの付き合いを増やすのか

プロセカでゲキチュウマイ移植ボスプレイしてジャンプラで怪獣8号やダンダダン読んで現実の付き合いを増やすのか

このまま孤独に何にも目標を持てず、死んだように生きるのか

そのどれかしか選択できないような時点で、人間として終わってるのだろう。

共通話題を持てる人と出会えず、空虚

大方、自分が辿ってきた物たちがだいぶ逸れた場所にあった物だからなのかもしれないが、共通話題を持てる人と出会えない。

高校で話をしようとしても、TikTokとかプロセカとかジャンプラ発のアニメとか、自分があまり興味を持てれなかった物の話をしてて、ついていけず孤立した。

こういう現代高校孤立した奴はネットの海に飛び込み、XやDiscordソシャゲPCゲー、スマホ音ゲーの話をして盛り上がる物なのだろうが、ホット100とグルーブラインとアフター6ジャンクションによって様々なボカロアニソン以外の楽曲を広く浅く聴くようになったがTikTokYouTubeテレビを見ていないため最近流行に疎く、それらの影響でポップンミュージックを始めたが自分の住む地域でやってるのを見かけるのは2人程度で、なんやかんやあってみーまーや幻影ヲ駆ケル太陽にハマったが、みーまーは自分世代どころか高校の頃にモンハン3Gをやっていた世代ですら読んでいたか怪しく、幻影ヲ駆ケル太陽自体そこまで人気が出なかった上配信にも恵まれずに知名度が低いままで、受験期に何もかも絞った影響でゲームアニメYouTubeへの執着が薄れて見なくなり、自分と同世代どころか、今ネットで活発に動いてるであろう10代後半〜30代前後全然話が合わないようになってしまったのだ。

自分の好きなものは好き。それは間違いないが、それを共有できるような人に恵まれずに、何のために生きてるんだろう、なんで自分は人に合わせる努力ができずに平然と生きてしまってるんだろう、そう感じ始めている。

自分と話が合うのはほとんどが30代後半〜50代前半辺りの世代だ。先日も養護教諭スパイラルライフノーナリーブスの話で意気投合した。でもそれ以外の時間は、はっきり言ってずっと孤独しか感じない。ネットから離れても現実孤立し、現実から逃げてもネット孤立する。逃げるのも戦略としてありと言った人がいたが、逃げた先で上手くいく保証ないのによくそんなこと言えるなとは思う。

そもそもハマった物が悉く語るのに向いて無さすぎるというのはある。

音楽はよく聴くが、概ね広く浅く聞いているので詳しいように思えて全く詳しくない上、アニメを見ないせいでアニソン特にキャラソン文化に疎く、大体ハマったのが1997〜2008辺りの、おおよそ現代人に最も再評価されてない時期のアーティスト・曲ばかりな上ジャンルバラバラ野猿FM skylineとエイプリルズとhitriが混在している始末。その上好みの曲をバンバンプレイリストに入れるせいでプレイリストは3000曲を超え、SE2の動作環境を大幅に悪化させ、2TBのPCブラウザで立ち上げたら最後尾に着く前にクラッシュするレベルで、音楽を聴きすぎてまともに音楽を聴きづらくなってきている。

みーまーが大体06〜11辺り、ちょうどニコニコmixiが生まれて発展し、2ちゃんふたばが衰退し始め、最後の方でギリギリfacebooktwitterが生まれた辺りと、挿絵が少なく、派生コンテンツがbermei_inazawaのイメージアルバムと爆死した実写映画とそれを元にした漫画。というニコニコ動画に一切向いていない作風だった上、ニコニコ大百科で記事ができたのもおおよそ末期辺りの09〜10のため大百科コメ欄ファンの語り合いに期待することもできず、mixiほとんどフォーラムが閉鎖・消滅していて1番集まっていたであろうファン交流残滓が欠片も見当たらず、facebooktwitterは出来た時期が末期も末期だったため語っている人も少なく、2ちゃんもその後のゴタゴタでアーカイブが消え去ってるせいで、どこを見回しても語ってる人が見当たらない形で、今はもうファン公言してるピエ郎がこの状況を認知した上で作品語りをするという微かな願いに欠けるほかない状況。幻駆はそもそもボスキャラのケルベロムが性癖だったから見始めたのに、幻駆の視聴者層にその性癖を持った人間がいなかった為TSロリメスガキ他者変身水着百合洗脳ケモ闇堕ち化という性癖万博が外部に漏れことなく、その後もそもそも作品知名度の上に配信サイトでは悉く未配信所為で語れるような人が生まれてきていない。

何故だろう。逆張りをしているつもりはない。自分が本当に好きだ!と思う作品、もしくは好きになりそうな要素がある作品に限って、語るのに適していないのは何故だろう。自分が語ってそれを広めるのはアリではあるが、自分が欲しいのは自分趣味の合う友人である布教された状態の友人が、欲しい。

