はてなキーワード: ダニとは
○ご飯
朝:なし。昼:グラコロ。夜:豚丼、たまご、豚汁。間食:スナック菓子。ポッキー。アイス。バウムクーヘン。
○調子
いっぱい食べていっぱい寝た。
二日続けてマクドを食べることでグラブルコラボのアイテムをゲット。
最後の一編だけは好みの範囲外だったが、他の三つは非常に好き。
透明人間が題材の特殊設定もので、その透明人間が犯人の倒叙という構成自体がまずもう面白い。
更にそこから様々な趣向が多様に含まれており、ハウダニット一発ネタにしない怒涛の展開が続くのがすごかった。
ハウダニットとホワイダニットの両面の謎が次々に解かれていく後半も勿論興味深いのだけど、個人的には透明人間は夜の営みをするにはそういう面を気をつける必要があるのかという、透明人間の日常を掘り下げた序盤もかなり好みだ。
とあるアイドルオタク同士の揉め事が発展した殺人事件、その裁判の陪審員達がたまたま同じアイドルオタクだった。
滑稽な冒頭のテンションそのままに一気に駆け抜けるコメディ調の法廷もの。
流石にご都合主義がすぎる前提ながら、アイドルオタクが畳み掛けるような専門用語でオタクのありようの矛盾を見つけるシーンで一気にのめり込んだ。
殺人事件の裁判で何を議論しているんだ? という引いた目線を許さない熱がある短編で、オタクらしさが楽しめる。
コメディ全振りながら、瑣末ながらオタク的には譲れない点が徐々に大きな違和感になって真面目な裁判官達も巻き込んでいく展開が面白く、地に足がついたロジックものとしても読み応えがあった。
・盗聴された殺人
僕としては本書のベスト。
探偵事務所で働く聴覚に優れた美々香を主人公にした王道の探偵と助手もののフーダニット。
犯人当ての趣向なので、作中の探偵が謎を解いた時点で自分も謎を考えてみた。
ノンシリーズものらしい趣向もあるが、本題たる優れた聴覚で解き明かす意外なホワットダニットがいいね。
そもそもそこが謎の焦点であることに中々気づけない構成が見事で、主人公の聴覚は優れているが推理力は控えめな設定が、読者の目線でも推理可能な謎にしているのがにくい。
ミステリ的な点だけでなく、探偵と助手の関係値も心地よく、王道の楽しさが詰まっていた。
脱出ゲームで本当の誘拐が起こったことから始まる、コンゲームっぽさもある「謎解き」もの。
ヤングアダルトとか児童文学系を狙ったのかな? 上記三つとかなり色合いが異なっている上に、全体的にチグハグな内容で、しっくりこなかった。
特に脱出ゲームと誘拐がそれぞれ別に展開するのだが、脱出ゲームパートがあまりにもとってつけた内容で、作中人物たちとの評価の食い違いがつらかった。
最後の怒涛のどんでん返しも、どんでん返しありきの違和感のある構図だったため、驚きよりもそこに至るまでの遅さが気になった。
ヴァイマールの宮廷楽長を辞任したリストは、ラティボル公に招聘され、公の弟グスタフ・ホーエンローエを通じてローマ教皇庁と接点を持つことになり、宗教音楽に取り組む意欲を持つことになる。「巡礼の年」や「詩的で宗教的な調べ」のように、前期・中期から既にリストには宗教的な要素が強い作品があったが、これ以降そのような作品はさらに増えていく。一方、子どもたちが相次いで亡くなったことで大きな精神的打撃を受け、1860年には遺書まで書いている(マリーとの関係はまだ悪かったようで、マリーのことは遺書にない)。カロリーヌは夫との婚姻を強制されたものであり無効であるとする枢機卿会議の決定を一旦勝ち取ることに成功するが、その後、婚姻が有効であると述べる証人が新たに現れ風向きが変わってしまう。というのも、ラティボル公の実子とカロリーヌの娘が結婚することになっていたのだが、カロリーヌの結婚が無効だったとするとカロリーヌの娘は私生児ということになり、大変都合が悪いわけで、グスタフが手を回して妨害させたようである(リストも後に状況を悟ったらしい)。愛する人と結ばれることに再び失敗し、重ねて精神的なショックを受けた。それでも、グスタフを初めとするローマのパトロンを見出し、ローマに腰を落ち着けて宗教音楽に熱心に取り組むことになる。ところが、1869年に度重なるヴァイマールからの要請で宮廷楽団の指導役として復帰し、さらに70年代からはピアノ教師としての活動も非常に活発になり(ローマでも週1ではやっていたらしい)、以降リスト曰く「三分割された生活vie trifurquée」、春はブダペストなどで音楽教師とコンサート、夏はヴァイマールの宮廷楽団の指揮、冬はローマで作曲とピアノのレッスンというスター時代に負けず劣らずの忙しい生活を死ぬ日まで送ることになった。晩年のリストのレッスンの記録をとっていた弟子アウグスト・ゲレリヒの日記(翻訳あり)を見るとリストの生活ぶりが良く分かる。
晩年のリストの代表作である。出版も最晩年。頻繁な不協和音の利用、レチタティーヴォ風の単純な旋律、独りごちるようなモノローグが目立ち、華麗な作風からの一変を感じることができるだろう。全7曲あり、第1・4・7は明るめで、宗教的な救いを示している。前期・中期作品でいうと、「孤独の中の神の祝福」」に近い作風である。それに挟まれた2・3・5・6は、「葬送――1849年10月」などと同じで、死を嘆くエレジーで、とても暗い。
