黒海の真珠、攻撃に怒り 「ウクライナ人は壊せず」―ギリシャ総領事館も被害 2023年07月24日13時31分配信 【図解】ウクライナ南部オデッサ ウクライナ南部オデッサを狙った23日のロシア軍のミサイル攻撃に、ゼレンスキー政権が猛反発している。正教会の大聖堂が破壊されたほか、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産で「黒海の真珠」と呼ばれる歴史地区の建築物が被災。トゥルハノフ市長は「われわれ(ウクライナ人)を壊すことはできない。ただ怒らせるだけだ」と非難した。 プリゴジン氏の支持率急落 反乱1カ月、プーチン氏ほぼ無傷―ロシア ゼレンスキー大統領は23日夜の動画演説で「(オデッサの)ギリシャ総領事館も被害を受けた」と指摘。20日に損壊した中国総領事館に続き「ロシアのテロの影響が及んだ2番目の領事機関だ」と述べた。 ミサイル攻撃では、港湾施設や住宅も被災し、1人が死亡、子供を含む約20人