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2025-05-28

anond:20250528074547

片手で数えれるくらい人数減らしてメンバーカラー設定するとかしてくれないとな

2023-05-26

ムビナナ見た!!!!〜賛否両論のややピ側〜

IDOLiSH7(アイナナ)のことは1ミリくらいなら知ってるカモ状態ですがムビナナDAY2のみ鑑賞してきました。

ムビナナは予想よりだいぶよかったです!

前評判から「途中で寝たりイラついたりするかな〜」と思っていましたが普通に最後まで楽しんで見られました。

ムビナナの良いところ!!

3Dアイドルたちがめちゃくちゃ踊る!

楽曲に良いものがたくさんあった!

この二つは全編Live映画の根幹だと思うので、ここがしっかりしていれば私としては及第点だと思います。(赤点ではなかったと言う意味

センシティブ話題ですがパクリについては

私はスタツアも(うたプリミリくらい知ってる今回のアイナナとほぼ同じレベルのまま)拝見しましたがこの映画自体についてはパクリとは言わないかな?と思いました。(キャラとかスチルとかの話題割愛します)

あえて言うなら「かぶせ」くらいかな、と。

うたプリファンの方の「いやそもそもかぶせるなよ」というお気持ちもわかりますが。

まず何もかもが別物すぎます

正直かなり出来の良い同ジャンル(同じ全編Live映画という意味)先行作品があってこれをお出しされるの?って気持ちにはなりますね。クオリティにおいてです。これが全編Live映画の先駆けだったらもう少し評価も高まっていると思います。なので繰り返しになりますクオリティが低すぎるというわけではないです。及第点です。

さて、震源地になっているワード「旅」についてですが、単に「旅」を連呼する理由がなく旅感もない。噂の6部のスクショも拝見しました。たしかに旅の話は出てました!私が気になっているのは「コンセプトが感じられない」という話なので「別媒体でそのワードの話出てた」というのは別の話ですね。まあそれも踏まえてパクリではないと思うな。

グループ四季を巡る旅!みたいなMCがありましたが最後まで四季については何も分からず。衣装も背景にも四季は感じられませんのでコンセプトとはなんだったのか?

てか脚本書いた人は映像見てないんかな?だからMC演出がこんなにチグハグなの?

まず一曲目。映画を見る前にYouTubeで公開されているものを見ました。

3万回は指摘されてそうですが「いや、傘開かんのかい!!」そしていつのまにか投げ捨てられている。ダンサーが回収した形跡もないからめちゃくちゃにぶん投げたんかな、危ないよ。

映画では一曲目の前に突然の嵐?の映像がながれて「お!これで雨上がりだから傘開かない演出だったのか!?」と思ってたらコンセプトの一つであるらしい森羅万象っぽい樹とかの映像が挟まるのでそうでもなかったようだ。なんだったんだ?

レインボーアリーナから!という説も見ましたが余計にわからん。そうだとしたら衣装や背景まで合わせないと伝わらないんよ。それでも傘が衣装から浮いてるし、背景もプロジェクションマッピングで虹なんかいくらでも掛けられるけどそういうのないですよね…?

そして突然のバックダンサーモブモブソロパートアイドルより前に出る。もうそれはバックダンサーではなくフロントダンサーなんだ。

モブの周りをぐるぐる回るアイドルisなに?

しかアイドル衣装だけやけにファンタジー!!!かわいいけど周り現代背景。モブスーツ姿なのに!!!!どういうステージ!?!?

背景白系統衣装系統ダンサー系統ダンサー引き立つ!!!

からある有名曲?のようなのでその時のデビュー時の衣装とかなのかな?だったらわかる。けどそしたら背景を見直してほしいが。欧米風?の街並みにこだわりとかあるの??

あとツイッターで「そうちゃんがフリを間違えかけてる!他にも向こうでファンサしてるのがうつってる!」というのを見かけました。

いや!!!ファンサは正面で抜けよ!!!カメラ仕事してください!!フリミスとかかわいくてちょっといいなて思いますけど2日目は間違ってないのか2日とも同じミスしてたら明らかに練習不足で、もし推しにそんな役割押し付けられたら私はキレるなって思いました。ダンス苦手みたいなキャラけがあるならその限りではありません。ごめんなさい。

全体的にカメラ存在しないのかな?みたいな行動をとられて不完全燃焼です。

歌い終わった後の「っダァ!」みたいな声、何!?プロ意識!!!マイク入ってます!!!

あははうふふみたいな笑い声が永遠に終わらなくて階段を降りてくるアイドル…どうした?なにがおかしい?

あと、代永さんが喋るたびに「えっなに!?!?」ってものすごいびっくり違和感なのですが…全てが吹き飛ぶほどの違和感。これは…昔からこう言うキャラだったのですか…?ご体調に関するものであれば申し訳ないです。

コーヒーカップが出現するも何故か舞台上だけをくるくるまわる。

トロッコのかわりとかじゃないの!?!?突然のネバーランド感。まじでどうした?旅や四季森羅万象をこれで感じるの難しいが。連想ゲームしてもなかなか辿り着かんよ。

しかも一人ハブられてて可哀想だな…てなったんですが…彼はそう言う役回りなのでしょうか…?

ピー!という二曲目

「これツイッターで見たササゲロってやつだ!!!!もう来るの!?」とテンションがあがる。

すごい歌詞だな〜!?

ダンスナンバー好きなのでよかったです。

あとブラック系のチャイナちょっとある服?も好きでした。ズールね、ズール

次の曲も好き系でした。

まあまた黒背景に黒服で沈みまくりですが…。でも黒背景は顔が白いかIDOLiSH7のみんなたちほどは気にならないかなあ。

トリガーとリバーレもふんふんなるほどねって感じです。なんとなーくのグループ雰囲気が伝わってきていい感じでした。

曲ごとにMCが挟まるのは賛否両論だと思いますが、これに関してはそこそこ短めのMCだったのでわたし賛否両論のピ側ではないです。

話の内容がよくわからないのはほぼミリしらだから仕方ないしな〜と思います

バーレの保志さんがめちゃくちゃ歩き回るのにポニテの方がほぼ不動なのそういうキャラなのかな?いいなって感じです。

しかしまあ全体的に本当に目が合わんな。誰もカメラ位置をご存知ない?

袖にはけていくときファンサなし。こういうのは「わざと塩対応してますよ」みたいなキャラが思わせぶりに無視してそれが逆にファンサ!みたいなの以外は虚無感すごいな。全員塩対応

かと思ったら単に暗転みたいな演出もありで、どうした…???

一曲客席の方からみんなが出てくる演出

「おー見覚えある!!いいぞ!」ってなったんですが、いやそのままセンステ行くんかい!!ってなりました。

後ろのファンにご配慮でそのまま一曲歌ったりしてもいいのでは!?!?現場所が変わるだけでは意味が薄いんですよ!!

背景がプロジェクションマッピングの試みはいいけど流すのがスクリーンセーバーみたいで謎なんだけど、衣装が全部ファンタジー系なのでグランドキャニオンか?とか、これテレ朝前?六本木?みたいなやつよりもスクリーンセーバーの方が合っている…という…

せっかくのプロジェクションマッピングなのになぜかアイドルが白いボードから現れてるだけなことがわかるカメラワークになったりする。なんで?

あとどこかでジャンプして光の中に消えるのかな!?と思いきやふつうにそこにいる。なんで?その演出は流石にアレすぎる。(オブラート

それにしてもキャラ名前がわからないな〜と思っていたら途中に突然コールドスリープだかドールなのかよくわからん個人映像がはさまる。

しか名前読ませる気ないだろ!数人どこに書いてあるかわからんかったぞ!!!

衣装は全部かわいいのですが、どれもテイストがほぼ同じため、着替えてんだか着替えてないんだかわからなくなってくる。

そして繰り返しになりますが黒い衣装で黒背景、白い衣装で白背景みたいなことをするので演出してる人ちゃんとチェックしてるんかな…となります

まあ全体的に地味。

ジャニーズとかのリアルライブは空も飛ぶし炎も上がるし水も出るので…。

友達は「ミュって感じ…しか仕事で大楽入れなくて円盤見てる虚無を思い出した」と言っていました。なんとなくわかる。

Incomplete rulerの曲よかったです。

その後赤い子(りくくん?)がIDOLiSH7が現れたことに驚いてるんだけどDAY1もそうだったらしく、そういう演技?(どういう演出?)だったのかな…?目指しているらしいリアル感との狭間でよくわからなくなる。

どのタイミングか忘れたけれども「ファンサしよー!みんなで!ファンサ対決!」って言い出したのにもびっくりしました。

カメラが横に舐めるように動いて全員分抜くのかと思いきやまさかの背景16?分割。

エッ!!!!それができるなら早くしてあげなよ後方席ずっと虚無だったじゃん!!!

というかそうしないと見えないってわかってて今まで謎スクリーンセーバーうつしてたんですか!?!?

ファンサというよりカメラ前でポーズそれぞれとってるだけ。

ファンサ…とは…哲学…。

ここまでLiveしてるのに「ファンサービスを改めてする場がなければファンサが足りてない」とアイドル自身が思ってるなんてこと、ある…??

ファンサに関しては「我々はマネージャーから」っていうのも見かけましたが、マネージャーなら舞台から見てなきゃおかしいし、なんならゲネプロ練習風景、そういう裏側が見たくないですか?突然マネージャーなので今までの試行錯誤とか一切見れてないけど完成形を裏方としてチェック!したいですか??

私はアイドルLiveにいったらたくさんファンサ浴びたいよ…。

あと歓声が弱い…会場のみんな盛り上がってないのかな?ファン3Dですげえ!ってなったしよく見ると服装まで違う!すごい!そこにこだわるのはなんで!?!?あとペンラを頭の上に掲げるんじゃねえそんなことしたら俺とお前の戦争だ。

まあ歓声は声出し応援上映ありきなのかな〜とおもいつつ、コーレスできるようなところもない。紹介シーンないかオタクのみんなで一斉に名前も呼べないし…。

そして最後Tシャツアンコール

今まで首もとハイネックとかだったせいで違和感なかったのですが、3Dモデル首が細長すぎておかしくないですか!?怖い折れる!!脚もちょっと膝下が私の好みからすると細すぎるなあ、というのは気になってたんですけど首は本当に怖いなあ、ってなりました。

あと全体的に白い!銀髪何人いる!?カメラが引けば引くほど見分けがつかないよ…。何のためのメンバーカラー!?リストバンドだけで見分けろは視力検査なんよ。

そしてアンコールセンステまで来ないんだ…なんでメインステばっかり…。人権ない席が多すぎるなあ…。スタンド席最前とかは結構良席イメージなんですが、このライブアリーナ前方以外に絶対入りたくない。

色々書きましたが「見に行ったのは時間無駄だったな」とかに全然ならないです。

曲もいいし踊るので初回は楽しかったな〜もやもやしたけど。くらいです。言語化するとこうなってしまいましたが。

不完全燃焼…にはなるかな!と思いました!

2023-04-27

アイドルファン推し恋人の匂わせつれ~わというだけの話

書きなぐり。最初にこれだけは言わせてください。

どんなに嫌いでも相手に対する誹謗中傷はやめましょう。よくある勧善懲悪もの悪者になりかねません。

本当に大事なのでこれだけでも頭に入れましょう。入ってる人はものすごく偉いです。とんでもない悪口とか言いたいなら布団の中で叫んでおくのがいいです。かわいそうだから~とかではなく、そんな理由で今後の人生無駄にするのはもったいないので。

今までJ事務所アイドル推してきて、いろんな熱愛報道風俗犯罪だを見てきましたが、一番陰湿だな~と思うのが「アイドル恋人が匂わせしている」ことでしょう。

今となってはもはや伝説とまで言われている某台風黄色い方の結婚相手、当時グループファンでしたがまだ名前を見るのが嫌なくらいには無理です。やり方が本当に陰湿すぎる。

・本を紹介したときにちらっと写るCD

自撮りに写りこむグッズのクッション

アイドル仕事でもらったものと同じ花の写真をわざわざ上げる

これでもほんの一部なので、もし気になる方がいらっしゃったら調べてみてください。ゴキブリのように出てくるので。



さて、今回関西の某西グループオレンジ色の方の恋人?らしい人が匂わせ祭りをしているとのことですが、やり方は上の方よりはストレートでした。

コンサートチケットをインスタのストーリーに載せる

メンバーカラー一色の服を着た写真を載せる

オレンジの人は沖縄が好きなので自分もといわんばかりにシーサー写真投稿する

まりにもストレート、だれがどう見てもレベルのすがすがしさ。匂わせではなく嗅がせですよこれ。わかりやすさは素晴らしいですね。

伝説と匂わせの比較を軽くしてみましたが、ここで一つ疑問が生まれます


なぜアイドル恋人は匂わせをしがちなのか

匂わせをしがちというか、しない人がJ事務所の周りにあまりいない(例外はあると思いますが)のでそういう偏見ありきの題です。

ここは推測しか書けませんが、おそらく

・人気アイドル彼氏にできた優越

ファンも知らないようなことまで知ってる間柄だというのを暗に自慢したい

彼氏が匂わせを咎めないので好き勝手やっても大丈夫

彼氏多忙でなかなか会えないので寂しさを紛らわすため

あたりでしょうか。いつか本人たちに聞きたいですね。

正直寂しさを紛らわすためくらいだったらかわいいもんなのでいいですが、彼氏にできた優越からとか自慢とかなら正直身内でやったり鍵垢でしてほしいもんです。ファン応援してるところにいきなり「みて!彼女になった!うらやましいでしょ!」と騒いでやってきたといっても過言ではないでしょう。

また、どんな理由にせよ匂わせは彼氏(今回だったらオレンジ色アイドルの方)にも責任はあると思っていますファン相手にする商売で匂わせする女を見抜けなかったのはそうなのですが、仮にしてしまったとしても注意してやめさせるとかあるはずなのでしていないのかな~と思ってしまます。もししていて尚匂わせているなら非常に良くないですね。

なんにしても、匂わせ女が一番悪くてやめさせないアイドルはその次か同等くらいに悪いと思っていますファンを金にしている商売なのにそれをないがしろにするのは良くない。それを理解しているんだかいないんだかわからないけど匂わせする女も良くない。


どうすればいいのか

どうにもできません。たかだか1ファンにできることは何もありません。一番最初に書きましたが、誹謗中傷しないとかネットの海に放流しないようにするとか本当にそういうことくらいです。

ただ、自分の行動・心持ちを変えることである程度受ける傷を減らすことはできます

・とりあえず顔は好きなので顔だけ追っておく

・とりあえずSNSから離れておく

アイドルはみんな性格が悪いがファンの前では見せていないだけ、自分たちはあくまアイドルの面しか好きではない

うまいもん食って寝て友達愚痴はいて寝て運動して寝てを繰り返す

・匂わせ女は前世プラナリアで今世初めて人間になったのでちょっとそういうの難しかたか~~という視点になる

・いっそのことグッズとか捨ててもいい

のものは全部今までやってきたことですが、ある程度は効果ありました。一番はSNSから離れることがよかったですね。ただ一例である上に人によって最適解は違うのでそこはすみません

SNSから離れると愚痴もなにもやってこないので、youtubeで延々と動物見るとかして時間つぶしたほうがいいです。テレビとかからも流れてくるかもしれないから見ないほうがいいかも。不意の被弾ほどつらいものはない。

結果的茶の間オタクになったとしても、そうならざるを得なかったんだと思っておきましょう。どうしてもいやならいったん離れるのも大事です。

応援してるだけで傷つくのなんてどんな話ですか。アイドルが好きなのに意味わからん女の匂わせで傷ついて苦しむなんて悲しすぎる。何回でも言いますが一番悪いのは匂わせ女ですからね。

アイドル幸せを願えないなんて本当のファンじゃないなんて、どこの誰が決めたんですか。アイドルっていう職業を選んでいるならファンのことを大事にするのは当たり前じゃないんですか?