でもそれが叶わないまま、今を生きている。

みーまーと幻駆が好きで、音楽を広く浅く聞いてて、まだジャンル名があった頃のポップンミュージックが好きなZ世代、どこにいるだろうか。Ζ世代どころかそのさらに上の30代前後でも怪しいラインである

自分はどうやって生きていけばいいだろうか。

好きでもないリンバスやゼンゼロをしてネットの付き合いを増やすのか

プロセカでゲキチュウマイ移植ボスプレイしてジャンプラで怪獣8号やダンダダン読んで現実の付き合いを増やすのか

このまま孤独に何にも目標を持てず、死んだように生きるのか

そのどれかしか選択できないような時点で、人間として終わってるのだろう。

2024-12-18

2024年に読んで良かった6冊の本

anond:20241217085132

読書メモの整理のために便乗。今年の読書文芸短歌仕事の専門書(ソフトウェア開発)が中心だった。

6冊を良かった順で挙げる。

大江健三郎大江健三郎自選短篇』(2014年

本書の長所最初短編から晩年短編までを収録しており年代による作風の変遷をたどれること。

ダントツに良いのは「雨の木」の連作ストーリーは「雨の木」というシンボル高安カッチャンという重要人物の周縁をぐるぐるし続け、いつまでも核心に踏み込まないため、最初は要旨をつかめない。しかし読み進めるにつれその構成多角的な視座を提供するための仕掛けだとわかる。短編であるにもかかわらず印象が何度も覆され、様々な味わいがある。

小説物語意図最初は分からいくらいが丁度いい、というようなことを三島由紀夫が何かに書いていたが、全くその通りである構成や内容が三島由紀夫豊饒の海」と少し似ている。豊饒の海は松枝清顕(早逝した親友)の生まれ変わり(と推測される人物たち)を数十年追い続ける物語で、ラストシーンでは清顕の存在自体が薄らぎ核心にぽっかり穴があく構成なのだが、大江健三郎「雨の木」もシンボルの雨の木の周縁をさんざんなぞった結末として木自体がほぼ焼失してしまう。「豊饒の海」は仏教死生観や死者に対する忘却根底に据えられているのと同じく、「雨の木」も死生観忘却(作中ではoblivion表現される)が重要テーマであるテーマに対するアンサーは正反対だが。なお先に書かれたのは「豊饒の海」。

物語の道具立てとして海外大学におけるシンポジウム海外作家引用原爆問題があり、衒学的な雰囲気を作っている点もわたしの好み。

「奇妙な仕事」などの最初短編はさすがに時代を感じる。「セヴンティーン」は発表当時右翼団体から脅迫を受けるなどかなり真剣に世の中に受け止められたようだが、令和の目線ではカリカチュアライズが激しく、大江健三郎絶対ゲラゲラ笑いながら描いただろうというノリの良さが全編にみなぎっている。また当時は右翼に対する攻撃という見方大勢だったようだが、左翼側の非論理性も指摘する内容のため、私の感覚では左翼小説と思わない。

最後の「火をめぐらす鳥」は大江健三郎流の引用の繰り返しや観念世界に入り込む構成といったスタイルを貫きつつも、おそらく意図的に情報量を落としており、ゆとりと円熟を感じさせる。

佐々木正美『子どもへのまなざし』(1998年

乳幼児育児の心構えを説く名著。以下は印象に残ったポイント

今年は家事育児ワンオペ + フルタイム勤務に忙殺され、子供への対応が雑になっていることを自覚しつつも改善策を見出せない期間が年末近くまで続き苦しかったが、本書の心構えを持っておくことで自信をもって育児ができるようになった。

夏目漱石私の個人主義」(講演1914年、底本1998年

夏目漱石1914年学習院で行った講演録。青空文庫で読んだ。https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/772_33100.html

ごく短く、読むのに30分もかからないが、内容はキャリア論、社会思想フェミニズムにまでわたる。

キャリア論の概略は以下の通り。

どこかに突き抜けたくても突き抜けられず、何かを掴みたくも掴めておらず悩んでいる者は、どこに進めばよいかからない以上、何かにぶつかるまで進む他ない。自らの個性で行けるところまで行ってツルハシで何かを掘り当てれば、自分なりに道を作ってきたことに安心と自信が生まれる。反対に、行けるところまで行かないかぎり、悩みと不愉快が一生ついて回る。

昨今は会社員主体的キャリア開発が求められる一方で、異動を会社の都合で命じられたり、顧客への責任第一に優先すべきという考えもあり、主体性を発揮してばかりいられないという板挟みを感じていた。しかし「私の個人主義」を読みとりあえず行けるところまで行くしかないと開き直ることができた。

社会思想については、自らの個性尊重すると同時に他者尊重しなければならないとか、裕福な人間は相応の責任を負うべきだ、など。

岡野大嗣『うれしい近況』(2023年

岡野大嗣の歌集まり短歌がたくさん載っている本。

いわゆる秀歌、つまり散文と異なる詩的な文体で、細部の描写を通じ、多層的な意味表現する、という歌ではないものが多いが、わたしは好き。岡野大嗣の中ではいまのところこれがベスト歌集

