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2024-12-26

推しシェアリングバンダイナムコによるアーシアン疲弊構造

水星魔女』の世界における「戦争シェアリング」が、地球舞台アーシアン疲弊と衰退を招いた構造であるならば、バンダイナムコグループが仕掛ける「推しシェアリング」は、まさに現代ファンコミュニティにおけるアーシアン、すなわちキャラやカプを熱心に推す社会的底辺層さら疲弊させ、衰退させていく構造と言えるでしょう。

コングロマリットスペーシアンの狡猾な戦略

バンダイナムコグループは、さながらデリング・レンブランやサリウス・ゼネリのように、ファンコミュニティという名の「戦場」を巧みにコントロールします。魅力的なキャラクターや関係性を生み出し、推し」という名の「兵器」をファンに与えます。そして、キャラクター別グッズ、カップリング別グッズ、さらにはイベントSNSキャンペーンといった「戦場」を提供し、ファン同士が互いの「推し」をぶつけ合うように仕向けます

底辺アーシアンの果てしない争い

キャラクターやカップリング毎に陣営フィルターバブル形成し、ネット掲示板SNSで日々激しい論争を繰り広げます。「うちの推しの方が優れている」「自カプこそ正解」といった主張は、さながらアーシアン同士が互いの正義をぶつけ合う代理戦争のようです。

バンダイナムコグループが投入する新たなグッズや情報ランキング形式人気投票などは、まさに戦場に投入される新型兵器戦略物資ファンは限られた資金を投入し、自分の「推し」「推しカプ」を勝利させようと躍起になります

疲弊と衰退:荒廃する地球とすり減る情熱

まるで「戦争シェアリング」によって地球が荒廃し、アーシアン生活がどんどん劣化していくように、「推しシェアリング」によってファンコミュニティ疲弊し、かつてのような熱狂は失われていきますしかし、バンダイナムコグループはそのようなファン疲弊を意に介さずカップリングバトルを煽り、新たな「戦場」と「兵器」を提供し続け、利益を上げ続けるのです。

この構造は、短期的にはバンダイナムコグループに莫大な利益をもたらしますが、長期的にはファンコミュニティの衰退を招き、コンテンツ自体寿命を縮める危険性を孕んでいます。まるで、搾取し続けた地球が最終的に破滅に向かうように。

2024-12-12

水星魔女改善案

1. キャラクター

スレッタ:水星での経験に基づく価値観社会への考えを回想等で明確に。恋愛友情家族重視の背景を描き、行動原理説得力を。周囲からの酷い仕打ちに耐えたり流されるだけでなく、意思を持って状況打開。母親真意に疑問を持ち、自分で考え行動する場面を増やし、成長を描く。

ミオリネ:ベネリットグループ総裁の娘としての立場地球との格差への問題意識を行動・葛藤を通して描写父親への反発理由理想社会像を明確にし、「籠の鳥」脱却。父親過去の罪への苦悩、答えを出す過程を描き、深みを。

シャディク:戦災孤児としての過去スペーシアンへの複雑な感情回想シーンで丁寧に。テロリストへの道を選んだ動機・苦悩を掘り下げ、共感理解を得る。ミオリネへの恋愛感情以外に、掲げる理想社会変革への想いを明確にし、「百合当て馬」脱却。

ラウダ:愛人の子としての境遇を描き、グエルへの依存劣等感内面を掘り下げ、行動原理説得力を。殺人未遂後に平然とするのではなく葛藤し周囲との関係修復することで「小物」脱却、成長を描く。

社会弱者ステレオタイプ化を回避個性、状況への葛藤を丁寧に。特に体制反抗キャラ内面を掘り下げ、行動に説得力共感を得る。

グエル優遇によるアンチ増加のバランス悪い脚本脱却。各キャラに均等にスポットライトを当て、成長・葛藤を描き、バランス良い物語に。

2. メカニック

シュバルゼッテ: 「噛ませ犬」脱却、性能を活かした活躍の場を用意。開発経緯・機体特性説明し、メカとしての魅力を。

デミバーディング: 「輸送機」脱却、戦闘・救助等、多用途性を活かした活躍を。ニカとチュチュ関係性深堀りで、存在意義向上。

メカ: 個性的なデザイン、印象的な活躍で、「やられ役」脱却、魅力的に。

3. ストーリー

クワイエット・ゼロ: 目的、仕組み、影響など物語の根幹に関わる設定については明確な説明を。ノートレットの理想デリングの思惑、プロペラの目論見、動機目的を明確にし、深みと説得力を。現状は無責任

罪と罰: 罪を犯したキャラには償いの過程を。特にプロペラデリングやペイル社CEO等、殺人の罪を犯した大人キャラ責任曖昧にしない。ラウダの殺人未遂も「無罪放免」でなく、成長する過程を描き、納得感を。

宇宙議会連合: 雑な悪役脱却、成り立ち、内部権力闘争スペーシアンとアーシアン関係性掘り下げ、深みとリアリティを。

SF設定: リプリチャイルド等、ご都合展開でなく、物語テーマキャラ葛藤に深く関わる要素として丁寧に。

4. テーマ

格差問題: 「背景設定」でなく主軸に据え、深く掘り下げ。シャディク等を通し、不条理、苦悩を描き、問題提起共感を。現実紛争テロを想起させる描写は慎重に扱うべき。安易対立問題矮小化偏見助長危険性。

倫理観: 弱者マイノリティを「不幸」「ヘイトタンク」扱いでなく、尊厳を守り、明確な倫理観を。「信賞必罰」「勧善懲悪」等、普遍的倫理観を示し、若者に正しい価値観を。

社会問題: 多角的視点提示視聴者に考えるきっかけを。各キャラ問題への向き合い、答えを丁寧に描き、深みと説得力を。

関係性: 「別れ」だけでなく「共に歩む」関係性も丁寧に。特にスレミオは「結婚」を唐突に描かず、愛の育み過程を丁寧に描き、納得感を。声優への説明不足解消、制作意図を持って関係性を描き、演者にも伝える。

若者向け: 希望あるメッセージを。抑圧、不条理差別等、困難に直面しつつ、意思未来を切り開く若者を描き、勇気希望を。

普遍的テーマ: 「ガンダム」として戦争悲惨さ、平和の尊さを現代視点で。GUND技術を「兵器」だけでなく、医療技術としての可能性、人類未来への影響を深く掘り下げ、深みとメッセージ性を。

5. 制作体制

説明配慮: 視聴者考察任せでなく、必要設定・情報を明確に説明特に物語の根幹設定、キャラの行動原理は丁寧に説明責任を。声優視聴者制作意図を明確に伝え、共有し、理解を深め、一体感を。

SF考証: 明確で説得力ある描写を。

若者: リサーチで関心・価値観を反映。特に倫理観社会問題描写は慎重検討、専門家意見も取り入れ、細心の注意を。

結論

水星魔女」は多くの可能性を秘めた作品だった。上記改善で、完成度高く、多くの視聴者に愛される作品になったはず。「若者向け」なら、身近な問題共感できるメッセージを丁寧に、希望を持って描くことが重要制作側は視聴者への丁寧な説明、明確なメッセージ発信で、理解を深め、多くの共感を得られたはず。批判真摯に受け止め、より良い作品作りに活かすことが、制作陣の責任

2024-11-30

本当に乗用車って価値無いな

燃費良くて人も荷物も乗る総合的に満点に近いスペーシア買取6万で、

安いだけで買ったクソボロい貨物軽キャブが買取5万だもんな。本当に乗用車(5ナンバー)って価値無いんだな、ビックリしたわ。

君らも今後買うなら貨物車(4ナンバー)の方が良いぞ。最近だと貨物なのに居住性重視してるモデル結構あるし

2023-11-10

anond:20231110015828

俺はざっくり考えて軽(スペーシア)にした

維持費はやはり軽の方がやすい(税金車検タイヤなどの装備)

燃費あんまかわらなさそう

主に通勤で使うのでガソリンは月に1回入れるサイクル

乗ってみて思うのはターボじゃないと坂道キツイ

街中の、半径30キロ圏内の平地のお出かけならノンターボでも楽々

高速道路でも僕は不満はない

でも県をまたぐお出かけは腰がしんどくなる

軽のターボ車に乗ってる人いわくやはりエンジン負担はかかるからノンターボで乗り倒すのが正解だよとも言われる

でも別の人はターボ車じゃないと加速や坂道で不満なので買い換えるとしてもターボ車にするとのこと

2023-10-24

若者向け』と銘打った割にそれほど若者向けではなかった水星魔女

 

anond:20231010034423

いい加減いつまでこの話を続けるんだ?と言われてしまいそうだが、

このツリー感想を読んでいて思ったことを性懲りもなく付け加えてみることにする。

水星魔女若者向けを目指したと言われているが、あまり若者向けの作りになっていないのではないか?という話だ。

リー内に共感できる感想が多かったので、引用が多くなることを許してもらいたい。

 

 

から受けたモラハラ行為子供が許容して終わった

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「スレッタが酷いことを言われても耐えるキャラのまま終わった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「スレッタとグエルの毒親受容」「ウテナ要素の中途半端サンプリング」に同感である

 

特に決闘による花嫁争奪戦という現代価値観では人権侵害しかない制度否定せずに終わったのはいただけない。

スレッタとミオリネがお互いの意思で一緒にいようとする・グエルが自分意思でミオリネをスレッタに譲るという展開では駄目だったのだろうか?