嫌な情報シャットダウンしてただ何も知らないふりして応援する人、嫌なこと全部受け入れてなお応援する人、本当はもうやめたいのにずるずるファンでいる人、いろんな人がいると思います

自分が嫌なら他人に見えない範囲愚痴ったりしていいんですよ。つらいことを我慢するほうがよほど良くないので。


まとまってないけどさいごに

匂わせは基本的自分しか得しないことなのでしてる人はやめよう!恋人は止めよう!ファンは裏で見えないようにスライムでもぐちゃぐちゃにしてストレス発散しよう。

私はこれを投稿したら筋トレします。

2023-04-03

今回のうたプリ炎上はいつまでも発売される気配のないゲームの新作やMVの件だけじゃなくて、先週開催されたCGライブ(通称SSS)のチケットの事やグッズの事、くじの商品不良品問題で元々ファン(=プリンセス)が怒っていたのもあって更に火がついたと思ってる。

ライブ物販がチケットを所持している人だけの事前抽選で購入希望者を運営が把握できるはずなのに在庫に見合わない購入上限を設定した挙句、事前通販での販売がなかったグッズ(クローズド商品)を2回目の当選枠の途中で枯らし、その他のグッズやパンフレットも事前抽選当選者が購入出来ない状態炎上

更に、ライブ使用するバングルライトの色がそれぞれのメンバーカラーで点灯するはずが、一部のアイドルバングルライトだけ事前の商品画像と異なるメンバーカラーでもない「ただの白い色」で点灯。

該当のバングルライト購入者運営に問い合わせると「商品画像が間違っていた。正しいのは販売した商品の色。不要なら返品してくれれば返金する。但し、商品画像と同じ仕様のもの存在しないので交換できない(要約)」という回答。

他のアイドルバングルライトメンバーカラーで点灯するのに。

チケットの件やくじの件まで書くと長くなるから書かないけど10年近く前からこういう事は大なり小なり沢山やらかしてる運営なので、今回の新プロジェクトの件で愛想が尽きる古参ファン新規ファン(貢いだ金額が少ないので離れやすい)が大量発生しそうだと思ってる。

例の人に直接、強い言葉リプライを送った一部のファンはやり過ぎだと思っているし強い言葉非難されたら心が折れちゃうよね、と思うけど「うたプリ」というコンテンツゲーム主人公(プレイヤー)である七海春歌」がアイドル達が歌う楽曲を作っているという設定なので作曲家が変わるのは作品のものに与える影響が大きい。

🥦と例の人が今後どういう話し合いをするのか分からないけど「他の作曲家に頼めばいいじゃん」と簡単には片付かないと思う。

2022-08-19

狂ってれば人生は秒

私はつい最近までアイドルオタクだった。

と言っても1つのグループしか推したことはなく、それも片手で数えられる程の年数だ。

その約半分はコロナイベントはあまり開催されず、配信SNSで繋がりを持つくらいだった。

私が推していたアイドル所謂ご当地アイドルだ。

地域の発展や情報発信をメインに活動してはいるが、メジャーデビューもしていて全国各地にライブをしに行くこともあった。

グループ活動拠点と私の住んでいる地域は少し距離があったが、それなりに赴いてくれていたしこちらが遠征することももちろんあった。

グループとの出会いは元々そのグループオタクだった友人に影響されてのものだ。

大きめのライブハウスでライブがあり、チケットが余っているから来ないかと誘われた。

その随分前から友人には散々グループの話を聞かされていて、一度だけなら行ってみてもいいかこちらが折れた形だ。

あの時の衝撃は忘れられない。あんなにキラキラ輝く空間がこの世界存在するのだと、しかしそんな空間は何故これほど小さな場所しか広がっていないのだと、大きなギャップを感じたことを鮮明に覚えている。

コロナ流行し始めてすぐ、2020年中頃。メンバーが1人脱退した。

オタクたちは納得していた。そのメンバーはコンセプトのはっきりとしたグループでははみ出るほどの個性を持っていた。

その年の瀬、また1人メンバーが脱退した。“体調不良”になる前のメンバー歌唱中も暗い表情で、明らかに今までの精神状態ではなかった。オタクはあの時も納得していたと思う。

私は最後ライブ配信は見なかった。見られなかった。

次の年、2021年中頃。また1人メンバーが脱退する。

人生で様々な変化が起こるはずの年頃であるメンバーたちと、コロナで空いたスケジュールニュースでも頻繁に人々の慢性的ストレスが取り上げられていた頃。

辞めた理由とされる“不祥事”は、正直一般人ならば何も問題にならないものだった。


私がアイドルオタクになったきっかけの友人の推しと、私の推しは未だ精力的に活動していた。

新曲も出た。イベント制限がある中ではあるが出来るようになった。個人の大きな仕事も決まった。


グループ解散が発表された。

私は納得していた。むしろ1人抜けた瞬間からそれを願っていたように思う。

解散が発表されてから推しを好きだった気持ちをひたすら振り返る。

そもそも発表される3ヶ月ほど前に、推しのある発言が受け入れられず完全に距離を置いていた。

降りる理由としては小さいがどうしても譲れないものがあり、然して以前から心は離れかけていて、その発言トドメとなった。

ただ1つの発言は受け入れられなかったが、それまで好きだった気持ちだけは今でも大切にしている。

私は推しの痛ましいほど真面目なところが好きだった。グループでは年が上なこともあり、リーダーではないが責任感は強い方だったように見えた。

そんな真面目で頑固なところが時に仇になることもある。そんなところも好きだった。まるで自分を見ているみたいだと思っていた。

他人を律するということは、自分自身の首を絞めることになる。真面目で何事にも手が抜けない、息苦しさと共に生きているところに共感のようなものをしていた。

このグループにはメンバー接触できる機会があり、ツーショットが撮れたり会話したりすることが出来た。

推しに好きだと伝えたとき推しも私に好きだと言った。

私はその瞬間の推しだけは苦手だった。こんな人間に嘘でも好きなんて言うのはやめてほしかった。

私は人に好意を向けられるのが苦手だ。

人と会話するのも苦手で緊張する。ほとんどあがり症に近い人間だ。それで人自体を嫌いになれればよかったのだが、どうしても人を嫌いになれない。

かに好意を向けられていると知ったとき、背筋が凍って、消えてしまいたくなる。やめてくれと思う。好意に応えろと脅されている気がして怖くなる。

推し他人で、アイドルだ。

アイドルとは商売で、金銭のやり取りがなければ関係は成り立たない。

それが、私には大層心地よかった。アイドルオタクという距離安心感を覚えていた。

推しを好きだという気持ちは私だけのものだという強い意思もあり、好きなときに好きなようにイベントへ行った。


推しアイドルではなくなる。

1人また1人と辞めていったとき推し愛する人が消えてしまったと感じた。

私は人を愛し愛される推しが好きだった。グループ自体が大好きだった。

ライブの高揚感が忘れられない。

屋外で悪天候の中でも、ハードスケジュールの中でも、どれだけステージ簡素な作りでも、どんな時でも楽しいライブだった。

雨も雪も風も何もかもライブを盛り上げる1つの要素に過ぎなかった。輝いていた。奇跡だった。

しかった。ただただそれがいけなかった。

楽しすぎることは危険だった。それを失って空いた穴を、私はどう塞げばいいのかわからない。

私は自己肯定感が低い自覚がある。飽き性でもあるし、すぐ何かを嫌いになるまで好きになってしまう。

から好きになりすぎないよう自制しているところもあった。

けれど、失われると確定した途端、自制なんてもの出来ていなかったんだと気付いた。自分意識の外で依存心は音もなく膨れ上がっていた。

たくさん考えた。自分グループ推しのどんなところが好きで、どうして好きでいられなくなってしまたか

先に退いたのは自分で、私の心が離れてから解散は発表されたのに、どうしてこんなにも喪失感に苛まれるのか。

私は推しを見ることで、自分自身を見ていた。推しは鏡だった。

自分を好きでいられない時、推しの姿を見ることでまだ自分自身も好きでいられるのだと錯覚出来た。

結局は自分も愛されたかったのかもしれない。少なくとも、人の温もりを感じていたかったのかもしれない。

かに依存するのは恐ろしい。その対象人間であればなお恐ろしい。

グループ解散推しが表舞台から消え、私の視界にアイドルとしての推しがいなくなったら、上辺の私もいなくなってしまうんだろうか。

また何かに愛されたいのか愛したいのかわからない日常を、たぶん平気で生きていくんだろう。

推しアイドルを辞める。

しかしたらまた表舞台に帰ってくるかもしれない。

もう少し距離の近い形式で、ネット上で、はたまた“救い”を伝導するか。そういう世界だ。

推しは「これ以上グループが変わっていくなら今のままで終わらせたい」と言った。私もそう思っていた。

推しを鏡として見ていた私は、もう二度と推しは表舞台に帰ってこないんじゃないかと感じてしまった。

私は推しを鏡として見るのを辞める。

そもそも今も昔も推しは鏡なんかではなく人間だった、きっと。もしくはこれから人間になるのだろう。

感情を強く揺さぶられた瞬間たちと、それさえ無下にしてしま自分の愚かさが、あの日々を青春だったと証明している。

オタクとして生活している中で、口にすることが出来ない言葉があった。

それは「永遠」だとか「ずっと」「1番」。

終わるとわかっている今だから言える。

グループ解散しても、私の中で彼らは永遠に、ずっと、私が死ぬまで1番であり続ける。

わず推しメンバーカラーの物を手に取ってしまうだろうし、数年前の今日は楽しかったと懐古してしまう。

眠れない布団の中に入ったら、またあの高揚感を思い出す。

もう二度と彼らが全員揃い歌って踊る姿が見られないことが悔やまれる。

彼らにしか出来ないパフォーマンスがあった。彼らと私たちしか生み出せない空間があった。

きっとあの空間はそういう奇跡のような空間だった。

参戦したライブすべてが楽しかたこと、推しを好きだと思ったときに好きだと伝えてきたこと、それらが心底憎くてそれだけが救いだ。

整理番号を取るために始発で現場に向かい時間も列をなしたことも、両手にいっぱいのCDを提げ電車で帰ったことも、緊張して推しと上手く話せなかったことも、すべてつらかったけれどそれ以上に楽しかった。幸せだった。生きててよかったとすら思えた。

あの日々は凄まじいスピードで過ぎていった。

もうあの感覚を味わうことはないだろうが、きっと彼らのいないこれから人生さらに早く過ぎ去っていくように思う。

2022-05-30

オタ友がこわい


正直、私は煮詰まっていた。

推しコンサートチケットが全く、もう全く取れないのである

私は所謂新規と呼ばれるファン歴の浅い新参者

ファンクラブに入っていても番号が新しい為、チケット抽選のふるいに掛けられてもピッと弾かれてしまう。

推しているグループは、どうやら古参番号の方が取れやすいようで、新しい番号では中々どうにもこうにもチケットが取れない。

まり推しに会えないのだ。

数少ない私の友人の中にも某J事務所グループ推している子がいる。

の子ファンクラブの抽選が全滅だったにも関わらず、なんとコンサートには何度も行っている。

高額転売から購入するでもなく、定価で。定価で。(定価is正義

なぜならその子当選しなくても、その子のオタ友が当選して、同行者として友人が参加しているかである


何それ…いいな…!?!?

私もオタ友作りたいな…!?!?!?(もう目が完全チケットになっている)



ただ友人の話を聞いているとオタ友の中にも色々しがらみがあるらしく、

成人した女性のするような喧嘩か?女子中学生か?と思うような内容も多々。

(私以外の人と仲良くすると妬いちゃうな、コンサート他の人と行こうとしてたの酷い等々)

それでも私は、推しに会えるならいいじゃん!推しに会いたい!会いたい会いたい会いたい!

例えキャットファイトを繰り広げようとも推しに会えるならいいじゃん!いいじゃん!会いたい会いたい会いたい!


よしオタ友作ろう!(もう目が完全チケットになっている)


知り得る限りではオタ友作りにおいて必要ツールは【Instagram】か【Twitter】だが、

Instagram写真や加工センスが問われるため私には無理。ないない、センスない。

推し写真メンバーカラードライフラワー果物、小物らを並べて写真撮ってそれっぽい英単語加工してとか、アー無理無理。

あの推し誕生日に飾り付けるオタク達は尊敬する、私には出来ない。そんな物臭女なんだけど推しは大好きだよ…。

という訳で、オタ友作りのツールTwitter使用した。

ただ独り言をつぶやいて信者フォロワー)が出来る程のセンスは持ち合わせてないし、

絵も描けないし、

手芸とか出来ないし(刺繍への憧れ)…。


#○○推しと繋がりたい

#○○好きと繋がりたい


こういったタグ付けをしている人にメンションを取るのだ。

どうせオタ友を作るなら楽しくやりたいし、自分はこういった人間だよ、とTLにも極力出すようにした。

それでもよければ良かったら仲良くしてくださいな、よろしくお願いします、と。

いくら推しに会えれば良いとは言え、やっぱり避けれるもんならキャットファイトは避けたい。

そしたら徐々にお話が出来る人が増えてきた。

共通推しがいるって強い。こんなにも話が続くものなんだ、と改めて推しへの愛を再確認出来たのと、

オタ友とのやり取りにも楽しさを見出すことが出来た。

ねえ会ってオタ活しようよ!という話になり、聖地巡礼、鑑賞会を行った。

わ~~~あ~~~~たっのし~~~~~~☆彡☆彡☆彡

純粋に思っていたのだが………

それから毎日毎日毎日今の所10日間連続LINEが来る。

内容は推しの事だったり仕事愚痴だったりプライベートなことだったり。



えっ距離感



推しの話は良いとして、仕事愚痴プライベートなことはオタ友じゃない友達にプリーズ?????

初めましてのあとすぐの距離感じゃなくない?????

いや、分かるよ。オタ友から始まったけど、意気投合してプライベートでも会うようになりましたっていうのも実際にあると思う。

まりはオタ友でもバイト仲間でも良い、けどTwitterのやり取り1週間程度、初めましての1回でこの距離感の詰め方~~~~~!!!!!

からない、私が根暗からその距離の縮め方に引いてしまっているのかもしれない。

でも心底どうでもいい、取引先の人に言い寄られてるとかそんな話は心底どうでもいい。

からそうだけど、男女問わず出会って早々にグイグイ来られると引いてしま自分がいる。

「この人なんて気さくな人なんだろう」ってポジティブに捉えられない。

「えっ何が目的コイツヤバい奴か?」と身構えてしまう。

この私の不信感、紐解けば自己肯定感の低さとか、自分に人を引き付けるような面白さや魅力がないってネガティブに思っているとか色々あるんだろうけど、今回の場合はこうだ。


【私がチケット目的でオタ友作りを始めたように、相手も同様チケット目的なのではないか?】


そもそもオタ友が出来る=チケット確定、という公式はない。

たくさん居るオタ友の中からふるいに掛けられて同行者が決まるのだ。

あのオタ友の一番手・二番手・三番手となる相方にならねば同行者の道は閉ざされてしまう。

から相手あの手この手で「私は心開いてますよ」「あなたのこと好いてますよ」と必死なのだ


いや無理ゲ~~~~~~~!!!!!!


