露サンクトペテルブルク(St. Petersburg)駅のホームに入った高速列車「サプサン(Sapsan)」(2009年12月18日撮影)。(c)AFP/KIRILL KUDRYAVTSEV 【4月27日 AFP】モスクワ(Moscow)-サンクトペテルブルク(St. Petersburg)間を3時間45分で結ぶ、ロシア初の高速列車「サプサン(Sapsan)」。昨年12月の運行開始以来、裕福な通勤客にはおおむね好評だが、沿線住民からは投石などの嫌がらせを受けるほどまでに嫌われている。 ロシア鉄道(Russian Railways、RDZ)によると、サプサンに不満をもつ住民らによる攻撃は、これまでに少なくとも14件発生しており、投石などのほかに銃撃までも発生しているという。 今年1月には、トベリ(Tver)地域のある村で、氷の塊がサプサンに投げつけられ、窓ガラスが割れる事件があった。氷を投げ