そもそも何故そんな制度がまかり通っているのかということにも、制度に反対していたのがミオリネ一人だけという異常な状況にも、詳しい背景の説明がない。

正直なところ、本編の描写だけではべネリットグループやレンブラン家が政略結婚必要とするほど切羽詰まっているようには見えなかった。

ミオリネだけではなくスレッタやグエルも当事者なのだからデリングに制度のことを問いただすシーンがあっても良かったし、

最初デリングに反抗的だったミオリネも制度は父なりに娘を思ってのことだったと納得してしまったように見え、非常に残念だった。

 

 

子供ばかりが罪を背負い、大人が罪を償っていない

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「格差描写無意味作品としての倫理観が粗末だった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「生まれが貧しいほうが泣き寝入り」に同感だ。

 

中でも子供ばかりが罪を負い、大人は罪を償ったはっきりした描写がなかったことが引っかかる。

オリジナルエラン自分影武者として作られたエラン4号や5号ら強化人士たちの扱いをどう思っていたのか?

ラウダが学生たちの乗った宇宙船攻撃し、グエルを殺害しかたことはどう処理されたのか?という点も確かに気になるのだが)

デリングはテロ事件で一時昏睡状態に陥り、プロスぺラも体が不自由になり、一応痛い目に遭っていると言えるかもしれない。

それに比べてペイル社の4人のCEOたちは、財産は失ったらしいもののなぜか私服ティータイムを過ごしているシーンで終わった。

この4人にネタ人気が出たせいなのか分からないが、非道人体実験を行い(少なくとも)4号を殺害した罪を曖昧にしてはいけないだろう。

 

 

血統による差別助長する内容だった

御曹司のグエルがやたら視聴者に持ち上げられる脚本になっていて

(それこそスレッタが落ち込んで行動不能になるのを繰り返していた2期中盤などは、グエルこそが真の主人公だ!貴種流離譚だ!なんて言われていた)、

戦災孤児から実力で成り上がったシャディクや、愛人の子母親に捨てられたラウダなど、

弱者性を持つキャラクターが視聴者ヘイトタンク化したのも本当に希望がないなと思う。

シャディクの掘り下げがなかったことで、「イスラエル可哀想パレスチナ人死ね!」の目線だけで終わった感があるんだよな水星世界観

シャディクが学園の生徒を殺したのは犯罪だが、スペーシアンがアーシアン一方的搾取する構造がなければシャディクは何もしていなかったわけで。

その辺りの掘り下げがなさ過ぎて、ただ視聴者ヘイト集めて終わって、水星魔女って何が言いたかった物語なんだ?になってしまってる。

フィクションには、特に子供が見るようなアニメには、「愛人の子なだけあって全部がグエルに劣ってる」といった差別には反論できるように作る義務があると思うんだわ。

しかし本編を見る限り、ラウダを擁護できない。ラウダを擁護している人々は憶測と願望といった本編に無いものが主な根拠になっている。

フィクション意図によってコントロールできるものなのだから現実差別不利益に晒されがちな非嫡出子の扱いはもっと考えて欲しかった。

愛人の子からジェターク姓でなくニール姓を名乗らされ、23話で「ラウダ・ジェタークが!」と叫んだのに、

客観的には「状況が分かっていない人による迷惑な横やり戦闘」でしかなく、3年後でも当たり前みたいにニール姓のままだったのは酷い話だよ。

兄は正妻の子なのにスレッタに振られ、弟は愛人の子だけどペトラに好かれているようだという点以外、一切の救いがない。本当に酷い。

 

こういった意見にとても共感する。

 

ある程度年齢の行った視聴者なら、「紛争地帯出身孤児スペーシアンとアーシアンハーフであるシャディク」

正妻の子・グエルと同い年の異母弟で愛人の子であるラウダ」という設定を聞いた時点で

シャディクやラウダがどんな目に遭ってきたのか、これまでの知識経験から何となく想像できる人が多いのではないかと思う。

シャディクは「アカデミー」に入るまでは貧困生活に加えて危険と隣り合わせの毎日だったかもしれないし、

ラウダはジェターク家に引き取られてからも「愛人の子」という本人には責任のない中傷に苦しんだかもしれない。

こう考えればシャディクがテロを起こした理由や、ラウダが神経質で他責的な性格になった理由にもある程度納得が行く。

ただこれらは本編に描かれていない以上想像にすぎないので、「そんな描写はない」と言われてしまえば反論できない。

 

個人的に、兄のグエルと比べて弟のラウダは大した苦労をしていないかのように言われがちなことにも無情を感じる。

ラウダも兄のグエルが行方不明になり、そこへ父親のヴィムが死亡し、10代にして経営が傾いた大企業CEOに担ぎ上げられるという

なかなか壮絶な経験をしているのだが、何せ絵的には地味であり直接的な命の危険はなかったため主に若者共感を得にくかったのだろう。

(恐らくペトラはそんなラウダをそばで見ているうちに助けたくなり、それが恋に発展したのだと思うがこれも描写がないので想像しかない)

寮を追い出されて野外でキャンプをする、家出をして偽名でアルバイト生活をする、事故父親を死なせてしまう、地球テロリストに監禁される、と

視覚にわかやすくバズりやす描写があったグエルの方が同情を集めたのも無理もないのかもしれない。

 

制作側としては「シャディクやラウダの過去を詳しく描くと生々しいのでカットしてしまおう、

描かなくても視聴者何となく想像で補ってくれるだろう」という考えだったのかもしれないが、

果たして若い世代が本当にそれを想像できるのかどうか、もっと熟慮してほしかったところだ。

大人であれば「御曹司で純血スペーシアンで正妻の子であるグエルが視聴者に持ち上げられ、

そうではないシャディクやラウダがグエルと比較されて叩かれる」という状況の倫理的なまずさに気が付いても、

若者であればそれが分からず無邪気にグエルを持ち上げシャディクやラウダを叩くこともあり得る。

(というか、実際ネット上でもこのツリーの中でもそれが起こってしまっている)

 

グエルのような(中略)キャラクターに自己投影して持ち上げて、それに比べて貧困アーシアン鉄砲玉として使い捨てして学生大勢殺したテロリストシャディクや

兄を殺そうとして恋愛に逃げた無能な妾の子ラウダは最低と言うのが視聴者にとって気持ちいいんだから仕方ない。

視聴者気持ちよくなれるようにアニメが作られていて、監督脚本家は良い仕事をしたってことだよ。

例えば15話なんて、グエルはもう他に充分良いシーンをもらっているのだから

それこそシャディクやラウダ、スレッタのフォロー時間を使った方が良かったんではないか

それをしなかったことで、結果的に他のキャラを下げてグエルを持ち上げる構図になってしまっている。

グエルというキャラが悪い訳ではなく、こればかりは脚本監督の配分ミスかと。

結局、御曹司が大好きなバズ層とバズ層に媚びた脚本変更で、上流賛美で終わったアニメでしたね

 

最終的に、こう言われても仕方がない脚本になってしまったと思う。

シャディクやラウダへのヘイトも酷かったが、グエルは人気キャラクターであるのと同時に

主人公であるはずのスレッタを食っている」とアンチも多く、グエル役の声優SNS攻撃される事態にまでなっている。

人気キャラからと言って持ち上げすぎても作品バランスを損なってしまうのだ。

 