この曲集の中で最も有名なのは第4番の「エステ荘の噴水」だろう。文字通りリストが住んでいたティヴォリのエステ荘の噴水を活写したものだ(その様子はググってくれ)。晩年作品の中では例外的に明るく、輝かしい作風で、しかも印象主義の先取りになっている画期的作品だ(ラヴェルの「水の戯れ」やドビュッシーの「水の反映」と比べると良い)。第2・3曲「エステ荘の糸杉にI・II」は大変暗い曲なのだが、続けて聴くと本当に救われる思いになる。絶望からの救済は、リスト本人が強く望んでいたことだ。
第三年だけの録音というのはあまり聴かないような気がする(エステ荘の噴水の録音はたくさんあるが)。第一年なども含めた全曲録音は前期の項目で書いたが、ベルマンとロルティが良いだろう。特に美しいロルティが好き。
1863年にリストは僧籍を取得し、聖職者となっている(ずいぶんな生臭坊主生活が死ぬまで続くが、リストのことなので仕方がない)。丁度その頃に作曲されたらしい。ローマに引っ越したリストを教皇ピウス9世が訪ねてきた時に(下級聖職者のくせにローマ教皇に足を運ばせる男なのである)、第1曲「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」を演奏したらしい。フランチェスコが小鳥に説教する様子を描く絵だったか詩だったかをモチーフにした曲で、小鳥たちのさえずりを模倣したトリルがかわいらしい。明るく、聴きやすい作風である。
第2曲の「波をわたるパオラの聖フランチェスコ」は、嵐の中の船出を拒絶されたフランチェスコ(アッシジの人とは別人)が自らのマントを船にしてメッシーナ海峡を渡ったとかいう伝説をモチーフにしている。波を模倣したうねるような力強いアルペッジョが印象的。出だしこそ暗いが、明るく、輝かしく、充実した展開を迎える。
両曲とも1865年にリスト自身がブダペストにおける久しぶりの公開のコンサートで初演された。サン=サーンスがいたく気に入って、オルガン編曲を作っている。
ニコライ・デミジェンコ(Hyperion/Helios)のCDにソナタ、スケルツォとマーチと一緒になって入っていて、よく聴く。
元々はヴァイマール時代にオルガン曲として作った曲だが、この時期にピアノ編曲された。BACHの主題といっても、バッハの曲が引用されているのではなく、ドイツ音階のBACH(シ♭・ラ・ド・シ)をモチーフにした勢いのある曲。暗い曲だが、豪壮無比な超絶技巧を披露する曲であり、重苦しい感じはない。
面白い曲なのに良い録音が中々ない。昔韓国のクン・ウー・パイクの録音を聞いた気がするが記憶に残っていない。アムラン(Hyperion/ソナタなどとカップリング)が良いと思う。若手だとリーズ・ド・ラ・サール(naive)の演奏は非常に録音も良く、技術的にも良い感じである(naiveは廃盤になるのが早く、入手が難しいのが困りものだが、配信あり)。(追記)ハワード全集の演奏も彼のヴィルトゥオーゾっぷりを味わえるものだったと思う。しかしアムランやラ・サールと比べると分が悪いか。
長女ブランディーヌの子ダニエラ(死んだ息子と同じ名前)のために作った曲(父は「自由帝政」時代の首相エミール・オリヴィエ。なお産褥熱でブランディーヌは死んだ)。当時のクリスマス・キャロルの編曲だが、リストオリジナルの曲も入っている。第1曲(編曲)がとても良い曲なのだが、リストお得意の左手高速オクターヴの連続があり、子どもに辛いのでは(しかもご丁寧に軽くleggieroという指示がついていてピアニストは悶絶する)。第11曲の「ハンガリー風」はおそらくリスト、第12曲の「ポーランド風」はカロリーヌを暗示しているのだと思われるが、後者は明らかにショパンのマズルカ的な作風。やっぱりショパンのこと大好きなんすね~
実はハワード全集しか聞いたことがない(しみじみとした良い演奏だと思います)。
5. 暗い雲 S.199(死後旧全集に収録/1881年作曲);不吉な星 S.208(死後旧全集に収録/1881年作曲);調性のないバガテルS.216a(1956年出版/1885年作曲)
反則だが、リストの無調音楽の代表格を一挙紹介。リストの無調音楽は、機能和声が崩壊しているという意味では無調だが(その意味ではワーグナーの「トリスタン和音」も同様)、シェーンベルクの十二音技法のような意味で無調というわけではない(ドイツというよりフランスの無調音楽の先取りっぽい)。行くあてが未定まらないまま、タイトル通り曖昧な響きに終始する暗い雲、西洋音楽で不吉とされる音の組み合わせをこれでもかと盛り込んだ不吉な星は、これでも生前に既に演奏されてはいたのだが、調性のないバガテルは「無調」と銘打った音楽史上初めて(ではなかったとしても極初期)の作品で、発見されたのも20世紀後半になってからである(1956年出版というのは誤記ではない)。ただ、元々メフィスト・ワルツ第4番として作られていたので、舞曲の要素があってそこまで聞きにくい曲ではない。リストの精神状態もあって暗い感じだが、とにかくリストの前衛音楽家っぷりがよくわかる曲である。
いずれも録音はそこそこあるが、代表的な盤はあまり思いつかない。不吉な星はポリーニの録音したソナタのCDにカップリングされているので聴いたことがある人もいるだろう。暗い雲も入っていたと思う。調性のないバガテルはまあまあ取り上げられているが、昔カツァリスが日本で大ブレイクしていた頃に出したメフィスト・ワルツ全集(Teldec)に入っている。
