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はてなキーワード: メリーランド州とは

2025-05-31

産婦人科患者同意なしに膣に指入れすることはあるか

A:ある。海外では長年問題になってきたが、日本では議論や整備が遅れている。

産婦人科における患者同意なしの膣診(特に麻酔下での診察)は、長年にわたり倫理的・法的な問題として国際的議論されてきました。以下に、アメリカフランスを中心とした海外の経緯と対応をまとめます

https://en.wikipedia.org/wiki/Pelvic_examinations_under_anesthesia_by_medical_students_without_consent

 

🔍 問題概要

医学生教育目的で、麻酔下の女性患者に対して明確な同意なしに膣診を行う慣習は、米国病院で長年続いてきました。

2003年調査では、ペンシルベニア州医学生の90%が、婦人科実習中に麻酔下の患者に膣診を行ったと報告しています。その多くが、患者からの明示的な同意を得ていなかったとされています

このような行為は、患者身体的・精神的な尊厳侵害するものであり、性的暴行と見なされることもあります。この問題に対する批判は、#MeTooPelvic などのソーシャルメディアキャンペーンを通じて広まりました 。

https://www.teenvogue.com/story/new-federal-guidance-says-hospitals-must-have-written-patient-consent-for-pelvic-exams

アメリカ対応

レベル法整備

2003年カリフォルニア州最初にこの慣習を禁止し、その後イリノイ州バージニア州オレゴン州ハワイ州アイオワ州ユタ州メリーランド州などが追随しました。2022年11月時点で、20州が麻酔下または意識不明患者に対する膣診を規制する法律施行しています

https://www.dailycardinal.com/article/2025/03/state-senate-unanimously-passes-bill-requiring-informed-consent-for-pelvic-exams-on-unconscious-patients

連邦政府の指針

2024年4月米国保健福祉省(HHS)は、教育目的での麻酔下の膣診、乳房診、前立腺診、直腸診について、患者からの書面による明示的な同意義務付ける新たなガイダンスを発表しました。これに違反した病院は、メディケアメディケイドのプログラム参加資格を失う可能性があり、罰金調査対象となることがあります

https://apnews.com/article/pelvic-exams-consent-federal-government-hhs-52331c180249daa1aa12c470f8d70061

フランス対応

2015年、フランスでは医学生患者同意なしに麻酔下で膣診や直腸診を行っていることが報道され、医師フェミニスト社会福祉士ら50人が政府に対してこの慣習の廃止を求める公開書簡を提出しました。その結果、2016年に保健大臣マリソル・トゥレーヌが、患者同意なしに麻酔下での診察を禁止する新たな規則を導入しました 。

https://www.elle.com/life-love/a28125604/nonconsensual-pelvic-exams-teaching-hospitals

🧑‍⚕️ 医学生医療機関視点

一部の医学生は、教育機会の減少や、患者が教える病院での診療同意しているとの認識から、明示的な同意必要性に疑問を呈していますしかし、2022年調査では、医学生の75%が麻酔下での教育目的の膣診には明示的な同意必要であると考えていることが示されています

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9064935/

 

🧭 日本における状況

日本では、医学生麻酔下の患者に対して同意なしに膣診を行うことに関する明確な法的規制ガイドライン存在しません。しかし、患者権利インフォームド・コンセント重要性が国際的認識されている現在医療教育現場でも倫理的配慮と明確な同意取得が求められるでしょう。

結論

麻酔下での患者同意なしの膣診は、患者尊厳権利侵害する行為であり、国際的批判されていますアメリカフランスでは法的な対応が進められており、医療教育現場でも倫理的再考が求められています日本においても、患者権利尊重し、明示的な同意を得ることが重要であり、医療教育のあり方を見直す契機となるでしょう。

2025-05-01

トランプ認知能力やばい話題

Trump just posted a photo of himself holding up a piece of paper claiming to show tattoos on Kilmar Abrego Garcia that are related to MS-13. The paper he’s holding up has been digitally altered to add the characters MS-13.

The claim comes from neo-Nazis on X who say the tattoos cover up “MS-13.”

[image or embed]Matt Novak (@paleofuture.bsky.social) 2025年4月19日 7:18

BSリンクからまずは写真を見てほしいんだけど(XやTruthSocialを共有はしたくないので)

「このキルマー・アブレゴガルシアタトゥーMS13と読むことはどう考えても無理筋だろ、何考えてるんだ」

という指摘でアメリカインターネッツは大盛り上がりをしていた。

ちなみにMS13 Tatoo検索すればいくらでも本物が出てくるが、MS13 のメンバー隠喩など使わずに、MS13というタトゥーをする。

トランプの持っている画像には

Arialと思われるフォント

M S 1 3

🍁 ☺ ✞ 💀

と絵柄をこのように解釈するのだ、というおそらくICEだかDOJだかの役人こじつけるために書いた説明

Marihuana Smile Cross Scull

という説明が書いてある。

エルサルバドル収監されている彼と民主党上院議員が面会した際にとられた写真にはどちらの説明書きもない、当たり前だが。

MとSはこじつけとしてまだギリギリ成り立つかもしれないが、1と3は誰もが無理だろ・・・と思っていた。

誰もがMS13というArialフォント書き込み説明だろうと解釈していた。

ところが、トランプはどうやらこれを本物と思っているのではないか認知能力やばいのではないか、とものすごく盛り上がっている。

インタビュー記事は以下から読める

https://abcnews.go.com/US/full-transcript-trumps-exclusive-100-days-broadcast-interview/story?id=121291672

インタビュー全般について読むべきところはたくさんあるが、認知症の老人との会話、話が分からない5歳児との会話を思い出す。

ちなみにトランプ英語はぐっちゃぐちゃなので、意味は通るような通らないようなことを言っている。

該当部分について翻訳しておく

M:テリーモラン

T:トランプ

M:では、1人の男と1つの裁判所命令について質問させてください。キルマー・アブレゴガルシア。彼はこの国に不法入国したサルバドル男性ですが、エルサルバドルに送り返さないよう保護命令を受けていますあなた政府は彼をエルサルバドルに送り返し、それが誤りであったことを法廷で認めました。そして今、最高裁判所は、彼を米国に戻すようにとの命令を支持しました。それに従うために何をしているのですか?