ボーカルの話すうれしい近況のうれしいピークで鳴るハイハット

ライブの楽しさが伝わる。ドラマーボーカルトークに関心を持ってきちんと聞いておりハイハットで反応してあげるという仲の良さがほほえましい。

どの店もゆかいな高低差の街でみるみる減っていく体力だ

高低差、という単語発見したのがこの歌の成果だと思う。坂が多くておしゃれな店ばかりの街で、ついつい歩きすぎて疲れてしまたことの充実感が歌われている。

ぼろ負けのオセロぜんぜん悔しくない広いソファーに変なあぐらで

オセロ相手との関係性を想像させる表現が巧み。"広いソファー"もゆとりある生活を感じさせ心地よい。

冬目景百木田家の古書暮らし』1~5(2022年2024年

漫画

冬目景は遅筆だが近年は順調に出してくれていることに、まず安心する。

冬目景恋愛モノが多く、登場人物たちがうじうじ悩みながら自分意志で一歩を踏み出していく様子を丹念に描いていることが、本作に限らない多くの作品の特徴。本作も登場人物おっかなびっくり、逡巡しながら実に遅々たるペースで接近してゆく。時には後退することもある。しか自分意志で進むからこそ人間味があり、納得感がある。

たこれも冬目景作品共通の特徴だが、登場人物基本的に善人ばかりであるものの皆わりと淡白コミュニケーションが暑苦しくないところに品の良さがある。

そして最大のポイントとして絵がわたしの好み。

劉慈欣『流浪地球』(2024年

中国SF短編集。「中国太陽」が最良。「良いSF未来技術ではなく技術がもたらす新たな社会を描く」ということをアシモフ小松左京高千穂遥あたりの誰かが言っていたが、その好例。SFなのに人生の苦労と発展にフォーカスしておりすごくウェット。

『三体』はまだ読んでいないが読むべきかな。

2024-12-17

anond:20241217220854

からゴチャゴチャした作風の人だったが、どうも抑制がうまくいかなくなり話がわけわからん感じになってしまったな

ルードヴィッヒ革命完結までは童話モチーフからまあどうにかなったが、その後の数作は真面目に読んでもわけわからんかった

今は白泉社に戻ってるらしいし編集手綱で直ってるかもしれない

anond:20241217214626

由貴香織里って現役だよね。 今もあの作風なのかな。

2024-12-16

今更チャゲアスの話

Askaが止まらない。

陰謀論の話だ。

2016年覚醒剤での逮捕から2019年解散Chageへの批判、そして陰謀論への傾倒。

陰謀論を信奉する人々にとっては陰謀論こそが真実なのかもしれないが、「月は人工物」とまで言い出している。

私は90年代の後半、チャゲアスが全盛期を少し過ぎた、しかしそこにあった圧倒的な輝きがまだ感じられる頃にチャゲアスを聴いていた。

というか、姉がファンだったので、広く浅く当時の曲全体を聴く機会があった。

そして、その頃からどこかしら、こんな日が来ることを予感していた気がするのだ。

それについて少し書いてみたいと思う。

予め言っておくと、途轍もなく偏見まみれで客観性に欠けているので、その点ご了承されたい。異論は認めるけどスルー大推奨です。

ネット掲示板にはAskaが圧倒的才能の持ち主で、Chage凡庸のように書かれている。だが、当時の曲を聴いていた自分見方からすると少し違う。二人の持ち歌やソロ曲はこんな感じだった。

Aska

恋愛至上主義

恋愛観や男女観はトレンディでやや古臭い

ロマンチックシチュエーションを好む女性男性に対して強烈な訴求力がある。

ソロ曲ではエッジはそこまで効いておらず、キレの良さがやや影を潜める。

・声がとにかく独特。一度聞いたら忘れない声。

・天然。高校時代Chageの歌っていた井上陽水の「夢の中へ」を知らなかったという話があった気がする。

・案外Chageへの対抗意識が強い。ビートルズ的なサウンドを追求する人を否定する発言も。

・売れる。

Chage

・やや小賢しい。

メロディライン難解な曲を歌いこなすものの、ノリづらいこともある。

・エッジの効いた曲を作るが、本人の声は高音寄りで柔らかく、パンチ力はいまいちなことがある。

・稀にパンチ力極大になる。(ロマンシングヤード、NとLの野球帽など)

