デンマークのF16戦闘機から撮影した「ノルドストリーム」のガス漏れの現場=27日/Danish Defence Command/Forsvaret Ritzau Scanpix/Reuters (CNN) 欧州の安全保障当局者が26、27両日に、ロシアから欧州に天然ガスを輸送するパイプライン「ノルドストリーム」のガス漏れが発生した地点の近くで、ロシア海軍の補助艦を確認していたことがわかった。西側の情報機関の当局者2人と別の情報筋1人が明らかにした。ガス漏れは26日に発生し、水中での爆発が原因だった可能性が高い。 これらの情報筋によると、ロシア艦船が爆発と関係しているかはわからないが、今後の調査対象の一つになる。 情報機関当局者の1人は、先週、ガス漏れの地点から遠くない海域で、ロシアの潜水艦が確認されたとも明らかにした。 米当局者によると、米国は今回の事案に関する完全な説明を得られていない。