本題からはズレるが、特定キャラクターを活躍させすぎるとプラモキャラ商品販売にも支障が出る。

できるだけ多くのキャラクターを魅力的に描いた方がそれだけ多くの種類のプラモキャラ商品が売れることに繋がるはずだが、

シャディクやラウダは本編内の描写だけを見るとさながら「お星様(グエル)の引き立て役B」になってしまっており、

(グエルと比較されることこそあまりないが)やはり悲惨境遇であるエラン4号や5号も目立った活躍や掘り下げが少なかった。

その割にスレッタ・ミオリネ・グエル以外のキャラもそれなりの人気を獲得しているのは、ファン想像キャラ過去長所を補っているからだろう。

からと言って制作側は視聴者想像に頼りすぎず、必要描写アニメ本編内でしっかり描くべきだったと思う。

 

 

まとめ

申し訳ないが、総合すると水星魔女

 

子供大人から受けた酷い仕打ちを許し、大人の分まで罪を被ってくれるという大人に都合のいい形で終わったアニメだった

・「信賞必罰」「勧善懲悪」があやふやであり、血統による差別を推進する、道徳的子供若者にふさわしくないアニメだった

 

と言わざるを得ない。

 

制作側に良心があるなら、今からでも作中の大人の罪やモラハラ行為をきっぱりと否定し、

作中で不遇だったキャラクター(特にシャディクとラウダ)について何かしら擁護できるような情報を出してほしい。

そして次回こそは上記のようなことに気を配った、一本筋の通ったアニメ制作してほしいもである

 

2023-10-14

百合豚は嫌いだが、水星魔女百合以外の何があったのか分からない

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

中国百合厨(中国水星魔女は視聴できないので違法視聴している)が、

グエル役の声優やミオリネ役の声優SNS誹謗中傷しているので、百合豚への印象が最悪になってしまったが、

では水星魔女シナリオスレミオ百合以外の新規性特筆事項があったのかというと、何もなかったと思う。

 

キャラクターデザインメカニックデザイン衣装デザイン声優、YOASOBIについては非常に良い仕事をされていたと思う。

チェンソーマンアニメを見て、「アニメ本編よりも米津玄師のほうが良い仕事をしている」と感じたのに近い。

表現で支える側が頑張っているのに、物語自体に芯が無かったと感じられるのが非常に残念だ。

スペーシアンとアーシアン格差についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスシャディクだったのだろうか?ミオリネへの片思いをイジられてばっかだったな)

GUND技術軍事利用と医療利用についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスデリングとプロペラだったのだろうか?デリングは後半ずっと寝ていたが)

スレッタ・ミオリネ・グエルの親が毒親であることについての掘り下げも着地も中途半端

 

別に特定思想を全肯定して、もう片方を全否定しろと言っているわけではない。

キャラクター経験を積んで考えて変化するところが見えれば、大局が何も解決しないエンディングでも全く問題なかった。

しかスレッタ・ミオリネ・グエルの全員が何を考えているかよくわからないまま親を肯定して終わったし、

差別技術についても「作品として何が言いたいかからない」に加えて、

「各キャラクターがどのような姿勢を取っているかもわからない」「大きな空白を設けましたのであとは解釈にお任せします」というものになっていた。

特にシャディガールズの浅さは何なんだ。サビーナがニカに個人的興味を持っていたこと以外、すべてが浅いまま終わった。

地球寮も描写が少なすぎる。ティルなど、何の印象もなく終わってしまった。

 

水星キットの出来は良かった、形部デザインモビルスーツも評判が良かった、

モグデザインキャラクターや、学園・グループ社員制服等のデザインも評判が良かった。

そうした絵的な面は過去アナザーガンダムと比べても非常に良い仕事で、好評だったわけだが、

物語としての中身や、キャラクターの深堀りについては「空虚であった」と感じざるをえなかった。

ティルやメイジーをもっと描けというよりも、スレッタ・ミオリネ・グエル・シャディクの描写があれで終わるのはおかしいだろう。

エランについては「ペイル社」がどうなったのかすら分からず、強化人士殺人犯が逃げおおせているのは何なんだ?

 

社会問題ビュッフェ」といった雰囲気風呂敷を広げては中途半端に終わらせた水星魔女だが、

他の作品と比べて特筆事項があるとすれば、「百合アニメ」という枠組みではない一般作品で、

最終回スレッタとミオリネが結婚指輪をしていたことくらいだが、

発売されたばかりの文春でスレッタとミオリネの声優が「いつスレッタがミオリネを好きになったのか分からない」と発言しており、

自分も見ていてスレッタがいつエランからミオリネに乗り換えたのか感情の動きが分からなかったが、

声優監督脚本からディレクションを受けず、「分からない」まま演じていたのかと大変に呆れた。

演出意図はあるが、それをどう受け取るかは観客次第」というのと、「演者が分かっていない」のは全くの別問題なのでは。

 

死別に終わったスレッタと4号、5号とノレア

スレッタが告白を断ったうえに強力なビーム兵器でグエルを殺しかたことにより終わったグエルとスレッタ、

シャディクが最後まで勝手に決めて引き受ける姿勢を変えずに逮捕エンドとなったシャディクとミオリネ、

最終的にそばにいられない組み合わせのほうが関係説明がなされていた。

恋愛ではないがジェターク兄弟についても、

グエルのビジネスパートナーであるオリジナルエランとの関係唐突に出現し、

フェルシーやカミルといった信頼置ける仲間との3年後時点での繋がりについても説明がなく、

ラウダとペトラについても双方の声優が、いつくっついたか全く分からないといった、スレミオ声優と似たような回答をしていた。

結論として、兄弟宇宙地球に分かれて別の道を歩むようだが、兄弟のほうが「兄が毒父毒母の代わりに弟の存在承認した」と関係説明できていた。

最終的に共に歩む組み合わせの描写声優にすら説明せずぶん投げて、

「別れこそ尊い」という、感傷マゾのような趣味でもお持ちなのだろうか。

 

格差差別技術功罪・親による支配といったテーマ風呂敷だけ広げて畳み切れず、

キャラクター人気と関係描写だけで牽引するのかと思いきや、

そちらも「別れさせるほうをやたら丁寧に描き、共に歩むほうは声優すらよくわかってない」という変な趣味を出す。

しかも「分からない」と思いながら演じた声優を表に出してイベント雑誌で語らせながら、

物語を作った側が全く制作意図等を語らないのはどうなんだ。声優を弾除けに使っていないか

また、SF考証には「雑だった」か、「設定はあるのに本編に出てこなかった」のか分からないが、大変失望した。

リプリチャイルドやらオルガノイドアーカイブやらガンダム消滅やら、何の説明もなく次々展開させるのは雑にも程があった。

個人的にはガンダムのような種類のアニメには恋愛描写よりもSFのほうを期待しているが、

「別れこそ尊い」という感傷マゾばかり見せられてSFを放り出されたようで大変に不快だった。

2023-10-11

anond:20231010204339

「グエルは最高、それに比べてシャディクやラウダは最低」というような感想に対して反論する材料が本編内に不足

グエルのような

正妻の子

御曹司

・純血上流スペーシア

パイロットスキル最強

地球治安最悪エリアでも無傷で生き延びるフィジカルギフテッド

通りすがりのシーシアを救おうとする利他

・父と弟から経営を引き継いで会社を立て直そうとする経営

こういうキャラクター自己投影して持ち上げて、それに比べて貧困アーシアン鉄砲玉として使い捨てして学生大勢殺したテロリストシャディクや

兄を殺そうとして恋愛に逃げた無能な妾の子ラウダは最低と言うのが視聴者にとって気持ちいいんだから仕方ない。

視聴者気持ちよくなれるようにアニメが作られていて、監督脚本家は良い仕事をしたってことだよ。

anond:20231010175459

シャディクの掘り下げがなかったことで、「イスラエル可哀想パレスチナ人死ね!」の目線だけで終わった感があるんだよな水星世界観

シャディクが学園の生徒を殺したのは犯罪だが、スペーシアンがアーシアン一方的搾取する構造がなければシャディクは何もしていなかったわけで。

その辺りの掘り下げがなさ過ぎて、ただ視聴者ヘイト集めて終わって、水星魔女って何が言いたかった物語なんだ?になってしまってる。

あとラウダは兄の邪魔してるだけなのがな。ただの弟ならまだ良かったが、愛人の子で、正妻の子と同い年なのに能力的に劣る性悪という設定が、マイノリティである非嫡出子差別的で胸糞悪い。