ビートルズU2の影響など、文化的背景を多少感じる。

冗談好きでトークが上手い。深夜ラジオDJは相当人気があった。

・基本そんなに売れない。

とにかく、一般への訴求力という面からするとAskaの方が上回るが、ChageAskaにない部分がある。

二人が揃うことで弱点を克服し長所を増幅させていたのだが、どうしてそれができたのかはなんとも説明しがたい、そんなデュオだった。

だがまあ、本題はAskaのことだ。

Aska世界観少女漫画とうちの母親は言っていた。少女漫画と呼ぶにはは多少の男っぽさもあるにせよ、テーマの中心は理想恋愛理想自分理想の「きみ」だ。

恋愛という場面において最高の自分を演じる、そのためのシチュエーションを紡ぎ出すことに凄まじく尖った才能を発揮していた。

ただ私は、一抹の不安が拭えなかった。当時から

ChageAskaイケメンではない、せいぜいフツメンだ。

どちらかというと面白い顔のChageと比べるとイケメン系ではあるAska造作が素晴らしいわけではない。そのイケメン性はもっぱら自己演出によるところが大きい。

ただしその自己演出も、当時ですらそんなに時代には合っていなかった。

いつか時代に完全に取り残された時に、イケメンでもなく最高の男でもなく、弱くなった自分と相対した時にこの人は音楽が作れるのだろうか。歌が歌えるのだろうか。

そんな不安を抱かせるような芸風、作風だった。

それから何十年も経った今がある。

Askaには才能以外の何かが希薄だった。

彼の才能を輝かせるためには、「最高の恋愛からインスピレーションを受け続けなければならない。

インスピレーションが枯渇すればなんとかしてそれを補わなければならない。

クスリでも不倫でも、許されることではないにせよ、それだけの刺激を得ていないと止まってしまう。泳ぐのを止めたら窒息して溺れる魚のように。

友達すらいるのだろうか。本当のところは曖昧ではあるにせよ、ヤクの売人に徹底的に漬け込まれたり、陰謀論者に取り込まれたりするところを見ると人間関係の頼りなさは明らかに気になるところだ。

そんな自分を支えて引き上げる手立てはおそらく彼にはない。井上陽水を知らなかったように、ビートルズ的なサウンド否定したように、Aska世界観は他の世界と切り離されている。Askaは奇妙に孤独真空だ。

から、今のAskaは、傍から見ると怪しげな陰謀論しか見えないそれを大事に抱えて生きて、未だに残るかもしれない才能の煌めきの残滓に火を灯し、その人生をその人生の通りに駆け抜けるしかないのだろう。

それが彼にとって人との繋がりや過去世界との繋がりに代わるものであるのならば。

2024-12-14

好きなマンガ家師匠名前、どっかで目にした名前だなと思ったら無料マンガアプリで読んでた

古い任侠もの作品

ジャンル作風全然違うのに何か通じるものがあったんだなと感じる

2024-12-13

フランツ・リスト名曲重要曲七選(超絶技巧編)

 anond:20241213122052の続きである

 スター時代の曲がちょっと寂しいので、リスト超絶技巧を味わう作品のみで七選を組んでみようと思う。既に出したのは除外。あとブコメ

推奨録音にkyushima氏みがあって大変共感できる増田次世代を引っ張っていくであろうユンチャン・リムの超絶全曲や、彼に影響を与えているニレジハージの伝説(波)あたりを加えても良いかもしれない。

 kyushima氏(http://kyushima.web.fc2.com/cd/index.html)に言及する人が現れた(笑)もう更新が止まって久しいけど、ここの御陰で知らない演奏にいくつも巡り会った(オフニコフとかベルッチとかロルティとかハフとか)。

 ユンチャン・リムの超絶を挙げてくださったのも感謝する(未視聴/クライバーンコンライブ https://amzn.to/4iwxti2)。自分CDボックス漁ったりして、未視聴盤はたくさんあると実感した。ニレジハージは海賊録音でしたっけ? 聞いて確かめなきゃ


1. ドン・ファンの回想 S.418(1843年)

 モーツァルトオペラドン・ジョヴァンニからメロディーをとってアレンジしたものノルマの回想に次いで(それ以上に?)取り上げられていると思う。騎士長のテーマドン・ジョヴァンニに警告するシーン)から始まって重苦しいのだが、そんな嵐が去ると「お手をどうぞ」の主題に基づく変奏が現れ、最初の技巧的な見せ場になる(この主題はかなり人気があり、ショパン編曲していたはずだ)。後半は「シャンパンの歌」の変奏が騎士長の動機を挟みながら繰り返され、繰り返しの度にどんどん華やかになっていき、終幕を迎える。

 私はマッティ・レカリオ(Ondine/ブゾーニ編なので一部カットがある)が好き。新旧あるアムラン(Music&Arts/Hyperion)も恐ろしく安定した演奏新録の方が音は良い。あとハン狂2が入ってる)。クズミン(Russian Disc/ブゾーニ編)も強烈だが廃盤倒産激怒)。ペトロフ(Melodiya)は持っているが、遅っ!と思って合わず食わず嫌い・・・)。ロルティ(CHANDOS)もきれいな演奏だけどのんびりした感じ。この曲はノルマほど聞かないのでそんなに思いつかない。誰か教えてくれ。あとフィリペツが録音してくれないかなぁ・・・

 廃盤になっているレカリオのCDにはタウジヒ編の「ワルキューレの騎行」なども入っているし、ブゾーニ編のフィガロドン・ジョヴァンニ幻想曲もある(リストが途中放棄した作品)。本当に再版してほしい。配信はある。