初稿(21世紀に新発見され出版)、第2稿(悲しみのゴンドラI)、第3稿(悲しみのゴンドラII)がある。よく演奏されるのは第3稿(II)で、ヴァイオリンやチェロのための編曲もある。
ヴェネツィア所在だったワーグナーを訪問した1882年に作曲された。完成した曲をワーグナーに紹介する手紙を送り出した直後、ワーグナーが亡くなり、リストはこの曲を虫の知らせだったと感じたらしい。「巡礼の年」のヴェネツィアとナポリと対比すると良い作品。
不安を煽るような曲だが、それほど聞きにくい曲ではない。色々なCDにカップリングされているが、個人的にはブニアティシヴィリ(SONY/ソナタのCD)が好きなのでよく聴く。
なお、ワーグナーの死を悼む作品もリストは作っている(R. W. ――ヴェネツィア S.201とリヒャルト・ワーグナーの墓に S.135)。前者は不安を煽る曲だが(ポリーニのCDに入っている)、後者は敬虔な追悼音楽で、「パルジファル」の動機が使われている。ピアノより弦楽四重奏盤を聴くと良いだろう。
7. 村の居酒屋での踊り――メフィスト・ワルツ第1番(1862年出版)
前期の曲と思いきや、実は後期の作曲(作曲開始も50年代末のはず)である。やはり最後は明るく華やかな(そして生臭坊主な)リストで締めたい。着想自体は1836年に書かれたレーナウの叙事詩「ファウスト」で、ファウストを連れて村の居酒屋にやってきたメフィストフェレスが、ファウストを誘惑するためにヴァイオリンを弾き出し、みんなノリノリになって踊り出し、魔法の音にあてられてファウストは女の子と一緒に森の中に消えていくというしょーもない内容である。技巧的な見せ場も多いのだが、ヴァイオリンの調弦を模倣した五度の音程を重ねるところ(地味に安定させるのが難しい)、中間部の重音トリル(ピアニスト泣かせ)と幅広い跳躍、終盤の怒濤の追い込み(メフィストフェレスがファウスト堕落に成功してめっちゃ喜んでノリノリで弾いている様子なんだろう)が主なところである。
有名曲なので演奏はたくさんある。今ならブニアティシヴィリ(SONY)が良いと思う。ソナタも悲しみのゴンドラも入っているのでお買い得。自由奔放にやっちゃってるが、そのくらいの方がこの曲に合っている。映像もある(https://www.youtube.com/watch?v=n1tM9YSLYdc)。なお、評判の良いエコノム(Suoni e Colori)とルガンスキーのデビュー盤(Victor)は廃盤で聴いたことがない。早く再版しろ(激怒)
いかがだったろうか。リストのいずれも強烈な個性を持つ曲、もし良かったら楽しんでほしい。YouTubeに乗っている曲だけでも良い。音楽の楽しみが増えれば幸いだ。
(※その後超絶技巧七選も作ってみました。超絶技巧すぎてかえって推薦音源が少なくなったかも→anond:20241213224533)
追記:
前期のブコメに「愛の夢が落選した」というのがあった。申し訳ない。3つの演奏会用練習曲をその手の曲の代表例として入れたので。あと「コンソレーション」も同様に落選させた。同じような性格の曲集なのでどれを突っ込むか迷ったのだが、結局「ため息」のある3つの演奏会用練習曲にした。文字通りため息が出るような優美な「ため息」以上に愛の夢は優美で、明るく感動的な曲なのだが、実は元となっている歌曲の歌詞を見ると結構説教くさくて引くというのはここだけの話。
「エステ荘の糸杉に」が好きというブコメを頂戴した。リストのエレジーはどれも本当にもの悲しく、個人的にはちょっと辛い感もあるのだが、気持ちは大変よく分かる。
お前に言われたくないとキレられるから言えないので、ここで吐き出させて欲しい。
あのな、片付けや掃除ができないズボラはそれを認識して、できるだけ楽できるように生活しなくちゃいけなわけ。
俺は片付けとか掃除とか大嫌いだけど、ずっと実家暮らしだったお前より、その点のノウハウはあるわけ。
例えばな、布団は毛足があるものを買うな。
埃が出る。
毛布は捨てろ。衣類も同じだ。
それから、フードついた服は買うな。
生地に言及しちゃったが、モフモフや綿ディスしたので意外かもしれないが、俺は天然素材推しだ。
羽毛と同じ暖かさで洗える中綿とか、全部嘘だ。どうせズボラは洗うことはない。
アクリルよりウールのほうが毛玉にならない。毛玉が成長するより前に繊維が切れるからな。
洗えるセーターなら、手洗い指定を無視しても大丈夫だ。オシャレ用洗剤じゃなくても大丈夫だ。
毛髪とか陰毛とか石鹸くらい平気なように、羊毛だって多少は平気だ。ダウンだって洗える。ケラチン舐めるな。
ただし、漂白剤だけはやめろ。
漂白剤ってのは、塩素系だけじゃなく、ワイドハイターとかオキシクリーンとかも全部ダメだ。
毛は多少手荒くしても平気だが、シルクは丁寧な扱いが必要だ。天然繊維でシルクだけは避けろ。
シルクのパジャマとか枕カバーとか、着てるだけで汗のプロテアーゼで痛む。
挽肉は買うな。切断面が多いほど汚染リスクがあるし酸化も速い。ズボラはすぐ痛ます。
捨てるはずの脂身で増量されてる。
安全を捨てて、なおかつ蛋白質の摂取量を減らして脂肪を摂取するという愚策だ。
コスパだけ考えるなら全食菓子パンにすりゃいい話で、そうじゃないだろ?