2023-10-10

水星魔女ヘイトタンクの作り方が悪質だった

御曹司のグエルがやたら視聴者に持ち上げられる脚本になっていて

(それこそスレッタが落ち込んで行動不能になるのを繰り返していた2期中盤などは、グエルこそが真の主人公だ!貴種流離譚だ!なんて言われていた)、

戦災孤児から実力で成り上がったシャディクや、愛人の子母親に捨てられたラウダなど、

弱者性を持つキャラクター視聴者ヘイトタンク化したのも本当に希望がないなと思う。

 

シャディ

シャディクが戦災孤児である設定がミオリネのセリフさらっと明かされ、回想がない。地球でどう育ってきたのかや、アカデミーに拾われて実力で勝ち上がってきたことの詳細などは、何も明かされない。

シャディクの思想についての掘り下げが全く行われず、ミオリネに対する恋愛感情描写ばかりがくどいほど繰り返される。視聴者に「ミオリネに振られたかテロリストになった」と動機矮小化される始末。

テロリストにならずサリウスの後継者を狙い続ければ、シャディ個人地位は富裕なスペーシアン相当のままいられる。それを捨ててまでテロリストになる動機描写が浅いまま、グエルのPTSDの原因を作ったり、ソフィとノレア使い捨てて死なせたことで、どれだけ殴っても良いヘイトタンクキャラと化した。大量のヘイト創作が作られた。

シャディクの行動は戦争シェアリングに加担する構造を維持していたサリウスに「愚かな息子よ」とまとめられておしまい。サリウスの思想描写曖昧考察不能憶測を書き散らすしかない状態

 

ラウダ

・グエルの腰巾着。なのに父には逆らえずグエルのプライドを傷つける。

・グエルのスレッタを大切にしたい気持ちは知らないし無視で、スレッタに暴言しかスレッタがシャディクに勝利したばかりの絶好調調子に乗っているときは黙っていて、スレッタが負けて振られて人生どん底状態とき死体蹴り

・父殺しのPTSDで浮かない表情のグエルの変化に気づかず(部外者であるセセリアですら気づいていたのに)、八百長での決闘勝利に泣いて喜ぶ。グエルとの温度差がひどいことに。

パイロットヘルメットを渡す表面的な役割だけを、グエルのMS整備担当のカミルから奪っている。ペトラ自分自身で整備したうえでヘルメットを渡していたのに。表面のラウダと、中身のカミルになっている。

・兄がミオリネにつけ込まれミオリネに縋っていると勘違いして、無関係第三者も巻き込んだ殺人未遂。フェルシーに文字通り火消しさせる。脚本にあったト書きは「しょうもない兄弟喧嘩」だが、客観的にみるとグエルは攻撃していないか喧嘩ではなく一方的殺人未遂なのでは。

母親に捨てられたのをグエルに存在承認されて救われているのに、グエルを殺しそうになる展開。

地球寮を勢いで殺しそうになったのに、殺人未遂の直後に「僕はお前達を許したわけじゃない」と喧嘩を売りに行く。視聴者から「ハァ?」という反応が噴出しただけでなく、ラウダ役声優ですら「殺しかけてどの口が」と思ったとコメント

・グエルは言うまでもなく強制的大人にされたような大幅変化をした。それだけでなく、後輩の小物いじめっこ腰巾着として登場したフェルシーが、元々アーシアン差別をしていたのにアーシアンであるチュチュ共闘する展開や、ペトラスレッタに礼を言いモブを助けようとする展開があった。ラウダは最後まで性格が悪いまま終わった。

 

レアもニカを攻撃したメンヘラバカ女扱いされたり、5号とノレア関係が「理解ある彼くん(笑)」と揶揄されるなどヘイトタンク化してた時期あったし、

社会的弱者キャラ視聴者に袋叩きにされやす構造キャラクター配置・描写になっていた。

そしてペイル社で金儲けのことしか頭にない風見鶏してたCEO無罪放免で、強化人士死んでも平気な上級国民してたケレスさんとやらも味方面して参戦。

フィクションに一番やられたくないことをやられた感じがした。

まれてる人は性格がよく、相対的に恵まれてない人が性格が悪いのは現実に似ているけど、若い人に見せるつもりで作っているアニメならこういう希望を摘む真似はやめてほしかった。

結果的水星魔女アラサー以上しか見ていないようだけど、プロジェクト意図としては10代など若い視聴者新規で取り込みたかった様子。

でも見てて息苦しくなるような嫌なリアリティ希望がなくなる。二次元っぽい性格の悪さではなく、実際にいそうな性格の悪さの「湿度」が本当に見ててしんどかった。

 

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった

スレッタとミオリネの両方に社会性がない

スレッタは恵体で優秀なパイロットだが、水星田舎者で救助の仕事だけしてきて、素の性格アニメを見てスクールラブに憧れていた凡庸JKから

社会に関心がなく、恋愛友達家族しか興味がない視野が狭いキャラクターとして描かれていても、別に違和感や不満はなかった。

しかし対比となる、都会育ちでベネリットグループ総裁の娘として生まれたミオリネまで社会に関心がないとは思わなかった。

ミオリネまで社会格差家業に関心がないなら、デリングとシャディクに保護されて籠の中の鳥のままでいたほうが良かったのでは?と思ってしまった。

ミオリネの父親スレッタの遺伝情報上の父親を殺していることについて、「父親がやったことだから私には関係ない」と即解決され葛藤が一切無かったのも、

正論かもしれないがキャラクターとしての魅力を大きく損なったように思う。

 

スレッタが酷いことを言われても耐えるキャラのまま終わった

スレッタが強化人士4号にしつこく質問して地雷を踏んだのも悪いといえば悪いが、4号に酷いことを言われて「それでも好き」、

スレッタがプロペラ洗脳されているのにも問題はあるが、ミオリネに酷いことを言われて「それでも好き」、

エリクトには突き放され、プロペラからエリクトよりも優先順位が低い娘という態度を露骨にとられるが、

「それでも好き」という嫌な天丼をやられた印象がある。

こういう、冷たいことばかり言われて、いたぶられるポジションに置かれやす女性類型としてあるといえばあるのだが、

ガンダム初の女性主人公としては見たくなかった形だった。

 

シュバルゼッテとデミバーディングの無理矢理挿入された印象

シャディクがガノタに不人気で、本編でも見せ場がいまいちだったかミカエリスが売れない、などと言われていたが、

2期機のシュバルゼッテとデミバーディングはミカエリスとも比較にならないほど扱いがひどかった。

まずラウダがノレアペトラをケガさせられた八つ当たりでミオリネを殺そうとして兄を殺しそうになる(?????)という、

訳のわからない戦闘一回だけにシュバルゼッテは使われて消滅した。

グエルに期待して、期待が裏切られて反転アンチ化し、メインシナリオ無関係に殺しに来るというろくでもないキャラだった。

デミバーディングはもっと印象が薄い。ただ人間を運搬しただけでしかない。

マルタンが出しゃばりすぎたためニカとチュチュ関係が薄いものになってしまい、自動的にデミバーディングも影が薄くなった。

ガンプラを出すことが決まっているので無理をしてでもシナリオねじこむしか無く、ストーリーが変になったり機体が空気になっている。

 

クワイエット・ゼロが結局何なのか分からない

おそらくこうなのだろうという予想を大勢視聴者がしているが、本編中にろくに説明がないためほぼ憶測しかない。

ノートレットの理想デリングが引き継ぎ、プロペラがそれを利用しようとする、それぞれの思想ビジョンが全部不明瞭だった。

結果、「何のためにスレッタが身を削ったのかよくわからない」というのは致命的なのでは。

 

格差描写無意味作品としての倫理観が粗末だった

4号、ソフィ、ノレア、フォルドなど社会底辺出身ネームドが次々に死んだ。

虐殺したデリングはお咎めなし、強化人士を殺したペイル社CEOもお咎めなし、

そして宇宙議会連合軍大量虐殺したプロペラの罪はなぜかシャディクが被るなど、

罪と罰の扱いが非常に適当ものになっていた。「赦しがテーマ物語」とするにしたって雑すぎないか

勧善懲悪物語現実乖離しており安っぽくもあるのだが、いくらなんでもここまで混沌とさせ説明カットする必要があったのだろうか?

結局、死んだネームドは底辺まればかりだったという印象が残る。

宇宙議会連合唐突殺人光線から人を守ったスレッタや、失神したモブ生徒を救おうとしたペトラなど、

スペーシアンについては「利他的な行動をした結果として重度の身体障害者になっている」のも、何が言いたい?