T:間違いだと言った法律家は、長い間ここにいて、私たちが任命したわけでもない。そして、わかってほしいのは

M:法廷で言ったんです。法廷で言ったんですよ。

T:この人物MS-13ギャングメンバーで、タフで、何度も小競り合いを繰り返し、妻を殴り、妻は彼のことを話すことさえいやがるようなやつだ。こいつはメリーランド州純真で素晴らしい紳士ではない。

M:彼が善人かどうかは言っていません。法の支配についてです。最高裁命令有効なのです、閣下

T:彼は不法入国したんだ。

M:あなたは彼を取り戻すことができますよね。この机の上には電話がありますよ。

T:できるさ。

M:あなたは、電話を取って、大統領としての権限で、エルサルバドル大統領電話をして、「彼を送り返せ」ということができますよね。今すぐに。

T:できる。それは、そいつが、あなたが言うような紳士だったとしたらの話だ。それならそうしよう。

M:いや、裁判所あなたに命じてるんですよ。

T:でも彼はそうじゃない。

M:彼の開放を促進するように。

T:私はそれを決める人間ではない。我々には、それをやりたくないという法律家がいるんだ、テリー

M:あなた大統領ですよ?しかし、しかし、責任はこのオフィスにあります

T:わたしは、いやいやいやいや、法律には従うさ。君は私に法律に従ってほしいんだろう。私がもし、自分の思ったことをなんでもやる大統領だとしたら、私は彼をこのまま、彼にふさわしい場所にとどめておくだろう

M:最高裁が、法律がどうあるべきかを示していますよ。

T:聞くんだ、私は厄介な問題の面倒を見るために、それは、とても無能な男がやってしまったどうしようもないミスを、きみらのようなやつらが、素晴らしい、天才だと言っていて、実はまったくの無能だった男が起こしたミスだ。だろ?そしていまや、すべてのメディアが、間違いだったと言っているように、完全に無能な男が、我々の国境を開き、何百万もの人間が入ってきてしまった。

私はその問題選挙戦を戦った。それが一番ではなかったが、一番に近い問題だった。

とても簡単だ、ちょっと待って、犯罪者殺人者犯罪者が、この国にいたときには、我々は、すぐにかれらを追い出す必要がある。そして我々はそれをしているんだ。

M:法律によって・・・

T:また君は、そうやって一人の男の例を出すんだろう、だが、その選ばれた男の例も

M:彼は

T:彼は、ギャングメンバーじゃない、と主張しているが、彼ら(ICEかな)はみた、彼の拳を、彼はMS13のタトゥーをしている

M:はい、それについては論争があります

T:そうだ、まて、まて、彼はMS13の、タトゥーを、拳に、MS13の

M:彼は、いや、違うといわれているが、そのように解釈しているといっていますね。次の話題に行きましょう。

T:まて、まて、ヘイ、テリーテリーテリー

M:彼はそんな文字タトゥーは持っていないですよ

T:それはないぞ、M-S-1-3、それはM-S-1-3だ

M:だから、それは加工された画像でしょう。さて

T:加工された?テリー、それはだめだ。彼にはタトゥーがある。彼は、おい、君には人生で最大のチャンスをくれてやっているだろう。インタビューさせてやっているじゃないか。私が君を選んだのは、簡単に言えば、私が君のことを聞いたことがないからだ。まぁそれはいい。

M:ええ。この話が来たのは知っていました。

T:だが私は君を選んだ、テリー、でも君は、ちっともナイスじゃないな、彼はMS-13のタトゥーをもっている。

M:わかりましたわかりました。同意できないということで合意できますね。私は次の話題に行きたい。

T:テリーテリー、君に写真を見せてやろうか?

M:写真なら見ましたよ。同意できないということに合意できますよね。

T:おい、見たのに、加工されたと思っているのか

M:次へ行きましょう、次へ

T:加工はされていない、見るんだ

M:わかりましたよ

T:彼の手に、彼はMS-13という・・・

M:いや、公平に言って、そのように解釈できるとされるタトゥーをしていますね、私は専門家ではないですが。ウクライナ話題・・・

T:いや、いや、テリー、違う、違う、彼の手にはクリアに、間違いようがなく、MSと書かれている。解釈じゃない。だから、人々はニュースをもう信じないんだ、フェイクニュースから

M:彼がエルサルバドル写真にとられたとき、それらのタトゥーは写っていなかったですよね?でもいいです、次に行きましょう

T:いや、彼は

M:エルサルバドルでの写真にそれらのタトゥーは写っていない。

T:いやそこに、おーおー、そこにはなかった?

M:ぜひ、写真をご覧ください。

T:でも、いまはそこにタトゥーはあるんだろ?

M:ない、何を・・・

T:でもいまはあるんだろ?

M:あなた写真の中にはありますね。

T:テリー

M:ウクライナです、閣下

T:彼はMS-13のタトゥーがある、いいな?