蛋白質100gあたりの単価で考えろ。
ボディビルダーみたいなストイックな飯にしろとは言わないけど、楽で健康にいこう。
魚焼きグリルに入れてタイマーか、鍋に入れてタイマー、それで完結する料理を増やせ。
待ってる間に他の家事ができる。
一汁三菜とか諦めろ。
水道水を飲め。浄水器は塩素抜かれたフィルターなんか定期的に交換しなきゃすぐ細菌の巣だ。シャワーノズルすら洗わずにすぐピンクにしちゃう我が家に不用。
洗い忘れて翌朝急いで洗うような我々に麦茶なんか無理だ。
水道水が嫌なら毎回熱湯を注ぐ緑茶のほうがマシだからそれにしよう。
平日に酒は飲むな。
家事嫌いが酒飲んで気持ちよくなって皿洗いなんかできるわけないだろ。
とにかく床にモノは置くな。棚に入れろ。
整理しなくていいから、それだけ守れ。
残り湯がもったいないから洗濯にとかたいした節約にならん。日本で水を節約したところでサハラに雨が降るわけじゃない。
ズボラは毎日洗えないんだから珪藻土マットにして、定期的に捨てろ。
休日に掃除をしろ。休日に遊びに行けるのは、平日に家事を怠けないものだけの特権だを
一日は貯めた家事をして、もう1日は自堕落に休む、それが正しいズボラの土日だ。
植木はどう考え直せ。
松本人志は大嫌い(30代まで才能がさえわたってたのは認める)だし、
松本人志復帰を歓迎する子飼い芸人がゾッとするほど才能なく卑しい人格だけで生き延びてるコバンザメたち(身の回りがそんなのであるのは現在の松本の器量を物語っている)だし、
政商みたいになってる吉本興業も日本社会に有害だと思う(税金寄生虫であるだけでなくジャニーズみたいな寡占企業の有害性も)し、
あの手の気持ち悪い「女遊び」文化やそのような人の輪全般に反吐が出るほどの嫌悪感がある。
しかし、
決定的なモノが出ていないんだから
これでパニッシュしてしまうのは自分の中のプリンシプルに悖る。
レイプしたという話だったのにそれが証明できなくなったからって
「そもそも不倫じゃん」とか「爺のくせに下品な遊びしていたのは事実」とか
当初言い立てた容疑と別論点にスライドしながら叩きを継続しようみたいなあのムーブが
非常に嫌いだしあれを平気でやる人間は知能・モラルともに低いと思う。
また、そういう前例を新たに一つ作ることで社会の人治主義傾向が進行し
別方面のダニ、あのポジティブな能力が何一つない活動家みたいなのを増長させる懸念もある。
(サッカー選手の冤罪が確定したならば、吹っ掛けた側の人間全員社会的なパニッシュが必要だと思う、雑誌はさらし首でよい)
全然「こちら側」ではないし同情できるような存在でもないように感じる。
その女たちの多くはむしろあのゾッとする気持ち悪い輪の積極的な参加者であって
松本人志復帰にお帰りなさいませツイートしているような無能な太鼓持ち芸人の性別が反転しただけのような奴ではないんだろうか?
老いた汚い既婚者のじじい主催の飲み会に何を期待して参加していたかって、
じじいからこぼれる仕事や金やコネを啜れるのを期待したんでしょとしか思えず、
要するに汚穢の住人同士の諍いに過ぎないわけだから
松本人志一味にも女たちにもどちらにも一切何の気持ちも持てない。
けがらわしいのでまとめてパックしてゴミの日に出してしまいたい。
そのまま埋めると変なものが染み出そうなので高熱処理してほしい。
・いまの松本人志が失われるのは全く惜しくない 遅くとも30代で〇ねばよかった
・松本に群がるだけのコバンザメ芸人やアバズレ女は松本以下の存在価値
・松本や吉本はもういなくなった方が日本には有益、空いた隙間に新しいものが芽吹く
・しかしその手続きが物証なしの証言だけのパニッシュなのは社会的にどうなん?
・下品な飲み会自体を社会的死刑相当の罪科に問いたいなら最初からそう論ずるべきで
「不倫だ」「下品だ」へシームレスに論点をスライドするのはダメじゃね?
・せめて「レイプは証明できませんでしたチョンボでございました」と指でも詰めて
改めて「妻子のいる62歳がこういう飲み会やセックスしてるのは死刑としたいがどうか?」を提起すべきだろ。
一緒に滅ぶべき「一味」に入るんじゃねーのか?
ベッキーとかモー娘。の背の低い人も何も刑法上の犯罪は犯してないのにテレビから干されてるよね。「後輩芸人に女集めさせて上納させるとかキモい」でテレビから干しても特に何の問題もないのでは。
「発達臭くてキモい罪」
でパニッシュされとるよなあれ
maruX2022
「知らされ」ても行かなきゃよくね…?
しかもそれを「知らせ」て来るのって松本のコバンザメやってるようなあの人相のわるーい燻りお笑い芸人たちでしょ
なんでそんなのと連絡取り合ってるんだろ?なんでついていくんだろ?
