ナイジェリア・カドゥナ州ツドゥンビリ村で、軍の誤爆による死者を悼む女性(2023年12月4日撮影)。(c)STRINGER / AFPTV / AFP 【12月5日 AFP】ナイジェリア北西部カドゥナ(Kaduna)州で3日、軍の無人機が村を誤爆し、少なくとも85人が死亡した。これを受けてボラ・ティヌブ(Bola Tinubu)大統領は5日、調査を命じた。 軍は、武装勢力を狙っていた無人機の一つがツドゥンビリ(Tudun Biri)村を誤爆したと認めた。ただし、死傷者数は公表していない。 国家緊急事態管理庁(NEMA)は、「これまでに85人が埋葬され、捜索活動が依然続いているとの報告を地元当局から受けた」と発表。さらに66人が負傷し、病院で手当てを受けているという。 村ではこの日、イスラム教の祭りが行われており、犠牲者の多くが女性や子ども、高齢者だったとされる。 ナイジェリアの北西・北東部