ラウダによる地球メンバーロウジ、フェルシーに対する殺人未遂も適当に扱われて無罪になったようだし、

利他的な行動をとると障害者になって、他責思考加害者についてはやりたい放題であるというのが物語結論のようだ。

 

追記

デザイナー発注時シュバルゼッテはグエル搭乗機で赤い機体だった

グエルが最後までスレッタたち主人公サイドの敵で、シュバルゼッテ乗って死んでたとしても、

本筋と無関係なとこで謎にフェンシングしたり謎に弟に殺されかけるよりはマシだったわ。

敵対して死んでも共闘してもどっちでもいい。本筋と無関係なとこで意味わからん戦いに消費されたのが一番萎えたわ。

2023-07-30

anond:20230729110901

ペトラ発言量・尺が少なすぎて短所晒し上げる余地すらないからか 

やってた事はジェタークの太鼓持ちスペーシア子弟らしいアーシアン差別水星差別でもヘイト描写稼いでたし、瓦礫に埋まって死にかけました助かりましただけじゃルイス・ハレヴィの焼き直しみたいでヘイトの精算と汚名をそそぐまで足りてない気がするんだよな。

2023-07-03

水星魔女 最終回を観た感想

みんな無事で大団円、というのも悪くなかった。

直感動したし。

でも違和感がどうしても拭えない。

というのも一期の最後スレッタがミオリネを救うためにエアリアルで敵兵をぐちゃっと潰したあのシーン。

あれが示す意味最後には無視したように感じられたからだ。

進めば二つ。

一期ではそれが絶対的に正しいのだとスレッタは妄信し、二期では進んで失うこともあることを知る。

そして一期の最後におけるあのトマトシーン、敵兵を殺すことでミオリネを助けたあのシーンが描いていたのは簡単に言ってしまえばトロッコ問題だ。

進めば二つ得られる。

しかしそれが正しいのだとすれば、では二人が同じ方向に進めばどうなるのか?

世界が有限である限り、一方だけが多くを得られるのは必然だ。

そうして一方だけが多くの益を得ており、それによって格差が生じ、その問題が表面化していたのが地球での暴動であり、アーシアンスペーシアンの対立となっていた。

まりこの作品テーゼとしては「現実ではどちらか一方しかとることができない」という所謂トロッコ問題存在しており、それを「進めば二つ」という教訓の誤りを指摘する形で提示するように思われた(少なくとも2期の終盤までを見る限りでは)。

けれど最後、蓋を開けてみればスレッタが大きく進んだ結果みんなが助かり、誰も死ぬことなく、三年後の元気な姿が描かれる。

その間には地球での紛争で多くの人が亡くなったであろうことがなかったことのようにして。

要するに作品としてのブレを最後に感じてしまった。

スレッタは自らの意思で大きく進んだ結果、二つ以上の、たくさんのものを得ることができた。

物語としてはハッピーエンドでとても良かったと思う。

でも作品として見た場合、”ガンダム”として考えた場合、この終わり方で良かったと言えるのだろうか?

あと最後の、”一方的な力で場を制圧して解決する”という構図。

これは虐げられる地球側のことを描いた上でこの描写意図的にしているのであれば、それこそ実に皮肉であるのでガンダムらしい最後であるとは言えるのかもしれない。

2023-07-02

水星魔女を見て老害だと自覚した

勢いで書いた。

最初は「水星魔女に対する少し辛口感想」みたいなタイトルにしようかと思ったが、少し書き上げて他の人の匿名を見てから、「これは水星魔女ダメというより、俺たちが老害なんじゃないか」と思ったので、こちらの内容で投稿する。

水星魔女最終話ネタバレが入るので、見たいけど見れてない人は見た後に来てね)

https://anond.hatelabo.jp/20230702215132

https://anond.hatelabo.jp/20230702192323

まず水星魔女面白かった。ストーリーは完遂したが、どんどんつまらなくなっていった鉄血や、新しい単語が多過ぎてストーリーについていくのがやっとだったGレコと比べればとっつきやすい。というかこのレビューを書いて、やっぱり水星魔女ってスゲェなと思った。

では、水星魔女が「ガンダム」として面白かったか…というとそうは思えなかった。勿論面白くなかったガンダムは他にもある。例えばガンダムAGEの時は、やりたいことに対してストーリーを畳みきれなかったように見えたし、客層もあやふやだったと思う。

一方でAGE水星には違うストーリーの粗さを感じている。ガンダムAGEの時はストーリーに粗が目立つのは、「目指した事が大きすぎて話数や丁寧さが足らなかった」のだと思ったのだが、今回の水星魔女は「ストーリーを畳むことをほとんど放棄して話題性を選んだ」ように思えている。

ストーリー完璧にたためるとは思ってない。ツッコミどころのない作品なんて無い。24話もある作品ストーリーに対して疑問として湧き上がるのは当然である

まぁ、色々ある。

それに作中提示された問題が全てが解決されるとも思ってない。今までのガンダム勧善懲悪じゃないし、作中でアーシアンスペーシアンが和解してハッピーになるストーリーになることを期待してたわけでもない。ユニコーンのように、パーメットの力で死者が喋り出すのは、ニュータイプみたいなもんなんだよと言われれば理解は出来る。

でもそこに突っ込むことより、自分もっと気になるのは、そこのストーリー的に後ろめたいものを隠してまで、本作が押し出してきたのが怒涛の展開といえるような驚きの連続や(それは大体回収されずに置いてけぼりにされる)、キャラクター性や、狙ったようなキャラクターカップリングや、感動してくださいと言わんばかりの死者達の赦し、みたいな内容だった事に困惑している自分自身である

かにアニメとしてはハッピーエンドの方が正しい気もする。これで鉄血のような終わり方やパーメットから放たれる謎の光に飲み込まれて、行方不明になったとしても批判が出たと思う。

でも宇宙世紀として提示されるガンダムは、ロボットオタクモビルスーツプラモを売らなくてはならないという商業的な面があるにしろ、否応なしに命を奪われる厳しい世界で成長をしていくむさ苦しい戦争戦記や暴力や抑圧に対する命懸けの抵抗を示した作品だった気がするのだ。

本作の内容ならば、最初からGガンダムのようなガンダムファイト(決闘)に終始するか、ビルドファイターズのようなホビーガンダムであると主張してくれた方が嬉しかった。

勿論、これを肯定的に捉えることは出来る。ガンダムストーリー性というもの戦争作品としてのメッセージ性ではなく、ストーリー展開の話題性カップリング表現されるというのは、商業的な面での成熟なんだろう。間違いなく近年のガンダムでは話題をかっさら作品だったはずで、今後しばらくのガンダムは安泰だろうし、ロボットオタク以外もプラモを買ってくれるはずだ。

色々書いたが、間違いなく鉄血やGレコなんかより水星魔女の方がウケる作品であると分かっている。そもそもGガンダム宇宙世紀だし、初めて見た日は「これは本当にガンダムなのか?」と思ったはずなのだ。だから水星魔女困惑をしているのは、多分俺が歳を重ねてガンダムという作品に対して期待値を調整できなくなったかなのだ。(鉄血が可愛いのは、出来の悪い子ほど可愛いと思う気持ちなのだ。そして内心パーメットの光に飲み込まれ主人公が消えれば良かったのではないかとも思っている)

ガンダムキャラクターなんて個人主義じゃないか…そう考えてみれば水星魔女個人主義まりない内容をやっていて、非常にガンダムらしいじゃないか

そう己に言い聞かせてみるが寂しさを感じる。

あ〜あ、俺も老害なっちまったのかな。

というわけで皆も今から水星魔女見てね。

2023-06-06

水星魔女

毎週見ていたはずなのにさっぱりストーリーがわからない

こいつらはなんのために戦っているん?

ストーリー複雑にすればいいってもんじゃねーぞ

クワイエットゼロとかどこいったん?

そもそもなんでかーちゃんエアリアル破壊活動したん?

アーシアンとかスペーシアンとかそれっぽい単語並べてないで前提を描けよ

2023-05-28

水魔はビターエンドだろうか

前までいかにもガンダムらしいビターエンド予想してた人多かったけど、きれいにまとまりそうな気がしてきた

ラスボス戦でプロペラ死ぬけど自分役割果たして退場って感じで、親離れ姉離れして大人に成長したスレッタがミオリネとかグエルとか学園のみんなとか救って大団円って感じじゃないの

スペーシアンとアーシアンの間の問題は山積みだけどグエルとミオリネが協力して改善していく希望が見えたりさ

シャディクは死亡退場してもおかしくないポジションにいると思うけど、和解協力ルートもあるようなないような……?

