ネパールの首都カトマンズで、豪雨のためバグマティ川が氾濫し、屋根に登る住民(2024年9月28日撮影)。(c)PRAKASH MATHEMA / AFP 【9月29日 AFP】ネパールでは27日からモンスーン(雨期)の豪雨が続いており、29日には首都カトマンズの盆地で洪水が発生した。警察によると、豪雨により全国で少なくとも101人が死亡した。 6〜9月のモンスーンには南アジア全域で洪水や土砂災害が発生するが、専門家は気候変動によってその頻度と深刻さが増していると指摘する。 27日からネパール東部と中部の広範囲が浸水し、複数の川で急激な増水が報告された。幹線道路にも広範囲に被害が出た。 警察は101人が死亡、64人が行方不明としているが、死者数は今後増える可能性があると述べた。 カトマンズ・ポスト紙は気象当局の話として、カトマンズの盆地では28日朝までの24時間で240ミリの雨が記録されたと