M:わかりました、あとで写真を見てみます

T:それは、それは、、、君はなんでそんなに不利益なことをするんだ

M:見ますよ、見ます、わかりました、見ます閣下

T:なぜきみは「わかりました、彼にはそのタトゥーがあります」と言わないんだ、それからだ、次の話題は。

こいつが核のボタンを握ってる世界、最高にクレイジー

2025-04-19

トランプ政権はたぶん多くの日本人が思っているより無茶苦茶

タイトルの通りです。

日本では、

トランプの狙いはコレコレではないか」などと議論されていることもあると思うけれど、トランプははっきり法治を覆そうとしている、と左右を問わずまともなアメリカメディアFoxNews Maxブライトバードなどを除く)ではみなされている。

政権担当者には、1984も真っ青な、「ニュースピーク」、「ダブルシンク」が求められているところであり、もしトランプ政権にまともな精神状態共和党員がいたのであれば、病んでしまうのではないか

ありとあらゆるところで、トランプ政権無茶苦茶ぶりがあふれ出しているが、ここでは、デュープロセスなしでの国外追放についてのみに絞ってお伝えする。

一事が万事この調子なので、アメリカ在住のMAGAでない人には正気を保つのは難しい。

3月15日敵性外国人法の発動

 トランプ敵性外国人Alien Enemies Act of 1798 の発動を宣言した。この法律1798年に制定されたもので、外国から侵攻を受けた場合宣戦布告を受けた場合に発動できることになっている。もともとはフランスとの戦争に備えたもの戦時中日本に対して発動されたが、その後の批判は誰もが知るところ(ダニエル・イノウエなど)。ただし、日本対象にした場合は、まだ額面上の法律要件は満たしていた。

3月16日エルサルバドルへの「強制送還」を実施

 トランプ政権は、強制送還(deportation)と言ってはいるが、別にエルサルバドル人ばかりではないので、強制送還という言葉は適切ではない。棄民とか追放Exileとか)という言葉を使うべきだが、一番近いのはユダヤ人強制収容(Concentration Camp)であろう。よってここでは追放統一する。敵性外国人法は裁判手続きなしに、国外追放身体拘束を可能にする法律ではあるが、宣戦布告を受けた場合、発した場合に限られると解されてきた。トランプテロリストアメリカに侵攻(Invade)していると主張しているので、適用できるのだ、と主張しているが、宣戦布告権限議会にあり、大統領にはないため、一般的に言えば、敵性外国人法が発動する権限大統領にはない。

 3月15日に拘束された一部の人たちの家族から、「拘束の合法性」について疑義があるため、ワシントン連邦地裁差し止めの依頼がなされ、ワシントン連邦地裁はこれを認め、国外追放差し止めるように命令した。ICEアメリカ移民関税執行局)はじめトランプ政権は、追放実施前に口頭でこの命令を受け取ったが、これを無視し、そのまま追放実施したこと確認されている。いわく「文書での命令ではなかった」からだ。その後、文書でも命令も当然届いたが、その際はもう飛行機は出発していたため、引き返せない、との主張に変遷した。

強制送還された人の中には、明らかにギャングメンバーではないと思われる人がいる

 もっとも大きな話題になっているのは、キルマー・アブレゴガルシアだろう。「どうせ不法移民だろう」と思う向きもあると思うので少しだけ背景を書いておく。ほかにも、ゲイのメイキャップサッカー選手レアル入れ墨をしていた)、16歳の、ICE当局ですら、ギャングメンバーと思っていなかった子ら、幾人もこいつは違うでしょう、というのがいるが割愛する。

・キルマー・アブレゴガルシア

 キルマーはエルサルバドルまれ母親ビジネス関係で、MS13と対立するギャングから兄の生命を脅かされたため、家族はまず兄を、次いで2011年16歳のキルマーをアメリカ不法入国させた。アメリカでは、入国の経緯にかかわらず、亡命申請(Asylum Claim)ができる。アクティブ亡命申請は通常入国後1年以内に行わねばならず、ディフェンシブな亡命申請は、「強制送還手続の中で」行うことができる。キルマーは、2019年3月まで、亡命申請を行っておらず、求職活動をしている際に逮捕され、「シカゴブルズキャップかぶっているため、MS13のメンバーである」との嫌疑をかけられた。その後の移民裁判の中で、MS13のメンバーとは認められないとされ、2019年6月米国市民結婚し、その直後に亡命申請をした。アクティブ亡命申請は期限切れのため、認められなかったが、移民裁判所は、キルマーに退去の保留を認め、キルマーは合法的にアメリカ滞在できるようになった。その後メリーランド州で鉄工として働きながら3人の子供を妻と暮らしていたが、3月12日、自閉症の5歳の子を連れているときに、ICEに拘束された(子供10分以内に迎えに来ないと、児童養護施設に送る、と妻に連絡がきたとのこと)。キルマーには犯罪歴はなく、滞在合法的なステータスであり、移民裁判所は、生命の脅威から保護するために、退去の保留を認めていたため、ICE権限で、このステータスを変更することはできない(ICE移民裁判において、控訴しなかったため)。キルマーの妻、ジェニファーは、即座に移民裁判所に、ステータス確認を求め、移民裁判所は、国外退去差し止めを命じたが、無視した。3月24日、ジェニファーと子供たちは、米国政府を訴え、帰国を実現するよう求めた。

 メリーランド地裁との裁判の中で、政府は、「ICE裁判所の命令認識していたが、行政手続き上のミス(Administrative Error)で送還実施してしまった」と認めた。地裁判事は、遅くとも4月7日までに帰国に向けた「取り組みを促進し、実現させる」ように政府に命じた。政府は、「すでに身体管理権は、エルサルバドル移譲されており、米国政府干渉できない」旨の主張をし、4月5日にこの件について控訴裁判所に控訴した。

 4月7日控訴裁判所は、地裁判断を支持し、政府控訴棄却した。判事は、政府拘禁のために支払う他の「契約施設」と同様に、政府エルサルバドルからアブレゴガルシアを含む被拘禁者を確保し、移送する権限を持っていると指摘し、政府の主張を却下した。同日、政府最高裁に緊急上訴(最高裁共和党多数派トランプ政権可能な限り寄り添おうとしている)。