いか

これからまさかあのキャラがここで死亡するなんてみたいなことが次々起こるようになるんだろうか

今週のあのふくよかなお姉さんみたいに今後も誰かしら名のあるキャラの人死が出ることにはなるとは思うけれど

そこまで死屍累々な無情エンドにはならない気がしてる

2023-02-13

水星魔女考察というか予想~肉体にさよなら

水星魔女世界は、人類宇宙で暮らすことには抵抗がないらしい。

地球に、地上に足をつけて暮らすことが贅沢だとかそういう宇宙世紀的な観念はないらしいので

エアリアル(とガンビット)が作って見せたネットワーク構築+ばぁばの「赤子が服を纏うように」がGUNDの目指す理想、ってことを合わせると12話までの時点で可能なのは宇宙探索。

スペーシアンが新たに進出できる環境探しが、あのネットワークを使えば可能になる。

というより、エアリアルガンビットが作るあのネットワークサイコフレームじみてますよね。

操縦者意思を読み取り拡大させて、なんらかのエネルギーガンビット場合特定された空間)を発生させるところなんか、まさにそれです。

こちらはは00劇場版で実現済みなので水星魔女では取り入れないのではないかと思います

そしてもう一つは、作中ではまだ実現していないけれど人が肉体というハードウェアを捨て去れる、ということ。

こちらは、エヴァのように「みんなで1つになりましょう」ではなく、攻殻機動隊世界のように人の意識ネットワーク空間生活する、ということ。

知識情報ネットワーク状で共有できるので、その人個人を示す意識さえあれば良いってことです。

これについてはどこかのインタビューに寄れば「GUNDは脳の置き換えは不可能」と語られているそうですが、エアリアルAIの中にあの人がいる、ってことが決定事項なら不可能ではなくなります

このネットワーク空間オカルト物質「パーメット」を入れると、人の意識相互リンクさせたより大きなネットワークが出来上がる。

あくまでもエアリアルAIの中にあの人がいるよって前提だから、いないよ、が確定事項だったらこの説崩壊しますけれどね。

ペイル社の4BBAが自分達の体の同じ部分にGUND手術を施してますが、実はこの人の意識を繋いだネットワーク構築を試みたかったのではないでしょうか。

同じ部分を手術して、同じ服を着て個という意識消滅させ、4人で一つのネットワークを作り上げる……意思決定システムとしては、4台の高速コンピュータを直結させたようなものですから、さぞかし会社運営スムーズでしょうね。

 

個々の意識ネットワーク上に転送して、肉体というハードウェアがなくなれば、水星世界における紛争戦争はある程度は消滅します。

おそらくはスペーシアン、アーシアン差別もなくなります

でもそれやったらマトリックスとなんら変わらないのではないでしょうか。

小林監督はかなり緻密に背景や設定を用意したうえで、演出描写にこだわる方とお見受けしますので、こんなチープな発想はしないでしょう。

きっとガンダムらしいSF設定を見せてくれると期待しています

2023-01-27

水星魔女12話そのものが、ミオリネを絶望に突き落とす話だったってわけ。

 

4話でチュチュスレッタを「クソスペーシアン」呼ばわりして、すかさずミオリネが「スペーシアンってだけでクソ呼ばわり?~」って切り返してるけど、あれスレッタのために怒ってるんだよね。「あんたにスレッタの何がわかる!」って。

で、11話まで話を積み重ねて「スレッタの1番の理解者は私! エランとの恋だって応援してるし!」って鼻息荒くしていたミオリネに、人を殺してなお笑っているスレッタを見せ付けることで「1番の理解ポジション」と思い込んでいたのをぶっ壊したわけ。

 

ミオリネは「進めば二つ教」に入ってからただの一度も逃げてない。

から、13話でこそ一度逃げると思う。逃げるというか、引いて体勢を立て直すかな。

逃げちゃいけないんじゃないの。逃げれば一つは手に入るの。

「ミオリネは逃げたりしない!」ってフェミは息巻いてるけど、書いてるの大河内だよ? 絶対一度はそういう描写入れて来るよ。

で、ショック受けたスレッタが5号と再接近する。こうしないとファラクト&強化人士の謎に株ガンの皆が、もしくはミオリネが触れられない。

こういうことだと思うんだ。

2023-01-20

水星魔女考察スレミオの愛の経過を考える

ざっくりまとめてみました。

 

 

1話で、学園でスレッタと再会したミオリネは、ぼんやりしてMSに踏み潰されそうになったスレッタの手を引いて走ります

更には、トマトを見たことがないスレッタのためにトマトプレゼント。なんだかんだ言ってスレッタをよく見て対応するミオリネの優しさが垣間見えるシーンでした。

よろしくね、花婿さん」の時は、MS持ってる手駒(友達)ゲット!くらいのつもりだったと思うんです。

というか、「よろしくね、花婿さん」は同性愛OK社会を知らない田舎者をおちょくっての発言じゃなかろうかと。

 

2話でスレッタの「進めば二つ」を思い返し、審問会に乗り込んで「決闘で勝ったのはスレッタよ!」と発言したのは、スレッタ強制退学&自分も退学して別の男と結婚させられる理不尽に対しての怒りで、ここではまだスレッタに対する気持ちは同じ理不尽を被った仲間意識だったと思います

 

3話の「一緒に戦う流れでしょう!」であん責任取るって言ったでしょ!!+「これは取引よ」でスレッタにプレッシャーをかける作戦

スレッタの「私たち親友~」からの「はぁ?」は親友じゃなくて婚約者でしょ! とアピールたかったのではないでしょうか。

そのあとのエラン登場→連絡先交換で、ここでようやくスレッタを意識したんじゃないかなぁと。私の手駒(友達)が取られちゃう!ってな感じ。

つの間にかミオリネの連絡先がスレッタの端末に登録されている……これ、いつやったんだろう?

さらにグエルのプロポーズによる追い撃ちで、「どいつもこいつも私の花婿に手を出しやがって!」と内心でキレて、恋愛ルート確定、かと。

 

4話の「自覚持ちなさい。あんたはホルダーで私の花婿なんだから」は、3話の影響から出てる言葉だと思います。この時のミオリネの表情が「意味わかってるわよね? あんたは私の特別なのよ」って念押ししてるように見えます

エランの「じゃあ、うちの寮来る?」の台詞のあとにコツコツとヒールの音がして「ダメ!」って叫んでますが、ミオリネは走ってもいないし、息も切れていません。ましてやスレッタの座り込んでた場所がどうもペイル寮の前に見えるので、ミオリネはスレッタの居場所最初からわかってたようです。1話の学園マップインストールか、3話の勝手に連絡先交換の時点でスレッタの携帯端末に何かやばいアプリ仕込んでませんか?

「だったら私を頼んなさいよ」で、スレッタに頼られたいと思っているのが発覚。ミオリネの愛の重さが少しだけ垣間見えて来たかも。

実習がうまくいかなくて泣くスレッタに「立て!」と喝を入れるのは、恋じゃなくて母親の愛に近いかもしれません。

 

5話。スペーシアンなのにしれっと地球寮にいますスレッタにくっついて入り込むようになったんでしょう。周りの人間も止めてないので4話のケンカ仲裁で打ち解けたかな?

スレッタとエランデートの話をどこかから聞き付けて、ちゃんノーマルスーツ着込んで電動スクーター乗ってMSコンテナエリア?に登場。冷静なのか頭に血が上ってるのかよくわかりません。

ロミジュリったら許さないから!」で嫉妬の炎を燃やしてるけどスレッタには届いてない、というかこの時点ではスレッタにまだ怖がられてるような。

 

6話。当たり前のように地球寮にいるミオリネ。しか女子部屋。ミオリネに相談無しにスレッタが決闘を受けたことについて怒ります。まあ自分人生かかってるから当たり前だけど、どっちかっていうと「どうして私に一言言ってくれないの?」っていうヤキモチが強いんじゃないかと。

カリカリしててもスレッタと仲良くなれないから「進めば二つなんでしょ?」で方針変更。「あいつが負けたら花嫁の私が困るの」などと照れ隠しもしているあたり、相当スレッタのことが気になってるんでしょうね。まさにツンデレ

決闘当日の「ほんと、鬱陶しい奴」は”でもそこがいい”んでしょう。スレッタ勝利後はすごいどや顔披露してました。

スレッタとエラン宇宙ランデブーには「私は理解ある花嫁なの。多少の浮気くらい許してあげるわ」本音というか、スレッタが喜ぶ選択をしてあげたいという健気な姿勢あくまでも自分正妻ですよ、と全力アピール

スレッタとエランとのデートの待ち合わせに5分前まで付き合ってくれるミオリネ。「門限、守んなさいよ」は門限破るような行為……例えばエ○いこととかをするなよ、っていう念押し。ここで背中を見せるんですが、ひょっとして泣いてるんじゃないかと。ミオリネはスレッタに泣き顔を見せないのがポリシー11話より)らしいので。

 

7話。「誰かのことで頭がいっぱいになったりしないのか」と問い掛けるスレッタに喰い気味で「ない」と答えるミオリネ。その直後にスレッタの心配をしてるから説得力0です。

インキュベーションパーティエランが来るかもしれないと聞いて、出席を希望したであろうスレッタに付き合うミオリネ。自分ドレスを貸してあげる……のはいいけど、きついのは胸だけかよスレッタ!