片手で足りるくらいしかいない、リアル友達だって、「うん私はあの子の一番だな」なんて自信を持って言える子はいない。

そこから更にSNSの海を泳いで一番二番三番手になるなんて…気が遠くなる。


それでも推しに会える可能性が増えるのなら頑張ろう、と目をひん剥いてる状態が今。

世のオタク達は皆こんな感じなのだろうか。

私の場合動機推しに会う為、なもんだからこんなに息苦しいのだろうか。

いや純粋推しの話してるだけでも楽しいんだけどね。難しいね

でも小さくて深いオタク世界、やっぱりどこか人を惹きつける才能がある人は居るもんで、まあこの人ステキって近付こうとしても、

チケット目的だと思われたら嫌だな…なんて奥手になっちゃ自分がいる。



あ~~~~感情めんどくせえ~~~~~~(でも推しに会いてえ~~~~~~~)



タイトルが「オタ友こわい」なんだけど、私は何が怖いんだろうって考えた時に、出会って間もないのに近すぎる距離感と、オタ友(ゴリゴリチケット目的)っていう新たな試みに対しての緊張感?緊迫感?に対して胃がキュ~ッとなって、「あ…コワ…」ってなってる。

覚悟がブチ決まって無かったし、ゴリゴリチケット目的の癖に肝が小さすぎた。


たぶん疲れてそのうちアカウント削除するんだろうけど、もうちょっとだけSNSの海泳いでオタ友作る為に頑張ろうと思う。

2022-02-19

全然納得できてない

読みづらいけど自分用なので許して

実写映画に対して鬱憤を募らせていることを、一緒に見に行く予定の友人に告げるかどうかで悩んでいる。

というのも公開が決まった当初は私も映画制作好意的だったためだ。実写化される方のコンテンツ(O)も実写キャストの方(S)も私は大好きだったので、この2つがコラボすることを単純に喜んだ。公開したら何度も映画館に通おうという話もした。ちなみに友人はSのファンで、Oのことは多分知らない。

しかし私が悩んでいる理由は、あの時喜んでいたくせに今更愚痴を言って許されるのか、という認知的不協和に苛まれいるからではない。

私の葛藤の一番の理由は、このままではSを完全に嫌いになってしまいそうであり、今の私の雑駁アンチスレ状態な心情を整理せずそのまま友人に伝えたら確実に友人は悲しみ、我々の間にも軋轢が生まれしまうからである

なのでもし友人に本心を告げるのならば、身も蓋もない愚痴で友人を傷つけることがないようになるべく正当性のある批判をできるように不満の要点を絞らなければいけないし、隠し通す場合絶対に友人に悟られず気を遣わせないように、そして単に私がこじらせクソ解釈女なだけの問題であると思ってもらえるように(友人がOを知らないのを良いことに)、問題点を整理していこうと思う。

ひとつ、この間解禁された予告動画について。予告動画によって、二者のコラボが決まったとき何となく抱いていた「これってOがダシに使われてるのでは…?」という危惧確信に変わってしまった。これでも当時は、「実写映画化なんて結局儲けたいの一点に尽きるんだから利益を重視した企画なのはしょうがないよね」とは思っていた。(あらゆる実写映画が建前で使う「ファンの幅を広げる」「世界観再現」というきれい事は儲けたいという意図を少しでも隠すための詭弁に感じる)

なのであのAベックス様(両者のスポンサー)が「人気なOとSをくっつければ売れるに決まってるよね!」という安易な発想に至るのも無理はないし、「全くしょーがねぇなAベックスは……まあ不況だしこういう突飛な案にも飛びついちゃうよね」で済む話なのである

しかし今回、これはもう看過できないぞと思ったのが、予告の半分がSが意気込みを語る時間に費やされているという事実であった。これはもう確実に彼らをageるための映画以外の何物でもないじゃないかと私はひどく落胆した。

それに、それぞれの意気込みシーンでもデカ個人名と小さく目立たないキャラ名と、表記上でも明らかにSメインの画面構成になっている。

そりゃ実写化の時に俳優さんの豪華さ()がピックアップされるのは知ってるしそれはこの際もう仕方の無いことなんだろうけど、それにしてもひどすぎやしないか。Oはアイドル活躍するための入れ物ではない。

前売り券についてくる特典のグッズの配色も、Sのアイドルとしてのメンバーカラーになっている。Oの6人にはイメージカラーがあるのだが、それはもう完全無視なのである。9人組なのに主演が6人の作品ねじ込むからこういう事になるのだ。

これを前提にすると、これまでかろうじて許せていたあらゆる点が気になって仕方なくなる。

まずそもそも一卵性双生児(×6)であるという絶対的な前提が踏みにじられている。現実再現することは無理だと開き直るにしてももう少し何か策はあっただろうに。(数年前の別企業とのコラボでは某俳優さんがCGで6人に分裂していた。こういう飛び抜けた演出東宝配給でやるくらいの気概が欲しかった)

設定を全然気にしていないのは、はじめからSを売り込むのだけが目的だったということに他ならない。出来ないと分かってるので始めからやりません!はあまりにもOを軽視しすぎではないか。色の付いたパーカーを着せておけば役作りOKではないのだ。アニメの実写はコスプレだと言われがちだがこれはコスプレですらないと思う。パーカーを着て適当ウィッグを付けたら誰にでも出来る。レイヤーですらない、その辺にいるアニメオタクだ。2015年池袋じゃないんだから

配役もどうだろうか。キャラクターとメンバー性格マッチしていれば確かに納得出来るのだが、それを前提にしているということはもう端からSのファンしか対象にしていないということではないのか。

しかも、全てのキャラではないが、キャラの方がキャストに利用されてんなという描写や設定があった。Sのメンバーの特技や個性をOのキャラクターの要素と無理やり結びつけているのだ。これはその対象が私の好きなキャラクターだったから誇張されて見えてしまっただけかもしれないのだが。

(Oはコラボが非常に多く、余所で色々な職業や役柄を演じているのである特徴だけが取り沙汰されるというのは確かによくある。公式ゲームでもそういう風潮があるので理解はできる。しかし今回のはSありきのOなのでどうしても利用された感が拭えないのである)

キャラ改編とも言えるくらいの逸脱は、「ああもうこれは別の作品なんだ」と思わせてくれるのでこの際怒る気にもなれない。そしてそれはシナリオ上仕方の無いことなんだと思うことにした。Sをageるというシナリオのための。

あと、まだ予告やちょっとした映像しか見ていないのでなんとも言えないが、某メンバーの演技が無理すぎて無理になった。私は彼のことを本当に嫌いになりそうである。もとより私は彼にルックス以外の良さを何一つ見出していなかったのだが、今回見た目という武装を剥ぎ取って眺めた時(なんせみな同じ容姿という設定なので)、彼になんの魅力も感じられないどころか日毎に憤りが増すばかりになってしまった。演技が本当にひどいのである

(映画化が決まった当初、私は友人に「彼は解釈違いだわ」と冗談交じりに言っていたのだが、冗談ではなくなってしまった。)

そのメンバードラマ経験もあるしなんならグループ内では俳優枠みたいな扱いなのだが、私から見たら2パターンしか引き出しがない。顔面に物を言わせたクール()な演技か、とりあえず凄んで狂気を見せる演技の2つである。今回のキャラクターはそのどちらでもないので私はついに別の引き出しを開けてくれるのだとばかり思っていたが、予告を見る限りではその2つが巧みに使い分けられているだけだった。あえて役作りをせず自分の引き出しにあるものを使って演じる役者さんがいるのは確かだが、彼の場合はそのレベルにすら立っていないと思う。出来なくてもせめて表面上はもう少しキャラのこと考えてくれてもいいのにと思った。どんな演技をしたってもと原作キャラクターにピッタリハマるなんてことは決してないけど、だとしてももう少し研究してくれよ。

これでもまだ、本編を見ればきっと何か認識が変わるかもしれないという望みがある。百聞は一見しかずなので実際に見なければ何も言えない。根拠の無い誹謗中傷になってしまう。しかし現時点でSの中の人ネタがあることが確定しているので本当に憂鬱である

見なければいいではないかと思うかもしれないがどちらも好きなので(Sのことは無理になりかけているけど)見ておきたいのである

例えばロケ地アニメ舞台と同じ場所が使われているだろうからその様子を確認したいし、小道具舞台装置などの詳細も気になる。シナリオ大元原作リスペクトしたものらしいのでそこもチェックしたいのだ。

なのでSをPRするためにキャラや設定がズタズタにされているのはしょうがないのだと割り切って、どこかひとつでもOを感じられる部分を見いだせたら良いのだと思うことにした。

SがOを演じていると思うからいけないのであって、Sのキラキラムービーだと思えばなんとか乗り切れそうである。二者を切り離せるか否かは私の認識問題である

この思いを友人に伝える場合でも、Sage要素が強いのは良くないよね、くらいの批判に留めておこうと思う。あとはもう脳みそドロドロお花畑になるしかない。Sが好きな友人の前でSの愚痴を言いたくはない。


……といってもまだ完全に納得できていないので取り留めもない思いを書いて憂さを晴らしておく。

・グッズがここぞとばかりに高額転売されてる上に検索ワードにSのメンバー個人名が入っていて非常に悲しかった。そもそも転売するなよという話だし、実写化に乗じて転売するのも姑息だし、それを買うやつもどうかしてる。みんなまとめて滅びよ

・「私は楽しみだけどね」みたいなツイート

・「O界隈の人がJ界隈に来てくれて嬉しい〜」みたいなツイート

・お前は役作り以前の問題だ。本人じゃん

・彼の本質筋肉ではない

・誰も童貞に見えない

・彼はもっと自意識過剰自己愛に満ちている

・彼はアラサーではない

・彼はハーフではない

・誰も3.5等身じゃない

主題歌ダサい

かわいい限界クソニート感がない

親孝行してそう

・働いてそう

時間有意義に使ってそう

あと今回の実写化に際して自分の中で様々なモヤモヤが生まれていく中で、根本的なことをないがしろにしていたことに気づいた。

すなわち、Oは実際に存在しているのになぜ実写化する必要があるのか、ということだ。確かにOは二次創作的なものだが、Oの原作から時間的な繋がりがあるという点でパラレルではなく同一世界を描いている。そして昭和から令和を彼ら(作中のあらゆるキャラ)はゆっくり時間をかけながら生きているのであり、Oは彼らの人生の一部分を切り抜いたノンフィクション風のフィクションなのである。つまりOは、キャラクターたちが自分と同じ名前の役を演じてアニメというコンテンツを成り立たせているものなのである。さっきも書いたが彼らは様々な企業コンテンツコラボしており、本人たちがファッションショーに出たこだってある。私は彼らのハイタッチ会に行ったし、彼らが声優さんたちとイベントに出ているところをこの目で確認している。

実際にキャラクターたちは存在しているのだがら、わざわざ実写化する必要はない。そもそもアニメというコンテンツで既に実写化されているようなものなのだから

この疑問に対してどう考えればいいのかと悩んだが、この実写映画化もまた二次創作なのだという理解に落ち着いた。

思えばこの世の中には、実在人物任意の設定を借りただけで中身は全然違う人物活躍する作品横溢しているではないか武将しか文豪しかり……。もともとの武将文豪ファンの方にも色々な立場の人がいるとは思うが、多くはその二次的な創作物賛同しているではないか。彼らは「○○は入れ物ではない!」などと激昂することもないであろう。その寛容の態度を私も見習おう。

Oはそもそも二次創作みたいなものだが、この度再度二次創作される。これは多分シェイクスピア歴史上の人物を用いて作った戯曲をどこかの劇団アレンジして演じるみたいなことだ。この度の実写化もそういうことなのだ。

はぁ……

2021-06-19

アイドル現場ペンライト必要

SOLというアイドルグループがいる。魅力的な楽曲と、完成度の高いパフォーマンスで人気を博している。

スターゲイザーママレードバタフライといった楽曲のサビの振り付けは一緒に踊りやすく楽しむことができる。

で、ここ最近SOLは様子がおかしい。

メンバーカラーも無いのにペンライトを売り始めたのだ。

元々、ママレードバタフライの落ちサビでUO(ウルトラオレンジ)のサイリウムを折って点灯させるのが流行っていたのだが、どうやら運営はそれを見て何かを勘違いしたらしい。

あの手この手公式ペンラをプッシュし始め、挙句の果てに「この楽曲ではこの色を推奨します」などと言い出す始末だ。

アイドル現場に通うオタクの中には声優ライブでの窮屈さに嫌気がさした者も少なくは無い。「この曲ではこの色にペンライトを~」などというのはまさに声優ライブの窮屈さの象徴のものである

それをグループ運営から提示されるのである。勘弁して欲しい。

ママレードバタフライに限らず、落ちサビUOというのはある種のメリハリとしてカタルシスを生み出すものだ。μ'sのSnow halationが有名だろう。

あろうことか、運営は「ママレードバタフライオレンジ推奨です」などと言い出した。おいおい勘弁してくれ。メリハリ無くずっとオレンジ点灯させているママレードバタフライなど気持ち悪くてしょうがない。

そもそも振りコピが楽しくメンバーカラーの無いSOLにおいてペンライトなんて握っていても邪魔なのである

運営の弁によれば「発声ができないご時勢だから、新たな楽しみ方として」だそうだが余計なお世話だ。発声できない分めいっぱい動きたいのでペンライトなど握っている暇は無い。

なぜこんなことになってしまったのか、Leadiの運営体制には疑問を覚えるばかりである




最後

チケットビレッジはクソ。

2021-04-06

ジャニーズYouTubeを見始めるようになった

コロナ禍での巣篭もりが2年目に突入して、一年目は見ないでいれたけど流石に家で暇をつぶすものがなくなってきたのでYouTubeに手を出し始めた。

話題っぽいVtuberとか人気のYoutuberとかカップルでやってるやつとかを適当に見てたけど、最近ずっと見てるのはジャニーズJrチャンネル

時代だねーと思いながら見てみたけどなんだか勉強になった。


ユニットごとに曜日配信担当が決まっていて、毎日どこかしらのグループがあげてくれる。

ジャニーズってデビューするまでは細々とアイドルたちのバックで踊るだけだと思ってたから、デビューからユニットとかあるって知らなかった。

あと未成年だけの若い子達がジュニアなんだと思ってた。普通に大学卒業している人たちもいっぱいいた。

もちろん面白くないのもある。そういうのは再生回数あんまり振るってなかったり、まぁこれはファンが顔を見るためだけのものなんだろうなぁみたいなグダグダの内容だったりするやつ、そういうのは冒頭だけみてすぐ飛ばしたりする。

でも中には普通に面白いのもあるので、だらだら見てるうちに最近はどのユニットに誰がいるのかとか、ユニットによってはメンバーカラーもわかるようになってきた。(会社がやってるだけあって編集がそこそこ本格的なので、テロップがついているのだがそれがメンバーカラーごとに色分けしてくれてたりする)

ボドゲゲーム配信をするときもあるし、本業っぽく歌やダンス動画をあげていたりするのでわりと暇をつぶせて楽しい

流石に芸能事務所会社がしっかりしているからか、いまのところYouTubeの内容で炎上している様子もないし、コメント欄は見てないのでファンの小競り合いとかもあるかもしれないけど動画自体安心して見ていられる。

最近テレビで出てたらあ、あの子達だとわかるようになってきた。

テレビでがんばって爪あとを残そうとしている彼らを見かけると、ファンというのもおこがましいくらいの、年一出会うか会わないか位の親戚のおばちゃんのような気持ち勝手応援している。

言い方が悪いけど、ぶっちゃけ最初はそのへんの素人を見るよりはまぁ天下のジャニーズだしイケメンでも見るかって感覚で見てたけど、だんだん面白いというか、がんばっている子達を見て、がんばれー!と思うようになった。

最近ジャニーズの子達の脱退とか退所とかのニュースばかり見るようになってたけど、その分これからジュニアの子達が出てくるようになるんだろうなぁ。素人目線でジャニーさんが亡くなって落ち目になってるとか勝手に思ってたけど、単純にいろいろ変わっていくそういう時期なのかもね。すみません、がんばってる子達に失礼でした。反省しました。

がんばっている子達が、このまま実を結んでいけたらいいね

2020-10-10

大森靖子さんの叩かれ方が怖い

文章力低いけど頑張って書きます

はてな匿名ダイアリー初心者なので読みにくいと思います

※この件に関するネット魚拓とかスクショとか全部網羅しないまま書いているので誤認あるかもしれない。

大森靖子さんのオタクをしているが、ツイッターで「大森靖子」で検索をかけたら地獄が広がっていた。

誹謗中傷の嵐じゃん……これ自分大森さんの立場だったら200回くらい死んでるよ……

発端は戦慄かなのさんが「ZOCを辞めさせられた」といった主張していること。

で、アンチ(めんどくさいファンの人のこともこう呼びます)は

・戦慄さんを私怨と薬物使用疑惑で辞めさせた

ブログやインスタ、戦慄さんの卒業に寄せたコメント、また当時ツイッター上でやっていた「おやすみ弾き語り」でも戦慄さんを攻撃している

・戦慄さんに寄せるために髪型を変え、整形した

みたいなことをめちゃくちゃ醜悪言葉遣いで叩いている。

たかも「大森靖子さんが戦慄かなのさんを虐めて辞めさせた」ことが〈事実〉みたいになっている。

でもこれって、大森さんがやること全て「戦慄かなのへの悪意」に絡めて捻じ曲げて解釈されているように見える。

ネットへの投稿は(運営公式発表や本人たちの投稿も含めて)画面と回線を経由する時点であらゆる情報がそぎ落とされている。のでいくら点と点を繋げてもこじつけしかないことを自覚する必要があると思う(それを「匂わせ」といって怒っている人もいるけど後ほど……)。

