日本で最も漁獲されているイカ、スルメイカ。 イカ刺しやさきいか、イカフライなど、“庶民の味”として長く日本人に親しまれてきましたが、いま、異変が起きているといいます。 飲食店ではスルメイカの入荷が減少
ギリシャ中部の観光地ボロスに今週、数万尾の魚の死骸が漂着し、港や川を埋め尽くした。死骸は100トンを超え、市当局が回収に苦慮している。 ロイター通信などによると、魚は昨年秋に起きた洪水で、ボロス北西のカルラ湖から流出した淡水魚とみられている。湖は大雨によって増水した後、干ばつと猛暑で水面が縮小した。専門家は、川から海に押し出された魚が塩分にさらされて大量死し、ボロスに流れ着いたと指摘している。 29日、ギリシャ中部ボロスで、川面を埋め尽くす魚の死骸(AP)当局はトロール網やブルドーザーによる回収作業を続けているが、日中の気温は30度に達し、魚の腐臭が市内にまん延している。観光客は激減し、地元経済が大打撃を受けている。
東京 江東区などを流れる川で、ボラやコノシロなど大量の魚が死んでいるのが見つかり、都は暑さで水温が上昇して酸素不足になっていた上、先日の大雨でまきあげられた川底の泥がえらにつまり、魚が呼吸しづらくなったことが原因とみています。 2日午前9時ごろ、江東区の「小名木川」で「大量の魚が死んでいる」と警察に通報がありました。 その後、連絡を受けた都が調べたところ、「小名木川」と、墨田区などを流れる「旧中川」のおよそ5キロにわたり、数千から数万尾にのぼるボラやコノシロなどの魚が死んでいるのが見つかりました。 都によりますと、水質調査の結果、毒物は検出されませんでしたが、酸素量が基準値を大きく下回っていたということです。 また、これまでに大雨でまきあげられた川底の泥がえらに詰まって、魚が大量に死んだケースがあったということです。 このため、都は暑さで水温が上昇して酸素不足になっていた上、7月31日の大
【6月14日 AFP】メキシコで干ばつが深刻化している。北部チワワ州のブスティージョス湖(Bustillos lagoon)では水位が著しく下がり、魚の大量死が起きている。 現地当局は12日、湖の水位が通常時の半分以下まで下がっていることを明らかにした。これは水中の汚染物質が濃縮され、湖に住む生物にとって毒性が強まっていることを意味する。 干上がってひび割れた湖底に魚の死骸が目立つようになったのは約1週間前。病気リスクへの懸念から、12日には死骸の回収作業が行われた。周囲には悪臭が漂っている。 メキシコでは現在、首都メキシコ市を含む10あまりの都市で記録的な高温が続いている。 映像は10日撮影。(c)AFP
初サンマが豊洲で過去最高の1匹2万5000円!:2023年も大不漁の予測、海水温の上昇などが要因 Guideto Japan 暮らし 食 2023.08.23 過去にない大不漁が続く、秋の風物詩・サンマ。8月中旬に北海道で初水揚げされたものの、少量の上に身が細く、2023年も期待薄の状況だ。沖合での早取りを問題視し、近年は資源管理策の必要性が叫ばれてきたが、海洋環境変化による複雑な要因も顕在化し、回復・豊漁へと導くのは厳しい状況にある。 日本の台所と呼ばれる東京・豊洲市場(江東区)に8月21日、2023年シーズンの初サンマが入荷した。北海道東部のはるか沖合で漁獲され、19日朝までに根室や厚岸港に水揚げされたものの一部。不漁を裏付けるように、22年よりも1カ月以上遅い初荷で、今年も小型でほっそり。同市場の競り人からも「昨年よりは若干大きいが、まだまだ小ぶりな上に、脂の乗りもよくない」と、評判
豪ニューサウスウェールズ州メニンディ近郊を流れるダーリング川の水面に浮いた大量の魚の死骸(2023年3月17日取得)。(c)AFP PHOTO / COURTESY OF GRAEME MCCRABB 【3月18日 AFP】オーストラリアのニューサウスウェールズ(New South Wales)州政府は17日、熱波に見舞われている内陸部の町メニンディ(Menindee)近くを流れるダーリング(Darling)川で「数百万匹」の魚が死んだと明らかにした。この川で魚が大量死したのは2018年以降3度目。 ソーシャルメディアに投稿された動画には、魚の死骸でほぼ覆い尽くされた水面を船が進む様子が捉えられている。 州政府は、最近の洪水を受けてコイなど淡水魚の個体数が急増していたが、水が引くにつれて「水中に溶けている酸素の濃度が低下」し、酸欠により大量死したとの見方を示し、「水温が上昇すると、水中に溶
新潟県糸魚川市で7日、海岸の砂浜におよそ200メートルにわたって、大量のイワシが打ち上げられているのが見つかり、県が取り除く作業を行っています。 大量のイワシが打ち上げられたのは、糸魚川市の筒石漁港にある海岸の砂浜で、7日午前、市に通報がありました。 県が確認したところ、イワシはおよそ200メートルにわたって打ち上げられていて、詳しい原因はわからないということですが、県の水産海洋研究所によりますと、イルカなどに追われて打ち上げられた可能性もあるということです。 放置すると、臭いがひどくなるおそれがあるため、県は打ち上げられたイワシを処分することになり、地元の建設会社に委託して、砂浜から取り除く作業を8日から始めました。 砂浜には、およそ50人が集まり、手作業でイワシを拾い上げ、砂や泥を洗い流して袋に詰めていました。 通りかかったという市内の人は、「これだけの量が打ち上がっているのは初めて見