何度でも言いますけど、この二人は花婿と花嫁であっても、このパーティスレッタにティアラ(男ならクラウンだけど、スレッタは女性なので)をつけさせる必要はないし、自分ハンドコサージュする必要はないんですよ。だってミオリネはベネリットグループ内で有名なんですから。これ、絶対エランに対する当てこすりが入ってますよね。

吊るし上げられたスレッタを助けるために即興プレゼンして会社を立ち上げ、「守るわよ、私があんたを」でヒールを脱ぎ捨て嫌いな父に頭を下げました。ここでミオリネの愛情メーターが一気に振り切れたというか、ものすごく愛が重くなったといいますか。

このミオリネを見て、スレッタは「ミオリネさんは優しい人、信頼できる人。ミオリネさん好き(Like)」になったんだと思います

 

8話。二人で株式会社ガンダム看板作り。体操服や顔にペンキが付いているのは、スレッタの手元が狂ってミオリネにペンキが付く→ミオリネがやり返した、かな? スレッタの名言「うちのミオリネさんがごめんなさい」で、スレッタがミオリネに相当懐いたのが伺えます

ミオリネは勝手地球寮のメンバー会社に入れてしまますが、方針決めで衝突。スレッタの「皆一緒じゃないと」の意見を聞き入れ、会社方針方向性を考えるようになります

2週間ぶりに会ったスレッタがミオリネに抱き着こうとして顎を押さえられるのは、7話の後から8話の間にこのやり取りを相当回数繰り返しているんじゃないでしょうか。妙にミオリネが手慣れていますし。

夜の二人乗りデートでは、ミオリネがスレッタに見えないところで「ばーか。遊びじゃないんだから」と柔らかい表情でスレッタの背中に頭をこつんとしています。二人きりの時はイチャイチャしてるのか!

この回は最後メールを受けとる瞬間まで、ミオリネが不機嫌な顔をしてないんですよね。エランがいないから?

 

9話。スレッタを茶坊主に、シャディクと対面するミオリネ。この回はシャディクとミオリネを軸に動いてるので、むしろスレッタのミオリネへの想いが垣間見える回でもあります。「花婿ならお嫁さんを信じます」とか、シャディクに対して「ミオリネさんのこと好きじゃないんですか?」とかましたりと、スレッタのミオリネへのボルテージが上がっていきます

 

10話。ミオリネの大事な温室を任されて喜ぶスレッタと、仕方ないから頼む(本当はスレッタに負担をかけたくない)ミオリネの対比が素晴らしい。信頼された、任された、頑張らなくちゃ!と張り切るスレッタに対して、ミオリネが余りにも忙しくなりすぎ&言葉足らずのミオリネの悪い面が出てすれ違い発生。

エラン、の単語スレッタの口から出て、ミオリネがつま先トントン(苛立ちの表現)を見せているので、本音ではスレッタにはエランと関わりを持ってほしくないんだなぁ、とわかるシーン。

 

11話。牛達の間に隠れたスレッタを見て、ほんの一瞬悲しそうな表情を見せるミオリネ。あんなに鬱陶しいくら自分に構ってきたのに何故隠れようとするの? って思ってるんでしょうね。

トイレスレッタの泣き言を聞いて追いかけっこ開始。同性同士じゃないとトイレで立ち聞きイベントはできないので、すごい解決策だな、と。

ミオリネを突き飛ばして離れようとしたスレッタに対して、とうとうミオリネがスレッタに抱き着いて「ずっとそばにいて」発言&ぎゅっと抱きしめイベント。ここでスレッタの瞳にハイライトが入ったので、スレッタのミオリネに対する「好き(LIke)」が「好き(Love)」に変わったんだろうな、と予想します。

花婿からダサいキーホルダープレゼント……は、婚約指輪ってことですよね?

 

12話。ミオリネを助けるべくエアリアルの元へ向かうスレッタと、隔壁の反対側に閉じ込められたスレッタを助けるべくコントロールセンターを目指すミオリネ。お互いを想いながら行動して、いよいよバディに、と思いきやミオリネは父デリングと遭遇。ミオリネをかばって倒れたデリングを何とかすべく……これ、救援信号を出すためにコントロールセンターに向かってます

一方のスレッタはプロペラに暗示をかけられ、殺人に対する恐怖がなくなってしまます殺人に対する忌避感をなくした&ミオリネと心が通じた高揚感のままミオリネを発見したスレッタは、エアリアルの掌でテロリスト殺害。カッコつけてミオリネの前に現れたけど、当のミオリネからは「人殺し」と拒否されます

2022-09-28

anond:20220928113315

スペーシアとかだとやや細い二本になって真ん中が抜けてちょっとでも死角を無くそうとしてるね

2022-04-26

anond:20220426160047

そんなにトゲトゲしく言わんでも…

とりあえず好みだと候補にあげたNbox、スペーシアルーミーの順かな

そもそも乗り換え自体しなくてもいいのかも

ただスライドドアは必須になりそうだからな〜

ファミリーカー選び

子供が産まれたので諸々を揃えたけど車をどうしようか迷っている

貯金は200万程度しかないのでそのうち車両費に充てられるとしたらせいぜい70万くらいか

足りない分はローンか家族借金をするか

現在コンパクトカーデミオ)と軽(ミラ)を持っているけど、軽の方がそろそろ車検と言うこともありまた買い換えにはちょうどよい距離数でもあるので迷い所だ

現状ではデミオの方にチャイルドシートを付けているのでそちらに子供がメインで乗る形だろうか

今度考えているのは



子供を乗せて保育所ちょっとした遠出をする機会は増えると思う

そうするとどれくらいの期間どの車をその子のために使用するかで購入するかを考えないと駄目だよね

ミラは年間5000~1万km走っていて、現在は13万キロ。9年落ちなのでどんなに乗ってもあと4年ほどだろう。つまり子供を乗せても4年くらい。ちょうどいいとも言えるけど激動の4年間を耐えるほどにはミラはファミリー向きな車ではない。ただ、母親子供を単に送り迎えする程度だけならギリギリいけなくもないかベビーカーは積めはするけどギリギリ

一方でデミオは作りも良いしあと10年くらいは単体で頑張れそう。ただし子供を乗せるとしたら結構厳しいかもしれない。スライドドアでもないしミラより多少広い程度で決して内装子供に優しいわけではない。肝心の収納も少ないのでベビーカーが積みづらいのもやばい

どちらが子供を乗せるのに適しているかと言えば、やはりデミオのほうだと思う。走りやすいし。その上でデミオをメインに運用するかいっそデミオの乗り換えをするかって感じかな。

ただミラの乗り換えが結構迫っているので、金銭的な事を考えるとデミオの4年後にミラを乗り換えるのは厳しいかもしれない。

いっそミラを無くしてしまえればいいのだが。

家族1台で済むなら間違いなくデミオを乗り換えると思う。

仮にデミオの乗り換えをするなら、やはりルーミーやN-boxスペーシアあたりかな。悩ましい。


追記

どっちかというと愚痴に近いのであまりマジレスは控えて貰えればな。

安い車がいいとあるけど、5万~150万と幅が広いのが中古車市場なのでなんとも。

本当に安いなら野ざらしに近い車もあるけど、だったら今の車のママが最適解になりません?