 4月10日最高裁判所は、全会一致で、「米国は、アブレゴガルシアエルサルバドルへの彼の移送を禁じる保留命令対象となっており、したがってエルサルバドルへの移送違法であったことを認める」と事実認定をし、「政府に対して、アブレゴガルシアエルサルバドルでの拘留からの釈放を『促進』し、彼がエルサルバドル不適切に送られなかった場合と同様に彼の事件が処理されることを保証するよう要求する」と命じた。すこし難しいが、ワシントン連邦地裁に対する4月7日意見書を合わせた考えると、最高裁の主張はおおむね以下の通りと思われる。「敵性外国人法を適用するかどうか、という点ではなく、逮捕身体拘束が不当である、という主張であるのであれば、それは裁判所が拘束の停止を求めることではなく、ハビアスコーパス((ハビアスコーパスとは: 拘束されている人が、その拘束が法律に適合しているかどうかを裁判所に審査してもらうための申立て制度のこと。原義は、ラテン語で、身体差し出せ。アメリカ合衆国憲法第1条第9節では、「反乱や国家安全のため必要とされる場合を除き、ハビアスコーパス権利を停止してはならない」と定められている))の範疇として、異議申し立てを受けるべきものである、その場所は拘束された場所メリーランドであるべきであり、エルサルバドル不適切に送られていたとしても同様に処理する必要がある」と言っている。敵性外国人法の要件に踏み込まず、実現させる手段外交であり、地裁権限を超えており、適切ではないとして削除した。これはかなりトランプ政権に寄り添いつつ、ギリギリ、法的正当性担保しようという苦しい命令ではある。とにかく、地裁に一部差し戻され、地裁判事は、促進の状況について、毎日情報アップデートするように命じた。ちなみに、トランプ政権は数日目から、促進状況に変更はない、とだけつ、たえている。

大規模なプロパガンダの変化

 当初トランプ政権は、「裁判所の命令には従うが、もはや米国はキルマーの身体管理権をもっていないのでどうしようもない」という主張をしており、最高裁命令には従う、尊敬しているから、というような発言をした。(("If the Supreme Court said bring somebody back I would do that. I respect the Supreme Court." "Well, I'm not talking about the lower court. I have great respect for the Supreme Court."))4月11日ごろから、主張が変遷する。関税プランを立てたといわれるスティーブミラーは、「アブレゴガルシアは、MS13のメンバーであり、誤って送還されたわけではない。適切な場所にいるのだ。」というような主張をし、このような主張は「9-0で最高裁で支持された」と主張しだした。増田は当初何をいっているんだ、と思ったが、どうやら、実現せよ、との文言がないこと、追放自体ダメだ、と言っているわけではなく、追放した者にも、ハビアスコーパスによって異議申し立て権利があるという点のみを切り取っているらしいとなんとか理解できた。実際には9-0で負けているし、事実認定として、キルマーは保護されている、ため、移送違法であったと認められている。

 しかミラーを皮切りに、レヴィット報道官、ポンディ司法長官ノーム国土安全保障長官バン副大統領などが、同様の主張をし始めたのをみて空恐ろしくなってきた。彼らの中では、ダブルシンクがすみ、キルマーはMS13のメンバーであり、強制送還は適切、この主張は最高裁でも認められた、と整理されてきたのだ。

 レヴィットは証拠を求められても、「あいつらはテロリストで、私はその証拠を今朝見た、トランプ米国民を守った」、「まるでファーザーオブザイヤーのような扱いをしているが、アブレゴガルシアは、MS13のメンバーテロリストだ」というようなことしかわずしまいには「もう質問はないみたいだね」と言って会見を打ち切る、などの行動をとるようになった。

 バンスは「アブレゴガルシアテロリストとして有罪判決を受けた」と虚偽を堂々と述べた。

 ポンディは「これがアブレゴガルシアに関する証拠です」といって、誤って「犯罪歴なし」、と書かれた資料アップロードし、失笑を買ったのち、最初移民裁判で、シカゴブルズキャップを被った、明らかなラテン系ギャングである、という、別件の汚職逮捕された警察官の主張が書かれた調書を公開した。

 トランプは「以前最高裁命令には従う、と言っていたのに、なぜアブレゴガルシアのような例で帰国させようとしないのか」という質問をしたCNNに対して「なぜおまえらは、「テロリスト国外追放して、素晴らしいことになった」と言わないのだ。だからおまえら放送は誰も見ていないんだ」と記者をあざけった。またFoxインタビューの中で、「最高裁は9-0で強制送還の件は支持し、我々は(精神的)勝利したんだ、ニュース番組を見ていると知らないと思うけど」というような発言をしていた。

 

次はホームグロウンの番だ

 トランプエルサルバドルのブケレ大統領面談した際、カメラが回っていると気づかず、「次はホームグロウンの番だ。建物が足りないな、あと5つぐらいはつくってほしい」と述べている。また、「重大な犯罪者であれば、エルサルバドル米国人を送ることは大賛成だ」とも述べている。対テロ大統領補佐官であるセバスティアン・ゴルカは、「誰であれ、キルマー・アブレゴガルシア擁護しようとするものは、テロリストであり、訴追される」と述べた。

民主党上院議員ヴァン・ホレンがキルマーに面会でき、キルマーの件単独では、ひょっとしたら解決が見えるかもしれないが、正直、トランプ政権の終わり方は、日本人が想像しているよりはるか遠くまで行っていることは知っておいてほしい。

2024-12-16

今日の疑問:アメリカ人の子供が1人で公園で遊べなくなったのはいから

アメリカで「子どもが1人で公園で遊べなくなった」と感じられるようになったのは、法律のものというよりも、社会的文化的な変化が大きな影響を与えています。この変化は主に1980年代から2000年代にかけて徐々に起こったものです。

 

1. 1980年代: 子ども安全に対する不安の高まり

事件の影響

1980年代には、いくつかの衝撃的な誘拐事件児童虐待事件報道され、親たちの間で不安が広がりました。例えば、1981年に起きた6歳の男の子アダム・ウォルシュの誘拐殺害事件は、多くの親に衝撃を与えました。この事件は、全米失踪児童センターNational Center for Missing and Exploited Children)の設立や、子ども行方不明になった際に警察が迅速に行動する制度アダム法(Adam Walsh Child Protection and Safety Act)」の基盤となりました。

メディアの影響

テレビニュース犯罪ドラマ子どもへの危険を強調し、外で子どもを1人にすることへの恐れを助長しました。

 

2. 1990年代: 過保護育児スタイルの登場

ヘリコプターペアレンティング

1990年代以降、「ヘリコプターペアレンティング」と呼ばれる、子どもの行動を常に監視する育児スタイルが広まりました。この傾向は特に中産階級以上の家庭で顕著でした。