例えば信頼してる所属事務所のマネージャーから「行きなさい」とか「仕事です」て言われて行ったら松本人志と子分がいた
という話なら「あ、松本らの腐った界隈とは全く別種の人が被害に遭ったのかもしれない」と俺は思う
そういう人「「も」いたかもしれないしそういう人のこと「は」一緒にしちゃいけないと俺も思ってるよ
それ以外も個別の話はわからんから「どうせ全員が~」とか言ったらそれこそ冤罪招くよな。それは言わん。俺の考えは「多くが」。
これだけ松本ら男への非難と嫌悪を中心に表明していてもミソジニーなんだね
つまり「女の子」に無条件フルコミットしないとミソジニーなんだね
興味あると思うのかその判定
おっすオラミソジニー
lanlanrooooo
問題は松本人志というより、上納システムが否定されてない事な気はする。それ、ほとんど人身売買やからね。
2024/11/30
だからな?
最初から「非常に下品な遊びをしている」 「人身売買に等しい」って言う批判を始めたならいいのよ。
(俺もそういうのを非常に嫌悪してるってのは既にしつっこくかいてるよな?)
でもこの流れはそうじゃないじゃん。
「レイプだ」って言ってキャンセルが始まったのに結局そこの白黒はつかず
俺が一番やめろって言ってるのはそれ。
そこすら読めずに全く同じ事繰り返して反論になると思ってる奴ヤバくね?
そういう脳のだらしなさによるふわっとリンチが一番嫌なの、俺は。
kuzudokuzu 死ねばよかった、ってどれほど軽薄な言葉なんだろうね。自分が言われた場合のことを微塵も考えてないし、自分が言ってるのを家族に見られたらどう思われるかすら踏まえてない。そして伏字で逃げる度胸のなさよ。
2024/12/01
ふわふわリンチで61歳から一切の仕事を奪おうとしてるおめーらこそが松本人志に「死ねばいい」と言ってきた連中だろ?
明らかに「死ねじじい」って思って叩いてきとるやん、あのふわふわ情報だけで!
そういう自分達の肛門から染み出してパンツ汚すユル便状のだらしない殺意には批判精神の欠片もなくほっかむりして
「30代で死ねばよかったね」とかいう才能に対する論評にはいーけないんだの大合唱
ほんとおめーらは大したもんだよ
nikutetu
自分の中で難しいと言いつつ他人様にお伺いを立てんと何も語れない素人一般庶民のこういうヤツの方が滅んでほしい。個人で訴えたりして戦えよ。正義感を盾にするな。
2024/11/30
俺がおめーらみたいな知能の低いアホスケに何かお伺いを立ててるように思えるのかアホが
つか俺の「正義感」が何に向いてるか読解できてる?出来てないだろ?
この文はアホには読めねーように書いてあるからな
これだけでアホには読めなくなる
本文読めば俺の意見は明確で迷いなんかないのは国語的健常なら中学生でも読解できる。
「論点が分散した1621文字」を読めない程度には国語力がヤベーか読むことへの回避傾向があるってこと
chinu48cm 多くの人は松本人志にそんな興味ないし、松本人志でこんな長文増田書くのは結構好きなんだろなと思う。
2024/12/01
ホッテントリがずーっと松本人志ばっかだったコミュニティで何言ってんだと思ったが
こいつはこの程度で「こんな長文を書くなんて松本人志を愛してるのね!」になるらしいが、それはお前が国語的にあれで作文能力が低いだけではねえのか
daikoku_55
別に社会にパニッシュされてるのではなく、裁判に集中するために松本自ら活動休止してて、訴えを取り下げたた今、過去の行動、裁判の経緯、反省などを会見で説明をすれば聞く準備はできてるし、復帰はできるよ。
2024/12/01
こういうのも汚すぎるよな
あれだけ「松本人志を復帰させるなー」 が「復帰させろー」とたたかっとるやん
俺は本当こういう奴が「復帰させるな―」の奴よりカスだと思うんよ
「あいつは許されないので社会的に抹殺する!した!」って言ってる人間は少なくとも自分の行動を正義と信じて誇るつもりはある
社会的にパニッシュしながら「別にパニッシュなんかしてない」って言ってる奴は自分のやってる事や目の前で起きてることに一抹以上のやましさを感じてて
そこでやめたり反論したりするのではなく平然と嘘ついて自分達を無謬にする方へ舵を取る人間なんだよな
最悪中の最悪だと思う
人脈商売なんだから、“じじいからこぼれる仕事や金やコネを啜れる”こと自体が悪くはなくない?反社だったら別だけど
2024/12/0
ワリーなんて言ってねーよ
それはコバンザメの雌だよねと言ってるだけ
コバンザメ雄に脅されたり欺かれたりしてそこへ行ったというのがあれば
その人「は」同類扱いするのは気の毒だね
でこれもなんだけどさあ
「多くの事例は同類同士の汚穢の乱行でしたが
その中に実は女が脅されてきてる事例が◯件ありました
って整理なら俺はなんも疑問ないよ
けどそういう言い方ですらなかったじゃん?
☝️なにこれ?
つってるんだけどな
Arturo_Ui
もともと芸人はプライベートを切り売りすべきでない(=マスコミも必要以上に踏み込むべきでない)ところ、とても笑えないような行状が明るみに出たわけです。芸人としては終わりだし、表舞台からは潔く退くべき。 マジレス
2024/12/01
こういうのもな。
これは単体でなら結構わかるよ俺は。
「単純に好感度が落ちた芸能人は商品価値が低下してるから引退!」
ってな。
でもそうすると、
未だに松本人志を熱く支持して高い好感度を保ってる人たちをどーすんの?