2. 「ユグノー教徒」の回想 S.412(1837年出版/第2稿1842年)

 ジャコモマイアベーアは、パリ19世紀前半に大成功を収めた作曲家サンバルテルミの虐殺モチーフにしたオペラユグノー教徒」は何度も再演され続けていたが、20世紀には忘れられた(今また再評価されているらしい)。音楽史的にマイアベーアの影が薄いのは、彼が展開したオペラ書法の多くをワーグナーヴェルディといった後発者たちが更新して塗り替えていったからかなと思っている。もちろんリストピアニスト時代に人気だったマイアベーア編曲していないはずがない。ゲレリヒの本にも、レッスンでマイアベーアを弾く弟子が出てくる。ハワードライナーでとても強く推している※。あまり録音は思いつかない(申し訳ない)。NAXOS全集の第1巻にコーエン演奏が収録されているが未視聴。フィリペツ、録音してくれ。

 この曲はユグノーであるマルセルライトモチーフとして「神はわがやぐら」を使っているのだが、それってルター派じゃ・・・?(カルヴァン派でも使われていた??)

 第1稿ではラスト原曲通り第5幕カトリック兵士合唱主題(この歌詞がまたやばくて・・・異端を殺せ!神がそう望んでおられる!という血なまぐさい中身)が入ってとても雰囲気があったのだが、別稿では「神はわがやぐら」の変奏を強化する対応になっていた・・・と思う(ハワード聞き直さないとなぁ)。ただ、あの狂気合唱が魅力だと思っている。第1稿では合唱を遮って「神はわがやぐら」が入ってくるのだが、これが幅広いアルペッジョで一掃され、再び合唱に戻るという原曲ラストの射殺シーンを思い出させる流れ。

オペラの方も20世紀にも再演されてきたが、特定歌手たちのための舞台に過ぎなかったけど、今や再評価の時だということが熱っぽく語られている。特定歌手って多分サザーランド

3. スペイン詩曲 S.254(1867年出版

 気分転換。後期の出版になるが、実はこの曲のおおもとはスペイン公演時の印象を書き留めた45年の「スペイン旋律に基づく演奏会用第幻想曲」にある(ハワード全集に当然ある)。今のスペイン詩曲の形になってのはヴァイマール時代らしいので、超絶や巡礼同様、前期に作られ、中期に改訂されて充実した曲の一つだ。

 前半ではフォリア、後半ではアラゴンのホタという舞曲から成る。どちらも華々しい技巧で彩られ、最初から最後まで魅力的で見せ場が多い。

 名盤としては、エフゲニー・キーシンの録音(RCA)があるだろう。彼もすっかりトシだが、これは子どもの頃のもの。恐るべき完成度。日本公演の映像があるが、すごい演奏https://www.youtube.com/watch?v=Lb6EzTpGv3s)。

 スティーヴン・ハフの録音(Virgin)も非常に良い(kyushima氏のサイトで◎だった上、入手性が良くて最初に聞いたので、完全に嵌まってしまっている。ただフォリアが盛り上がるところで、楽譜にあるシではなくドの音を弾いているのはなぜ?)。ぶっ飛んだ路線としては、ポリーナ・レスチェンコ(https://www.youtube.com/watch?v=3EB0f-ra9Eg)。

4. ギョーム・テル序曲 S.552(1842年出版

 世に名高いロッシーニ最後オペラの序曲である。どう考えてもおうまさんのテーマ

 このオペラが出たのは1829年以降ロッシーニは完全に引退状態になるのだが、亡くなるのは1868年引退には政治情勢が大きく影響している。ロッシーニの滑稽な作風は、明らかに復古的なウィーン体制下の小市民の楽しみに合致したもの。それでも、このオペラは再び騒乱の時代が訪れることを予感させる緊迫した作品(題材自体が既にそうだ)だったが、これが最後になった。

 中々演奏がない(ハワードはもちろん、NAXOS全集ゲキチ)。デュシャーブルのCDEMI)が良いと思う。割とセカセカ弾くタイプピアニストだと思うけど、後半はそれがすごい追い込みに繋がってる。ただ、まだまだこの曲のポテンシャルはあるんじゃないかと。フィリペツ(ry

 コメント返信の時に出した、以前コンクールライブたまたま見た映像が凄かった(https://www.youtube.com/watch?v=GRYLy8O3VIQ)。

 中国ピアニスト牛牛のCDはまだ聞いていない(MVhttps://www.youtube.com/watch?v=ed9nRoFyDIw)。彼は小学生の頃から有名で、ピアノの森(二期)でパン・ウェイの「中の人」(あるいは「手」?)を務めた人。

5. ベートーヴェン交響曲 S.464(1865年出版

 文字通りベートーヴェン交響曲編曲(本編での落選から復活)。出版は後期にあたるが、「幻想交響曲」の編曲同様、ピアニスト時代から既に手がけており、部分的には出版されていた。リストベートーヴェン布教にかなり熱心に取り組んだピアニストだが、これがドイツナショナリズムの高揚を抜きにしては考えにくいことは既に述べた。