法律厳格化

子ども放置する行為が「ネグレクト育児放棄)」として扱われるケースが増えました。一部の州では、子どもが1人で外出したり遊んだりすることを問題視する法律通報制度が整備されました。

 

3. 2000年代以降: 子ども自由に対するさらなる制約

社会監視文化

スマートフォンソーシャルメディアの普及により、他人の行動がすぐに記録・拡散されるようになり、「他人の子育て」への干渉が増加しました。例えば、公園で1人で遊ぶ子どもを見かけた大人警察児童保護サービス通報するケースが増えました。

フリーレンジペアレンティング反動

子ども自由に育てる」という考え方を支持する親もいますが、その一方で「危険放置している」と批判されることもありました。一例として、2015年にはメリーランド州で、10歳と6歳の兄妹が1人で公園いたことで児童保護サービス通報される事件がありました。

 

4. フリーレンジペアレンティング法の登場(2018年以降)

•このような過保護の風潮に対する反発として、2018年ユタ州で「フリーレンジペアレンティング法」が成立しました。この法律では、十分に成熟した子どもが1人で公園に行くことや遊ぶことはネグレクトではないと明示されています。他の州でも類似議論が続いています

 

結論

 

子どもが1人で公園で遊べなくなった時期を明確に特定するのは難しいですが、1980年代から2000年代にかけて、事件報道育児スタイルの変化、社会監視文化の発展がこの傾向を加速させました。法律も影響しましたが、主に社会価値観の変化が大きな要因です。

 

powered by ChatGPT

2024-05-20

ボルチモアの橋崩壊事故の原因となったコンテナ船がようやく移動

今年3月末にメリーランド州ボルチモアにて、電源を失い操船不能になったコンテナ船Dali

湾の出口にかかっているフランシス・スコット・キー橋の橋脚の衝突し橋が崩壊

工事中作業員6人が巻き込まれ死亡する事故が発生した

事故で崩落した橋の残骸にひっかかり衝突地点から動けなくなっていたコンテナ船

橋の解体作業が進んだことで今日になりようやく再浮上して現場から移動した

この2ヶ月弱の間、乗組員のインド人20スリランカ人1名は船から離れられなかったとのこと

橋の再建には10年かかるとの見込み

まり関心ある人も居ないだろうし日本語ニュースでの続報が望み薄なので調べてまとめた

もっと知りたいという人は baltimore bridge collapse などで検索してくれ

2023-09-17

身体女性で、性自認が男のトランス」が、学校男性として振る舞おうとしたら、学校レイプされて精神疾患になってしまった話


日本のツイフェミが言ってる性加害の話は、安全圏でワガママ言ってるだけ。

アメリカではもっと深刻なレイプ被害などがあるから議論が進む。

そんなに欧米のような国がいいなら、さっさとアメリカにいってきて、半年か1年過ごしてみて、その上で

アメリカ日本どっちがいいのか比較した上で発言してくれ

いじめられていたトランスジェンダー少女が逃走、性転換を家族秘密にされたまま放課後に性売買された

https://nypost.com/2023/09/04/virginia-school-kept-teen-gender-transition-secret-suit/

バージニア州高校生家出し、複数の州で性的人身売買を受けた。その理由の一つは、高校彼女男性である認識している児童の両親に告げず、そのことで執拗いじめを受けたことが訴訟で主張されている。

現在16歳の祖母であり養母でもあるミシェルブレアさんはワシントンセージ審査官に対し、「彼らは娘を守る権利を盗んだ」と語った。

問題のある幼少期を過ごし、精神健康上の問題を抱えていたセージさんは、2021年8月10日14歳アポトックス郡高校に通い始め、そこで男性代名詞男性名で呼び、男性トイレを使うなど、自分男性である認識し始めたという。ミシェルさんが先月バージニア州連邦裁判所に起こした訴訟に対して。

しかし、学校職員セージさんの男の子になりたいという願望に積極的に関与し、彼女が度重なるいじめを受けていたことを知っていたにもかかわらず、性転換を「意図的隠蔽」し、手遅れになってセージさんが逃げ出すまで両親を巻き込むことはなかった。その後、彼女は4つの異なる州で数か月間にわたって複数の男にレイプされたと訴訟は主張している。

2021年8月11日新学期が始まったばかりのある日、セージさんはバスの中で男子生徒たちから悪質ないじめを受け始めた。少年たちに「男の子に見える」と言われ、「男の子が好きになるまでレイプする」と脅され、学校から締め出すと脅迫された。訴状によると、彼女が謝らない限り彼女の髪をバスの窓に押しつけ、どこに住んでいるか知っていると言って撃つと脅したという。

翌日、セージさんは2人の指導カウンセラーと面会し、自分少年であることを伝え、バス事件について話し合った。しかし、職員らはミケーレさんにいかなる情報も開示していないと裁判所文書は述べている。

訴訟によれば、セージさんはその月を通じて、男子トイレ廊下男子生徒らに「触られたり、ナイフによる暴力強姦で脅されたり、廊下の壁に押しつけられたり」していじめられ続けたという。

カウンセラーらは、新学期最初12日のうち8日はセージさんと会ったが、ミシェルさんには、子どもの「性の不一致」についてカウンセリングを行っており、「彼女男性として肯定している」ことは伝えなかった。訴状によると、男子生徒からの既知の脅迫にも関わらず、女子生徒が男子トイレ使用したという。

裁判所文書によると、いじめがあまりにもひどくなったため、他の保護者いじめについて学校に報告し始めたという。

8月25日になって初めて、カウンセラーセージ男子トイレを使っていること、そして「安全上の懸念」だけを理由にミケーレさんに伝えたが、それでも親には子供性自認の変化や、そのせいで彼女が受けたいじめについて伝えていなかった。と提出書類は主張している。