まず、戦慄さんの卒業理由についてekomsは「弊社のマネジメント理念に沿ったコンプライアンスに支障をきたす可能性が発覚したため」と説明している。

この時点で、そもそも「戦慄さんを辞めさせようとしていたのが大森さんなのか他メンバーなのかekomsの誰かなのか、はたまたおそらくメジャーデビューへの調整中だっただろうavexの誰かなのか」も「その理由」も判断できないはず。

ZOC大森靖子さんが表に立って引っ張っているプロジェクトだが、もちろん事務所の人たちも関わっている。メジャーデビューするほどプロジェクトが大きくなってきた上で、プロデューサーとはいえ個人の「嫉妬」「私怨」を主な理由としてメンバーを辞めさせることはあまりリスキーだと思う。少なくとも大森さん以外の、事務所人間意見は確実に絡んでいると自分は思うし、想像するだけなら「大森靖子さんは戦慄かなのさんも含めてメジャーデビューさせたかったがavex側が許さなかった」ケースだって想像できてしまう。

また、「コンプライアンスに支障をきたす可能性」が薬物疑惑なのかどうかも本当はわからない。戦慄さんについては他にもいくつか問題とされる可能性のある行動が指摘されているし、全く世に出ていないプライベートでの行動かもしれない。

大事なことはここまで述べた「憶測」のどれが正解か、ではなく、

ネット上の点と点を繋げた勝手な〈こじつけストーリー〉について様々な人が言及することによって、あたかもそれが〈事実〉のような効力を持ち始めたこと」

「その〈事実〉を盲信して他人をぶっ叩くの、超危険じゃない??? ということ」

である。それは大森さんに対してだけでなく戦慄さんや他のメンバー運営に対してもそうだと思う。

戦慄さんも「誰々と交流があった」「こういう投稿があった」という点と点を繋げられて「薬物疑惑!」と言われているように見える。

ブログやインスタについても同様で、大森さんはネット上で負の感情を露わにすることはあっても、その負の感情について、今回の件では「相手が誰か」を明確に書いていたことは全くない(わたし観測範囲では)。

まり全く別の誰かとの、全く別の件に対する怒りかもしれないのに、上記の〈こじつけストーリー〉に則って解釈することで「戦慄かなのへの悪意」となってしまう。

大森さんが一番最初に戦慄さんの卒業に寄せた文章も、「戦慄かなのへの悪意」という強烈なバイアスをかけてみれば「大森さん含めZOCは光の中にいて、戦慄さんはその光から除外されていた」という風に読めてしまうらしいけど、いやその読解はお前らのこじつけだろ国語の点数マイナス2000点かよ……と個人的には思います。いやマジで

おやすみ弾き語りのことだって、「曲を私怨に基づく攻撃に使っている」なんて強烈なバイアスあっての〈印象〉でしかなく、それは〈事実〉ではないですよ。

というか、「お気に入りじゃないとメンバーに残れない」「新メンバーは抜けたメンバーの代わり」論や新メンバーメンバーカラーや大森さんの髪型容姿の変化、果てはピエール中野さんの戦慄さんに対する発言についても全部そうで、大森さん側がやることなすこと全て「戦慄かなのへの悪意」に絡めることで容易に叩けるようになるんですよね……実際にはそうでなくても……実際にそうであるかどうかの判断なんてつくはずもないのに……怖。

この「戦慄かなのへの悪意」というバイアスに対する盲信は、やっぱり「ネットには〈事実〉など無く、個々の〈印象〉が集積した〈こじつけストーリーしかない」「自分他人思考回路は違う」「表に出ている人以外にも人間はいる」「物事は複雑な理由で動いている」という認識の欠如の表れだと思う。

盲目信者」みたいなことを言うアンチの人って多いけど、「盲目アンチ」も相当に多く見える。

本当のことは現時点では「戦慄さんがZOC卒業したこと」「ZOCメジャーデビューすること」以外何もわかっていない。

で、「匂わせするな」「事実を教えろよ」という人が現れるわけですが、今この状況で運営大森さんや戦慄さんや他の誰かが何かを述べたところでやはりそれは〈主張〉でしかなく多角的客観的に捉えられた〈事実〉ではない。

ここで双方の〈主張〉が食い違うことは当然予想できる。し、どうせ自分の頭の中で練り上げられた強固な〈ストーリー〉と相違する〈主張〉について「事実と違う! 嘘つくな!」と攻撃し始める人間が出てくることは予想できるので、大森さん、運営側の「何も言わない」スタンスは正解だと思っています。現にほぼ戦慄さん側の〈主張〉しか無い現段階では大森さんがめちゃくちゃにぶっ叩かれているので、〈主張〉を返す形にしてしまうと戦慄さんにも同じような攻撃が今以上に飛んで地獄の上塗りになるだけだろうなと思う。

全然まとまらない感じになってしまいましたが、結論としては

「『大森靖子さんが戦慄かなのさんを虐めていた』という構図は〈事実〉じゃないかもよ」

金田一気取りでネット上の点と点を無理やり繋げた〈こじつけストーリー〉に基づいて誰かをぶっ叩く行為、やめてくれ………………」

「今一度〈事実〉だと思っているものが実はただの〈こじつけストーリー〉じゃないかどうか疑って、内省してくれ………………」

です。

最後に、「顔(or声)がババア」「一人だけ老けてる」「おばさんなのにアイドルぶろうとしてるの痛い」みたいな感性についてはもはや戦慄さん関係なく2020年にその感性ってクソダサいな……。

2020-05-03

時間は敵だ 時が経てば傷はいやされる せっかくつけてもらった 傷なのに

わたしはなぜこのブログを書いているのだろうか。もういまさらわたしが口出しすることでもない。それでも今日記念日ということに気づいてしまった。気づいてしまったのだからしょうがない。しょうがないことにしてほしい。

今日は、すこし特別な日なのだ。ほんのすこしだけれど。2年前までだったら、かなり特別な日だった。

うれしくて、ふわふわして、気持ちが浮いて、地に足もつかなくて、そんな日だった。だってあなたたちの誕生日からあなたたちが生まれた日だからあなたたちに名前がついた日だから

ジャニーズJr.という世界は、このブログを読んでいる人が思っている以上に厳しいし、わたしたちが思っている以上にシビアだ。ジャニーズJr.に、約束などない。

たとえば、次のコンサートが終わると同時にグループが消されることもあるし、昨日まであったグループが突然消滅していたなんてこともある。酷いときコンサート中に解散が発表される、なんてこともあった。正確に言えば「様々なグループから色々なジャニーズJr.選抜してのデビューを発表した」になる。解散が発表される、とは少し違うがまあ同じようなものだ。ジャニーズJr.とは、そういうものだ。

わたしはそれを去年の1月に知った。知識としてそういうことがあったことは知っていたし、実際に突然干されてそのまま全員で退所していった一部始終も見ていた。5人グループが6人グループになったところも見ていたし、名前が突然変わったところも見ていたが、まさか自分がその当事者になるなんて思っていなかった。わたしあの日、突然渦中の人物になった。大好きだったグループの、愛していたグループの突然のメンバー加入発表。増員発表。

ジャニーズJr.に「絶対」がないことは知っているつもりだった。覚悟もしていたつもりだった。でも、だけど、それは「つもり」でしかなかった。心のどこかで(そんなことが起こるのは人気のあるメンバーだけだし、デビュー路線にのったグループだけだ)と思っていた。はっきり言ってしまうと、わたし応援していたひとは人気というわけではなかった。アンチはいないけど、ファンも少ない。そんなひとだった。グループとしてもデビュー路線から少しずつ外れ、舞台班としての道が見えていた。わたしは当然そちらに進むものだと思っていたし、ファンとして最低なことを言うと舞台班になることを祈っていた。一年に一度大きなツアーがあるだけなんてわたしには耐えられなかった。毎月毎月会わないと、生で見ないと息ができなくなってしまうのではないか錯覚するほど毎月現場があったからだ。

あぁ、わたしはなんて馬鹿なんだろう。こんな記事を書くのだからと、久しぶりにあなたたちのプレイリストにしたのが間違いだった。想いのつまった曲が流れ始めてしまった。つらいなぁ。だいすきだったんだ。愛していたんだ。わたしがかけられるだけの時間お金もかけてきたつもりだった。それじゃ、不満だったのか。まぁ、当然か。生活がかかっているわけだし、いつまでもアルバイト」のようなジャニーズJr.という不安定立ち位置で満足なんかできないだろう。「正社員」に近いデビュー組を目指すのは当然だ。

だけどわたしわがままから考えてしまう。

あなたたちは、この曲をどんな気持ちで歌ってくれたの?歌詞自分たちの名前を入れて、ペンライトは誰のメンバーカラーでもない白にして、おたくが踊れるような振りにしてくれた。涙を浮かべて歌ってくれたあの景色は嘘だったの?

涙で滲む約束は、あなたたちで果たしてしかったのに。人数が変わってしまったら意味がなかったのに。もう少しなんて言わなくたって、ずっとそばにいるつもりだった。手を離したのはどちらなんだろうか。まあ、当然わたしなのだだってまだそばにいる人はたくさんいるのだからわたしがあの増員に耐えられなかったのはわたし責任なのだわたしが悪い。

気持ちが強すぎた」なんてそんなことは口が裂けても言わない。わたしが単純に聞き分けの悪いお子ちゃまだった、それが正解なのだから

ただ、わたし生活にはあまりにもあなたたちが入りこみすぎた。四季折々共に過ごしてしまたから、春にも夏にも秋にも冬にもどの季節にも思い出がある。いまだに聞けない音楽がある。行けない劇場がある。言えない言葉も聞きたくない言葉もたくさんある。

だけど、時間というもの残酷だ。出来事というものはその瞬間に記憶になる。記憶は思い出になり、思い出はいつか薄れてなくなっていく。そういうふうにできているのだ。なんて残酷なのだろうか。あなたたちと過ごした思い出も、苦しんだあの日々も、ぜんぶいつかは消えてしまう。たとえ今は結成日が忘れられていなかったとしても、だ。間違いなくいつかは消えてしまうだろう。

だけどなかったことにはしないでほしい。腫れ物を扱うように当時を振り返らなくなるのはやめてほしい。わたしの大切な日々であり、消したくない青春なのだ

わたしはあと何回、あなたたちを思い出して泣くのだろうか。

6という数字に縛られるのだろうか。

6人組のアイドルグループに羨望の眼差しを向けなければならないのだろうか。

どれも答えはわからない。わたしがどれだけ見ないようにしたとしても、わたしの周りにはあなたたちのファンがたくさんいるし、テレビだってたくさん出ている。

デビューとはこういうことだ。見たくなくても目に入ってしまう。聞こえてしまう。今まで、わたしがどれだけ好きだと叫んでいても見向きもしなかった友達が「かっこいい」「好き」と言っている。掌を返したように何人も何人もだ。あの日わたしに「かっこいい人だれもいないしJr.とかガチすぎてこわいよ」って引き気味に言ってきたあの子でさえそのうちの1人なのだ。興味も持たなかったくせに。

だけど、この「今」を彼らは望んだ。彼らは願った。わたしが願っていない未来を、彼らは願っていたし、わたしが嫌な今を、彼らは喜んでいる。そういうことだ。彼らの望むこれからは、わたしの望まないこれからだ。彼らに必要ないのはわたしのような人間だ。そんなこと1番わかっている。だからファンと名乗ることをやめた。無理矢理別の人を好きになった。

もし今、似たような状況の人がいたとしたら無理矢理別の人を好きになるのはおすすめしない。好きだったのに。大好きだったのに。そんな風に思いながら生活からそのひとを切り離したおたくの成れの果てがこのわたしだ。

春になれば春の思い出で泣き、

夏になれば夏の思い出で泣き、

秋になれば秋の思い出で泣き、

冬になれば冬の思い出で泣き、

記念日にはこんなブログを書き、

雪が降れば彼らに良い出来事があったかもしれないと思い、

そんな風に考えてしま自分に、簡単に泣いてしま自分に、こんな文章を綴ってしま自分うんざりする。わたしは、こんなわたしが嫌いだ。すごく、すごく嫌いだ。自分自分の首を絞め続けて、感傷に浸って、悲劇のヒロインぶっている、救いようのないほどの馬鹿阿呆自分が嫌で仕方ない。

だけど、たぶん簡単には変わらない。何年間も毎日あなたたちのことを考えて生きてきた。言葉では言い表せないほど、愛してきた。そんなに簡単わたしの中から消えてもらっては困る。かけてきた時間お金もそれなりな、わたしの大切な青春から

から、何年も何年もかけて悲劇のヒロインから一般人になれればいい。いつかあの日々を笑って話せたらいい。「好き」と決してかえってこない片思いに似たような日々に浸ればいい。この傷が時間によって癒されてしまうまでの期限付きだ。

わたしのなけなしのプライドグループ名もタレント名前も出さなかったけど、ここまで読んでくれた誰かが理解できるように書けているのだろうか。降りてまで迷惑かけたくないから出すつもりもないが。

2019-04-10

ぼっち充の一人言

ある界隈で長いことオタクをしているんだけど、未だに行動を共にできるような友達がいない。

沼に落ちたばかりの頃、同じ趣味の人がリアルには誰もいなくてネット上でなら…とそのジャンル専用のTwitterアカウントを作った。

推しへの萌えを語りながら、あわよくばいつか現場に一緒に行くような仲間ができないかな、とぼんやり期待していた。

その頃は何人かとリプやDMのやり取りもちょくちょくあって、推しとは別の共通趣味(音楽とか)が見つかって雑談することもあった。

現場が被ったらいつかご挨拶でも、みたいな言葉が交わされることもあった。

ただ基本がコミュ障な私は自分からリプの一発目を送ることはあまりなく、会話中も一つの返事を打ち終わるのに数十分単位時間をかけるぐらい毎回緊張していた。

それから全国ツアーが決まり

演舞台が決まり

次のツアーのそのまた追加公演が決まり

そのたびに

今日は○○行く」「会場着いた!会える方いたらご挨拶させてください!」

といったツイートが飛び交い、TLは賑わった。

私は行きの新幹線の中で、会場近くのタリーズの中でそれを追っては、ドキドキと胸が跳ねた。

返信マークを押して、

「私も今日来てるんです!」「●●さん会いたいです!いまどこにいます?」

ここまで打ち込んでから、急に不安になった。

この人の言う「会える方」の想定内果たして自分はいるのか?

だって他のフォロワーさんに比べたら私とのリプ回数って少なくない?むしろ内容も他の人との方がいつも盛り上がってない?ここで返信送ったら優しいからきっと「会いましょう!」って返してくれるけど(お、おう…お前か…)って内心がっかりさせない?気遣わせない?今後気まずくならない?