 以前に医師夏井睦氏が運営していた超絶技巧ピアノ編曲ホームページに3・5番だけだがすごく詳しい解説が載っていて、当時からピアノ好きだった人は見ていたんじゃないか、と老人会発言Web Archive/ https://web.archive.org/web/20090104102239fw_/http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/Beethoven.htm)。ところでブコメバッハリストのBWV543を挙げている人がいたけど、あれは原曲の良さに甘えているだけの手抜き編曲だと夏井氏はバッサリ斬っていたなと思い出しておっかねえなあ・・・と。

 カツァリス(Teldec)とコンスタンティンシェルバコフ(NAXOS全集)の全曲録音が有名(その後も全曲でなければちょくちょく録音例は見る)。やはりフィリペツ(ry

 部分録音だと、kyushima氏はグールドの6番をかなり評価していた気がする(私はよく聞かないのでわからない)。牛牛のギョーム・テルが入ってるCDにも5番がある(未視聴)。以前ロルティが5番を弾く映像YouTubeにあったと思うけど、削除された? それとも記憶いか

6. シューベルト編曲もの(超大雑把な紹介になっててすいません)

 リストシューベルト歌曲の多くを編曲している。「セレナーデ」も「ます」も「エレンの歌 第3番(アヴェ・マリア)」もあり、至れり尽くせり。リスト生前「魔王」(S.558/4)の編曲者として一番知られていたらしい(ゲレリヒの訳書32頁。自虐的セリフとして出てくる)。ハワードライナーには、フィッシャー=ディースカウが、変なのと思われてるけどリスト編曲してくれたおかげでシューベルト歌曲今日まで生き残ってきたんですよと発言したというコメント引用されているが、出典が分からない。ご存じでしたら教えてください。

 ウィーン夜会も絢爛豪華。特に6番が有名。本編での落選を残念がっている人がいた。

 個人的にはキーシンリスト録音集に入っている演奏が好き。他の演奏をあまりいたことがない。フィリペツ(NAXOS全集)が新録を出したようなので聞いてみるつもり(コンソレーション初版とセットだとか)。

7. 半音階的大ギャロップ S.219(1838年出版

 前期作品。この手の超絶技巧を見せびらかすための精神性のかけらもない曲は当時のはやり。でもとっても楽しい曲で大好きであるシフラ演奏が有名だが(Hungaroton/映像あり https://www.youtube.com/watch?v=tmq5JBpFf9w)、今聞くならフィリペツ(NAXOS全集)が良いと思っている。余裕綽々で本当に惚れ惚れする。

 以上である。いやいやなんでシューベルトこんなひとまとめなのとか、忘れられたワルツとか愛の夢はまた落選かとかリゴレットとかまだオペラものあるだろとかショパン歌曲とか「献呈」とか色々納得はいかないところもあるだろう。でも一旦ここで締める。どうもお付き合いありがとうございました。

フランツ・リストピアノ名曲重要曲7選(後期)

 anond:20241212222723の続きである

 ヴァイマール宮廷楽長を辞任したリストは、ラテボル公に招聘され、公の弟グスタフ・ホーエンローエを通じてローマ教皇庁と接点を持つことになり、宗教音楽に取り組む意欲を持つことになる。「巡礼の年」や「詩的で宗教的な調べ」のように、前期・中期から既にリストには宗教的な要素が強い作品があったが、これ以降そのような作品さらに増えていく。一方、子どもたちが相次いで亡くなったことで大きな精神的打撃を受け、1860年には遺書まで書いている(マリーとの関係はまだ悪かったようで、マリーのことは遺書にない)。カロリーヌは夫との婚姻強制されたものであり無効であるとする枢機卿会議の決定を一旦勝ち取ることに成功するが、その後、婚姻有効であると述べる証人が新たに現れ風向きが変わってしまう。というのも、ラテボル公の実子とカロリーヌの娘が結婚することになっていたのだが、カロリーヌ結婚無効だったとするとカロリーヌの娘は私生児ということになり、大変都合が悪いわけで、グスタフが手を回して妨害させたようであるリストも後に状況を悟ったらしい)。愛する人と結ばれることに再び失敗し、重ねて精神的なショックを受けた。それでも、グスタフを初めとするローマパトロン見出しローマに腰を落ち着け宗教音楽に熱心に取り組むことになる。ところが、1869年に度重なるヴァイマールから要請宮廷楽団指導役として復帰し、さら70年代からピアノ教師としての活動も非常に活発になり(ローマでも週1ではやっていたらしい)、以降リスト曰く「三分割された生活vie trifurquée」、春はブダペストなどで音楽教師コンサート、夏はヴァイマール宮廷楽団の指揮、冬はローマ作曲ピアノのレッスンというスター時代に負けず劣らずの忙しい生活死ぬ日まで送ることになった。晩年リストのレッスンの記録をとっていた弟子アウグスト・ゲレリヒの日記翻訳あり)を見るとリスト生活ぶりが良く分かる。