同紙によると、カウンセラーミシェルさんに「(セージさんの)体に自傷行為の傷があることに気づいた」と語ったという。その同じ日に、ミケーレさんは「ドラコ」という名前記載された学校定期券を見つけ、セージさんは自分男性であることを母親に告げ、彼女が受けた脅迫と感じていた恐怖を打ち明けた、と訴訟は主張している。

訴訟によれば、セージさんはミシェルに対し、カウンセラーが「そうするように指示」していなかったら「男子トイレを使わなかっただろう」と語ったという。

しかし、恐怖に駆られた少女は「精神異常に陥り、逃亡を決意」し、その夜、寝室の窓からこっそり抜け出し、両親に宛てたメモを残した、と訴状は主張している。

訴状によると、メモには「あなた自分仕事を果たした。イエスあなたを愛している」と書かれていたという。

「このまま残ったらどうなるのかが怖い。用心してください。ここには悪い人たちがいます」と彼女は言い、「愛を込めて」と手紙署名した。

セージさんは「見知らぬ成人男性誘拐され、レイプされた」後、ワシントンDCに連れて行かれ、他の2人の男たちに残されたまま、やはり薬物を投与され、レイプされたと訴訟は主張している。

その後、この2人の男が彼女メリーランド州まで車で連れて行き、登録済みの性犯罪者と一緒に彼女を置き去りにし、その男彼女強姦し、他人性的人身売買を行った後、彼女を部屋に閉じ込めた、と訴訟は主張している。

ブレア首相弁護士バーナデット・ブロイルズ氏は、ボルティモアセージ氏は最終的に連邦当局によって救出され、「悪夢は終わるはずだった」とワシントン審査紙に語った。

しかし、ボルチモアの国選弁護人アニーサ・カーンが両親がセージ君の新しい性自認を「十分に肯定」していないと主張したため、州がセージ君の監護権を取得したと訴訟は主張している。

セージさんは少年のための少年施設収容され、「そこで再び性的暴行を受け、薬物にさらされ、医療的および精神医療を受けられなかった」と訴状は主張している。

セージさんは2021年11月12日にその施設から逃走し、別の小児性愛者に拾われてテキサス州に連れて行かれ、「そこで再びレイプされ、薬物を投与され、飢えと拷問を受けた」と訴訟は主張している。

裁判所文書によると、2022年1月24日当局テキサス州セージさんを救出した後、最終的にセージさんはミシェルさんに返されたという。

彼女に起こった出来事の結果、セージさんは複雑性心的外傷後ストレス障害と診断され、「おそらく残りの人生治療必要になるだろう」と訴訟では述べており、セージさんは入院外来を繰り返していると記されている。帰国してから治療

ブレア氏の別の弁護士メアリーマカスター氏はポスト紙に次のように語った。「もしセージさんの両親が彼女精神状態を十分に把握しており、彼女最初自分アイデンティティに疑問を持ち始めたとき必要メンタルヘルスカウンセリング提供する機会を与えていたら、こうしたことはすべて防げたはずだ。」

「むしろ、学区も国選弁護人事務所も、自分たちのほうが親よりもよく知っていると判断したのです。彼らの傲慢さの結果、セージは何度も犠牲になりました。」

遺族は現在アポトックス郡教育委員会スクールカウンセラー2人、カーン氏に対し、不特定損害賠償を求めて訴訟を起こしている。

アポトックス郡公立学校教育長アネットベネット氏とカーン氏は月曜日コメント要請にすぐには応じていない。

2023-06-10

白人女性指導から排除すべきだと宣言

https://www.foxnews.com/media/maryland-democrat-declares-white-women-should-struck-down-from-leadership-dismantle-systemic-racism

メリーランド州民主党、「組織的人種差別」を解体するために白人女性指導から排除すべきだと宣言

民主党選出議員は講演者ラインナップについて「白人は…少数であるべきであり、それには正当な理由がある」と述べた

FOX初– 教育委員会会議発言したイスラム教徒の子供たちが「白人至上主義者と同じ側にいる」と主張して最近批判されたある民主党メリーランド市議会議員は、「白人女性」や「白人至上主義者」をバッシングした経歴もある。シオニストユダヤ人」とFOXニュースデジタルが報じた。

公立学校教師クリスティン・ミンク氏は、12月に第5地区代表してモンゴメリー郡議会議員に選出された。

彼女は「これは公平だ」と宣言しながら、火曜日の夜の教育委員会会議で、 LGBTQ+のカリキュラムに反対するイスラム教徒の子供たちは「白人至上主義者と同じ側にいる」と論じた。

「残念なことに、この問題は…一部のイスラム教徒家族白人至上主義者や完全な偏屈者と同じ立場に置くことになっている」と民主党は述べた。「私はあなたをそれらの人々と同じカテゴリーに入れるつもりはありませんが、ご存知のとおり、彼らはこの特定問題について同じ側に陥っているので、それは複雑です。」

彼女はまた、「愛国者」という言葉白人を表すのに使われると主張した。

「今こそ『愛国者』という言葉を取り戻す時だ。そして明確にしておきたいのですが、私が『『愛国者』という言葉を取り戻せ』と言うとき、私は実際に『愛国者』という意味でその言葉を使っている人たちが、『白人』という意味でそれを使っている人たちからその言葉を取り戻しているということです」と彼女は語った。

市議会議員はまた、黒人警察との衝突の間、白人は自らの身体人間の盾として使用すべきだという要求への支持を表明した。

彼女は「現場白人たちの特権をどのように活用するかをロジスティックに教えてくれる主催者たち」に感謝した。

カリフォルニア教育指導者らがオサマ・ビンラディンに憧れたマルクス主義者を称賛する授業をCRTで推進

ライトフォーリバティミンクコメントを求めたが、すぐには返答は得られなかった。

2023-03-03

クィアってのは小児性愛も含むからヤバい

he mayor of College Park, Md., a Democrat & LGBTQ+ activist, has been charged with 40 counts of possessing child sex abuse material & 16 counts of distributing that content. Now-ex-mayor @patrick_wojahn resigned earlier today.