こんな考えが一気に押し寄せてきて、舞い上がってた自分が急に恥ずかしく思えてしまった。そうこうしてるうちに各発信者共通フォロワーがリプで反応したのが見えてますます送りづらさを感じてしまい、結局Twitterを閉じた。

公演後は「会えて嬉しかった」というやり取りを後悔と嫉妬を抱きながら眺めた。

これが毎回だった。

そうして少しずつできていく輪のどれにも自分は入っていない気がしてしまって、現場が近づくほど黙るようになり、実際その通りになってしまった。

周りはチケットを一緒に申し込んだり、LINEで連絡を取り合う仲間ができていた。

いつしかTL内で会う人を募るツイートを見かけることもなくなった。

一時期はこの劣等感に苛まれ過ぎて、公演が終わった後打ち上げなんてこともなく一人で帰るだけなのがすごく惨めな気がして、家に着くとボロボロと泣いていた。最中はすごく楽しかったのに、その余韻を押し退ける寂しさがあった。

さらに見なきゃいいのにTwitterを開いては、それぞれの推しメンバーカラーカクテルが並ぶ写真(会場近くの居酒屋だとメンバー名前を付けたサワーとかがその期間限定で用意されたりしている)や、カラオケの壁一面に映されたライブDVD映像写真が溢れるTLをわざわざ追って、勝手劣等感を増幅させていた。完全にSNSとの距離感おかしくなっていた。

今はそれから年数も経って、専用アカウントをやめて雑多に趣味のことはなんでもフォローするアカウントを作り直した。公演期間中も、推しドラマ放送中もおかまいなくいろんな情報自分の目に入るようにしたことで、なんとなく人は人、自分は自分、と割り切れるようになってきた気がする。掟ポルシェさんには感謝してます

人との交流が向いてない、一人が向いてる性格なんだともわかったので、一人のオタク活動も、無理なくできる今の自分ベストなんだと納得している。

もう一人で遠征もするし、一人で推し写真ご当地名産並べて撮影会するし、一人でロケ地も巡るけど、隣で一緒に盛り上がってくれる人がいたらもっと楽しいんだろうな…ってやっぱりときどき考えてしまう。

一人が向いてる=一人が平気(好き)というわけではないから難しい。

ここまで書いてたの見返すと、仲良くなりたい特定の誰かがいるわけじゃないのに(たぶん好きな人彼氏にしたいじゃなくて彼氏という存在が欲しい的な感覚自己中ですね)めっちゃ重い。この感じがなんとなく伝わってるんだろうな…。

2018-12-31

なにわ男子デビュー

年末にこの文章をまとめている私は、デビューしか詳しく知らなかった数か月前に、SixTONESそしてなにわ男子を知った。

めちゃくちゃ最近関西ジャニーズJr.大橋和也くんを知った。デビュー組のファンだったのだけど数年ぶりに熱量高く「この子ファンだ私は!!!!」という気持ち雑誌を買っている。アンケートなんてものも初めて出している。

もっと大橋くんが歌って踊って演技している姿を見たい。とにかく雑誌ラッシュを逃さないよう買ってはがきを書いて送っている。

大橋くんに関しては、関西ジャニーズJr.に4年ぶりに結成されたユニット・なにわ男子メンバーになってからきちんと知った。大西畑とるたこじ、高橋・道枝・長尾が「信号トリオ」と呼ばれているのは知ってたけど、藤原丈一郎くんのことは知らなかった。

色んなことを知りたくて、ネット検索した。ツイッター検索でもネット検索でヒットするブログ内容でも、以下の言葉がたくさん見られた。

「丈橋」「ダンス」「歌声「声」「るたこじ」「funky8」「メイン4人」「三列目の逆襲」

ここ1ヵ月ほどは睡眠時間もそこそこに、動画も含めて色々見たり読んだりした。大橋くんはやはりダンスが素晴らしく好みで歌も特徴的な声で目立つし、なによりかわいくて抜群にアイドルだった。丈橋という沼シンメはそれこそほんとやばくて、1日が24時間じゃ足りな過ぎて日々寝不足のまま年末を迎えるわけである

ただ、他のキーワードで綴られた色々な話題の中で、疑問に思うことがある。

デビューすることに対するハードルの置き方だった。

彼らは、ユニットとして曲を貰え、衣装を貰え、メンバーカラーが決まった。ジャニーズJr.関西ジャニーズJr.という枠の、さらにもう一つのユニット」という枠に選抜されたことを、メンバーそれぞれきちんと受け止めているように思う。

私は本当に詳しく知らなかったが、東京Jr.Youtubeチャンネル配信テレビ局イベントサポーターなどを任されている中で、関西ジャニーズJr.には長らくユニット存在しなかったことは、めちゃくちゃ焦りがあっただろうなと思う。その中で組まれユニットは、私には「デビューを見据えたメンバー」にちゃんと見えた。

いやこれ、知らないくせに、とか関ジュちゃんと見ろとか言われるだろうけどさ、やっぱそうだよなって思う選抜メンバーですよ。とくに、トリオと呼ばれる3人組み(髙橋・道枝・長尾)が入っていることが、めちゃくちゃリアルで具体的だと思っている。

ジャニーズってとっても面白い事務所で、歴の長さとか実力の高さとか顔面力とかだけでデビューが決まるわけじゃない。運とかタイミングとかがとても作用されていると思う。誰と誰が組むかも、いつデビューするのかもすべて決まりなんてない。もしかしたらあるかもしれなくても、デビュー時のグループの完成度なんてバラバラだ。すごく完成されたグループもあれば、年齢差がありすぎてしゃべるのが初めてなメンバーがいる場合だってある。

実力があって選ばれて報われた人もいるし、右も左も分からないままデビューして様々なことが起こった後に誰が聞いても顔が浮かぶぐらいに有名になった人だっている。そしてもちろん、大前提として「ビジネス」だ。エンターテイメントという売り物で成り立っている職業。売れなければいけないし求め続けられなければいけない。

なにわ男子結成にあたって色んなツイートを見た。メンバーは誰がよかったとか、いまのグループは成り立ってないとか。その中でも意見としてそれはなと思ったのはデビューに関するツイートだった。

私の個人的意見として強く思っているのはひとつ。「デビューに早すぎるはない」ということ。大橋くんにだけ関していえば、デビューしちゃえばこっちのもんだと乱暴だけど思っている。それぞれがちゃんアイドルとして頑張ってくれれば、いつの日か素敵な歴史を振り返るアニバーサリーイヤーが訪れるよ、と勝手に思ってる。トリオの子たちの実力が、とか意識が、とかい意見については言いたくなる気持ちも分かけどそれも別に気にしていない。

いかな。いやでも、デビュー組のアニバーサリーイヤーを、それも15周年とか20周年とかを見ていると、本当にそう思うんだよ。嵐なんて、5人中3人が「辞めたい」と思っていたメンバーだった。

とにかく大橋くん藤原くん西畑くんファンの人が「デビューは早い」といっているのはものすごくよく分からない。

え、だってデビューって誰でもできるもんじゃないんだよ????今のジュニア成熟度や年齢層、展開しているコンテンツ領域なんかを見ていると、デビュー組とJr.境界線が引きづらくなっているぐらいに色々なことをやってて、それでも全員、見方を変えちゃえば「デビューしていないJr.」なんだよ。

私は、大橋くんの歌声が収録されたCDが欲しいし、Mステ新曲のたびに出てほしいし、年末歌番組当たり前にメドレーに参加してほしいし、公式サイトオープンしてほしい。アルバムが出たらそれに伴ったツアーが発表されて、公演が終わったら円盤化される。そんなデビュー組が毎年楽しみにしているルーティーンを、大橋くんが加入しているグループで楽しみたい。

から、とにかくデビューしてほしい。現場にたくさんいけない環境からかもしれないけど、「近くてたくさん会える数の公演をしてくれるJr.ユニット」じゃなくて「アルバム発売した後に単独コンサートをやって特典つけて円盤を発売してくれる」デビュー組になってほしい。

会えるアイドルとか、握手会を頻繁にやるとか、そういうので顧客層を増やしていったり、特色をつけてアイドル時代を生きていくっていう形もあるとは思う。ただ、彼らが所属しているのがジャニーズ事務所であり、大橋くんが目指しているのが「スーパーアイドルになること」なのであれば、やっぱり確実にデビューして手の届かないアイドルになってほしい。本人の口からCDデビュースタート地点」という発言が出たのはめちゃくちゃ素直だなと思う。

なにより私は、長くアイドルとして活動してほしいから、デビュー組の枠を勝ち取ってほしい。

カウコン前の今日、なにわ男子東京ドーム付近での目情があり、音漏れで持ち歌が聴こえた、というツイート拡散されている。それに対して「デビューは早い」というつぶやきが多くて、しかもそれが該当担だったりしてめちゃくちゃ驚いている。東京Jr.担じゃなくて該当担。「2~3年後にして」って、その2,3年後にデビューできる確約ないじゃん。west以降、あれだけたくさんのユニット活躍して、デビューできたのはキンプリ6名だけ。狭き門すぎるのに「今はしないで」って、どれだけデビューが難しくて貴重か分からないのかな。

デビューを(今は)望まない、の意味がわからないのは私がジュニア担になったことないからかな。でもさ、あれだけアイドル大橋くんが関西ジャニーズJr.として関西ローカルで人気で席によっては触れられる現場で公演数を重ねることより、「なにわ男子なにそれ??顔は西畑って子ぐらいしか知らないな、大丈夫なの?」と言われまくったとしてもカウコンデビュー発表されるほうが私は嬉しい。大橋くんにデビューする実力なくないかと言われてもそれはアイドルファンとしては気にしてない。大橋くんには「大橋くんファン幸せにできる実力」は十分に備わっていると思うし、新規獲得チャンスもあるはずだって思ってる。そう、なにわ男子メンバー全員に思うのは、「知らない新規層を勝ち取ってきそうな部分がある」ってところ。そこがすごくデビューを見据えた人選ぽくてわくわくしている。

あぁ本当に、どうなるんだろうなにわ男子デビュー発表じゃなくてもいいんだけど、いつかデビュー絶対してほしいしなにわ男子デビューするならとにかくトリオが若くて経験値が浅いうちだと思っている。未熟でいいじゃん。ジャニーズ醍醐味じゃん。色々言われるだろうけど、もしデビューが決まったら全力で応援するからたなぼたでもいいからしちゃいなよって、年越しそばの準備もせずに考えている年末です。

2018-11-09

アイドルライブに行ってマサイに怒りを覚えた話

私は女性アイドルが好きだ。

彼女たちが歌やダンス真剣に取り組み、パフォーマンスをする姿が好きだ。

からPVを見たり曲を聞いたりするのは勿論、彼女たちの披露する生歌が聞けて、トークが聞けて、パフォーマンスを直で見られるライブに行くのが好きで、度々足を運んでいる。

ある時、某女性アイドルグループ(以下、Rとする)のライブに行った。

Rは最近気になり出したグループで、ライブに行くのはこれが初めてだった。

どんな雰囲気なのかドキドキしたけれど、演者パフォーマンスは予想以上に素晴らしかったし、推しグループの他の子もすごく可愛かった。

セトリセットリストライブでやる曲目)も良かった。楽しかった。

ただ一点だけ不満があった。

それが、マサイの存在だ。

マサイとは、アイドルライブイベントで見境なくピョンピョンジャンプする人のこと。

跳躍力が優れていることで有名なマサイ族になぞらえて、そう呼ばれている。

当然、アイドル達が壇上に居る時に飛ばれたら、後ろの人は視界が遮られてしまい、せっかくのアイドルが見えなくなる。

故に、運営や会場によっては迷惑行為として禁止されたり、「マサイをしたい人は、迷惑にならないよう後方へ行くように」とアナウンスされている場合もある。

このマサイが、Rのライブには存在していた。

それまで行ったことのある他のアイドルライブでは(今思うと幸運なことに)一度もマサイを見たことがなかった。

Rの姉妹グループや同じ事務所所属するアイドルライブには複数回行ったが、いずれも目立ったマサイ行為はなかった。

場合によってはアイドル自身がマサイ行為禁止を呼びかけており、ファンもそれに従っていた。平和だった。

から、いちアイドルオタクとしてマサイという言葉は知りつつも、実際にどういう行為なのかは知らなかった。

だが、実際に目にして、どれだけそれが不快行為なのか思い知った。

整理番号が前だったり、マサイより前の位置に立っていれば問題はなかったかもしれない。

しかし、不幸なことにその時の私の整理番号は、会場キャパから考えても後ろの方だった。

そして、更に不幸なことに、その会場では最前列近くに複数人のマサイが居た。

ただでさえ後方で、人の頭の合間を縫って、ようやくアイドル達の上半身が見えたり見えなかったりするレベル

それ自体は混雑しているから仕方ない。自分は背が高くないし、よくあることだと我慢できた。

けれど、そんな狭い視界の中で、ようやくソロパートを歌う推しが視界に見えたと思ったら、見知らぬ野郎の頭が下から飛び出して、推しの顔が見えなくなる。

これが複数回繰り返された。

その結果、私は否応無く怒りを覚えた。

腹わたが煮えくり返り、キンブレ(キングブレードという市販サイリウム。15色発色可能推しメンバーカラーを点灯させるのに便利)を持つ手が震えた。

出来るならば、能天気ジャンプしているその頭をキンブレで殴り倒してカチ割ってやりたい。そんな暴力的衝動すら浮かんだ。

だけど、私とマサイ野郎たちの距離は数メートル離れているし、人がごった返していてそこまで移動することも困難だ。

何より、もし自分のすぐ近くにマサイが居ても、注意して揉めたりするのが怖いチキンなので、実際には何か言うことすらできなかったと思う。

まり現実はただ黙ってマサイの暴虐に耐えるしかなかった。

会場やRのメンバーからマサイが明確に禁止されていないのも、辛さに拍車をかけた。

こんなに迷惑に感じているのに、自分が出来ることは何もない。

無力さを感じながら舞台を見つめた。

誤解されそうだが、ジャンプする行為を一切やめろと言いたいわけではない。

曲によっては、演者が観客に「みんな一緒にジャンプしてね!」と呼びかけるものがあるからだ。

他にも、振り付けアイドルが一斉にジャンプする時、観客もタイミングを合わせて一緒に飛ぶことが恒例になっているナンバーもある。

そういった、いわゆるお決まりジャンプパートでは、私も飛ぶし周りの人も飛んでいるが、それを不快に思ったことはない。

しろ、みんなで一斉にジャンプすることで、一体感が感じられて楽しいし、会場の雰囲気も盛り上がる。

だが、マサイは上記の「みんなで楽しむためのジャンプ」とは違い、「自分けが楽しむためのジャンプ」だと思う。

自分が楽しければ、平気で後ろの人の視界を遮る。周囲の観客に迷惑をかけても御構いなし。

自分さえ楽しければいい。その自己中心的な考えが嫌なのだ

ただ、後で知ったのだが、マサイを迷惑行為だと思わずに行う人もいるようだ。

ライブが終わって憤懣やる方なかった私は、インターネット上のファンコミュニティを見ていた。そこにはライブ感想が書き込まれることがよくあったので、自分以外の観客の意見が知りたかった。

すると、自分と同じ公演に行ったと名乗っている書き込みの中に、

ライブを盛り上げる為にマサイをした」

というものがあったのだ。

信じられない言い分に目を疑った後、沸々と怒りが湧いてきた。

ライブを盛り上げるために?マサイをした?はぁ〜???

あのな、お前は目の前の奴にピョンピョン飛ばれたら嬉しいか

アイドルを見に来たのに、よく分からないマサイ野郎に視界をチラチラチラチラ何度も何度も遮られて嬉しいか

気持ちが盛り上げるか?「フゥ〜〜!」ってなるか?

なるワケねーだろ馬鹿野郎

ただただ迷惑に感じてイライラするだけだよ。

美味しい食事を食べたいのに小蝿がまとわりついてウザいのと同じ。邪魔迷惑なだけ。

それなのに、まるで会場にいる観客のため、アイドルのためを思ってマサイをしたかのような恩着せがましい言い方をしないでいただきたい。

お前がマサイをしたのは、「自分の」雰囲気を盛り上げるためだろ?

自分が」テンション上げて楽しむためだろ?

