イランの首都テヘランのイマーム・ホメイニ国際空港に到着し、記者の取材に応じるエルナズ・レカビ選手。国営イラン放送(IRIB)の映像より(2022年10月19日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO / IRIB 【10月20日 AFP】韓国で行われたスポーツクライミングの大会で、女性の髪を隠すスカーフ「ヒジャブ」を着用せずに出場したイラン女子代表のエルナズ・レカビ(Elnaz Rekabi)選手が19日に帰国し、空港で支持者から「英雄」として迎えられた。 スポーツ選手を含むすべての女性にヒジャブ着用を義務付けているイランでは、服装規定違反の疑いで逮捕されたマフサ・アミニ(Mahsa Amini)さんの死をめぐる女性主導のデモが1か月以上継続している。そうした中、ヒジャブを着用せず試合に臨んだレカビ選手は、当局の怒りを買ったとみられている。 レカビ選手は帰国に先立ち、自身のインスタグラム