つわれたらなにも反論できないけどそこはオッケー?
俺はそこで反論しねーんだよ。
たぶん違うんだろ。
ならお前は自分の論理の帰結を検討できてないただのアホやんけ。
あと何よりこの
と
という
全く別の2系統のオーラをスムーズに切り替えつつ併用してるやつら多すぎ。
「いや後者もです」と平気で両腕装備してたりする。
むしろ「松本人志が全国民の人気者であろうが罪は罪!」と言うべきなんだよ。
この逆の2つの価値観がだらーっと両用されてる雰囲気もやベーと思う。
このArturo_Ui氏は倫理なんか問題にせず市場を重んじる人なんだと信じるが
そのレベルのアホたちによるリンチは人民裁判としかいいようない。
卵、みそ、あとひとつは?
(追記)
一度でも低温で保管されたものは常温にすると結露なりなんなりで品質が落ちるし悪くなりやすい。あと常温は温度変化が大きいので、入れられるなら全部入れた方がいい。小麦粉もダニが涌くし。
味噌は常温でも保存可能だが発酵が進んで色が濃くなる。玉子を保存するならサルモネラ菌等の繁殖を防ぐためにも冷蔵が基本で食品衛生法にも書かれてる。店では結露を防ぐために常温で売ってる。
みそも卵もスーパーで常温の棚にあるのはそういう理由ってことか。
たしかに冷蔵庫から出してしばらく置いた卵なんて滝のようにビッショビショに結露するからビビるよな。
ただ料理するときは常温に戻すのが基本じゃん?(丁寧な生活マウント)。レンチンするわけにもいかないしめんどくさいし初手常温でええやろってなんのよな。
昔からある系だとうめぼしもそうよな。
ワイは塩分20%でハートアタックガンギマリ梅干し作るから外でも問題ないけど最近の軟弱者どもは塩分8%とかで漬けよるから開封後は冷蔵庫じゃないと無理そう。
常温とは何℃程度のことなのかが気になる。例えばこの夏に室内で常温(>35℃)では少なくとも赤ワインの”常温”を超えているんだが。
今年の夏クーラーなしチャレンジしてたけどみそもたまごも常温で平気だったな。
諸事情で1週間くらい卵消費しなかったときの常温で置いといた卵の黄身のハリが無さすぎて驚いた。
けど俗にいう卵の腐ったようなにおいがしなかったので食ったけどまあ平気だったわ。
しょうゆって置いといたら味変わって来ない?
なんかマズいポップコーンみたいな余計な風味が加算される気がする。
みそも変わるけどみその場合はなんかそれが味の深みっぽい感じになる。それはたぶん気のせい。
パン。
○ご飯
朝:カツサンド。昼:なし。夜:豚丼。たまご。味噌汁。間食:ポップコーン。
○調子
久々に映画を見てきた。
「スオミの話をしよう」
某著名ミステリ者が「1個目に思いつくオチを延々と引っ張る冗長な映画」という趣旨で評していたのが気になり見てきた。
以上2点からジェンダー的な仕掛け、すなわち「ヒロインが長澤まさみに見えているのは第三者の勝手な想像、本当は男性であり同性婚をしてうた」と連想しながら見ていたので、予想通りではなかった。
全般的な話として何が起きているのかを推理するホワットダニットものや、オチそのものを戦わせる多重解決ものでもない限り、そこまでオチの予定調和にこだわる意味もないとも思った。
この作品に関しいえば、そもそも別にオチのためだけの映画ではないので、オチが読める/読めないは評価の基準にならないんじゃないかなあ。
シエテHLが少し空いてきたので周回。
期限も切れかけている時期迫るのでゲーム2本交換チケットで交換した
『ゼルダの伝説知恵のかりも』で早速遊んでみたわ。
まだじっくりと30分しか遊んでないけれど、
なので、
充分な楽しさを噛みしめるまでスルメってところまでいかないものの。
人々の声話しかけると
台詞を全部言うんじゃなくって
「ああ!」とか「おお!」とか「やー!」とかって言うなんか私の中のブレスオブザワイルドを思い出して懐かしむと同時に、
一番最初にもらったマップを見てまたこの広い大地のハイラルをあちこち冒険に行くんだわ!って
広くて大変な冒険になるんだなぁって思ったの。
借りたり消したり全消しの方法を学ぶ学園に行って捜査をマスターしたのね。
フィールドでベッドを出して寝る!ってシュールすぎてじわじわくるわ。
あと村人の頭上の上でたらいを「借りもの」して出現させて
ジャンプと同時に出現させて村人の頭の上にタライが落ちてくるような
あと
水を飛び越えるとき、
ふふふ、
私はここベッドを借りものしてきて橋にして渡すのね!って任せて!って思ったけど
もちろんベッドを橋にして渡ることもできたけれど
ここ橋なくても泳いで渡れるじゃん!ってなんかそこもなんて言っていいか分からないけどじわじわ面白いところよ。
ゲーム内容うんうんよりまだ借りものを出現させてその場面に似合わないものをだすとなんか笑っちゃうところまでってところかしら。
私はブレスオブザワイルドしかやったことがなくて前後分からないんだけど
それはともかく、
いろいろなフィールド上に光るモノ「借りれる」ものをゲットして
出したり消したりするのが地味に楽しい感じで、
まだ大冒険!ってところまで進んでいない真夏の大冒険のあのアナウンサーのようには上手くプレイは出来ないけれど
私の大冒険になるのは必至だわ。
出来るだけ私はネタバレ情報を世間のインターネッツの情報は見ないように冒険を繰り返さないといけないので、
今度こそは今度こそは
攻略サイトなど見なくて頑張ってクリア出来るように挑みたいところよ!