日本語は正しく使えこのマサイ野郎

だいたいな、マサイなんぞ居なくたってライブは盛り上がるんだよ。

今まで行ってた他のアイドルライブは、マサイが居なくたって充分に盛り上がってたし楽しかった。

Rだってパフォーマンス自体は魅力的なんだし、観客だってRを見たくて来てるわけだから、仮にマサイが居なくなったところで会場の盛り上がりにそこまで影響するとは思えない。

そもそも最前列のマサイがあまりにウザくて忘れかけてたけど、全体としてマサイなんてせずに見ている観客の方が多かったんだよ。

正確な人数比は分からないけど、300人くらい入ったライブハウスで、マサイやってたのは10人足らず程度だったと思う。

人数としては大したことないんだ。ただその10人足らずが見境なくピョンピョン飛んで視界に入ってくるからウザいだけで。

からマサイをやる人が居なくなったところで、ライブが盛り下がるわけではない。

しろ、マサイが居なくなった方が、余計なことに気をとられずライブに集中できて盛り上がれると断言できる。少なくとも自分はそう。

それだけマサイの存在は鬱陶しいのだ。

自分たちが盛り上げてるなんて思い上がるんじゃねえぞ、このマサイ野郎

というわけで、結果的に、Rのパフォーマンス自体はすごく良かったものの、ライブのことを思い出すと、あの時マサイに視界を塞がれたイライラ不快さまでもが一緒に蘇ってしまい、単純に「楽しかった!」と言い切れない複雑な気持ちになる。

好きなアイドルライブに行ったのに、アイドル以外のことに気をとられて不完全燃焼になってしまったのは、正直言って本末転倒だと思うし、こんなに気にする自分は心が狭いのかもしれないとも思う。

それでもウザいのだ。嫌なのだ

マサイをやる奴は、ライブ前後左右を自分より身長の高いマサイに囲まれて、いくら飛び上がっても周りのマサイが壁になってステージが見えない無間マサイ地獄に落ちればいいのにと考えてしまう。

ただ、マサイが明確に禁止とされていない以上、今後もRのライブからマサイがなくなることは恐らくないだろう。

から、私がマサイを止められるわけではない。

個人的にはマナー違反だと思うが、明確なルール違反ではない以上、マサイをやっている人に「やめろ」と言える筋合いもない(言いたいけど)。

ただ、こうやってマサイによって被ったストレスを吐き出すくらいはさせて欲しい。

というか、散々マサイに対する恨みをぶちまけておいて今更だが、そもそもマサイという名前自体がマサイ族に対する風評被害だし失礼である

どうせなら珍走団みたいな、もっと格好悪い名前にしてほしい。ピョンピョン族とか。

2018-04-11

推したい超特急と、推させてくれなかった男

先日4月8日2018年一番推したいグループから一番推したかった男が正式に脱退した。

超特急 1号車 イメージカラー

お父さん担当 バックボーカル

コーイチ

年明け突然の脱退発表から約3ヶ月後、脱退時期調整中から正式な脱退へ。どこかに吐き出しておきたいな〜ってことで。1号車推しにもなれなかったWOWOW生中継新規の3ヶ月と恨み言。

年が明けてすぐの1月6日面白いテレビもなければなんの予定もない。そんな時にふと思い出した、超特急ツアーファイナルWOWOW生中継。知り合いが追いかけていたこともあり、ちょっと見てみるか〜念のため録画しておこ、ってなんとなくチャンネルを変えると生中継は始まっていて超特急さんたち、お餅ついてた。正直わからなかった。ま、まぁお正月だしそういうこともあるか…!?と少しだけ見て離脱。その後再び生中継に戻ると超特急さんたち、トランポリンしてた。正直わからなかった。全くわからないけど、せっかくだしこのまま見よう…って軽い気持ちでいたのが最後。本編ラストの『The End For Beginning』がヤバイくらいエモい。え、え、突然エモ!?なにこれ!?と驚いているうちに本編が終わり、8号車たちの超特急コール。エーーーーッ、なんだこれは!最後のなにあれめっちゃカッコいいんだけど??という動揺が収まらないまま始まるアンコール。1曲目の『BREAK OFF』これがまたヤバかった。エモからのアゲ。歌詞ダンスもクセが強くて面白い初見でもわかる、これまでのダサかっこいいがあるからこその力強いワードたち。ここまで支えてくれたファンに対する気持ちや変わることに対する葛藤と、それでもそう歌う覚悟がめちゃくちゃエモい。掲げる拳が力強すぎる『The End For Beginningからの『BREAK OFF』がまたニクい演出!変わってしまうことに対して嫌とか不安だなって気持ちを持つファンもきっちり連れて行ってくれる感じ。変われるのは土台がしっかりしてるからでしょ。この2曲のバランスは今思い返しても本当に凄いな、大好き。あの時、コーイチが泣きながら歌っていた『fanfare』も素直に良い曲だなって思った。どうして泣いてるんだろう、なんとなく一番泣かなさそうな人が泣くんだって

近づいたら危ない気がする、そう思ったのも束の間、生中継終わりに流れる『My Buddy』のミュージックビデオ。ウワーーーーーッあまりにもカワイイ!これはヤバイ!!生中継でも『My Buddy』やってるヤッター!ってそこだけ再生しようとしたけど、冒頭数秒で怖くなって停止。たぶんこれは見るのに覚悟がいる。それなのにとりあえずYouTubeで様子見しようと選んだ『Bloody Night』で完全にトドメをさされるなんて。なんだコレは楽しすぎる!!!ダンス楽しいなんて初めて!早くちゃん生中継の録画みたい!!!

で、次の日にすぐ観ました。めちゃくちゃ楽しかったし、カッコよかったし、面白かったし、元気になれた。とりあえずiTunesで3曲買った。

・5+2のバランスの良さ

そもそも楽曲のかっこよさ

ダンスチームの緩急のヤバさ

ボーカルペア絶妙正反対

素人でもわかる!超特急の良いところ!!鮮やかな色と揺るぎない白黒というメンバーカラーの配色や、世界観の強いダンス楽曲面白い。タメから次の動作うつる瞬間のカッコよさで、ダンスって面白いんだな〜とも思った。あとやっぱりそもそも楽曲が良いのは強いな、と。それぞれ世界観が強くて歌詞ダンスのアクはあるけどハマった時の面白さ、覚えやすさ。7人という人数は理想的かも?とまで思ったりもしたし、これまで積み重ねたスキルや自信がパフォーマンスに返ってきているようで、単純に見ていてワクワクした。

そんな中で心を鷲掴みにされたのがボーカルボーカル!!!身長差、黒と白、お父さんと末っ子テクニックのある作り込み系と自分の中にあるものをそのまま真っ直ぐ出す系。どーーーーう考えても好き。特に作り込み系の『Kiss Me Baby』ソロパートダメ。好きになってしまった。メンバーの後ろに映り込む険しい表情も、ふざけた感じで歌ったりちゃんと歌わなかったりするのも、田舎ヤンキーみたいな関西弁も、いちいち引っかかるし気になったけど、あの一瞬で好きになってしまった。こんな歌を歌う人がいるんだ!もっといろんな曲を聴きたい!コーイチの歌には表情があるし、ここはこう歌いたいと常に意識していそう、かつその理想が高すぎるところ本当に最高に好き。時にクセが強すぎるけれど、ボーカル相方であるタカシクリアで真っ直ぐな歌声があることでそのクセが生きていたし、逆にクセの強いコーイチの歌があることでタカシの良いところが更に際立ち、これ以上ないくら超特急パフォーマンスを支えるバックボーカルだった。この2人だけでもドラマありすぎる。

知り合いからのいろいろな情報提供もあり、自分でも引くほど順調に育てられるオタク。そこから毎日毎日超特急音楽を聴いて、ダンスを見て、いろいろなエピソードを調べてはめちゃくちゃ好き……(天を仰ぐ)の繰り返し。そしてアドバイスをもらい、1月14日に購入したのがライブツアー『fanfare to you』この時はこれから初めて観るライブに楽しみの気持ちしかなかったな。これ以外に教えてもらったライブ映像も早く全部観たい!って思ってた。

そんな一番楽しい時期、WOWOWライブ生中継から10日後の1月16日ライブBlu-rayが届くより先に超特急1号車コーイチ、脱退発表のニュース

初めて聞いた時は、あまりもびっくりして笑った。本当に突然で意味がわからなかったから。この時は意外とダメージがなくて、いろいろ教えてくれていた人は大丈夫かな…?さすがに10日前に好きになった人が突然の脱退はウケる、くらい。10日間で仕入れ情報だけでもコーイチが好きな音楽超特急音楽は違うものなんだろうな、と感じていたしそれをここまできて今さら?私が見たWOWOW生中継は一体なんだったんだろう?ただただ理解できなかった。

私自身、ステージに立つ仕事をする人たちに対して「ファンの為にとか、礼儀とか、やりたくないならやらない方がいい」と常々考えていて、コーイチも個を殺してまでグループにいる必要ない、とは思う。でもそういう気持ちと、今の形とかそのグループもっとたかったという気持ちは全く別だし、こういうお知らせが出ても10日前に初めて見たあのライブは輝いてて最高だと思えるから余計に悲しい。これから初めて観る映像だってたくさんあるのに、絶対にこれ以上好きになる予感がしているのに。

ニュースから時が経つごとにメンバーブログ更新され、事実なんだと突きつけられるコーイチの脱退。中でもタカシブログは本当に胸が痛かった。グループとして活動していく中で目指す方向が違ってきたり、それぞれが納得いく形で活動できなくなることは仕方ない事だけど、せめて終わりはきちんとしてほしかった。これから超特急として活動していくメンバーの為にも。

そして7番目に更新されたコーイチのポエムメンバーファンが「コーイチらしい」って許してくれると思ったのかあの甘えたブログ、心底腹が立つ。ド新規の私にでもコーイチが超特急メンバーを好きな事はライブを見ていればわかったし、今欲しいのはそんな言葉じゃない。なんで?どうして?に対する答えが欲しかった。もう本人から語られることはないだろうけど。一言、本当にやりたい音楽をやります、って言ってくれたら良かったのになぁ。

あのニュースから約3ヶ月、メンバーも8号車もしんどかったよね。脱退発表後に発売された雑誌や冠バラエティ番組はいるのに、新しく発表された新曲ツアーはいない。ライブ映像を見ている最中は無敵!最高!なのにふとした瞬間に虚無感が襲ってくる。もうさっさと脱退してくれたらいいのに、とも思った。ライブ映像を見れば見る程、なんで?どうして?こんなに楽しそうなのに?が止まらない。純粋に楽しかった10日間からこの約3ヶ月は本当にいろいろあったしいっぱい考えた。

あんポエムみたいなブログ最後超特急タカシを放り出した事も、奇跡みたいな最高の瞬間が少なからずあったはずなのにそれをなかった事にしたみたいな自作歌詞も、メソメソした雰囲気を隠してくれないメンバーにも、はっきりしない運営にも、黒を見ればコーイチ「君」と歌えばコーイチっていちいち騒ぐ8号車にも、新規がコーイチの事を悲しんでるのちょっと…とかいうつぶやきにも、全部全部怒ってたし悲しかった。長い間追いかけてきた人の気持ち、私には一生わからない。でも思い返せる時間がある8号車に私の気持ち絶対にわからないじゃん。下車するもなにも乗車させてもらってないのに。もう本当に本当に疲れた。たった10日間を大切に思っていちいち悲しくなってる自分も嫌だった。なんとなくこの時期だろうな、と思っていた日に正式に脱退が発表されたけど涙も出なかったし、やっぱりなこんなもんか。としか思えなかった。某雑誌インタビュータカシダンスが増えた理由を読んで雑誌を投げ捨てそうになった。メンバー毎日、コーイチがいない事を嫌でも実感させられているんだと思ったら心が死にそう。この約3ヶ月間、本当になんだったんだろう。

初めて超特急を見てから、fanfare to you/2013年国際フォーラム/シンクロニズム/Ringツアー/TNE/トレタリ/写真集/ヒストリーブック/FC限定動画、本当にいろいろ見たし、見れば見る程やっぱり好きだった。特に2013年国際フォーラムは、構成演出楽曲アレンジダンスフォーメーション、全てにおいて最高。あとバンドが好きなのでシンクロニズムも特別。コーイチの歌もたくさん聴けるし。RingツアーとTNEのコーイチ、ビジュアル最高ですよね。刈り上げデコ出しぷくぷくちゃんラブ。これ以上知って好きになってももういないのに。

初めて6人のパフォーマンスを見たBOY'S GIGの生中継ではタカシの歌が頼もしくて一人いなくても意外と平気なんだ、って。コーイチがいてこそでは?って思っていたような楽曲で攻めてきた超特急さんカッコいい。でもやっぱりボーカルはもう一人いた方がいいな……タカシの頑張りがわかりすぎるからこそ。タカシが頑張るのをボーカルから支える新メンバー必要だと思う。今すぐには無理でも。新曲の『a kind of love』はこの季節に、新しい超特急の始まりに相応しい爽やかさで、素直に良い曲。コーイチがいたって、いなくたってずっとそのままではいられない。今度の春ツアーはどうなるんだろう?餅つき和太鼓トランポリン面白いけど決意を見せるって言うならストレートダンスや歌のパフォーマンス勝負してほしい。そこが強いからこそ、だと思う。

私自身も初めてライブを見る事になるけど、実際に見た後どう感じるか全く見当がつかない。ペンライトだってどうするのか全く決まってない。他のメンバーの事も大好きだけど、黒が振れないならこの色、なんて適当気持ちで他の色は振れない。とりあえずFC限定リリイベが超後列なので様子見出来そうで助かる。もし6人の超特急の事を受け入れられない、って思っても静かに去ります。ただ気まぐれに通りすがっただけ。私がいなくても超特急はどんどん進んで行くだろうし、夢の東京ドームだっていつか辿り着けるはず。でも今はまだその東京ドームに一緒に行きたいなって思えるからその為にもコーイチのいた超特急、コーイチやこの脱退に対する気持ち成仏させたかった。書いたらスッキリした、かな?メンバーファンも私も、今ここで立ち止まってしまったらもう二度と走り出せないような気がするからツアーまでは絶対に立ち止まれない。その後のことはその時に考えようね。

新曲『a kind of love』すごく良い曲だからみんな聴いて。

https://youtu.be/iK3U-SD24y0

追記:FC限定動画にアップされたFCイベント映像の後編がしんどい。『No More Cry』はやでよし。やっぱり超特急ボーカルは2人がいいな。コーイチより良い男なんていくらでもいるよ、たぶん。

2018-03-22

今度デビューするジャニーズ人達キャラ立ちが凄いからニワカが紹介するね

 KingPrince通称キンプリアニメアイドルと紛らわしいことで話題となった彼らについてです。

 私はコンサートに行ったりする熱心なファンではないのだけど、この人たち、あまり二次元も真っ青の濃いキャラ揃いなのでジュニア時代から存在は知っていました。

 AKB世間を巻き込んで未熟な少女アイドルに成長させていく手法なのに対して、ジャニーズジュニアと呼ばれるデビューの子たちを山ほど抱えて、そこから人気があったりスキルが高かったり社長お気に入りだったりする子をデビューさせるシステムです。

 立場不安定固定給も出ずいつ辞めてしまうかもわからないジュニアの子をなんとかしてデビューさせたいと熱心に応援するジュニアファンと、その声援を浴びながらなんとかしてデビューしたいと頑張るジュニアの子たちの中から、四年ぶり(関東だと七年ぶり)にやっと現れた待望のデビュー組、それがKingPrince。いわば生え抜きエリート蠱毒の勝者。現時点でファンクラブは既に十万人を突破しました。どれだけジュニア時代からファンがついていたかわかりますね。

 まず全員顔が良いので六人並ぶと圧が凄い。どこ見ても目が楽しい。この時点で二次元

 ただ彼らの真髄は、創作物でもそんなキャラいないぞ!?という類稀なるキャラクター性なのです。特にオタクの人にはとてもお勧めしたい。

 以下二次元オタク思考ファンとそうではないファン区別するため、二次元オタク思考ファンは『オタク』、それ以外は単に『ファン』と表記します(厳密に分けられるわけではないんですが二次元オタクキャラクター性を尊ぶ傾向がある)。

 岩橋玄樹 『姫』 メンバーカラーは濃いピンク

 実質ジュニア人気投票と言われるMyojo恋人にしたいジュニアランキング一位を史上初五連覇(赤西くんと山下くんは三連覇)。ジュニア随一の人気を誇る。

 彼のファン層は、おおまかにいうと岩橋くん超可愛いかっこいい最高という親衛隊タイプと、その意気やよし男性アイドル革命児となってくれというオタクタイプに分けられる。

 オタクタイプ人達岩橋くんの形容の仕方はとても面白いジャニサーの姫、女郎蜘蛛、女の敵系アイドル、と一見貶しているような言葉が並ぶが、しかしこれには深い感心と尊敬応援の心がこめられているのだ。あと別に誇張でもなんでもない。姫扱いされたい人や誰かを姫扱いしたい人はすぐに岩橋くんのことを調べてみるといい。凄いぞ。

 デビュー発表のときなど、「あのアマついにやりやがった」と快哉が上がったものだった。岩橋くんは物理的にも精神的にも女性ではないのだが、確かにアマと呼ばれうる人なのだ

 まず顔が美少女メンバー神宮寺くんと写った写真週刊誌広瀬すずちゃんとして掲載するほど(しかジャニーズと遊び歩くすずちゃんという内容で、全体的に突っ込みどころ満載である)。

 そして周り中の男からちやほやされている。凄く語弊がある言い方だとは思うがほかに言いようがない。ワイルド路線ジュニアからもうざがられるのではなく可愛い可愛いと言われてるあたり強い。

 そんな岩橋くんのことを嫌がるジュニアファンももちろんいる。彼がファンの前でするショーの一環でバク転を失敗した時、「リップクリームなんかぬって見た目ばっか気にしてるからだ」とバッシングされたらしい。それを知った岩橋くんは、次のショーで客の前でリップをぬって見せてからバク転した。どんなにお姫様扱いされても肝心のアイドルとしてのパフォーマンスでは負けん気根性を発揮し、自分の持つ可愛さという武器を十全に活用してジュニア戦国時代を駆け抜ける姿を見て、ファンは彼の頑張りに報いたいと思うのだ。