民主党とLGBTQ+の活動家であるメリーランド州カレッジパークの市長は、40件の児童性的虐待コンテンツの所持と16件のコンテンツ配布の容疑で起訴された。前市長

@patrick_wojahnは、は本日早々に辞任した。

https://twitter.com/MrAndyNgo/status/1631432022471081990

2022-09-12

anond:20220912160851

カリフォルニア州テキサス州メリーランド州など

警察に限らず、公的機関にそこまで信頼を置いてない感じがあった なんだかんだ言っても日本公的機関に対する信頼感すごいじゃん

数字マジックを感じるけど、俺が見えないところでものすごい数の犯罪が行われてるんだろうなぁ

痴漢の話とか諸々入れて、日本が(監禁とかそういう比較的ヘビーなものを除いた)性犯罪に関して甘めってのはわからなくもないんだけど、

ラリってるやつらがバスに乗り込んできたりする国から帰ってくると日本全然ダメ!とか言われるとなんか実感と全然合わないな~とは思ってしま

俺が見えないところでものすごい数の犯罪が行われているんだろうけど・・・

2021-11-20

ハリス副大統領が偉業を達成した

バイデン大統領が腸の検査大統領権限委譲 女性米国史上初

https://news.yahoo.co.jp/articles/33d70052cc2d5dfb56ff79e0501805304d8270a6

 アメリカバイデン大統領が腸の検査を受け、麻酔がかかる間、一時的大統領権限ハリス副大統領に受け渡されました。女性大統領権限を持ったのはアメリカ史上初めてです。

 バイデン大統領は19日、大統領就任して以来、初めてとなる健康診断を受けるため、メリーランド州病院に入りました。ホワイトハウスによりますと、今回の健康診断は定期的なもので、腸の内視鏡検査麻酔がかかる間、1時間25分にわたって大統領権限ハリス副大統領に受け渡されたということです。一時的ではあるものの、女性大統領権限を持ったのはアメリカ史上初めてです。

 バイデン大統領アメリカ史上最も高齢大統領で、今月20日に79歳の誕生日を迎えます。(20日04:50)

ハリス氏がアメリカ史上初の大統領権限を持つ女性となった。

このことはもっと注目されても良い。

アメリカのみならず世界中運動家の願いが結実した。

2020-04-22

[]ポートースター

エドガー・アラン・ポー誕生日である毎年の1月19日ポー墓参りをする謎の人物のこと。

ポートースター」は「ポー乾杯する者」という意味で「ポエテイスターへぼ詩人」と掛けている。

彼はポー記念碑の前に立ち、コニャックで乾杯し、そのボトルと、三本のバラと、ときどきメモを残していく。

黒い服につば広の帽子銀色の杖、白いスカーフを身にまとい、顔を隠していた。

最初の目撃談は1940年頃で、彼が1998年に亡くなるまで墓参りは続いた。

1999年に残されたメモに、最初ポートースターが亡くなったので、息子が後を継いだとあった。

息子は、父親ほどこの行事に熱心ではないとみなされ、長年のファンから失望された。

2010年ポートースターは初めて姿を見せなかった。

2009年ポーの生誕200周年だったので、それが区切りとなったのだろうと考えられた。

エドガー・アラン・ポー博物館学芸員だったジェフジェロームは、

1976年以降のすべての来訪を目撃しており、ポートースターが行う「秘密の合図」を知っていた。

故に、2011年に四人の偽者が登場したときもすぐに見破られ、やはり本物は現れなかった。

2012年にも現れなかったことで、ジェフジェロームは「伝統が終わったのだろう」と宣告した。

2015年に、メリーランド州歴史協会は新たなポートースターを選出し、2016年1月にこの「伝統」を復活させた。

2020-02-20

anond:20200220151601

 ところで、ウイルスは陸地の生物にだけ寄生しているのではない。海洋生物には陸上を上回る膨大なウイルス存在していることが、1980年代終わりから指摘されるようになった。米国メリーランド州では海水中のウイルスの量が夏には1 mlあたり10億個にもなり、藻類細菌の数を上回ることが観察されている。ノルウェイフィヨルド海水でも同様の観察が行われ、ウイルス遺伝材料藻類に運び込んで藻類適応変異を助けているという考えが示された。

2020-01-20

独断偏見で選ぶアメリカ合衆国マイナーランキング

6位 ワイオミング州

オハイオアイオワマイアミがうろおぼえで混じったみたい。

「こんな州あったっけ?」ってなる。

5位 メリーランド州

めちゃくちゃ架空名前っぽい感じがする。

フィクションに登場する架空の州の名前

4位 デラウェア州

種無しブドウしか認識しとらんわ。

しかもそのブドウの由来になったデラウェアコロラド州らしいじゃねえかどういうことだよ。

3位 ニューメキシコ州

アメリカなのかメキシコなのかどっちだよ。

2位 メイン州

ぜんぜんメインっぽくない。サブ州に改名しろ

1位 ロードアイランド州

いたことねえよ。絶対オーストラリアにあるだろ。

2016-04-27

memo

アメリカの50州

2015-05-02

米国メリーランド州立大学の研究が、大きな話題を呼んでいる。

就職面接を受ける際、男性的な魅力がある人物は不利だというのだ。

見た目の良さはすべての成功につながっていると言われていたが、特定場合においてはそれに反していたのだ。

この研究は、専門誌「組織的行動と意思決定過程研究(in the journal of Organizational Behavior and Human Decision Processes)」に発表されたもの

■顔がいいだけでライバル視、そしてハジかれる!

研究によれば魅力的な男性は“仕事ができる”と見えてしまい、それゆえに男の雇用者側にとって競争相手と感じられてしまうという。

まりコイツが入ってきたら、俺負けちゃうかも”と、イケメン面接官に勝手に思われてしまうというわけ。

ちなみに女性は逆。魅力的な女性競争相手とは思われないようで、根深偏見ブロンド美人おバカさん”というのがあるようだ。

イケメンは有能、という偏見があった!

