Sophosは8月22日(英国時間)、「Qilin ransomware caught stealing credentials stored in Google Chrome – Sophos News」において、ランサムウェア「Qilin」による侵害を調査する中で、Google Chromeに保存された認証情報を大量に窃取する攻撃を確認したと伝えた。2024年7月に確認されたこの事案では、Active Directoryのドメインコントローラからグループポリシーオブジェクト(GPO: Group Policy Object)を使用して悪意のあるスクリプトをドメイン参加端末すべてに配布して実行したとされる。 Qilin ransomware caught stealing credentials stored in Google Chrome – Sophos News 侵害経路 初期ア
4月3日の午前中に発生した「フレッツ光」と「ひかり電話」の障害ではNTT東日本、NTT西日本を合わせて最大約44万6000件に影響が出た。原因は新しい加入者装置に特殊なパケットが届いたこと。ただし「アタックである可能性は限りなく低い」としている。 障害が発生したのは午前7時10分ごろ。複数のNTT局舎内にある加入者収容装置が特殊なパケットを受信後にリブートした。フェイルオーバー機能が働き、自動的に別の装置に切り替わったものの、そちらも同じ障害が発生した。 NTT東では49拠点89台、NTT西は21拠点27台の加入者収容装置で同時に障害が発生し、ネット接続サービスの「フレッツ光」と光回線を使う電話サービス「ひかり電話」が一時つながりにくい状態になった。ひかり電話は緊急通報にも支障をきたし、消防庁が公式Twitterアカウントで「携帯電話や公衆電話の利用、消防への直接駆け込み」を促すツイートを
2月上旬、台湾本島と離島を結ぶ通信用の海底ケーブルが切れる事案が1週間のうちに2件起き、台湾当局はいずれも中国の漁船や貨物船が付近の海域を通過した際に切断された疑いがあると見て調べています。 台湾の通信会社の中華電信によりますと、今月2日、台湾本島と中国福建省に近い離島の馬祖島を結ぶ海底ケーブルのうち1本が切れ、8日にも別の1本が切れました。 中華電信は海上保安当局に通報するとともに、馬祖島での通信サービスをマイクロ波伝送装置などに代替しているということです。 台湾で通信行政を担当するNCCは、海上を移動する船舶の識別情報などから、2日の切断は中国籍の漁船が、8日の切断は中国籍の貨物船が、それぞれ付近の海域を通過した際に起きた疑いがあると見ていて、切断の原因をさらに詳しく調べることにしています。 NCCによりますと、台湾本島と馬祖島を結ぶ海底ケーブルの切断などによる通信障害は、おととしに5
Starlinkのネットワーク仕様は変化していきます、CGNATのポート番号の仕様についてはこちらも参照ください。 Starlinkのネットワークを再確認したら色々変わっていました 今回はネットワーク構成をもう少し深堀してアンテナから衛星側ネットワークやCGNATの仕様などについて調査したいと思います。過去ブログも是非一緒にご参照ください。 Starlink(スターリンク)がやってきたのでネットワークを調べました Starlink(スターリンク)の遅延を日本とアメリカとドイツで長期収集しています Starlinkを構成するネットワーク機器はこんな感じになっています。これまでDishと書いていましたが、アンテナと書いた方が直感的かなと思いますし、いちいちStarlink XXXXと書くのも長いので簡潔な表記にしています。 拠点やゲートウェイは国毎に用意されています。アンテナからの通信はコンス
macOS 13.2 Venturaではネットワークの応答速度を測定するpingコマンドに代わる「networkQuality」コマンドがより詳細なJSON出力に対応しています。詳細は以下から。 Appleは2021年06月に開催したWWDC21で、ネットワークの応答速度を測定するためには、多くのユーザーが利用しているpingコマンドでは実際のネットワーク状態を知ることは難しいとして、新たにmacOS/iOSで利用できる「networkQuality」コマンドを発表し、 macOS 12 MontereyやiOS 15では、pingコマンドによるミリ秒単位での評価ではなく、networkQualityコマンドを利用して1分間のラウンドトリップ数(RPM:Round Trips Per Minute)を指標としてネットワークを評価する事が可能になりましたが、 現地時間2023年01月23日に
Cloudflareが昨日(2022年6月21日)の障害原因はBGPの設定ミスと報告。東京データセンターを含む19の主要データセンターが一時オフラインに CDNプロバイダーのCloudflareは、日本時間の昨日(2022年6月21日)午後に発生したネットワーク障害についての報告を公開しました。 障害は日本時間の午後3時半頃に顕在化し、国内ではDiscordやPixiv、Nortionなどさまざまなサービスにおいて影響が報告されましたが、午後5時から6時頃にはおおむね復旧が見られたようです。 Cloudflareの報告によると障害はBGPの設定ミスが原因で、これにより東京データセンターを含む同社の主要な19のデータセンターで障害が発生したとのことです。 Today, June 21, 2022, Cloudflare suffered an outage that affected tra
回答 (7件中の1件目) 通信するデータ量が増えれば増えるだけ、遠距離間における反応は遅くなることは感覚的に理解できるのではないかと思います。 そういう意味で、反射速度を上げてゲームむを滑らかに遂行させるためには、なるべく通信するデータは少ないのがベストです。 なので、単位時間当たりのプレーヤーの位置、入力コマンド、標的の座標といった、操作に関わるデータを何かしらのデータ圧縮を用いて通信し、そのうえで遠隔地にいるプレーヤー同士の対戦を実現しているのだと思います。 その時に、なるべくデータを小さくするためにある程度の操作などをテーブルにまとめておいたのを用意し、一回のデータで複数のコ...
この記事は,ネットワークの学習の序盤につまずくポイントである 「MACアドレスとIPアドレスってどっちか片方だけじゃだめなの?」「レイヤ2と3って結局何が違うの?」 という疑問について,私なりの回答をまとめた記事です。世に不正確な記事が出回っているように見受けられるので,正確な回答をまとめたく、長文になってしまいました。とはいえ,初学者向けにかなり初歩的なところから書いたつもりですので是非読んでみてください。 この記事について この記事を読むと何が分かるか MACアドレスとIPアドレスの役割の差が分かる レイヤ2(=同一サブネットの通信)とレイヤ3(=サブネット間の通信)の仕組みが分かる ネットワーク設計時にレイヤ2・レイヤ3のいずれで設計すべきか判断できる なお,教科書的な説明ではなく,概念や捉え方の説明となっていますので,試験勉強には役立ちません。実務としてネットワーク設計を行う方の役
「Black Hat USA 2016」レポートの第1回記事では、NetBIOSの「BadTunnel」脆弱性を悪用する攻撃例として「WPAD(Web Proxy Auto-Discovery)」を組み合わせた手法が登場した。だが実は、このWPAD自体にも、未だ修正されていない別の脆弱性が存在する。 8月5日、Black Hatの講演で登壇した元トレンドマイクロのマキシム・ゴンチャロフ氏が、「badWPAD」と名付けられたこの脆弱性の実態調査結果を発表した。これを悪用すれば、ターゲットを攻撃者のプロキシサーバーに接続させることができ、フィッシングサイトへの誘導、偽の認証画面を使ったログイン情報詐取(中間者攻撃)、通信内容の監視など、幅広い攻撃が可能になる。 しかもゴンチャロフ氏の調査では、東京都が使っている多数のクライアントPCが、現在進行形でそのリスクを抱えていることも具体的に明らかにさ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く