でね、
最初のシーンで
どうしても壁が高くて越えられない壁があってこれどうやって突破すんの?って
前やった『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』で祠の仕掛けの謎を解くために
高いところから登ってじーっとその祠の仕掛けを30分ぐらい突っ立って眺めて考えているって、
それと同じ状況がもうすでに発生して、
ああ、
これがゼルダっぷりたる所以なのね!ってここのところに回り道して足場を作れば良いんだ!っていきなりの冒頭の出だしの序章でもあるチュートリアル的なシーンでもうこの有様よ。
いまからその苦難をそう!
とりあえず
フィールドでベッド出して寝る!って
そこで寝るんかーい!ってのが笑っちゃうわ。
でもまたハイラルの地に戻ってこられて私は懐かしさを覚えるあの大黒摩季さんのように懐かしい匂いがするスミレの花時計のようにラララなの。
もう今度は絶対攻略はノールックで絶対やんだからね!って思って
とにかく私のこの意気込みを発表しておかないとって思ったしだいなのよ。
また動きがあればお伝えするわね!
うふふ。
みかんの花咲く丘公園前駅の駅前商店街のいつもの喫茶店でモーニングね。
今日は、
な!なんと!アジの開きでした!
珍しいわね。
鯵の開きよ。
美味しくいただきました。
ほんと珍しいこともあるのねって思ったわ。
初鯵かも!
味わって食べたわ。
飲んじゃえーってことで、
飲んだら汗ばんじゃったわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
8月末、ベランダに置いた植物の植木鉢の地面にカマキリの成虫が乗っていた。ゲリラ豪雨が続いていたので近所の公園から避難してきたのだろう。放っておくと植木鉢の植物に登って、逆さまにぶら下がって何日もじっとしていた。私は昆虫を一切触れないが家グモはダニやGの幼虫を捕食してくれるらしいので平気だし、カマキリは爬虫類っぽい顔がついているのでわりと好きだ。
魚肉ソーセージを爪楊枝の先につけて顔の前で上下に振ってみると、最初は警戒していたがやがてモグモグと食べ、自分のカマでソーセージを捕まえて食べた。かわいいやつだと思った。
カマキリのことを娘に教えると、最初は気持ち悪がったり怖がったりしていたが、だんだん自分から近づいて毎日気にかけるようになった。基本的に植木鉢にずっとくっついているので、ソーセージをやったり植物の水やりついでに葉伝いに水を与えたりした。しかし他の昆虫などそうそう来ないベランダの植木鉢ひと鉢では落ち着かないのか、だんだんと脱走のそぶりを見せ始めた。植木鉢から外に出てベランダをうろつくようになったのだ。
娘はこれを見て「カマキリいなくなっちゃう」と残念がったが、私も娘も昆虫を捕まえられず、生き餌でないと食べないというカマキリを飼育できる気は全くしなかった。しかしそれなりの愛着は湧き「明日の朝もベランダにいたら、どこまで長生きできるかわからないが家で飼ってやろうか」という思いがある程度湧いてきた。
ところがその日の夜、どこを探しても見つからなくなった。
娘はたいそう落ち込んでべそをかきながら眠り、私はダメ元で翌朝のベランダを探し回った。散々探し回って諦めたところで、窓から見下ろすとちょうど死角になる位置の、ミニ物干しの裏側に逆さまにくっついているのを見つけた。私は決死の覚悟で軍手をはめ、植木鉢を抱えて近づき、無事カマキリを元の植木鉢へ誘導することに成功した。
私よりも早くに起きてベランダを探し回っていたらしい娘は、カマキリの健在を知りたいそう喜んで学校へ行った。私は近所のスーパーを探し回り、虫カゴが見つからないので仮の住まいとして細長い麦茶ポットを買い、100均で鉢底ネットと温度計と霧吹きを買った(鉢底ネットは高所に登る習性があるというカマキリの足場に適しており、カマキリの適正飼育温度は20〜25度で、水を切らさないようにするのが最も重要なのだという)。
帰ってみるとカマキリの姿は植木鉢から消えていた。さんざん植木鉢を探し回り「娘になんと言えばいいのか」とうろたえ絶望しながらベランダ中を探し回り、最後にもう一度植木鉢の植物をよく見てみると普通に逆さまになってくっついていた。カマキリはこの巧みな擬態によって近づいてきた昆虫を捕食するのである。
軍手をはめ、決死の覚悟でカマキリに手を差し伸べるとそろそろと手の上に乗ってきた(怖いので背中をつかめない)ため、これを麦茶ポットの仮住まいへ誘導し、不織布の排水溝ネットと輪ゴムで蓋をし、ヨドバシエクストリームで虫カゴをポチって娘の帰宅を待った。娘はたいそう喜んで何度も何度もカマキリの仮住まいを覗いた。
数日後にちゃんとした虫カゴが届いたので引っ越しをした。つぶしてしまわないか不安だったがどうにか成功した。正直麦茶ポットの方が居心地は良さそうだったが、麦茶ポットではフンの掃除ができないため助かった。