研究執筆者の一人であるマルコ・ピテサ(Marko Pitesa)助教授によれば

イケメンはそうでない男性たちよりも競争相手として常に見られてしまうのです」とのことで、

また「男性女性をとわずイケメンは有能という認識がある」という。

魅力あふれる男たちはルックスの良さによる逆説的な偏見を持たれているということだ。

就職が上手くいっていないというあなたイケメン過ぎるからかもしれませんよ…。

http://mogumogunews.com/2015/04/topic_11309/

2009-06-27

新聞世界から消える日

▲老舗新聞が軒並み経営危機に陥る

ボストングローブの創設は1872年という老舗。廃刊の危機に直面している。

母体のNYタイムズ経営危機に喘ぐからだ。主因はネット時代に乗り遅れたこと。いまひとつは広告収入の激減である。

インターネットの迅速性、双方向性、広範囲で深い情報に、新聞テレビの印象広告では適わない。広告が目に飛び込んでくるのではなく、買いたいものを検索し、問い合わせ、ユーザーコメントを読むことができる。

米国政治家とて、議会決議をまえにNYタイムズワシントンポスト社説を読んでから投票態度を決めた。そうしたニュースの一方交通ネット時代には無効になりつつある。新聞が要らない時代になったからだ。

議会に危機感が飛び火した。

5月6日に米連邦議会上院「通信・技術ネット委員会」(ジョン・ケリー委員長)が開催された。

冒頭でジョン・ロックフェラー上院議員が「幾世紀にもわたって新聞ジャーナリズム民主主義の枕となり、政府企業・個人の行き過ぎへの番犬役をなし、真実を追究してきた。しかるに不況とともにビジネスモデルが変革期にさしかかり、部数は7%激減し、およそ4万1000名がマスコミ界の職を失った。これはゆゆしき問題」と演説した。

これを受け「新聞活性化法」を上程したのはベンジャミン・カーデン議員民主メリーランド州)だ。

カーデン法案は、「政府介入によるジャーナリズム産業の救済ではなく、これまでの教育病院学校の存続に政府が介入したように、利益を追求しない分野を救済するために購読営業、広告などを免税措置とし、将来のジャーナリズムビジネスモデルが生まれる移行期を乗り切らせる必要がある」という内容である。

自由主義市場原理にあれほど口五月蠅い議会が、味方のマスコミが消え去る危機を目撃し、リベラルジャーナリズムビジネスモデルの崩壊を前に巧妙に救済に乗り出したことになる。

GMを救済したように

GM救済のために税金を投下し、オバマ政権は巨大メーカーを一時的に国有化したように、同じく左翼大新聞を助けよう、というわけだ。

いずれも法案推進議員民主党リベラル議員が中心にあることに留意したい。

テレビ展望が暗い。嘗て「三大テレビ」と言われたのはABC,NBC,CBSだ。

90年代に世界を席巻したCNNは二十四時間ニュース局、FOXテレビ映画スポーツを抑え、これら新興局の登場により、三大テレビは衰退の一途となった。

三大テレビ視聴率は30%減少した。

 

全盛を迎えるまでラジオ慈善団体や、利益を追求しない機関で運営された。

嘗てデパートには新製品や憩いの場として買い物客が押し寄せた。ショッピング・モールや専門店ブティックの登場により、デパートは衰退傾向となった(日本でも池袋三越などの閉店が目立つ)。

1994年にラジオを聴く人は47%あった。それが35%に減った(英誌『エコノミスト』、09年5月16日号)。過去十年間に新聞を読む人は58%から34%に激減した。とくに18歳から24歳の若者世代では新聞を読まないばかりか、ニュースを見ない人が25%から34%に激増していた(PERリサーチセンター調べ)。

日本でも学生の三分の一以上は新聞を購読していない。新聞はこれまで攻撃し批判した政治家からも明日の運命を心配されている。

新聞は『危機に晒された種』だ」と前述の上院情報メディア委員会ジョン・ケリー上院議員が言った。明らかにダーウィン種の起源』に引っかけている。

NYタイムズ本社ビルを売り飛ばし、メキシコ高利貸しから借り入れ、それでもザルツバーガー家はオーナーを死守するが、山師デーブ・ジェフェンが出資を狙う。NYタイムズ傘下の『ボストングローブ』は冒頭に紹介したように廃刊の危機を逃れて延命中たが、危機は去ったわけではない。

左翼新聞を救済せよ、と左翼議員らが叫ぶ

新聞を救えと動き始めた議員らは民主党が主で、換言するとリベラル左翼メディアを救えと同義語である。GM救援に反対したように共和党は自由競争の原則から、こういう法案には反対である。

イギリスではすでに70の新聞廃刊し、名門『インデペンデント』紙と『ロンドンイブニングスタンダード』は外国投資家に買い手を求めている。

フランスは早々と政府支援を決め、事実上補助金を出した。すでに欧米では地方自治体ネットニュースレターを刊行し、独自に広告を就けている。

だが、そのネットとて右肩上がりの成長は終わった。

04年から07年までネット広告は15%から32%に上昇したが、08年から下降傾向がみられるようになり、個々の記事が有料でも閲覧される傾向が顕著となった。

新聞社テレビが何時までも『情報総合デパート』であり続ける必要はない」(前掲『エコノミスト』誌)。

ひとつの新聞天気予報からクロスワードパズルから漫画を連載する意味希薄となり、ブティック情報専門店が求められている。だからネットでもヤフーグーグル情報デパートだが、左翼専門ブログサイト(huffington postなど)や保守派ブログ集大成サイトの「FOX NATION」に急な人気が集まるのだ(後者ネット空間における米国版『諸君!』のような存在になりつつある)。

そしてネットユーチューブ国民に訴え、ネットで集金して大統領当選したオバマは、5月24日の記者会見で既存の有力紙からの質問を一切受け付けなかった。麻生首相朝日読売、毎日記者の質問を遮り、名もなきネットメディア記者の質問に応じたと想像すればいい。

オバマ大統領は真の世論がどこにあるかを知っている。

 
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