 なお、最近雑誌にて男性アイドルとしては珍しく、ファンのために一生結婚しない宣言をした。文字通りアイドル人生捧げている人である

 私服結構いかつかったりラップが好きだったり平気で虫を触ったり野球少年だったりするので、けしてか弱く見せようとしているわけではないのだが、振る舞いと周りの扱いが姫以外の何物でもなく、「あん女の子になりたかった」というファンもよく見かけるほど女子ドル感がある。

アイドル自覚があるプロアイドルや、可愛い自分をフル活用する子が好きな人向け。

 神宮寺勇太 『理想の彼氏』 イメージカラーターコイズブルー

 岩橋くんを姫たらしめた立役者。元々岩橋くんは気弱で腹痛持ちの放っておけなさを醸し出す少年だったとはいえ、今よりもっと地味だった。しか神宮寺くんとシンメになった辺りから段々花開いていったのだ。

 シンメとはシンメトリーの略で、歌う際対になる立ち位置につく二人のことを言う。キンキとか在りし日のKAT-TUN仁亀とかそんな感じ。

 基本的事務所が選んで組ませるのをファン勝手深読みしていくことが多かったようだが、神宮寺くんと岩橋くんはまだデビュー前の流動的な状態で自ら運命共同体としての意味付けをしていった。具体的に言うと、君たち二人シンメ解消ね、と上から言われたにも関わらず、考えた末離れなかった。そして絶対二人でデビューすると言い続けた。既にコンビで人気があったとはい結構な賭けである

 二人は対等な関係でありお互い支えになっているのだろう、ということはわかるのだが傍から見ると神宮寺くんがマジで滅茶苦茶に岩橋くんの世話を焼いている。

 衣装の早着替えのとき自分の分をいち早く済ませて岩橋くんの服を拾って着せてやり、ブレスレット邪魔になれば駆けつけて預かってやり、岩橋くんがスープを飲むときは器を持つ手に手を添え、喧嘩してスマホを投げつけ走り去った岩橋くんを律義に追いかけ、自販機の前で見つめられる度にジュースを買い、頭を洗ってやり、膝枕で耳掃除をし、店員に用がある時は代わりに行き、好物をあげるため店を二三軒回る。

岩橋くんのことをお嬢様だと思っていると言い、突然なんの脈絡もなくぷ~という渾名をつけられても受け入れ(岩橋くんいわく俺がつけた渾名からファンの人は呼んじゃ駄目)、からあげをスタッフにあげたら岩橋くんに「どうして僕の前でそういうことするの」となじられ(何故なら嫉妬するから)、喧嘩したときはだいたい神宮寺くんから折れる。ちなみに神宮寺くんは岩橋くんより年下だ。

 ここには書かないがそんなのBL漫画だって突飛過ぎて没にされるぞというレベルの話もあるし、私が知らないものを含めたら多分もっとある。このような言動ファンを混乱の渦に叩き込んだ神宮寺くんは、最終的に『国民彼氏』と呼ばれるようになった。

 ファンに対して王子様でいようとするアイドルはこれまでも何人かいたが、神宮寺くんは新しい形のアイドルだ。彼は岩橋くんの王子様なのである。もちろん神宮寺くんはファンに対しても紳士的に振る舞うけれど、ステージの上の人間と観客の間柄では限界がある。だがファン岩橋くんを甘やかしている神宮寺くんを見て、「はぁ素敵……こんな彼氏がいたら」とうっとりできるのだ。

 優しくて誠実で気が効いて紳士。そう思わせるのは嬉々として世話を焼く神宮寺くんの果てしない彼氏力もさることながら、岩橋くんの姫力も大きい。一歩間違えば神宮寺くんはパシリに見えかねない。でも相手はあの岩橋くんなのである。姫が甘やかされるのは当然だし姫に認められ頼られている神宮寺くんはそれだけの男なのだ

 この二人はそういう、物凄く完成された疑似恋愛関係を構築している。

 岩橋くんが姫として優秀なのは、彼は人にやらせっぱなしではなく端々で好意を見せ、しかもそれを心許した人にしかやらず、普段は人見知り気味だというところだ。あと誕生日に万単位の高価な贈り物をしたりするので貢がせてる感もない。

 クラスの人気者に見出された地味な女の子が垢ぬけていって「あれ?あいつ可愛くない?」と周りに気づかれる類のシンデレラストーリー少女漫画を見てる気分、と言っている人もいた。そういう楽しみ方もある。

 今でこそ理想の彼氏キャラで知られている神宮寺くんだが、元々ちょっと敏い程度の年相応の少年であり、それがあそこまで人を甘やかせる性格になったのは岩橋くんと過ごしてきたからこそだし、岩橋くんが姫として認知されるようになったのは神宮寺くんにかしずかれたおかげである。だから岩橋くんを好きな人神宮寺くんも好きになるしその逆も然り。

二人は代えがたい絆で運命を切り開いてきた良き同志なのだ

スパダリにきゃーきゃー言いたい人、優しさを感じたい人向け。

 岸優太 『好かれまくる人』 メンバーカラーは紫

 岸くんのファンは「岸くんを嫌いな人なんてこの世にいるのか?」と言う。

 岸くんのファンじゃない人も、岸くんを知るうちに結局は「岸くんを嫌いな人なんてこの世にいるのか?」と言うことになる。

 ジャニーズとか興味ないわーって男性も、六人の中なら誰がいい?と写真提示されたら大体岸くんを選ぶ。

 岸くんとはそういう人であるジャニーズ内でも異様に好かれている。先輩には可愛がられ後輩には慕われ同輩には執着される。なんか特殊能力レベルで人望があるのだ。

 しかも岸くん、ダンスも上手いし演技もできるし顔もよく見たら整ってるし予想外に声が甘くて歌も上手い。完璧なのでは?

 とはいえ岸くんは優等生キャラにはなれない。彼は愛されキャラだ。そしてそういう自分立ち位置を、多分わりと気に入っている。

 神宮寺くんと岩橋くんのシンメをじぐいわというのだけれど、岸くんの『じぐいわと俺』芸の哀愁と笑いを誘う絶妙の間といったらない(『うっかりカップルと同じ画面におさまるはめになって気まずい少年』みたいな写真が山ほどある)。

あれが笑いになるのは、岸くんがみんなに愛されているのは周知の事実であるということと、岸くんが自ら二人をセットにして『あまってる俺』を演出しがちだからだ(岸くん以外の人があまる場合おかしみが薄れ気の毒感が増す)。

 デビュー発表時荒れたファンもいたのだが(メンバーが前に組んでいたユニットデビューして欲しかったとか六人じゃなくて三人のくくりで出て欲しかったとかキンプリじゃなくて自分応援してるグループデビューして欲しかったとか色々あったのだ)、岸くんを責める人は一人もおらず、岸くんがデビューできたのは良かったけど、と言われていた。いるだけでありがたがられる貴重な人である

 ファン要望で仮のリーダーに決まったがこのまま岸くんで固定される気がする。

★ちゃらついてない男子、短髪男子好きな人向け(彼は真冬でも髪を切る)。

 平野紫耀 『王様』 メンバーカラー深紅

 人気一位は岩橋くんだがジュニアエース平野くんだった。社長スカウトしてきた誰もが認める天才。初期は本人の希望関西ジャニーズにいた。

 彼に関してはどれだけ言葉つくしても実際の映像には敵わない。

 すらりとしつつも筋肉バランスよくつき、甘いマスクでしなやかに舞い踊る様は王者の風格だが実は天然で抜けていて笑顔可愛い

 ――というような説明がわかりやすいが、こんなのはほとんど本質をついていない。

 オタク思考ファンが彼を見て思わず頭に浮かべてしまうのは『ヒモ』の二文字である。いや、平野くんは何も悪くない。彼がスキャンダルを起こしたとか女性にだらしない発言をしたとかそんなことは一切ない。ないのだが、時折見せる寂しげな笑みとか、人当たりはいいのにふらりと突然いなくなってしまいそうな感じとか、妙に達観してそうな雰囲気、仲がいい人はちゃんといるのに消えない孤高感、そういったものがあの高水準のアイドル性と合わさると尋常じゃなく人を惑わしそうな印象になるのだ……。周りが勝手に入れ込むタイプ

 山下智久くんを尊敬しているらしく頻繁に彼の歌を歌うのも捕まえられない魔性っぽさに拍車をかけている。魔性属性の人が魔性の女に溺れる曲(Crazy you)を歌っているのを観た時の衝撃といったらなかった。なにあの倒錯

 反面、生来のぶっ飛んだ天然っぷりと正しい受け答えのタイミング本能的に察知する勘の良さでバラエティにも向いている。

 色々な意味アイドルになってくれて良かったと神に感謝したい人。

★天然に振りまわされたい人、カリスマにひれ伏したい人向け。

 永瀬廉 『思春期等身大少年』 メンバーカラー漆黒

 周りが濃過ぎてわかり辛いが、綺麗で繊細な少年らしい不器用さを持つ人である平野くんと並んで関西ジャニーズから連れて来られた人材なだけあって熱心なファンが沢山ついている。

 ツンデレぎみだがツンした相手がしらっとすると慌てるとか、好きな人にはべたべたするとかちょいちょい可愛いエピソードがあるようだ。

 また、今時のスマートイケメンに見えるわりに愛が重い。神宮寺くんと仲良くなろうと思い立った彼は「親友になろう!」と申し出、親友はお互い隠しごとなんかしないのだから携帯の中身を見せあおうとして拒否されていた。人間関係好意が空回りしがちな感じがファン心を擽っているよう。

 好きな人に一直線でとにかく構いにいき構って貰おうとする様子がなんとなく見てとれるのだが、人選がことごとく同程度の愛を返してくれない人(平野くん:あしらいが上手い、玉森さん:ツン気質)で、妙にハラハラさせられる。最近は岸くんにじゃれていて、岸くんは一見ドライものの情が厚く普通に仲良さそうにしておりファンが喜んでいる模様。しかし岸くんは前述の通り異様に人に好かれる上に年代が近い子は結構割合ヤンデレっぽくなっていくのでこれはこれで大変そう。

 ……いや申し訳ないが永瀬くんに関しては特にニワカなので、詳しいファンの方いらっしゃったら彼の魅力語ってください。ハマれば深い沼な予感はする。

青春きらめきを感じたい人、関西弁が好きな人向け

 高橋海人 『マイペース弟』 メンバーカラーひまわりイエロー

 おそろしくダンスが上手く声が可愛く弟力が高い。

 顔立ち自体は愛くるしい系ではなくどことな中東系を思わせる浅黒くミステリアス風貌なのだが、あの顔と表情と声と仕草とを統合すると本当に可愛い。あちこちで可愛がられる天性の弟気質

 どのぐらい弟気質かというと、誰もに甘やかされる岩橋くんが甘やかすほど。

 元々やっていたのはヒップホップ系のダンスで、ダンス大会での優勝経験もある。ジャニーズに入ったものの違うジャンルダンスに戸惑い、しかも入所間もないのにセンターに抜擢され先輩ジュニアをバックに踊るという推されっぷりだったため過激派ジュニアファンバッシングされ相当辛かったようだが、仲のいい人ができたり先輩に助言を貰ったりして、徐々に馴染んでいった。今ではにこにこアイドルスマイル可愛い曲を歌ってくれるし、キレのいいダンスでかっこいい曲も踊ってくれる。

 このグループメンバーカラー、全て自称で、「深紅」漆黒」辺りのほどよい中二感はおそらく笑いどころとして提示されたものと思われるが(とはいえ顔がいいので普通に似合う)、その流れで「ひまわりイエロー」と言い放った高橋くんのアイドル的発想力は目を見張るものがある。

 当初の苦労の反動グループへの帰属意識が強く、超人アイドル平野くんに永瀬くんが複雑な思いを抱えていた頃(関西時代の永瀬くんは無邪気に平野くん大好きっ子だったようだが成長に合わせて変化したのは無理もない)、海人くんが仲を取り持つような形になった。

 ぱっと見で濃い顔が苦手と思った人も大丈夫。彼のファン、大体「元々好きなのは○○くん(白くて淡白な顔)なのに何故か海人くんは滅茶苦茶可愛いしかっこいいと思う」って言ってるからギャップで殺すタイプ

可愛い弟を愛でつつ垣間見える男っぽさにどきっとしたい人、かっこいいダンスが見たい人向け。

 長くなったけどこんな感じです!

 細かいエピソードとかはファンの方のブログツイッター確認してね。

 私はちゃんと追ってるわけではないのでミスがあったらごめんなさい。指摘くれれば訂正します。

 デビューしてないジュニアの子たちも個性的で素敵だぞ!(だからこそ長きにわたりジュニア戦国時代が繰り広げられてきたんです……)

 あとじぐいわは軽率に「わー男の子たちが仲良いの好きー」と思って情報を漁ってると段々脳が溶けていくというか思ってた以上の真剣さと重さと狂気に圧倒されます青春を全部、なれる確証のないアイドル道への切符に突っ込む人達非凡さと覚悟を舐めてはいけない。