そうしてカマキリが我が家の一時的な一員となってから二週間が経つ。調べてみるとハラビロカマキリのオスのようである。警戒して体を揺らすようなことはたまにあるが、カマを振り上げて威嚇するようなそぶりは全然ない。おとなしく臆病な性質である。
基本的には横倒しにした虫かごの天井で、鉢底ネットに逆さまに捕まってじっとしている。出口がどこにあるかわかっているので「急に見たことのない奴(娘/夫)が来た」「急に知らない場所に虫かごが移動した」などの脅威を感じると虫かごの蓋の方へ来る。「ごめんて」と私は謝りながら落ち着くまでしばらく放っておく。
カマキリは暑さと蒸れに弱いらしいので常に冷房のきいた部屋にいる。蒸れに弱いくせに乾燥にも弱いらしいので折を見て霧吹きで水もやる。連日35度近いこの猛暑の中で、野生の昆虫は一体どうやって生きているのだろうと思う。
家族の誰も生きた昆虫を捕まえられないため、基本的な主食は魚肉ソーセージである。2日に1度、楊枝の先っぽに小さくしたかけらをつけて顔に近づけると食べる。好きでも嫌いでもないようで、食べはするが横着して自分で持たない。かわいいが中年の私としてはずっと手を上げている姿勢がきつくしんどい思いをする。
満腹したり餌の鮮度が落ちると嫌になってしまうのか食べるのをやめ、カマを舐めて掃除を始める。ネコのような仕草で少しかわいい。最初ググった時は「食べ過ぎで腹を破裂させることがある」と聞いて滅茶苦茶ビビっていたが、このカマキリに関してはその心配はないようで安心している。
これまでにヨーグルト、豚ひき肉、マグロの刺身、カツオのたたき、煮干しを与えてみたが、一番喜んで食べたのはカツオのたたきだった。カツオのたたきをよく食べたと聞いて夫が私が先に買ったものの2倍の値段のたたきを買ってきたので与えてみたが、普段横着してなかなか自分で取ろうとしないくせに、これは自分からすごい勢いでカマで抱え込んでガツガツと食べた。カマキリのくせに刺身の良し悪しがわかる贅沢者である。人間が食べても明らかにおいしかったので納得ではある。
ヨーグルトとマグロの刺身には見向きもせず、一番嫌がったのは煮干しだった。
煮干しは見た目が昆虫に似ているし、人間の食べ物ばかりではカルシウムが不足するだろうからあげてみようと思ったのだが、怖がって虫かご中を逃げ回り、ついに餌やりのため蓋を取り払っていた虫かごから脱走をはかった。ビビリ散らしながら軍手をはめて手に乗せ、必死で虫かごに返そうとする私の腕をよじ登ってこようとするので肝を冷やした。どうにか帰宅させることに成功したが、よほど怖かったのか貼りついていた虫かごの高いところから「ビタン!」と地面(キッチンペーパー)に飛び降りてしばらく動かなくなってしまい心配した。幸い大事なかったようでしばらく放っておくと天井の定位置に戻った。
後で主食の魚肉ソーセージのパッケージを見てみたら「カルシウムたっぷり!」と書かれており、己の徒労を知って脱力した。無用となった煮干しは娘がたいそう気に入って全部食べた。
飼育一週間ほどすると上羽の色が裾のあたりから水が染みたように変色していることに気づいた。病気や栄養不足などではないかと思って色々ググったが「日光浴不足ではないか」という程度しか情報が見つからず、とりあえず虫カゴが蒸れない程度に窓越しに日に当てていた。
煮干しを怖がって脱走した際にこの部位を間近で見ることができたので確認してみると、どうも上羽の変色ではなく、飛ぶための透明な羽を下にしまい忘れて上に出しっぱなしになっているだけなことが分かった。そういえば私は見られなかったが、娘が羽を広げているところを見たと言っていた。驚いたか何かで羽を広げた時にたたみ損なったのだろう。散々心配をかけさせておいておっちょこちょいな奴である。
カマキリの多くは年を越さずに死ぬ。生き餌も与えられていないし、10月あたりを目処に寿命が視野に入ってくるだろう。ハリガネムシが入っていたらもっと早いかもしれない。水に漬ければわかるというが、もし水に漬けてハリガネムシが出てきたら数日で死ぬらしいのでそのままにしておきたい。
我が家ではこれまで生き物を飼ったことがない。娘は何度も犬や猫を飼いたいと言ってきたが、借家である以前に私が面倒を見られないからだ。餌の管理も糞の掃除も毛の始末も散歩も躾も介護も何もできる気がしない。そもそも人間の子供すら育てられる気がせずダメ元でどうにかやってきている。
このカマキリが死んだら娘は泣くだろうなと思う。私はどうするだろう。泣くだろうか。わからない。犬猫と違って昆虫は人間への愛着を持つことはないだろうから、我が家のカマキリは人間のことなど気にもせず、ただ生きられるだけ生きて死ぬだろう。残念ながら子孫を残すことはない。我が家で過ごすさまを見る限り外にいても速攻で死んでいそうな印象ではあるが、それは少し申し訳ないようにも思う。
我が家のカマキリは臆病な奴だ。おっちょこちょいな奴だ。グルメな奴だ。横着な奴だ。食べる量を自分で考えられるところは賢い奴だ。そして何よりかわいい奴だ。
できれば長生きしてほしいと思う。我が家でできる範囲で大事にしている。
(追記)