2022-04-21

anond:20220421112913

うちも増田と同じような感じで、雪の日お迎えで心が折れて、スペーシアギア買ったよ

200万オーバーだけど、想像以上に満足です。

めっちゃ悩む

カーシェアで車が便利なことを知ってしまった。

わりと郊外に住んでるしあると確実に便利なんだが……。

今のところ8割ぐらいの確率年末には子供も生まれてくる。必要そう。

まずスライドドアが必要なのか。

N-BOXでいい気もするが高速にのるのに不安がある。

3列シートいらんがトールみたいなのは非力でN-BOXと変わらん気もする。

となるとフリードとか……アウトドア趣味ないしオーバースペックな気がするんだが。

スライドドアいらんならコンパクトカーでいい。そもそもミニバンフォルムは好きではない。

近所見てるとあんまりないんだよなスライドドア。マツダSUVめっちゃ多い。

妻とはとりあえずカーシェアでいいんじゃねって話をしてるんだが。

から予約する必要あるし、チャリ10分くらいかけて都度取りに行くのもな。

今日みたいな雨の日にサクッと車出して迎えに行けるのは大きい気もするが。

悩ましい…

追記

うおっめっちゃ伸びとるやんけ!?

婚活増田以来です。思えば遠くへ来たもんだ……。

ブコメも参考になる情報多くて助かります

結局、俺のミニバンなんかダサくねって気持ちに引っ張られてしまってた気がする。

自分自身オデッセイで育ってきているしいけんじゃねとも思ったが

わざわざ不便な方に行くことはないな。やっぱスライドドアの方向で考えよう。

いやしかし、車なんて不要という典型的はてな民だったはずなのに……。

まれ確率8割

つい微妙な書き方をしてしまった。

特別何か問題があるわけでなく、まだ妊娠初期で確定していない。逆算して年末くらいかなって感じ。

高齢出産差し掛かってるし流産になってしまリスク比較的あると聞く。

まぁこの辺はまた別の話ということで。

N-BOX安全性問題

正面からの衝突安全性普通自動車とそんなに変わらんのではと思っている。

自動ブレーキあるし。

レーントレーシングアシストあるから横風でもある程度対応できるだろうし。

最新だとEPBついて全車速追従ACCもあるぞ!!!!!うおおーっ!!!

軽は車幅がない分横からの衝撃に弱くすぐ横転するという話は、納得感がありちょっと怖いところだが

正直これであとは1.3L直3とかストロングハイブリッドで加速が問題ないなら、悩まずこれにしてたと思う。

いやまぁまだ乗ってないかわからんのだが。

ターボで十分なのかね。ターボターボエンジンオイルのサイクルとか気になるんだが。

とか色々考えて試算していくと、そもそも普通車コストそんな変わらない事に気づいた。

ソリオ

マイルドハイブリッドハイブリッドに入るのだろうか。(スペック厨感)

ネット見積もりしたら結構高いし別の車でもいいのでは、となっている。

ルーミー(ダイハツトール

1Lエンジンなのが不満(スペック厨感)

横転の危険性は下がると思うが、軽スーパハイトと変わらんのではという気がしてしまっている。どうなんだろ。

あと手元の検討メモにACCが別売りで厳しいって書いてある。

カーシェアで続行

自宅前は交通量ないから、カーシェア取りに行って自宅まで持ってきて作業するのはできるかもと思ったが……。

やっぱ無理があるな。雨降ったら最悪になりそう。雨の時ほど車がいるのに。

家の前にあればなぁ。

なおカーシェア置き場まで軽で行って乗り換えるのは無理だ。

レンタカーなら多分できる(要確認)だが……。

例えば帰省で使うなら5日間とか借りる事になるわけで、コスト的に普通車買っても変わらん気がするんだよな。

やっぱフリードシエンタ

うーんやっぱ夏頃出るらしいシエンタの新型だな(自己完結)。納車間に合わんかもしれんが……。

比較的近くに住んでる義両親の足になりそうな予感もするし、3列の方がいいかもしれない。いやあえて2列に……?

斗比主閲子氏にはこれより育休手当が非課税なのを使ってなんかうまいことできんか聞きたいんじゃ。投信処分して譲渡益で均すとかどうかの。

まぁカーシェアで色々乗って考えよう。とりあえず今乗りたい車は新型ハリアーです。

あとちょうど書いて頂いて、別の話なんだが、チャイルドシートもどうするか全然わかんねぇんだよな。

トラベルシステムってどうなの?

なんかめっちゃ強そうだし気になってるんだが。

追記2

そういえば義父が日産信者で妻はずっと日産車で育ってきたんだよな。

なので、義両親に相談したら自動的懇意日産ディーラーに連れて行かれ、セレナを買うことになると思われる。

セレナ……名前が上がってこないがどうなんですかね。高速のランプ上がっていくCMは若干詐欺臭いなと思ってた。

俺はトヨタレンタカー使ってて(県内ワンウェイ無料旅行で便利)近場のカーシェアトヨタ車で、すっかりトヨタ誘導されてしまっているが。

追記3

いやー色々コメントいただいてありがたいありがたい。

個人的

いま持ち家でないなら、将来どんな車庫と道で運転することになるかわからいから、あまり大きな車はやめておいたほうがいいか

家族のためにミニバンを3台乗り換えてる身から言うとこれから子供お金がかかるから固定費は抑えた方がいい。新型シエンタセレナは高い。5万キロ以下のスライドコンパクト中古にしときマジで

あたりがよく刺さった。

そうね……買い物の熱に浮かされて冷静な判断できなくなってる感もある。

今後の生活フットワークを考えれば、大きな車より軽の方がいいか、とも考えてきた。

それを踏まえて昨日寝ながら考えてたのは、やっぱりN-BOXにして遠距離は都度カーシェアを借りてくる案。

そもそも車に対しては、急病や駅への送迎などの街乗りと、帰省レジャーという2つの利用シーンがある、と考えている。

街乗りは突発的に発生するからカーシェアだと厳しいが、レジャーなら前もって予定を立てて予約開始日の0時に押さえれば問題ない。

N-BOXシエンタの差額を100万として、10年で均して年10万!

これをカーシェアで……使ってたらそんな変わらん気もするな。

じゃあ本体価格を下げる。中古

と思ったが、安全装備がなぁ。ACCとかはまぁ高速乗らないからいらん。LTAもいらん。だが衝突回避支援はほしい。バックモニターも必須だ。

リセール考えたら新車でもいいかもなんだが、うーんじゃあやっぱりミニバン一本か?

まぁこの辺プランを整理して妻と相談かなって感じだけど、

そもそも義実家に話がいった時点で話が変わりそうだし

ジジババも乗るから援助してってなると

うーん斗比主閲子案件不可避な予感。

セレナ、一応手は届くが家計バランス考えたらやっぱ分不相応なんだよな。お察しください。

スペーシアユーザ結構多いな。

スズキ車はHUDめっちゃよさそうなんだよな。

そもそも検討を始めたのが、テレビ神奈川クルマでいこうの新型アルト回で結構よさそうだなと思ったのがきっかけだった。

街乗り特化なら新型アルトもありだな。スライドじゃないが。

ただ、ダイハツスズキスマアシ性能どんなもんだろうという気持ちはある。

あとチャイルドシート関連の助言もあざす!

まずトラベルシステムで、1歳からトラベルベストがいいのかなと思った。

回転式は良さそうだけど、高そう(要出典)なのもありスライドドアならいらんかな。

トラベルベストは着脱動画も見たけど、それなりにスムーズに行けそうだし。

追記3.5

そういえばこの辺はGO提供範囲内だから、非常時はタクシー呼ぶでもいけるとは思うんだよな。

じゃあいよいよレジャー用のカーシェアでいいかという感も……。

あとは電動チャリカバー

……タクシーチャイルドシートダメじゃね?これはダメだな

追記4

妻に軽+カーシェア案を話してみたら、長距離だと子どもお菓子食べ散らかして吐く、それが長距離移動の現実という指摘が出た。頼れる~~。

……うーーーーーーーーーんどうすっかな。

とりあえず3年軽ハイトワゴンで過ごして下取り…いやいやコスト圧縮したいから軽にするのに意味ないのでは。

やっぱフリードシエンタらへんか。

追加4.5

レンタカーNOC免除プランなら室内汚損も対象になる…らしい。カーシェアNOC免除でも事故場合のみ。

両方使って感じるカーシェアメリット

とあるのでできればカーシェアを使いたかったのだが。

レンタカーはやっぱり安全安心ではあるな。

2021-12-30

anond:20211230101618

今年は車を買った

スペーシアギアだけど、エブリイからの乗り換えなので乗り心地も加速もスムーズだし設備もすごかったので(暗くなると自動ライトが光ったりする)色々びっくりした

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