1. 巡礼の年 第三年 S.163(1883年出版

 晩年リスト代表である出版も最晩年。頻繁な不協和音の利用、レチタティーヴォ風の単純な旋律、独りごちるようなモノローグが目立ち、華麗な作風からの一変を感じることができるだろう。全7曲あり、第1・4・7は明るめで、宗教的な救いを示している。前期・中期作品でいうと、「孤独の中の神の祝福」」に近い作風である。それに挟まれた2・3・5・6は、「葬送――1849年10月」などと同じで、死を嘆くエレジーで、とても暗い。

 この曲集の中で最も有名なのは第4番の「エステ荘の噴水」だろう。文字通りリストが住んでいたティヴォリエステ荘の噴水を活写したものだ(その様子はググってくれ)。晩年作品の中では例外的に明るく、輝かしい作風で、しか印象主義の先取りになっている画期的作品だ(ラヴェルの「水の戯れ」やドビュッシーの「水の反映」と比べると良い)。第2・3曲「エステ荘の糸杉にI・II」は大変暗い曲なのだが、続けて聴くと本当に救われる思いになる。絶望からの救済は、リスト本人が強く望んでいたことだ。

 第三年だけの録音というのはあまり聴かないような気がする(エステ荘の噴水の録音はたくさんあるが)。第一年なども含めた全曲録音は前期の項目で書いたが、ベルマンとロルティが良いだろう。特に美しいロルティが好き。

2. 二つの伝説」(1865/66年出版

 1863年リストは僧籍を取得し、聖職者となっている(ずいぶんな生臭坊主生活死ぬまで続くが、リストことなので仕方がない)。丁度その頃に作曲されたらしい。ローマ引っ越しリスト教皇ピウス9世が訪ねてきた時に(下級聖職者のくせにローマ教皇に足を運ばせる男なのである)、第1曲「小鳥説教するアッシジの聖フランチェスコ」を演奏したらしい。フランチェスコ小鳥説教する様子を描く絵だったか詩だったかモチーフにした曲で、小鳥たちのさえずりを模倣したトリルがかわいらしい。明るく、聴きやす作風である

 第2曲の「波をわたるパオラの聖フランチェスコ」は、嵐の中の船出を拒絶されたフランチェスコアッシジの人とは別人)が自らのマントを船にしてメッシーナ海峡を渡ったとかい伝説モチーフにしている。波を模倣したうねるような力強いアルペッジョが印象的。出だしこそ暗いが、明るく、輝かしく、充実した展開を迎える。

 両曲とも1865年リスト自身ブダペストにおける久しぶりの公開のコンサートで初演された。サン=サーンスがいたく気に入って、オルガン編曲を作っている。

 ニコライ・デミジェンコHyperion/Helios)のCDソナタスケルツォマーチと一緒になって入っていて、よく聴く

3. BACH主題による幻想曲フーガ1870年出版

 元々はヴァイマール時代オルガン曲として作った曲だが、この時期にピアノ編曲された。BACH主題といっても、バッハの曲が引用されているのではなく、ドイツ音階BACH(シ♭・ラ・ド・シ)をモチーフにした勢いのある曲。暗い曲だが、豪壮無比な超絶技巧披露する曲であり、重苦しい感じはない。

 面白い曲なのに良い録音が中々ない。昔韓国のクン・ウー・パイクの録音を聞いた気がするが記憶に残っていない。アムラン(Hyperionソナタなどとカップリング)が良いと思う。若手だとリーズ・ド・ラ・サール(naive)の演奏は非常に録音も良く、技術的にも良い感じである(naiveは廃盤になるのが早く、入手が難しいのが困りものだが、配信あり)。(追記ハワード全集演奏も彼のヴィルトゥオーゾっぷりを味わえるものだったと思う。しかしアムランやラ・サールと比べると分が悪いか

4. クリスマスツリー S.186(1882年出版

 長女ブランディーの子ダニエラ(死んだ息子と同じ名前)のために作った曲(父は「自由帝政時代首相エミールオリヴィエ。なお産褥熱でブランディーヌは死んだ)。当時のクリスマス・キャロル編曲だが、リストオリジナルの曲も入っている。第1曲(編曲)がとても良い曲なのだが、リストお得意の左手高速オクターヴ連続があり、子どもに辛いのでは(しかもご丁寧に軽くleggieroという指示がついていてピアニストは悶絶する)。第11曲の「ハンガリー風」はおそらくリスト、第12曲の「ポーランド風」はカロリーヌを暗示しているのだと思われるが、後者は明らかにショパンマズルカ的な作風。やっぱりショパンのこと大好きなんすね~

 実はハワード全集しかいたことがない(しみじみとした良い演奏だと思います)。

5. 暗い雲 S.199(死後旧全集に収録/1881年作曲);不吉な星 S.208(死後旧全集に収録/1881年作曲);調性のないバガテルS.216a(1956年出版1885年作曲