 最後一言

 アイドルプロ意識を持っていて、かつこれから活躍することが決定しているアイドル応援するの、とても気持ちが楽なので、疲れてる方にお勧めです。

2017-08-29

この世界は捨てたもんじゃない。

どうしても今のこの気持ちが抑えきれず、文章として書き起こすことにしました。

にわかハロヲタ駄文ですが、お付き合いいただければと思います

まずは今日に至るまでの説明を。

忘れもしない7月25日

その日は僕が好きなハロー!プロジェクトグループJuice=Juice」が吉祥寺ライブハウスコンサートをする日でした。

5月に行ったコンサートのあと、ハロプロ全体で新体制として色々な変動がありました。

Juiceには2人の新メンバーが入り、元々の5人グループから7人グループへと変わりました。

そして僕は吉祥寺で初めて7人体制になったJuiceコンサートを見る・・・

はず、でした。

その日の昼頃、ハロプロ公式サイト更新された「宮本佳林に関するお知らせ」というタイトルニュース

宮本佳林(みやもとかりん)ちゃんは僕がJuiceで一番好きなメンバー、いわゆる推しメンです。

何事かと思い記事を開き、そこに書かれていた文章を見て呆然しました。

宮本佳林機能発声障害と診断されました。

 医師との相談の結果、声を出す必要のある仕事を全てお休みさせて頂く事になりました。」

物々しいその病名に、僕はただ不安を掻き立てられました。

発表の数日前から開催されていたハロコン(ハロプロ全体の合同コンサート)の時点で、佳林ちゃんは喉の不調により歌唱には参加せず

ダンスパフォーマンスのみの参加という状態でした。

いたこともない病名、これから行くはずだったコンサートに佳林ちゃんがいない事実

吉祥寺に向かう電車の中で、僕の脳内はぐちゃぐちゃでした。

そうして気がつけばコンサート開始十数分前。

他のメンバーの開演前アナウンスでも、佳林ちゃんの休業についてお知らせがされていました。

佳林ちゃんがいないのはとても寂しかったですが、Juiceの全員が好きな自分としては楽しまなきゃと思い、その場は考えないようにしていました。

開演を待つ中、スマホの電源を切る前にTwitterを覗くと佳林ちゃんがブログ更新していました。

その内容は、

お仕事を休んでしまい、ファンの期待を裏切ってしまったこと、

7人体制になって間もない単独コンサートに参加できなかったこと、

メンバースタッフ迷惑心配をかけてしまったこと、

ごめんなさい、ごめんなさいと、本当に悔しそうで、辛そうでした。

それでも彼女は前を向いていました。

焦らずにしっかりと治してまた帰ってきますと、力強い決意をしていました。

このブログを読んで、沈んでいた気持ちがぱあっと明るくなりました。

休業すること、声が出ないこと、一番辛いのは佳林ちゃん本人で。

でもそんな佳林ちゃんが前向きでいるのだから僕が落ち込んでる暇なんてないと、そう気づかされました。

そして自分にできることは、佳林ちゃんが帰ってくる場所で今まで通り、今まで以上に応援することだと思いました。

その日のコンサートは全力で声を出して、全力で紫(佳林ちゃんのメンバーカラー)のペンライトを振りました。

それから佳林ちゃんは毎日のようにブログ更新してくれました。

声が出せないならブログファンの皆さんに届けたいという彼女の思いやりに胸を打たれました。

そして僕も、今まで頑なにしてこなかったブログへのコメントをするようになりました。

佳林ちゃんが帰ってくるまで書いてくれた記事には必ずコメントをしようという、ちょっとした願掛けのような気持ちでした。

そうしてあっという間に1ヶ月が経ち、8月28日

再びハロプロ公式サイトに「宮本佳林に関するお知らせ」の文字が現れました。

一抹の不安を覚えながら、リンクを開きました。

現在回復状態を見て、8月31日コンサートから出演することになりました。」

気がつくと涙が溢れていました。

機能発声障害についても素人ながら色々と調べて、長期の休業になるであろうという覚悟をしていた矢先の嬉しいニュースでした。

すぐに佳林ちゃん自身ブログでも発表があり、そこに彼女の思いも綴られていました。

声が出せない恐怖、周りに迷惑をかけてしまっている自分、色々な悩みがあったそうです。

それでも温かい周りの人たち、ファンからの励ましのコメントに支えられたと言っていました。

ブログコメントをするくらいしか自分にはできないと思って、ひたすらに書き残してきたことが

少しでも佳林ちゃんの励みになっていたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

不安や恐怖に心を折られて、そのままやめてしまってもおかしくない状況だったと思います

それでも佳林ちゃんは、絶対に戻ってきたいと強く願ってくれたんです。

佳林ちゃん、戻りたいと思っていてくれてありがとう

Juice=Juiceを好きでいさせてくれてありがとう

宮本佳林」でいてくれて、ありがとう


宮本佳林さん、復帰おめでとうございます

2017-02-27

オタクだけど「推しの色」という感覚が分からない

2次元アイドルも嗜むタイプオタクです。

どっちも10年以上好き。


好きなキャラアイドル)のメンバーカラーというもの存在する。

今好きなアニメキャラカラーは紫。アイドルの方は赤。

でも自分自身特にこの色にこだわりがない。


2次元の方は二次創作もしていて、カラーイラストもよく描くけど、

日常生活の中で紫色赤色を見てもなんにも思わない。

キャラアイドルのことに関連付けて記憶が蘇ったりもしない。

さすがにアニメOPとかアイドルの歌ってる音楽とか聞けば蘇るけど。


今日ツイッターで好きなアイドルに会うために、推しメンカラー洋服を買ったという実録漫画が流れてきた。

えっと思った。

そんなこと考えたこともなかった。

自分が好きなアイドル握手したこともあるし、コンサートにも何度も行ってるけど、

メンバーカラー洋服を着るという発想が今まで全くなかった。

びっくりした。



アニメ関連の方だけツイッターをやっているけど、

そういえばみんな小物を買うとき、これ◯◯くんの色〜とか、2色並べて△◯カラー!とかやってる気がする。(後者カップリング

作中には星が登場するからモチーフの小物を買ってる人もよく見る。

ふーんと思って見ている。


その小物が、モチーフが、色が、自分の中では好きなキャラに一切繋がらないのだ。

紫のピアスはただの紫のピアスだし、星のついたポーチはただの星のついたポーチしかない。

それ以上でもそれ以下でもない。


洋服自分の好きな色を着る。小物も自分の好きなものを買う。



日常アニメ日常アイドルを結びつけることが苦手なのかもしれないと今思った。

アニメアイドルといった夢のような非現実世界が、

自分のどうでもいいどこにでもある下らなくて普通日常世界と繋がっていると思いたくない。



でも推しの色を見てはしゃぐ子たちが少し羨ましい。

その感覚を手に入れたいような入れたくないような。


そういえば自分には友達がいない。

友達がいれば、アニメアイドルといった世界は非現実の夢の世界ではなく

楽しく共有できる自分自身の輝かしい日常の一部になるのだろうか?


今の自分には分からない。

2016-12-06

ARASHI LIVE TOUR Are You Happy? 京セラドーム大阪12/3 MC MADE紹介

LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy? 12/3京セラドーム大阪公演MCにて、ジャニーズJr.ユニットMADEステージ上で紹介されました。

必死メモをとり、解読してまとめましたので(自分の字を読み取るのに時間がかかった・・・)、よろしければどうぞ。

もうTwitterでも散々出回ってると思いますが。

ニュアンス含みますのでご了承ください。少しでも多くのMADE担に届け!

ベスアQRコードのくだりが終わり(これも涙が出るほどおもしろかった)、

松本ペットボトルでしゃべろうとした」

櫻井「昔ペットボトルでしゃ・・いや、マイク飲もうとしたことある

というハイハイ翔潤翔潤案件に気をとられていたところ。

松本「えー、今回ですね、ジャニーズJr.たくさん出てくれているんですが、今日はそのうちのMADEをみなさんにご紹介したいなと思っております。だいぶ長いことついてくれている」

わたし「<●><●>カッ」

櫻井二宮相葉「長いよね~」

松本「じゃあ、MADEのみなさんいらっしゃーい」

MADE「失礼しま~す」正面より出てくる。礼儀正しさ百点満点。

嵐・客席拍手。下手より冨岡・秋山・福士・稲葉の順に並ぶ。

嵐「かわいい」「かわいいな」「色違いでね」

口々にかわいい連呼Power of the ParadiseのJr.衣装をほめている様子。

冨岡(黄色)・秋山(赤)・福士(青)・稲葉(緑)と、メンバーカラーリボンをつけていました。

ちなみにこの日の曲中は秋山冨岡(赤)・稲葉福士(青)でした。終わって誰かにメンカラのものを借りたかと思うとかわいくて頭抱える。

とみけんといなぴは誰に借りたの?教えて?

【参考】12/3パワパラJr.カラー黄色山本・林・影山・福本)緑(幸大・基・岸1)自信はないけど。。

誰に借りたっていう妄想で30分はあっという間にいくね。

松本「なんで君たちのなかにはいないんだ!」ぉこ。

二宮櫻井あたりが「一人足りないからね、すみませんねぇ、4人だから」とフォロー。そこはMADEが行って欲しかった笑。

櫻井「でもずーっと僕らについてくれていますね。みなさんどうぞよろしくお願いします。ちょっとじゃあそれぞれ自己紹介お願いします」

二宮はい」←なんでニノはい?ってメモが残ってたから間違いなく言ってる。

冨岡「はじめましてMADEアクロバット担当冨岡健翔です!よろしくお願いします!」

秋山はじめまして。えーっと、僕は嵐のファーストコンサートを見て、ジャニーズ事務所に入ろうと決めました。今、夢が叶っております秋山大河です!」(突然の夢が叶っておりますに「?」のメモ笑。)

福士「MADEのなかで、一番顔面がうるさい眼力担当の福士申樹です。よろしくお願いします!」嵐客席ざわざわ。

稲葉はい100人乗っても~?大丈夫―!MADEリーダー稲葉光です!」(ほんとに突然100人~言い出すし、大丈夫~を自分マイク通して言っちゃった。自己完結。)

二宮全然流行ってねーじゃねーかコレ」

大野「誰も言ってなかったぞ」

稲葉「みなさん、流行らせてくださいよろしくお願いします!」

実際はちらほら全力の「大丈夫」が聞こえてきたか安心してください

そして二宮くん大野くんツッコミありがとうツッコミのおかげでウケました。

再度(MADEがバックについてくれて)長いよねって話になり、

櫻井「俺らについてどれくらいになるの?ざっくり」

秋山「えっと、初めてツアーについたのが5×10ときなので、2009年ですね。7年。」

みんな拍手

二宮歴史があるんだな」

松本だってツアーになるとね、MADEに会って、安定感のあるMADEのチームプレーが見れますし」

安定感!!だって!!!ありがとうございます!!!

そして尊敬する先輩の話へ。

松本「じゃあ聞いちゃいますか」

二宮年収ですか?」

松本「なんで先輩が後輩に年収聞かないといけないの」

二宮くん、やめて、振り込みたくなるから(最高)。

松本「昨日ね、Jr.のみんなとご飯食べに行ったの。俺はニノリーダーと近かったんだけど、ずーっとこっち側Jr.子に好きな、尊敬する先輩は誰みたいな話をしてて。まぁいろんな話を聞いて。じゃあ聞いてみよう!」

二宮「これは素直にね?」

櫻井「嵐じゃなくてもいいんだよ。あ、お父さんとかは無しね」

冨岡「僕が尊敬する先輩は少年隊錦織一清さんです。」

松本「なぜ?」

櫻井「お会いする機会あった?」

冨岡「先月、いやもう先々月ですね。10月ABC座っていう舞台やらせいただきまして、そのとき演出錦織一清さんで。あと僕らMADEとして2008年PLAYZONEファイナルにつかせていただいたご縁もありまして、そのときからですね、実は」

秋山「僕はやっぱりこの事務所に入ったきっかけになった嵐さんが本当に大好きです」

客席拍手

秋山「あとは今でもすごくお世話になっているNEWSさんだったり」

松本「まぁまぁでもさ、NEWSも4人いるし、嵐も5人いるわけじゃん?」

二宮「強いてでしょ?あえて」

松本「強いて、みんななんだけど、一人しか選べないとしたら?」(怖い)

秋山「僕はファーストコンサートとき相葉くんのうちわを持っていたので相葉くんです。」

二宮「へー、相葉くんのドラマ映画・歌・踊りではなく、うちわを持っていたから」

TOP怖いよ~~~~大河逃げて~~~~~

相葉「そこ掘るところじゃないから」(優しい)

福士「僕はその、嵐さんに思い入れがすごいありまして、初めての嵐さんドームコンサートに初めて出させてもらったんです、10年くらい前なんですけど、自分が入ってすぐの年だった」

松本ジャニーズJr.としてコンサートに出た初めてのものが嵐だったと」(ちょっと申樹のしゃべり方がやばくて伝わりづらく、言い直してもらってましたw)

福士「はい、嵐さんの東京、あ、京セラドームだったんですけど、それがすごい印象に残って、かぶってしまうんですけど、嵐のみなさん、が、ずっと変わらず尊敬しています」(句読点位置やばい

嵐がかぶってる?に反応。まだかぶってないよ!とやいのやいの。

二宮「あえてだよ」一人に絞ろうとするニノ

福士「二宮くんです。尊敬する理由としてはですね、去年の打ち上げときにも二宮くんってことに・・・

相葉「ってことに」

二宮「おいアイツなんだよ」

福士「やっぱり天才だなって思ってて、なんでも器用にこなすところがすごい、自分にはないところなので、すごい尊敬しています。これからもよろしくお願いします」

二宮「よろしくね」とってもニヤニヤしている二宮くん。

じゃあ最後は。

相葉100人乗っても、ね」

稲葉はい、僕は櫻井翔くんが」

櫻井「お!うそ、ほんと?」

大野「お前早いな、もうちょっと溜めろよ。な?全然見えてない、俺をスルーしていっただろ。(やいのやいの)もういいよ。」ひとしきり突っ込んで満足げな大野さん。

櫻井「うれしいね

稲葉「僕たちMADEとして、T.A.B.O.Oのときから翔くんソロにつかせていただいてるんです。それで翔くんソロのリハのとき、いっつもお弁当差し入れしてくれるんです」

二宮相葉「え~、それ~~!?釣ってんなぁ!」

MADEありがとうございまーっす」一礼

櫻井「俺が物で釣ったみてーになる!!」

釣ってる釣ってるとギャンギャン騒ぐ嵐の4人。

櫻井「あのー、俺がソロときいつも大変なことお願いして時間かかるから、夜メシ食う時間いから、俺が入る前弁当発注してその間に食べといてって言って、でソロリハーサルはじめるの。だからそれで、みたいな空気なっちゃってるから・・・じゃあいいよ、また買うよ。」

MADEありがとうございまーっす!!!!!」何度も頭ペコペコ。

松本「えー、ということで。今回ツアー最後までついてもらってますMADEのみなさんどうぞ覚えて帰ってください」

MADEありがとうございましたー!よろしくお願いしますー!!」

こんな感じでした。ほんとニュアンス

今年はMADEマイク持ってしゃべる機会が例年よりたくさんあって、嬉しいですね。

残り名古屋東京福岡まで、全力で駆け抜けていってください。

他のJr.や、札幌では短かった宇宙Sixもまた、紹介してもらう機会がありますように。

2015-05-11

ジャニヲタだった私が女性アイドルに「認知」を求めるまでの話

一年少し前、とある女性アイドルを好きになった。

一応ぼかしておくと、AKBでも、ももクロでもなく、地下アイドルから人気が出て武道館をやれるステージグループだ。

過去はよくあった接触イベントも、人気の高まりからか減りつつある。

(というと、おおよそ絞れると思うが)

ふとネットでその女性アイドル名をググり、気がついたらYoutube公式非公式わずライブ動画を繰り返し見まくっていた。

すぐにアルバムを買って、何度も何度も聞いた。

やがて女性アイドルには「接触」イベントがあり、相手から認知」されることもあると知った。

もちろんその前からAKB握手会なるものがあるのは知っていたけれど、それで「認知」なんて馬鹿じゃないのと思っていた。

私は10年ぐらいジャニヲタをやっている。

ジャニーズからしたら認知なんてもの基本的にありえない。(いや、追っかけとかオリキとかっていうのは置いといて)

ついでに言うと目が合ったっていうのもありえないと思っている。

けれどコンサートに行って自分担当であるメンバーに手を振ってもらえたらとても嬉しい。

だけどそれは「ファンサービスなのだ

規定に反しない、Twitterで叩かれないようにと考え、それでもどうにか目立つように作ったうちわを振り、タイミング見計らって、名前コールして手を振る。

そこで向こうが手を振ってくれる。

私にだけではなく、私の周辺のファンに向かって、あくまでもサービスの一環として。

それで「今日ファンサもらえたラッキー!」て喜ぶのだ。

ところが女性アイドル現場では、この現象を「レス」と呼んでいた。

衝撃だった。自分がしたことに対する返事なのだという。

いやいやただのファンサービスだろ、と思っていた。その当時は。

だが女性アイドル現場に行ってみたら、状況は違った。

もちろんCDチケット代というお金が発生しているものに対するサービスのはずなのに、それを超えての「レス」と感じられる反応が返ってくるのだ。

しかもその先にあるのは認知だ。

驚くことにメンバーTwitterでリプをくれるファンを認知していた。

初めて接触イベントに参加した時、当日の朝にメンバーに「こんな服装で行くよ!」とリプを送った。推しの色を身につけたのだ。

私としては、「あなたの事がこんなに好きです」という気持ちを表すための行動だった。

ジャニヲタの時には手作りうちわを作ったりメンバーカラーのものを身につけたりするのと一緒だった。

ところが、いざ接触の時、メンバーは「ツイッターでリプくれたね!」と言ってくれたのだ。

しかった。

と同時に、「ファンである自分アイドル本人に認識された」という、信じられない出来事に震えるしかなかった。

しか結構しゃべれる。ドルヲタさんからしたら短いかもしれないけれど、ジャニヲタ接触イベント流しそうめんかってぐらいに高速はがしされたことがあるので、あんなにちゃんとまともな会話ができるなんて信じられない。

その後も2回ほど接触イベントに行ったが、ツイッター認知というか、私のリプで覚えてくれたという感じだった。

だがもはや私は、それだけで満足する体ではなくなってしまった。

次の目標は、私が名乗らずとも推しの方から私の名前を呼んでもらって、認知されることだ。

認知」された後、次は何を目指すのだろう。

認知」されても、それは覚えてもらっただけだ。

ツイッターは他のファンの動向も丸わかりだから、私の推しにめちゃくちゃレスもらった会話のレポがいくつも読めたり、認知もらってる人たちがすぐ見える。

それに対して、どうして私はああなれないのだろう、と悲しくなる。

現場を増やして、接触に参加して、「認知」されても、次はこの嫉妬ループが続くんじゃないだろうか。

最初は、ただ好きなだけのはずだった。

なのにどうして彼女に「認知」を求めるようになったんだろう。

私だけの「レス」が欲しいって思うようになったんだろう。

これが沼なのか。闇なのか。もう既に病みなのか。

それでも私は、彼女に「認知」されたい。

こちらから名乗るよりも早く、満面の笑みで「●●ちゃん」と私の名前を呼んでほしい。

 
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