先月末、下関市の海で泳いでいた男性たちが珍しい大型の深海魚「リュウグウノツカイ」を見つけその姿を動画に収めました。 撮影したのは、下関市にある水産大学校の学生、雲丹亀俊助さんたちです。 先月29日の午後5時ごろ、下関市吉母地区の海で5人でシュノーケリングをしていたところ、海面近くを泳ぐ「リュウグウノツカイ」を見つけたということです。 すぐに姿を見失いましたが、1時間ほどたって雲丹亀さんたちが陸に上がったところ、海岸に打ち上げられた1匹のリュウグウノツカイを見つけ、動画や写真に収めました。 動画では、リュウグウノツカイの特徴である長く伸びる赤い背びれや細長い銀色の体を確認できます。 打ち上げられたリュウグウノツカイは体長が4メートル近くあり、下関市の海面近くで見つかるのは非常に珍しいということです。 雲丹亀さんたちは近くの水族館などに連絡しましたが引き取り手は見つからず、一部を唐揚げなどにし
絶滅のおそれが指摘されているニホンウナギの稚魚や幼魚が、これまで生息地とされていなかった北海道の川から相次いで見つかったと、東京大学と北海道大学の研究グループが明らかにしました。気候変動などの影響でウナギの生息地が北上している可能性もあるとして、詳しく調べることにしています。 東京大学と北海道大学によりますと、おととし5月、北海道南西部の川で調査を行ったところ、体長6センチほどのニホンウナギの稚魚、16匹が見つかりました。 このため、去年も同じ川を調査した結果、稚魚9匹に加え、より成長した体長20センチほどの幼魚も確認されたということです。 研究グループによりますと、北海道で成長の初期段階のウナギの稚魚の生息が確認されたのは初めてで、さらに今月の調査でも、同じ北海道南西部にあるほかの川で幼魚などが見つかったということです。 このため研究グループは、これまでウナギの生息地とされていなかった北
北海道の東沿岸の小型船による流し網漁で、2年ぶりにサンマが水揚げされました。 水揚げされたのはわずか24匹で、14日朝、釧路市で行われた競りでは過去最高額となる1キロ当たり6万2000円で取り引きされました。 サンマ漁のスタートとなる北海道の東沿岸での小型船による流し網漁は、今月8日に解禁し、広尾漁協所属の小型船1隻が、国内ではことし初めてとなる水揚げを行いました。 流し網漁による水揚げは2年ぶりです。 とれたのはわずか24匹で、初水揚げとしてはこれまでで最も少なくなりました。 サンマはこのあと釧路市の市場に運ばれ、14日朝の競りでは、過去最高額となる1キロ当たり6万2000円で取り引きされました。 国内のサンマはここ数年深刻な不漁が続いていて、年間の水揚げ量は3年連続で過去最低を更新しています。 サンマを競り落とした「マルサ笹谷商店」の笹谷剛社長は「燃料が高騰する中、この時期にサンマが水
食品の値上げが相次ぐなか、今旬のカツオが“激安”です。その理由は、水揚げが35倍に“激増”したことでした。何があったのでしょうか? ■千葉でカツオ“異例の豊漁” 先月31日午前5時すぎ、千葉県勝浦港。水揚げが始まっていました。すごい量です。 次々と船から運ばれてきたのは、丸々と太ったカツオです。 定番の「タタキ」や、風味豊かな「なめろう」など、春から初夏の食卓を彩る、今が旬の魚です。そのカツオが今、“異例の豊漁”となっているのです。 漁師:「(Q.最近のカツオ漁はどうか?)結構、良いと思います」「うん、良いですね。(きょうとれたのは)16から17トン」 カツオの主な水揚げ港である勝浦港と銚子港では、今年4月までは不漁が続いていました。ところが、先月から水揚げ量が激増ということです。 漁業情報サービスセンターによると、2つの港の水揚げ量は4月の110トンから、先月はなんと3900トンとおよそ
カツオ、水揚げ増え値下がり 千葉県産、早くも脂乗り良好―豊洲市場 2022年05月28日13時32分 水揚げが増え、値下がりしているカツオ=24日、東京都江東区の豊洲市場 旬を迎えたカツオが値下がりしている。主産地の千葉県で低調だった水揚げが増え、価格も下落。この時期にしては異例の脂が乗った魚も増えており、小売店などで人気となっている。 カツオのシーズン到来、今年は異例の脂乗りも 有数の産地高知ではイベント復活へ【豊洲発 新鮮!魚の情報】 春から初夏に取れるカツオは「初ガツオ」といわれる。5月に入り、出遅れていた千葉県の勝浦港や銚子港で水揚げが増加。漁業情報サービスセンターによると、2港の合計水揚げ量は5月1~26日で約3300トンと、110トン近くにとどまった4月を大幅に上回っている。 今の時期のカツオは例年、脂が少なくてあっさりとした赤身が特徴だが、今年は「脂乗りが良いカツオが取れてい
北海道の太平洋沿岸で、9月以降、秋サケやウニが大量に死ぬ被害が相次いでいます。 9月、豊頃町の大津漁港で水揚げされた秋サケおよそ4000匹が死んでいるのが確認されました。
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