 反則だが、リストの無調音楽代表格を一挙紹介。リストの無調音楽は、機能和声崩壊しているという意味では無調だが(その意味ではワーグナーの「トリスタン和音」も同様)、シェーンベルクの十二音技法のような意味で無調というわけではない(ドイツというよりフランスの無調音楽の先取りっぽい)。行くあてが未定まらないまま、タイトル通り曖昧な響きに終始する暗い雲、西洋音楽で不吉とされる音の組み合わせをこれでもかと盛り込んだ不吉な星は、これでも生前に既に演奏されてはいたのだが、調性のないバガテルは「無調」と銘打った音楽史上初めて(ではなかったとしても極初期)の作品で、発見されたのも20世紀後半になってからである1956年出版というのは誤記ではない)。ただ、元々メフィストワルツ第4番として作られていたので、舞曲の要素があってそこまで聞きにくい曲ではない。リスト精神状態もあって暗い感じだが、とにかくリスト前衛音楽家っぷりがよくわかる曲である

 いずれも録音はそこそこあるが、代表的な盤はあまり思いつかない。不吉な星はポリーニの録音したソナタCDカップリングされているので聴いたことがある人もいるだろう。暗い雲も入っていたと思う。調性のないバガテルはまあまあ取り上げられているが、昔カツァリスが日本で大ブレイクしていた頃に出したメフィストワルツ全集(Teldec)に入っている。

6. 悲しみのゴンドラ1886年出版

 初稿(21世紀に新発見され出版)、第2稿(悲しみのゴンドラI)、第3稿(悲しみのゴンドラII)がある。よく演奏されるのは第3稿(II)で、ヴァイオリンチェロのための編曲もある。

 ヴェネツィア所在だったワーグナー訪問した1882年作曲された。完成した曲をワーグナーに紹介する手紙を送り出した直後、ワーグナーが亡くなり、リストはこの曲を虫の知らせだったと感じたらしい。「巡礼の年」のヴェネツィアナポリと対比すると良い作品

 不安を煽るような曲だが、それほど聞きにくい曲ではない。色々なCDカップリングされているが、個人的にはブニアティシヴィリSONYソナタCD)が好きなのでよく聴く

 なお、ワーグナーの死を悼む作品リストは作っている(R. W. ――ヴェネツィア S.201とリヒャルト・ワーグナーの墓に S.135)。前者は不安を煽る曲だが(ポリーニCDに入っている)、後者敬虔な追悼音楽で、「パルジファル」の動機が使われている。ピアノより弦楽四重奏盤を聴くと良いだろう。

7. 村の居酒屋での踊り――メフィストワルツ第1番(1862年出版

 前期の曲と思いきや、実は後期の作曲作曲開始も50年代末のはず)である。やはり最後は明るく華やかな(そして生臭坊主な)リストで締めたい。着想自体は1836年に書かれたレーナウの叙事詩ファウスト」で、ファウストを連れて村の居酒屋にやってきたメフィストフェレスが、ファウストを誘惑するためにヴァイオリンを弾き出し、みんなノリノリになって踊り出し、魔法の音にあてられてファウスト女の子と一緒に森の中に消えていくというしょーもない内容である。技巧的な見せ場も多いのだが、ヴァイオリン調弦模倣した五度の音程を重ねるところ(地味に安定させるのが難しい)、中間部の重音トリル(ピアニスト泣かせ)と幅広い跳躍、終盤の怒濤の追い込み(メフィストフェレスがファウスト堕落成功してめっちゃ喜んでノリノリで弾いている様子なんだろう)が主なところである

 有名曲なので演奏はたくさんある。今ならブニアティシヴィリSONY)が良いと思う。ソナタも悲しみのゴンドラも入っているのでお買い得自由奔放にやっちゃってるが、そのくらいの方がこの曲に合っている。映像もある(https://www.youtube.com/watch?v=n1tM9YSLYdc)。なお、評判の良いエコノム(Suoni e Colori)とルガンスキーデビュー盤(Victor)は廃盤で聴いたことがない。早く再版しろ激怒

 いかがだったろうか。リストのいずれも強烈な個性を持つ曲、もし良かったら楽しんでほしい。YouTubeに乗っている曲だけでも良い。音楽の楽しみが増えれば幸いだ。

 (※その後超絶技巧七選も作ってみました。超絶技巧すぎてかえって推薦音源が少なくなったかも→anond:20241213224533

追記

 前期のブコメに「愛の夢落選した」というのがあった。申し訳ない。3つの演奏会用練習曲をその手の曲の代表例として入れたので。あと「コンソレーション」も同様に落選させた。同じような性格の曲集なのでどれを突っ込むか迷ったのだが、結局「ため息」のある3つの演奏会用練習曲にした。文字通りため息が出るような優美な「ため息」以上に愛の夢優美で、明るく感動的な曲なのだが、実は元となっている歌曲歌詞を見ると結構説教くさくて引くというのはここだけの話

 「エステ荘の糸杉に」が好きというブコメを頂戴した。リストエレジーはどれも本当にもの悲しく、個人的にはちょっと辛い感もあるのだが、気持ちは大変よく分かる。

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